Lizettteさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Lizettte

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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.0

小さい頃に観たことがあるらしいけれど、何も覚えていないので初見ということで。(ここには初見のものしかレビューしてないです。)

面白かったですが、興奮はしませんでした。きっとこれを真似てきたような映画
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.5

インド人女性が弱みだった英語を異国で学ぶことでアイデンティティーを見つける話。インド映画は本当にレベルが高い。尺がもうちょっと短ければもっと気軽に観れるんだれけど。と言ってもどこをカットするかと聞かれ>>続きを読む

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

4.5

"女の子"のキラキラした部分と"女"同士の闇を歪ながらも詩的に、と言っても現実的に描いた作品。大好き。

マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル(2009年製作の映画)

3.5

子供嫌いの私もさすがに少し可愛いと思ってしまった…マーティンを。笑 生徒の中ではボフが最高にキュートでした!クリスマス映画は登場人物が幸せになればなるほど、ストーリーがどうでもよくなるのでいいですよね>>続きを読む

フィルス(2013年製作の映画)

4.0

「俺のルールに例外なし!」
彼と一緒にタバコ吸って、お酒を飲んで、ヤクをキメたくなる映画でした!!堕ちるところまで堕ちる!

コロコロとシーンが変わり、物語の展開も無理のない速さで進んでいくのでこちら
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

3.0

海外では彼女がエイリアンだというのを隠して宣伝していたようで。そういう意味では、鑑賞前に彼女の正体を知っているのは、鑑賞中に彼女は何者なんだ、この映像はどういう意味があるんだ、といった疑問やそれに対す>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

レズビアンカップルの話だけれど、至って普通のカップルと同じように描いているのが素晴らしい。2人の喧嘩シーンで、本当はストレートなんじゃないかという話題にはならないのにもそう思った。創造的で安定を好まな>>続きを読む

寄生獣(2014年製作の映画)

4.0

寄生獣と人間との共存、人間の非合理的な生き方、環境破壊など、テーマが散漫になっているものの今年観た邦画の中では群を抜いて面白かったです!CGが自然、と言ったら語弊があるものの、違和感がほぼゼロだったの>>続きを読む

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

4.0

トーリンが言った「金じゃなく、みんなが家を選んだら、世界はもっと楽しくなる。」これは現実の世界にも言えることで、ホビットシリーズは風刺的なメタファーが盛り込まれた作品だったと思います。LotRシリーズ>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ネタバレではないのですが、バカみたいな感想なので敢えて隠しました。

コーエン兄弟の映画はとにかく苦手で、ジャンルが違っても、一つ一つの作品の「わからなさ」というのは私にとってはすべて同じに見えるんで
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.0

何の保証も無いのに、1本の映画を12年間の歳月をかけて時系列に合わせて撮り貯めていき、作品に仕上げた監督のその度胸には脱帽します。でも…良さが…わからない…。それはこの映画は完全にこちらへの”問いかけ>>続きを読む

神は死んだのか(2014年製作の映画)

2.5

こういう作品は中立な立場で描いた方がいいと思うんですが…製作者は全員クリスチャンでしょうね。それを悪く言う訳ではありませんが、一方的な展開だし、ラストのあの事故は完全におかしいでしょう。何が自由意志の>>続きを読む

カムバック!(2014年製作の映画)

2.5

サルサの天才少年がそれが原因でいじめられ、それ以来はサルサとは無縁の生活を送っていたが、美人の上司がサルサが好きだと聞き、もう一度スターへと駆け上がるべく努力するという話。ひたすらにハッピー!なのだが>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

ある連続殺人事件に囚われた刑事と漫画家、そして記者を中心に20年以上の月日の流れをそれぞれの人生、また事件への関心を焦点に長尺で描いた作品。後味の悪さは一品だが、はっきりと答えがあるよりこの方が納得が>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

「デヴィッド・フィンチャー最高傑作!」と以前から騒がれていた作品で、俳優陣も好きな役者ばかりということもあり、私もそれなりに期待はしていたが、正直心の底では「セブン」や「ファイトクラブ」を超える傑作が>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

2.5

監督が豪華俳優と共に実話という盾でこちらに向かってきたけれど、余裕でこちらが勝ちました。事実をなぞっているだけで登場人物にイマイチ感情移入できなかったし、本当に良さがわからん。ブラピがいいところだけさ>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

2.0

俳優たちはすこぐ魅力的で最高なんだけど、画の撮り方に30分で飽きたし、ストーリー展開も順番がおかしい故、何にも引き込まれなかった。監督が好きに撮れればストーリーなんてそっちのけでいいと思ってるのか?話>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.0

SFの設定の無理に口出しをしないというのが信条なので、血を浴びただけで何故ループ能力を手に入れられるんだ、とか、輸血したら何故能力がなくなるのか(血が薄くなるから?)とか、言いません。言いません。ユー>>続きを読む

クラッシュ(2004年製作の映画)

4.0

人間の心に根強くへばりついている、人種差別の意識。私は日本人だからそこまで実感することはないけれど、この映画を観て、現代のアメリカでもここまでの差別があるのかと、胸が痛んだ。その上、マジョリティが見知>>続きを読む

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

-

これほど良さがわからなかった映画ははじめてかもしれない…。そんなことを思う自分にもガッカリです。

ダイバージェント(2013年製作の映画)

3.0

ディストピア特有の「平和の元に監視された社会への矛盾」、この映画であれば、戦争を無くすための派閥のはずが、その派閥同士で戦争が起こってしまうなんて、なんの為の派閥なんだ?というところに主人公が立ち向か>>続きを読む

ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マークがチャットをしている相手が存在しないというのは最初にわかってしまうのだが、そこで不思議に思うのは、なぜ彼があれまで会ったこともない他人を信じ、操られているのかだ。彼は明るい性格で、学校でも人気者>>続きを読む

美女と野獣(2014年製作の映画)

1.0

先に言っておきます。今年ワースト決定です。おめでとうございます。「美女と野獣」の実写化だと聞いていたのですが、本物の愛を描いた、あの「美女と野獣」のことではなかったようです。ストーリーも支離滅裂で、誰>>続きを読む

嗤う分身(2013年製作の映画)

4.0

よく出来た映画だ。ヒヤヒヤする展開に胸はゾクゾク、そして脳みそが爆発するんじゃないかと思う程のメタファーの連続。ただ、公開時期が悪かった。なんてったって、日本ではついこの間、"もう一人の自分"について>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.5

すごく解釈に困る映画だと思った。夢に敗れた平凡な男の物語なのか、精神疾患の話なのか、現代のSNSによる勘違い"有名人"のバカな話なのか、それとも、誰かを愛することについての物語なのか、はたまた、単純に>>続きを読む

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.0

親子仲、中絶、結婚、環境破壊、戦争…と、ハル・ハートリーの作品の中でもテーマが重く、内容や会話も重い。とにかく重い。彼の他の作品のような音楽や会話のおしゃれさはほとんどないと言っていい。マシューの人格>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

3.5

女は女はである。好きな人の子供が欲しいのである。女は女である。好きな人には恥ずかしくて本心を隠してしまうのである。女は女である。綺麗でいたい生き物なのである。女は女である。男に愛されたいのである。とに>>続きを読む

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

3.0

期待値マイナスで見始めたので、案外、マイノリティの差別問題(終一にゲイの友達がいることもこれにつながる)、そして最後には誰にも理解されない2人の友情?ではないものの、深いところまで描かれていて良かった>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

はっはー。トリアーが「映画らしい映画」を撮るとこうなるのか、と言った感じ。ジョーがなぜニンフォマニアックなのかということは作品のテーマではないはず、と思っていたのに、そこにオチを付けさせられたのは驚き>>続きを読む

わたしたちの宣戦布告(2011年製作の映画)

1.0

実話、しかも主演2人のものだからでしょうか…共感し甲斐のない映画だと思ってしまった。結局2人は子供が病気だからとか関係なく、結婚と子育てには向いてないでしょう。結婚した後もずっと浮かれていて、劇中では>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.0

超常現象、第六感についての物語だけれど、それ以上に"愛"についての物語だ。ラストのオチがどうこうと言うより(今となってはありがちだし)、人間は嘘を言って、本心を隠すことが出来てしまうので、「話し合い、>>続きを読む

デビル(2010年製作の映画)

1.5

「自分が犯した罪は償わなければならない」はいはい、そうですね。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

馬鹿な話しかしない女だと思ってナメてると痛い目にあうよ!映画。私も劇中に出てきた俳優や映画、なに一つわからなかったけど、スプラッターシーンやカーアクションシーンはゾクゾクして面白いし、ダンスも音楽も最>>続きを読む

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.0

この頃のクローネンバーグが好きだった人にとっては最近の彼の作品は物足りないこと限りないだろうなあ…と思った。まあ、私は最近の作品の方が好きなんですけど。気持ち悪すぎて無理です。無理。トラウマ。ただ、説>>続きを読む

君への誓い(2012年製作の映画)

3.0

こういうラブストーリーもたまには観たくて。事故にあったペイジが旦那さんを忘れているどころか思想や趣味まで変わってしまっても彼女を愛し続けたレオは誰も真似できない強い人間だと思った。人生は予想外のことば>>続きを読む

26世紀青年(2006年製作の映画)

3.5

冷凍実験で1年後に目覚めるはずが、ミスで500年後に目覚めてしまう。そんな500年後は人口爆発が起こっている上に知能指数も40ぐらいしかない人間ばかり。作品自体はコメディーであるのだが、実に考えさせら>>続きを読む