きすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.3

岡田准一系アクション映画は今作が初めてかも。
容赦ない銃撃戦や格闘シーンは見事。
ただ内容詰め込み過ぎた感があったなあ...

対峙(2021年製作の映画)

3.9

事件の当事者達はこの世を去ってしまい、被害者家族と加害者家族が一体何を話すの?と疑問を抱きながら対話スタート。

相手を恨んだり罵倒しても、過去の話を思い出しても、息子達は生き返らない。
息子の死を受
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.4

生まれながらに人を喰うことを抑えることができない若者2人の美しいラブストーリー。家庭や社会の中で安定した生活を送ることができず、生きづらい壁にぶつかりながら悩み苦しむマレンとリーの関係性、ずっと見てい>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.2

信仰心が強すぎて次第に崩壊していく家族。ライトハウスといい勝負なくらい最初から最後まで不穏な空気だった。

アニャの存在感は無敵。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

落ちそうで最後まで気が抜けない。
気づいたらスクリーンに夢中で前のめりになってて、我に返って座席に背をもたれるっていうのを何度か繰り返してた。

「人生は短くて儚い」
この言葉が身に染みる。
パニック
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そばかす(2022年製作の映画)

4.5

こんな作品をずっと見たかった。
主人公に共感の嵐でした。

ずっと気になっていた作品だったので、終映ギリギリのタイミングで鑑賞できて良かった。

Blue Island 憂鬱之島(2022年製作の映画)

3.5

香港で実際に起こった事実を映像として残し後世に伝えていきたい。
香港人のアイデンティティとは。
心が痛む。

ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

4.0

中盤は進展ないなあと思っていたら、次第に怒涛の展開が続きラストまで目が離せませんでした。こういうタイプの作品嫌いじゃないです。

上映後はシネマンションのトークイベントがあり大盛況でした。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

本土では内戦が続く一方、孤島では親友から突然の絶交宣言を言い渡される。

「死ぬまでお前のくだらない話を聞くのか」
この辺の論争シーンが好き。
戦争の始まりも同じく些細なきっかけなんだよなあ。

ここ
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.4

豪華キャスト、エガース監督。この2つを理由に興味本位で鑑賞。

命懸けの復讐劇。獰猛で野生み溢れまくってました。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

歪んだ母と娘映画。
クロエのアクション?シーンは手に汗握る見事な演技でした!

searchの監督なんですね。

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

4.2

無医村の問題がテーマとなる本作。
終盤のたたみかける緊急事態はかなりカオス。医療体制が万全ではない地域では実際にこうなる可能性があるかも。

挿入曲がどれもドラマを思い出すし、海をバックに映るコトー先
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VIRUS ウィルス:32(2022年製作の映画)

3.5

カメラワークが印象に残る。
オープニングの長回しは見ごたえあり。
32秒停止するという斬新な設定のおかげで、ゾンビ映画のスリル感がさらに高まっていて楽しめた。

劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

4.2

アフガニスタンで人々の生活を支えてきた中村哲さんのドキュメンタリー。
用水路建設に着手する頃の映像がこんなに多く残っていることに驚いた。貴重な映画体験でした。

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.0

映画と共に成長して支え合ってきた3人。苦楽を共にしてきた彼らの姿に感極まりました。
共演した大物俳優も数多く登場していて見応え十分でした。後半の作品はあまり覚えてないのでいつか見直したい。

あのこと(2021年製作の映画)

4.0

その当時は中絶が違法だった1960年代フランス。望まぬ妊娠が発覚したアンヌの葛藤が描かれる。

友人は理解してくれない。医師は協力的ではない。親には打ち明けることすらできない。その上大学では試験が控え
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

2022年の映画館納めはこの作品。
とても静かなのに、リズミカルなミット打ちや街の騒音が響く、不思議な映画体験でした。
岸井ゆきのさんの他の出演作も気になっていたので、これを機に手を出そうかな。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

まさかまさかの終盤に驚きを隠せませんでした。

アダちゃん、、かわいい。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

"喪失との向き合いかた"を取り扱った作品としては、同じ時期に見た『LOVE LIFE』の木村文乃のほうが自分としては刺さった。

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母親像のいいところ、悪いところが幅広く詰まってた。

胸糞映画との情報を入れてしまったので、最後の展開はなんとか覚悟して見れましたが...ぶっ飛んだ締めくくりでした。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.5

今年のベスト級。
人生分からないことだらけ。人にあれこれ言われようと、ブリジットの選択に正解も不正解もないんだなと。
もう一度見たい。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.2

前作からは唯一ブノワブランだけが続投し、周りのキャストは一新。まあ豪華な面々でした。人物背景や土地は異なるけれど、やはり事件解決までの流れが面白い。2時間ちょっとでここまでまとめられるのはお見事。俳優>>続きを読む

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.9

お化け団地に忍び込むと突然、建物ごと漂流していた話。そこまでの展開は面白いんだけど、後半は、、うーん。
遭難パニックな展開が長いこと続く中で、安ジイとの別れに向き合ったり、家族という帰る場所の尊さに気
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NIMIC/ニミック(2019年製作の映画)

3.3

マット・ディロンのフィルモグラフィを探っていると偶然発見。
不穏な音楽と、もう一人の知らない自分?に乗っ取られそうになる展開がとてもハマっていた。
『女王陛下のお気に入り』の監督なんですねー。

南の海からの歌(2008年製作の映画)

3.3

コメディのようなあらすじで、実際笑えるシーンも多々あり。
先祖までさかのぼると宗教や紛争の影響を受けて人々が移動した結果、様々な人種の血が入り混じっている。
日本ではなかなかイメージしづらい背景ですが
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狼と羊(2016年製作の映画)

3.5

アフガニスタン山間部の村に住む人々の平凡な日常を描いた、ドキュメンタリーかと思うほど自然でリアルな作品。
特別なにかがおこるわけでもなく、淡々と静かに流れる時間。しかしラストには、、。

本作のような
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RRR(2022年製作の映画)

3.3

エンタメ要素満点。
クライマックス級の展開が次から次へと襲ってきて...3時間お腹いっぱいでした。