マサミチさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

マサミチ

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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

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レイ・チャールズ、アレサ・フランクリンを始めとしたR&Bのスーパースター、スーパープレイヤーからスピルバーグまで豪華客演もさることながら、それらが浮き上がることなくきちんとストーリーの流れに溶け込ませ>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

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CG技術で描かれたアフリカの大地と多くの動物キャラたちの圧倒的にリアルな映像の凄さは認める。

しかし裏を返せば、それだけの技術博覧会みたいな作品。

元々のアニメーションのライオンキングにはアニメー
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

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この映画に最初から質的な面は求めないし、とにかくド派手にテンポ良く、適度にラップを流してオシャレに見た目重視なシリーズだから、観終わった後に何にも残らへん!なんてほざくのがヤボ、でも云うぞ、何にも残ら>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

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いやァ、見応えあった。

未だ大艦巨砲主義に縛られた海軍幹部陣の浅はかな巨大戦艦建設案の見積もり費用の嘘を暴くため、山本五十六にスカウトされた数学の若き天才。

彼を中心に、見栄や虚栄心に囚われた愚か
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まず3DCGアニメーションの飛躍的な技術進歩に目を見張った。

四半世紀前の第1作とは比較にならない、一瞬実写か!?と勘違いしたほど。

内容的には、完璧なフィニッシュを決めた第3作の続編を無理矢理作
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

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再見した。もう(2019年現在)18年も前の作品か。

当時ほとんど無名だった妻夫木聡や玉木宏が今や日本映画界の立派な中堅俳優として活躍してるのを考えると、彼らのまだ初々しかった姿を記録しただけでも意
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

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なんとも終始生真面目な展開のドイツの社会派復讐物。

ただし日本も移民受け入れで近い将来的には決して他国の事ととは云えなくなる、かも。

かも。で出来れば終わってほしいが、それほど世の中甘くはないわけ
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この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

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ポエティックな邦題からスピナチュラルな内容かと勝手に思ってジャケ借りしたら、なんとも普通に普通なアメリカの田舎町のちょいとした美談、って感じ。

サンダンス映画祭で評判になった作品って今までも幾つか観
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

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これは芸達者二人のお芝居のやり取りを存分に楽しめるように作られた脚本やね。

スタンド・バイ・ミーでは少年たちの思春期の通過儀礼を描いたロブ・ライナー監督が、これでは人生の終活での様々な通過儀礼を描い
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バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

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自分は男性には珍しくクルマとかバイクとかほとんど興味ないし、ましてや暴走行為を楽しむ人らの気持ちなんか欠片も分かりません。

よって何の理由付けもないこの映画の主人公の生き様がアホにしか映らなくて。
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

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この作品が戦後22年後に作られてる点に着目したい。

現在(2019)から振り返ったら、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件辺りの感覚に近いか。

つまり、まだまだ生々しい記憶が残ってる世代が多く存命し
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アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

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この映画みたいに、会社をリタイアした人で奥さんに先立たれた男の人知ってるけど、息子二人は独立して親父放ったらかしやって。

食事とかどうしてるんですか?聞いたら、朝食は毎日吉野家とかすき家の朝定食やっ
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マスク(1984年製作の映画)

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ライオン病とゆう顔が肥大化する奇病を持った少年の実話。

正直、エレファントマンよりこっちの方が好きなんよね。

主人公の少年が恋するローラ・ダーン演じる盲目の少女が出てくるのだが、生まれつき目が見え
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私の叔父さん(2012年製作の映画)

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泣ける短編小説として有名な連城三紀彦の原作は昔から大好きなんだが、恐らくいろんな人が映画化を狙っていたと思う。

それくらい良い小説だが、しかしこの映像化はなんともあっさりして地味に作ってしまった感じ
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

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大雑把な見方だが、初期の矢口史靖はネガティブさがウリになっていたな。(【ウォーターボーイズ】以降はポジティブさがウリになり、その二つの持ち味が上手い具合に合わさったのが快作であり、最新作の【ダンスウィ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

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家庭を顧みず、妻と娘にも愛想を尽かされた人生を送ってきた老人が軽い気持ちで始めたヤクの運び屋。

実話だそうだがイーストウッド御大が飄々と、時には楽しそうに演じてる雰囲気が伝わってくる。

「100歳
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

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ちょっとこの姉ちゃん、あまりにも強すぎて後半はほとんどギャグやったわ。

ストーリーは馬鹿らしいほど単純でさほど深みはなかったけど、アベンジャーズ誕生前夜の話としてはシリーズ追っかけて観てきた人には必
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殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

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脚本も演出も予定調和過ぎてあまり好きになれない。

いくら町を救う為とはいえ、金の絡んだ下世話な計画な訳だから、基本的に善良な人間しか出てこないのが納得いかない。

実話とは云うが、後世に伝えられてる
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来る(2018年製作の映画)

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好きな人は好きみたいだが、自分には何が面白いのか全く分からなかった。

ショッキングなシーンのインパクトはあるが、全体として話がイマイチ掴めない。

むしろ前半と後半でガラリと変わるキャラの二面性の方
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劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

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自分は厳密にはマジンガーZ世代ではないのだが、それでも再放送で観てたし、夏休みにテレビ放送で観た【マジンガーZ対暗黒大将軍】のクライマックスの胸熱の怒涛の展開には震えたものだ。

そんなこんなでこの新
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

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大して期待せずに観たのが良かったのか、結構面白かった。

最初の旧X-MENシリーズの記憶がまだあるせいか、ミスティークが味方側にいるのに違和感あったり、キャラの位置関係がいまいち掴みづらかったこの新
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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う〜ん、面白くない。

ヒーロー物としても青春ドラマとしても非常にバランス良く作られていたサム・ライミ版を否定する事をまるで意図しているかのようだ。

特殊能力を持ってしまった普通のティーンエイジャー
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亡国のイージス(2005年製作の映画)

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あの超ド級にべらぼうな面白さの原作をどうしてこうもつまらなく出来るのか?

如月行のキャスティングは仕方ないが、仙石伍長が真田広之なのは全然イメージと違う。

そもそもアクション超大作を目指すつもりが
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少年時代(1990年製作の映画)

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井上陽水の名曲「少年時代」は元々この映画の主題歌だったんですよ。

戦時中の疎開先の田舎の小学校で東京出身の主人公の少年はガキ大将らにいじめられるんだが、このガキ大将は主人公と二人きりの時は仲良くする
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

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役所をリストラされた男が、自分を殺してくれと殺し屋を雇うストーリー。

小津安二郎を敬愛してる事でも有名なフィンランドの名匠アキ・カウリスマキ独特のオフビートなノリが最高で、これを観て一気にファンにな
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

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誠に恥ずかしながら今まで未見だったのを、こちらで相互フォローしてる方のレビューを見て初鑑賞。

中盤の流れは少々ダレるが、最後のシークエンスには心底胸打たれた。

ベルリンの壁崩壊のニュースはリアルタ
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ロケッティア(1991年製作の映画)

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これなァ・・・設定も良く、キャスティングも良く、面白くなる要素をこれだけ揃えておいて、何故か大して盛り上がらずに終わった何とも奇妙な映画。

予告編が良く出来ていて期待して観に行ったんだが。

でも何
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ダニエルばあちゃん(1990年製作の映画)

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むちゃくちゃ性格悪いおばあちゃんの起こす騒動を描いたフランス映画。

省略のよく効いた編集のテンポが上手くて、小屋は笑いに包まれてた記憶がある。

こうゆう佳品が忘れ去られてしまうのは惜しい。

ソフ
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ジャッジメント・ナイト(1993年製作の映画)

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期待せずに観たら意外や意外に面白かった記憶がある。

圧倒的不利な状況に陥った主人公らが、成り行き上闘わざるを得なくなるプロットが良く出来てるB級サスペンスの掘り出し物。

47RONIN(2013年製作の映画)

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噂に違わぬ珍作やわ。

もうこれ観たらお口直ししたくて次の日に大映の忠臣蔵の映画をすぐに借りたくらい。

まァ、日本人俳優を中心にキャスティングしてる所は【SAYURI】と比べて誠意は伝わるが。

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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

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なんやろ・・・24時間テレビの感動押し付けVTRを延々と見せられてる感覚に近いとゆうか。

所々に入る回想シーンが流れを逐一寸断していく。

観ていてこんなにイライラした作品もあまりない。

最後まで
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

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アメリカの必殺仕事人かいな。

アクション場面に逐一インサートされるスローモーションがウザい。

ストーリーは一応ヒネリがあるが、もうひとヒネリなんとかならなかったか?

弾道曲げなどマンガチックな描
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

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実話を元にした、優等生的作りの作品。

でも何か引っ掛かるモノがない。

エニグマ解読で多くの兵を救ったとナレーションがあるが、救えたはずの命の重さをどこまで彼は抱えていたのか。

天才変人の苦悩の重
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

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回想場面が多くてクドいのと、監督が元々ドラマの演出家なのでそのクセなのだろうが、映画としての佇まいとゆうか落ち着きがなくキャラが喋りすぎ。

見せるカットと見せないカットの整理が上手く出来てない印象を
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チェンジング・レーン(2002年製作の映画)

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強引な車線変更による追突事故が、住む世界がまるで違う二人の人生を交錯させる、とゆうプロットが巧みなサスペンス映画の逸品。

キリスト教色が隠しテーマ的に使われてる事に改めて気づく。

不運が憎しみを生
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

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タイトル以上の中身はあまり感じなかった。

真相よりもそこへ行き着くまでのエモーショナルな感情の流れを重視したホンなので、ハリウッド映画風の謎解きサスペンスを期待すると裏切られるかもしれない。

ビミ
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