海老川さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

海老川

海老川

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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.8

事前情報の遮断推奨系。

お見事な構成と予想の難しさ。
露骨に回収しなくても、そういえば!と気付ける伏線のバランスがニクい🚗

序盤のダラダラは確かに退屈だけど構成上仕方ないかな、大きくドンパチ盛り上
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コロニア(2015年製作の映画)

3.2

コロニア・ダグトリオ

信じて農業コミュニティに送り出した彼女がシリーズ。
こういう施設が成立しちゃうとこがすげえよなあ。宗教無敵。

【スポットライト 世紀のスクープ】の聖職者共といい、なんで少年な
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恐怖(1961年製作の映画)

3.5

恐怖(直球)

おもしろーい!!
ミステリとして楽しい!ホラーとしても撮り方が不安を煽る!ジャケットデザインもうちょっと頑張れよ!!!
(ネタバレとか余計な情報与えなくて監督がこの1つのデザインしか作
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.4

このジャケットでコメディだったのかよ、、

全然エンドロールに注視してなかったので観終わって調べてからこの映画がアレであったことを知りました。反省。

ナルホド狂言誘拐モノってことで。そう考えたら全て
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.4

カトリック司祭たちの教会ぐるみでの児童性的虐待隠蔽をジャーナリストが暴くまでの実話作品。

4万6千人居る司祭のうちの6%が性犯罪者だったそうな。調べたらどんどん増えとる。
変態!変態!と糾弾するより
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

とんでもないものを観たな。

ネタバレ無しじゃ何も書けねえ🎥
とにかく劇場で、一緒に観に行った人や他のお客さんの反応を、空気を、全身で共有して唯一無二の多幸感を味わってくれ。
まったく新しい映画体験が
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

3.5

👏👏👏
発想とゴリ押しに拍手。

予告とかあらすじ封印して観るべきのクリスマスホラー。

全体的な構成というかネタ自体は序盤に判明するんだけど、その時の衝撃よ。声出して笑った。お見事。
その後も退屈し
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サウルの息子(2015年製作の映画)

2.6

ゾンダーコマンドなるものの映画。
アウシュビッツ囚人で構成される特殊部隊。死体処理をしていた主人公さん、自分の息子と思われる子どもの死体に出逢い、ちゃんと埋葬してやるために奔走する。

珍しいカメラワ
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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

3.8

千鳥ノブ「どういう映画!?」

前半後半で全く異なる様相を見せるタランティーノ脚本作品。演者としても出てます。アタマ弱い性犯罪者、ハマり役だなおい。その兄貴がジョージクルーニー、最高に熱くてクールな役
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.0

ハマれず。これまで観たウェスアンダーソン作品と違って深すぎる。どういう心情で各人がそれぞれの言動に至ってるのか考えるのに忙しい。
考えずに楽しむには映画自体の動きも少なかった印象。

だからこそ喧嘩と
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

おもろいおもろい!
ループもののスラッシャー。
謎の殺人鬼に何度も殺され何度も同じ日を廻る系。

構成はそりゃどうしてもベタになるけど、死ぬのに慣れ出してくるとことか絶妙にコミカルで楽しい。ミスリード
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.5

おっどこれは中々面白い。
死んだ人が視える系主人公。
そんなキャラには珍しく周りからの信頼もある武闘派。性格も良いときた。そらこんだけ可愛い彼女おるよな(マジで可愛い)。

死者のついでに惨劇を好む化
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.8

2016年の10月に1と2を鑑賞。なんで2年近く温めといたんだよ3作一気見しとけよ。

こんだけ鑑賞間隔が空いても、すぐにあらすじを思い出せる導入。凄いね。刻み込まれてるね。
2>3>1って感じの好み
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.9

いやいやいやいや笑笑笑笑笑笑

私の中で文句無しのオールタイムベストがビリーワイルダーの情婦だったんですが、B級のベストとして本作がアクセル全開で突っ込んで来ました。
厳密に言うと「B級風」なんだけど
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.8

先にリメンバーミー同時上映の短編を見てしまったがようやくもって。

割とディズニーピクサーの中では賛否聞かれる印象だったけど遜色無くおもろかった。駆け足気味で描写不足なきらいは否めないが。
ボヤ〜っと
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

3.5

タランティーノ4作目の鑑賞。
相変わらず出血が面白い。
最強のふたりより余程最強のふたりな白人黒人バディもの。微笑ましさが◯。ディカプリオのヤバいやつっぷりは◎。

あんまりこう、差別云々について深掘
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シーラ号の謎(1973年製作の映画)

3.4

この少ないMark数、発掘良品と言って差し支えないでしょう!

スピンの効いた、糸を引くような綺麗すぎる直球ミステリー。
あの日シーラを轢き逃げした人物は誰なのか。その名を冠した大形ヨットに集められる
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.4

ああああ!!フィンチャーのやつだと思って観ちゃったよ!!!おもろかったからいいけど!!

まさに正統派サスペンスって感じですね、変化球無し。
メイン2人がいいですね〜〜、かわいらしい。

オリジナルと
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

舞台のような舞台映画。え?

本作に出てくる俳優らへの知識が無いと確かに絶望的に本質的な面白さは理解できないだろうなあって作品なんですけどそれでも、分からなくても、単純にストーリーも撮り方も面白かった
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ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春(2011年製作の映画)

3.8

ふと目を覚ます黒縁メガネ
身体はゾンビ頭脳はまとも
脳の片隅遺るのは
プロポーズ決心した想い人
死ぬ前に(死んでるが)もう一度この気持ち
腕がもげても伝えねば

そんなハーフゾンビの爽やかバディ青春ロ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

それこそまさに雪上をソリで滑走するように100分ノンストップで没入できる映画。あのシーン最高すぎ。

ストップモーションアニメじゃないウェスアンダーソンは初めてでしたがアニメみたいなもんやな。こんだけ
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.0

これが、崖の上の君のポニョの名はですか。

言われ尽くしてるだろうがほぼポニョのパロディ。あと君の名は。
そこは別に映画に対してプラスにもマイナスにもなっとらんのだけどね。よく監督も初のオリジナル脚本
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

3.5

これが、ズートピアですか。

ウェス・アンダーソンの狐ヶ島🦊
ストップモーションアニメです。
オープニングの横スクロールで1発で引き込まれちゃいますよね。

おもろかったんだけど割と旦那クソだよなあ。
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.5

こんだけ評価されてりゃ面白く感じる打率も相当なもんで案の定面白い。

ナタリーさん…どんな人生送りゃこの歳でこんな演技できんねや……

ゲイリーオールドマンがのれんくぐってくる場面とトイレのドアの場面
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

マ、マッケナ・グレイスちゃん、、
世の中天才子役だらけだなっていうか子役という存在そもそもが天才なんだよな。

畑は違えど天才の話。数学者の。
ドリームの主人公もそうだったよなあと思ってたらドリームに
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パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

3.4

コララインとボタンの魔女、KUBOに続いてライカ作品3作目の鑑賞。当然ストップモーションアニメ。コラライン寄りの作風でちょいコメディ多めみたいな。

死者と話せる主人公。でもみんな信じてくれなくて虐め
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.3

アアアいぬ😭

映像すごいお話面白いキャラ可愛いの三拍子揃ったユーティリティプレイヤー。
KUBOに引き続き日本題材のストップモーションアニメで、こっちの方が人形感ある。

犬と飼い主の間での「服従」
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

2.8

星新一の作品みたいな口と肛門逆転少女をはじめとして、奇形で社会的に生きづらい人たちをピンクとパープルな画でメルヘンに描くダークコメディらしい。コメディじゃねえだろどこで笑うんだよ。

「美や幸福は人を
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.2

どんだけ時間と労力かけて撮ってんだよ…と恐怖すら感じる、日本舞台のストップモーションアニメ映画。

物語の入りがめっちゃ暗くて戸惑う。「そらきれい」状態は1番心にくるんだ。
王道ながらも予想できない展
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.4

安藤サクラさんの例のシーンでしょうね。この映画は。
そら審査員もあんなコメント出すわ、極上の演技。

このシーンでわたし、クソガキ婦警に本気で殺意を抱いちゃいましてね。
で、その後安藤サクラのアノ演技
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

4.0

500本目のMark!
映画1000本観るというクソ自己満足目標の折り返し地点に到達。

いやお前こんなユーザーネームにしといてこの映画観てなかったのかよ!!!!!

節目にふさわしい(?)傑作。
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.5

原作未読で事前情報無しの付き合い鑑賞でしたが素直にピュアに面白かったです。

みんな良い人というのが素晴らしいですわね。カセさん好き。
喜屋武ちゃん役の人、お母さん役で出てても違和感無かったレベルの顔
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

どうしておめえは映画館で観なかったんだ。

大画面大音響で観るべきの宇宙サバイバル。とんでもない映像の力。そしてとにかくそこらのホラーより断然怖い。
無音でこれだけ怖がらせるってビックリホラー撮ってる
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

4.0

オッス!オラ悟空!
この映画の評判えれえ悪くてよお、テエトルもチープだしオラぜってえ駄作だと思ってたら、めちゃめちゃ面白えじゃねえか!ひゃあ〜!おでれえた〜!

単純に撮影の規模がデカくてゾンビの量に
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.5

イタリア産のチンピラヒーローもの。
海外ヒーローにはあんまり馴染めない勢なのに及第点くらいに楽しめた感じです。いや面白い。

自分(とヒロイン)のためでなく、無関係の他者のために力を使う、ここの転換点
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インド・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

2.6

オープニングのインド版スリラー懐かしすぎて予想外の懐古ができた。

グローバル化の影響でインドにもゾンビが。このシーンは画像でよく出回ってる。インド初のゾンビ映画と銘打ってるし実際そうなのかしらね。内
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