海老川さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

海老川

海老川

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ゾンビ・リミット(2013年製作の映画)

3.4

まともゾンビ。よい。
こういう映画観る層だと、7割くらいの人がアノ映画を思い出すだろうな。

感染してもワクチンうち続けりゃ普通の人間として暮らせる世界。
でも過激派としてはそんなワクチン切れたらゾン
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

こんな酷い邦題は初めてで映画そのものよりも衝撃でした。しかも一度非難されて変更した上でこのクソさ😵

そこはともかく非常に面白く感動し易いドラマでした。
ただbased on Wikiの情報ではあるん
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

やっとレンタルが!
綺麗で汚かったです。

現在、過去、小説の中と入り乱れて展開する撮り方が大好きで、脚本も各人物の心情が随所でメタファってんなあ〜上手いなあ〜と思わせられる良作なんじゃないかなと。た
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

2.8

あんまミュージカル調ではなかった。
良くも悪くも淡白かしらね。
薄〜くモメて薄〜く乗り越えていく。

曲やら歌は超よい。
これこの人らの曲だったんすね〜ってのが3回くらいある。

トミーがほんとに山ザ
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

うわあ〜〜おもしれえ〜〜〜😵

午前中鑑賞したチャーチルの反省であくまでフィクションとして観たんですけどそれが功を奏したわね。
いやお前これ崇めといてチャーチルは許せねえのかよってなるけど勘弁して。や
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

2.8


ズルい映画/シャ乱Q

これ敗戦国かそうでないかで全く受け取り方違ってくるじゃろ…
最高に打ち震える演説も勝てば官軍なだけでやな…ズルいよ〜〜〜

カレーを棄てたことに苦悩してるかどうかも結局脚色で
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ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

2.6

ジャケットのコピー通りありそうで無かった設定。ありそうだけど。

こういう作品にしては舞台背景もしっかりしててパークの運営もなるほど〜〜と思ったけど人間サイドが浅かったかしらね。
主人公には共感できな
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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

3.2

現代ならではの映画なんですけど、これ致命的に現代ならではの弱みも持ってる映画だとも思うんです。

もう明確にターゲットが初代ポケモン世代で、オニスズメ!バタフリー!ヒトカゲ!的な感じであの頃の思い出に
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

王の凱旋を劇場で観た衝撃は中々のもので、その分過去作を家で観るのはテンションガタ落ちしそうで恐る恐る視聴したわけですけど、そんな心配は杞憂で無用。
インドアクションなんでこんな面白えんだ。

地味に2
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

2.8

一家殺害事件から1人生きてた主人公、逮捕されたのはアニキだった。あ、2人生きてた。

2人の気持ち、分かるし分からない。
むず痒いですワネエ。不運なかけ違い。
恋愛モノみたいな感想になっちまった。普通
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

そこまで目新しさというか、初体験の映像アトラクション!!的なものは感じなかったのですが、なんてったってシンプルにただただノンストップで面白い。全身がたぎる。
こんだけギークでニッチな要素詰め込んで色ん
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.4

胸糞系サスペンス。
よく評判目にしてずっと観たかったんだけどレンタルも配信も無くて忘れかけてたらアマゾンプライムに現れたという朗報が。オープニングから印象的で引き込まれる。

ストレートな後味の悪さっ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.4

ワンシチュエーションサメ🦈
イルカもクジラも出てくるぞ🐬🐳

程よい緊迫感だし、主人公の背景も薄すぎずしつこすぎずで丁度エエ。
とにかくバリエーション豊富に痛々しすぎる。でもちゃんとお姉ちゃんの設定活
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

3.5

インドのスポ根。星一徹とアニマル浜口。

レスリングの映画観たのこれが初めてなんですけど演技がとんでもねえ。超人。こんな上手く本気の闘いを演じれるもんなんすね。
幼年期パートの子役が特に凄かった。本作
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シン・ジョーズ(2016年製作の映画)

2.0

ひっさびさにこういうB級観た🦈
キャッチコピーのシンとsinかけてんの上手くない?
放射能汚染されたサメ。所構わず燃やしまくる。自分も燃えてる。海で冷やしてないと爆発起こしちゃうカワイイやつ。

セル
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.8

全然この告発の詳細知らなかったので入ってくる情報全てが新鮮でシンプルに面白かった。
役者が凄え、本人やんけ。顔とかじゃなくて「ドキュメンタリーに出てる本人」を完璧に演じとる。

自由を重んじるロシア最
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.4

アアアアア!サバイバリャーーー!!
ジャングルで遭難、地獄よりも辛そうな環境を19日生き延びて奇跡的に救出された実話を、山田孝之化してるラドクリフ兄貴が泥と血反吐と蟻にまみれて演じてらっしゃいます。
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

3.5

責任能力に関しては何とも言い難い問題でその是非についても語れないんですが、シンプルにかつ複雑に綿密にサスペンスとして構成が素晴らしくてグイグイ引き込まれる名作でした。

焦点を有罪か無罪かどうかに対し
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.0

これだけ世間の評価と自分のそれが乖離してる映画は初めてで🐟

異種、ゲイ、黒人とオンパレード。
マイノリティへの抑圧への反対ですか。
それ描くためにストリックランドをああいう扱いしちゃうんすね。勧善懲
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イカロス(2017年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリーの中でも相当異色というか、それこそ映画かよってなるくらいのぶっ飛び展開。面白すぎる。

最初はアマチュアのロードレーサーでもある今作の監督が
【専門家の協力で検査すり抜けてドーピングし
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アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.0

リメンバー・ミー同時上映
アナ雪観る前に観ちまったよ誰だよこいつら

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.8

【ぼくの名前はズッキーニ】というえげつない傑作がこの前上映されてもう今年は暫くこれに匹敵する作品出ねえだろうなと思ってたらなんなんじゃこのバケモン映画…アニメーションの年じゃな今年は…

まあディズニ
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ある戦慄(1967年製作の映画)

4.0

67年にこの人間心理の掌握ぶり、感服しかできねえな。圧倒的衝撃の傑作。

他人はどこまでいっても他人というか。
たとえ同じ空間に居ようが同じ苦しみを受けて居ようが他人なんだよな。
少しでも関与すると、
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.0

鹿要素はどこ…?ここ…?

怖いくらい淡々としてて、時たま鳴らされるテーーーン!の音で眠気から我に返るのループ。
非常に難解というかもしかしたらそこまで深くもないのかもしれない。
絶対等価交換したがる
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.3

感情にキますな…

メイン2人の演技が(涙)
生きてるか死んでるかの境目が心臓・脳が動いているかどうかなのかは否定も肯定もできる。
その上でこの症状を比喩的に死んでると捉えるのって間違ってるかもしれな
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.2

宣伝が宣伝なんで言ってしまいますとどんでんモノです。でんでんも出てます。
ただ衝撃的かと言われるとそうではなく。構成の予想の候補は立てやすいので、そこも伏線なのね、と細かな綺麗な気付きが気持ちよくなる
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.5

凄い作曲家の人らが自論と理論を語る度にわたしはコクコク頷いてうんうん言ってたんですけどお前に何が分かるんだっつうの。

映画音楽のドキュメンタリー。
映画において音楽がどれだけ重要かを音楽で食ってる人
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.8

至福とはこの映画を観る時間のことじゃな…

孤児院が舞台のストップモーションアニメ。
造形は可愛いんだけどテーマがテーマなので同時に重さも暗さも孕むキャラたち。

ほんとは恵まれない子どもらへのアレコ
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.2

確かにゆれる人魚だ。

RAWと同じカニバもの。メインが姉妹ってのも同じという。4人とも可愛かった。

こっちの方がテーマはピュアでしたかね。人魚姫に忠実、悲哀のお話。

グレイテストショーマンと同じ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

実在のショーマンの伝記作品。
たぶんもんのすごい漂白してピカピカにしてるけど。

なんつうかバッタバタ忙しない。よく言えば目まぐるしく展開が変わる。だから必然的に都度浅い。
バーナムの人間性をビジネス
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

実話ベースの黒人差別映画。
もう掃いて捨てるほどあるであろう題材でもこういう映画が制作し続けられる限りは差別問題は身近にまとわりつき続けてるってことですわな。
ウィルポールターさん捨て身の恐演。スンバ
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.4

どこぞの映画祭では失神者が出たとか出ないとかという触れ込みのカニバリズム映画。直接的なグロ描写は少ないけど絶妙に嫌らしい。生理的な嫌悪を醸し出す。
食人以外にも色んなワタシのツボを突くフェチシズムがぎ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.5

サスペンスという前情報しか入れずに乗り込んだんですが確かにサスペンスではありつつもその核心が謎に置かれていない、人間の心情の変化を軸にしてる良作サスペンスでございました。1センテンスに3回もサスペンス>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.3

久々に涙腺がグラつきましたね、良い映画じゃ〜〜🌳

構成自体はベタだとは思うんだけどテーマが新鮮じゃないすか?
怪物が葛藤を抱えた少年に3つお話を聞かせに来るんですけど1つめ2つめ聞いた段階じゃ全然何
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.3

インド発のマーベラスなアトラクション。
笑えるし高揚するし滾るし楽しいしでエンタメの極みみてえな作品。

あんまり見ないレベルの高評価しかないのでハードルは下げて&予備知識ほぼ無しで臨んだのも衝撃が増
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.2

ピアノ版セッションなのかなという認識で観賞。

いろんな場面で疑問符がつく。
どれもまあ細かなところで、熱量でごまかしたりカバーできたりしてるのもあるんだけど。
親父との関係性の放置と同性愛の必要性、
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