Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

K

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます


相関図が完璧すぎる…。
レクター博士がクラリスさんをお気に入りにする理由は博士の基準を超えたかどうかでしかないけど、それは異常犯罪者という肩書が全て肯定してくれている感があるので違和感がない。(筋が
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ノマドランド(2020年製作の映画)

5.0


この作品があれば、長生きしたいと思える。

ずっと見ていたい、と思えた

トムとジェリー(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

トム天使とトム悪魔、トムの悪友達が出てきてくれただけで良かったです。
一緒に見終わった友人との会話が少し愉しく感じるような、ハッピーになる映画でした。

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.7

高校生向け青春脚本と、大人向けの殺伐とした雰囲気が混ざり合う…というより場面場面によって個別で迫ってくる感じ。なんとも言えない感覚、はじめて出会った気がします。

主題歌が良すぎたので劇中で流してくれ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ただの使徒との闘いだと思っていた初期の自分が恥ずかしいです。人類や世界を巻き込んだこの収束は、アニメ史に遺る素晴らしい結末だと思います。シンジ君のおかげで、平和な世界になりました。「ウザいやつ」でした>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます


アレだけ目指していたのに、夢が叶う歓びは一瞬で、この展開はアニメーション映画にしては残酷だなと思った。でも分かる。とても共感してしまう。だからこそ「人生の一部」を思い返しながらピアノを弾いて泣いてい
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モンパルナスの灯(1958年製作の映画)

4.3

実在した画家の一生を追う作品。

どれだけ果敢なく生きても、その信条は揺るぎなくてそこが好きだった。

作品では描かれなかったジャンヌの最期を脚本に入れていたら彼女に焦点が当たってしまっていたかもなぁ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

第10使徒との戦闘で、エヴァ2号機がシェルターからシンジくんを掴んで持ち上げた時。大崩壊している街中で最初に焦点が当たったのが学校によくあるタイプの錆びかけの蛇口で、その瞬間、何故か分からないがこの作>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

4.3

会話の中の小ネタが面白い、ソニックが素直でカワイイ、良い話、続編期待。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

言うまでもなく、視覚と聴覚が大切にされている作品。

あなたの目......と言いきる前に場面が切り替わったシーンが忘れられない。

見る側から見られる側へ、マリアンヌの変化にとっては視覚がとても起因
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0


現実的な作品が好きなので僕はこの作品とても好きです。

好みでつけてますがはじめて5.0つけました。

映画ってどれだけリアルに作っても、僕たちの手の届かない憧れとかが見え隠れしてしまうモノだと思う
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

4.2

この監督が作る映画はとても綺麗だと思う。弱さと優しさがよく描かれていて、観終わると洗い流されたまではいかなくとも、光が当てられたような感覚になる。劇的な泣ける映画ではないけど、すんなり沁みこんでいくよ>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

事実だけを告げる手紙、救いがない

ここまでのバッドエンドは久しぶりに観た。この作品が与える影響は大きいと思う。ハッピーエンドに落ち着いたら「数ある映画の一つ」になりそうなところを、良くここに着地させ
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.6

久しぶりに刺さる映画を観た。

絞り出されるように生まれた言葉が、世界中を巻き込んでいく様は感動した。POPな歌も大切だが、コンプトンに住む怒り全てを背負って歌うメンバーはそれと一線を画する。今流れて
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.9


ミランダからの言葉、不意打ちすぎて泣きそうになりました。

脚本が、こうなるのかという展開でとても良かったなぁと沁みました。

(ラストシーンがたまらなく好きです。)

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.4

終幕がバリおもろい。タランティーノ作品は展開がどうなるか分からないから本当にひきこまれる。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.8

主人公とか脇役とかいない。

元々ストーリーなんて定まってない人生、どれだけ劇的な日や生涯を送ってもいつ何が起こるかわからない。

どの人物にも[補正]が入ってないからこの後どうなるのかとずっとハラハ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

その通りなんだと思わされて頭から離れない。もう一度観たい。面白すぎる。

誰にも理解されないような自分自身の問題にフォーカスされていた前半部分。想像より多くの人間が同じ境遇にいると分からされる中盤。自
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天使の恋(2009年製作の映画)

3.7


オススメされてみました。
 
真っ直ぐ生きる人今年2作目というような印象です。傷つけられるヒロインはいても、傷つけるヒロインって中々いない。中盤から二転三転するけど、日常ってそんなもので、人ってそん
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.4


フォレスト・ガンプの出会いではなく周囲の人がフォレスト・ガンプに出会えるということが一期一会で大切な瞬間という意味合い。純粋で真っ直ぐな人間は周りの人の人生まで彩る。この作品に巡りあえたことを大切に
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.7


綺麗すぎました。

父親と息子、空と地下の対比や見せ方、そしてその繋がりがたまらないです。

個人的に地下に降りながらスプートニクを見上げるシーン、息子を見つめながら地下に降りるシーン、皆が空を見上
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.2


12分でまとめられてはいけないようなストーリー こんなにも心を揺さぶられる

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.7


自分の人生のことで涙を流す瞬間ってそんなに多くはないんだなと思います。その時に誰が一緒にいてくれるんだろうと考える。

一方でみんな救いたいし、救うことで自分も支えられているんだなぁと。

やっぱり
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます


面白かった。迷いのない人間は怖い。

たとえ成功してもそうなりたいとは思えないが、本人は本当に幸せなんだなと思う。

ラストさえも彼の妄想なのでは‥と考えるけれど、いや成功してもおかしくはないと思え
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.8


思わず思い切り拍手したくなる作品!!

素敵な130分でした。本当に観てよかった。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.8


恋愛映画というより儚い人と人の救い合いを、それでも結ばれている線を描いたような心から良かったと思える作品です。