新品畳さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.8

ザッカーバーグ氏を結構批判的に描いているだけに作り手の偏見を感じる部分は多々ある。

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.8

あえてゲーム内の世界を描かないってうのがいいんだよな。
最近作られた続編はあれはあれで形になってるし時代にマッチしてるからいいんだけど、現実世界ではない「ここではない、どこか」がこの世界に隠れてること
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

これ映画館で見たらやばいだろうなーと思う。
常に息苦しい感じがリアルで閉所恐怖症の人とか発狂するんじゃないかと思う。

余談だけどゲームのFF8にこんな場面あったよね。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.2

好みの問題でそんなに好きになれない作品。
情熱とか社会問題に対する意識とか、そういう面も大事だなーと思いつつ、なんとなく空気読んで作ってるような気がしてしまう。
やってることが派手だけど優等生のような
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

映画も小説も男性が母性を求めるときには「母そのもの」がテーマになることが多いのに対して、女性が父性を求めるときにはその対象が「父に似ているもの」になるのは、なんとなく面白いなと思った。

だから女性に
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.6

今見ても濱田岳の濱田岳感の仕上がりがやばいな~と思う。
対して脇役でちょっとだけ出演してる岡田将生の初々しさもまた良い。

ストーリーテリングも良かったので楽しめた。
セリフ回しがちょっとくさいけど、
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.2

顔はいいけど足の裏が汚い女が出てくるだけの映画かと思ったら、クライマックスの展開が酷くて笑った。

個人的には「セレブに対する共感」について考えてしまった。
映画のストーリーや設定の慣習で「巨悪=体制
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天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

3.0

ハネケのインタビューシーンが見たかったので鑑賞。
…が、エンディング前に秒で終わって笑った。

みんな当たり障りのないことしか言わないので正直あんまり面白くなかった。

日日是好日(2018年製作の映画)

3.8

冒頭と終盤の主人公の印象の違いが凄まじいので、黒木華の佇まいの変化を見てるだけでもかなり楽しめた。
セットも美しく、きめ細やかな素晴らしい小品。

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.1

普通の見た目のおじさんたちが生き生きしたり、正直に情けなくナヨったり、このご時世によく描き切ったと思う。
(もちろん主人公枠は美少女なんだけど。)

テレビ版を年末に再視聴したばかりだったので、いい続
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

公開前から話題になってたので色々想像を膨らませていたが、思ったよりも倫理観の土台がちゃんとしてる映画だった。
なにが異常で何が普通か弁えてないとこういう映画は作れないように思う。

ホラーの括りで見る
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

正直言ってしまうとポン・ジュノ作品はいくつか見ているがあまり好みではない。
今回も自分の心の奥底に深く食い込んでくるような体験は得られなかったのだが、カット・セリフ・演出のリズムが良いのでなんだかんだ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.4

急に思い立って久しぶりに引っ張り出して視聴…したのだけど、こんなに作り物っぽい感じだったかなぁ〜という感想が一番に残った。

もっと苦い感じで終わったような記憶だったが、歳を経たことで感じ方が変化した
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.3

効能というものは寡黙だ。
映画を見る意味について上手く語れる人が実はいないのもそういう性質があるからのように思う。

「意味を語れないものに意味などないから無くなった方がいい」という暴論から、どうにか
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涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

4.0

正月休みの一日を使ってテレビ版から全話一気見した。
やっぱり面白いな。

消失は劇場の深夜上映で一度見たきりだったので、忘れてる部分が多々あり大いに楽しめた。(ていうか、10年ぶりか…やばいな…)
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

アメリカらしい狂人の映画で面白かった。

結局胸糞なまま終幕は迎えたが、クライマックスの鏡前で演説の練習をするシーンはよかった。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.2

楽しみにしていたのだけど、冒頭部だけで見てそのまま視聴を中断している状態。
デニーロの若作りが酷くて見ていられなくなった。
衣装やメイクで誤魔化してもどう見ても動きがおじいちゃんだ。

あとあと気が向
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ムーミン谷とウィンターワンダーランド(2017年製作の映画)

3.8

これはきちんと自分の知ってるムーミンだ。
真夜中、初めて一人で家を抜け出したときに感じた小さな高揚。

太陽もとっくに寝静まった、長い青い冬のある日の話。

マネーボール(2011年製作の映画)

3.8

多くの映画内で基本的に批判されがちな「プロデューサー業」を肯定的に描いていて面白かった。

ブラピはやっぱりカッコいい。

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

所謂プロフェッショナルの仕事人が感情に流されて人間っぽいことをしてしまうという「萌え」がポイントだと思うんだけど、ライアン・ゴズリングの顔立ちってどちらかと言うと職人っぽくはない甘い顔だからか、主人公>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

熊のシーンどうやって撮ってるのだろうか。
めちゃくちゃ痛そう。
飛行機の機内で見たので内容も相まって重苦しい気持ちに拍車がかかった。
大画面でもう一度見たい。

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

怪獣映画だった。
サメ映画って基本的にハマれない。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.0

誤解を恐れずにいえば、割と本気でピンとこなくて原作漫画を読んでも似たような感想を持った。それでいて妙に批判しにくい作品…という偏った印象を持ってしまうくらいには好きではない。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.9

現実を元にした映画って登場人物の余計な心情や監督の思いなんかを肉付けしてピンとこない出来栄えになることがしばしばある。
だがこの作品では事件経過を文字情報で触れた時に感じる、なんとも言えない淡々として
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

今更レビューを書きたくなった。

昨今特に傾向が強まっているが、「最高の結婚」とか「理想の自分像」とか「社会の中での意味・役割」とかそういうものだけが人生の中身に求められ過ぎてるように思う。

幸福は
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.7

作家性全開で面白かった。
正しさよりも、作り手の個性的な信念やメッセージがある作品はいい。

人間の身体(からだ)と精神(こころ)が織りなす途方もない「やるせなさ」との折り合いの付け方として、"社会の
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