こくまろさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.0

聖職者の権限やら赦しやら、結局それらを決めてるのは神様なんかじゃなくて人間なんだなぁと考えさせられた作品。それでも人々が神様を信仰するというのは、不思議というか違和感というか…もどかしい気持ちになった>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.5

凸凹コンビが協力(?)してミッションに挑むスパイ映画。事態がコロコロ変わってとても面白い!多分この作品のアクションシーンをアニメという形でオマージュして『プリンセス・プリンシパル』が作られたんじゃない>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

僕の大好きな『恋はデジャ・ブ』に似た作品だなぁ~と思って観てたらまさか最後にカーターくんが回収してくれるとは…

サイコキラーとループものが好きな人にオススメの一本。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

良すぎる…ひとまずマリアンヌの顔が良い。本当に美しい。
そして音響。余計なBGMはなく、耳に入るのはほとんど自然音で、非常に心地良い。画面の構図もどこか絵画的。
一番着目してほしいのはストーリー。画家
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

いかにして過去の栄光と向き合うか?芸術とはどうあるべきなのか?表現者と批評家との関わりは?そもそもこれは映画?演劇?…色んなテーマが詰め込まれていて考えだしたらキリがない。今まで見たことないタイプの作>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.8

やべー奴がいる、逃げる、追いつかれる、叫ぶ、…お手本のようなホラー映画だった。結局怖いのは人間なのです。

フランクリンに嫌悪感しか抱かなかったのでやられた時はスカッとしました

メメント(2000年製作の映画)

4.3

この映画を観て「記憶」と「記録」の違いがより鮮明に区別できるようになった。目の前で起こったことを受け入れるか否か、信じるか否かは全て自らの手によって委ねられているんだなと考えさせられた。
さて、レナー
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.5

おおお、ここで第一作の伏線を回収する!?練りに練られたシナリオ、バットマンがいない中でのゴッサムシティの自警、壮絶なラスト、…どれをとっても最高だった。アメコミ映画あんまり見てないから判断が危ういけど>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

4.0

一言で表現するならば「ものすごくアメリカっぽい映画」。
下ネタやら過激な描写やらが注目されがちだけど、キリスト教のインテリジェントデザイン(あらゆる事物は人智を超越した創造主の意図によって作られた)を
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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

「正義は最後に勝つ」という通念を根本から覆した傑作。ヒース・レジャー演じるジョーカーがとことん狡猾でこの物語の行く末が全て彼の手によって動かされていたも同然だった。ダークナイトというタイトルの伏線回収>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.2

本当の黒幕は一体誰なんだ?とハラハラさせる演出、すき

お金があれば何でもできる

裸のランチ(1991年製作の映画)

4.0

淡々とシュールな映像を見せられる作品。薬キメたらちゃんとこの映画理解できるのかな…

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

愛する者を救うために奮闘する男の物語。ラストで観客を一気にスカッとさせてくれる気持ちの良い映画だった。

タランティーノ映画にしてはそこまで冗長な会話がなくて見やすいほうかも?2時間45分ずっと楽しめ
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仮面ライダークウガ 新春スペシャル(2001年製作の映画)

4.0

総集編+お正月日常パートの福袋的エピソード。これまでの物語のシーンや新春らしい登場人物たちの写真が断片的に映されていて面白い。グロンギ俳優たちのお雑煮カレーオーダーが笑えた😁

バイオハザード(2002年製作の映画)

3.9

なにげにゾンビ映画見たのこれが初めてかもしれない
サイコロステーキ大先輩に出会えたので満足です

劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

4.0

テレビ本編を一旦横に置いといてこの劇場版そのものについて言及すれば、非常に良い仕上がりの作品だった。
個人的にバルキリーのバイクアクションシーンがめちゃくちゃ痺れた!!

劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本(2020年製作の映画)

1.9

本編特有のガバシナリオと展開の早さが如実に表れた、セイバーらしい作品でした
ファルシオンの思想に惹かれたので今後は彼を応援しながら再登場を待ちたいと思います。早く「仮面ライダーセイバー」という作品その
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ランボー(1982年製作の映画)

4.3

ド派手アクションとベトナム戦争終戦後の世相をうまく織りまぜた傑作。
ランボーの「何も終わっちゃいない、俺にとって戦争はまだ続いたままだ」というセリフにとてつもない重みを感じた。

七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

4.0

ウッチャンのカンフーアクションが好き
90年代のオタクってこんな感じだったんすね(?)

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.7

日本アニメを最大限にリスペクトしているのがひしひしと伝わってくる作品。ジブリの自然愛護観・ナルト的なアクション表現はもちろん、ストーリーはマトリックス?に近い感じ(主人公が自らの能力に目覚めて才能開花>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

4.3

ストーリーもいいけど一番の見所はやっぱりOPでしょ
センスの塊でしかない

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

イケメンおじさんたちの頭脳バトル
登場人物が多く時系列も行ったり来たりしてるので理解が難しかった…
シーンの映し方がなかなか凝っていたからもう一回見ると色々伏線やら人物関係やらに気づけるのではと踏んで
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.7

「あの時は夢と希望に溢れ、未来が信じられた」

このセリフは20世紀だけに通用するものではなく、どの時代でも言える言葉だと考える。自分はまだ大学生だけど「昔は良かったな~」なんて感じる時があるし…
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

観た人みんな
「…うん!…うん! 何言ってるかわかんない!!でもなんだか面白い!!」
っていう反応すると思う。
ノーラン監督の他作品同様に複数回観賞してやっと理解が追いつきそうな作品だから、一回目に観
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.0

ぼくはあたまがわるいので、このものがたりがいったいなにをひょうげんしようとしてるのか、まったくわかりませんでした。

だれかおしえてください。

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

4.0

冒頭でダイビングしてるシーンが流れて「あれ?見る映画間違えたかな?」と思いましたが1分も経てば男の全裸が画面いっぱいに映し出されたので一安心しました。
原作特有の「大学生!酒飲んで!うおおーっ!!」っ
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少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

4.0

この作品は総集編だけど、テレビシリーズを一通り見てから鑑賞するのをオススメします。物語の核心に触れる部分が序盤から出てくるので…

【鑑賞上の諸注意】
女の子たちの大胆な告白シーンが次から次へとわんこ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.3

小五、六の時の学級文庫に原作漫画が置いてあったのをふと思い出した。映画は物語の序盤に焦点を当てて描かれていたけど序盤とは思えないほどの壮大なスケールに圧倒されました。







ナウシカ16歳なの
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

観たあとにジワリとこみあがってくるものがあった。色んな場面に伏線らしき要素が張り巡らされていて作品全体としても完成されていて面白かった。
それとジュードロウくそイケメンすぎ

大脱走(1963年製作の映画)

3.5

実話を元にしただけあってシビアな現実が描かれている。
3時間長かったけどあまり飽きはないほうだった。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

5.0

1・2・3を総合しての評価です☝
最後のドクのセリフがぐっときた……
三週連続映画館でこの作品を追えたのは本当に良い体験だった!!

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.5

1よりハラハラするシーンが多くて刺激的だった。パート3ありきでこの作品作られてたんだね
2020年現在クルマは未だに地べたを走ってるけど……

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

タイムパラドックスとか色々考えるとツッコミどころ満載だけど、テンポがとても良いので全部許せちゃったね

しかしかーちゃんチョロすぎないか…?

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

「家族」「愛のかたち」「貧富の隔たり」「必要悪」など、この映画には多くのテーマが描かれていたが、その中でもやはり「計画」が作品の根底の主題として貫かれていたと思う。避難所のシーンで父親が息子に語りかけ>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.5

とりわけハンス・ランダ大佐の悪役っぷりがいい味を出していた。彼の飄々とした身振りに掴み所がなく、作品中では常にピリピリとした一触即発の緊張感が漂っていた。
こういった映像表現を生み出せるのはタランティ
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