KOTOKOTOBOOKSさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

何のために文章を書くのか。
本のため?自分のため?家族のため?

まず、タイトルがかっこいい。
『REBEL IN THE RYE』

『ライ麦畑でつかまえて』の作者J.D.サリンジャーの作家としての
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.5

よかったとか悪かったとかではなく、
"観ておくべき映画"

始まってから、終わるまでずっと心が締め付けられていた。

細かいところがどうとかは置いといて、
事実として、大地震は東日本を破壊し、
被害を
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

4.0

"The Hate U(You) Give Little Infants Fucks Everybody"
"子供たちへの憎しみが皆を蝕む"
"憎しみは連鎖する"

誰かが断ち切らなければならない。
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

4.2

【無限大な夢の後の…何もない世の中じゃ。】

そこには、彼らの成長があった。

ありがとう。

デジモンアドベンチャー。

そして、新たなアドベンチャーにも期待。






【以下ネタバレ】


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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.7

まっすぐに生きるっていうのは人を惹きつける。

それはわかる。

だけど、そういう生き方ができる人ばかりじゃないんだ。

だから鹿野さんの生き方を見ていて、自分がなんだか情けなくなった。

来る(2018年製作の映画)

3.5

小松菜奈作品を見ようシリーズ


誰もが闇を抱えていて、いい人が出てこない。そして、どんどん死んでいく。

"あれ"よりも人間が怖い。

子育て真っ只中で鑑賞したので、育児について色々考えさせられて、
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デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」(2015年製作の映画)

4.0

僕の青春。

僕は太一たちと共にあの夏を過ごした。

あの頃と今とじゃ見える景色は全然違う。
だから太一の抱える悩みがわかる。

変わらずにいてくれとヤマトは言う。
でもあの頃の僕はもういないんだ。
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バックマン家の人々(1989年製作の映画)

4.5

個人的にかなり名作の部類に入れたい。
家族の話。
色々な家族のかたちがあるけれど、それぞれに訪れる幸せの瞬間に胸が温まる。

ラストはみんなハッピー。

幸せ映画でした。

もうひとつの最高ポイントは
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤から音楽がかっこいい。
そして様々なハンディキャップを持つ人々にスポットを当てる演出をミュージカルとして魅せる演出も素晴らしい。

人は皆弱さや隠したいところを持っている。それでも一生懸命に生きて
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.8

小松菜奈作品を見ようシリーズ

今回の役どころは陸上で輝かしい成績を持ちながらも、怪我により夢を諦めることになった女子高生、橘あきら。

彼女が、バイト先の店長に密かに恋心を抱くという設定。

恋愛も
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.6

1960年代の人種差別真っ只中のアメリカを舞台に黒人女性がNASAで大きな功績を残していくストーリー。

かなり差別意識が描かれているが、それに立ち向かう姿に勇気をもらえる人もいるのでは。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.5

彼らとのひと時の冒険を一緒に楽しんだ。

笑い合い、大声で叫び、時には涙しながらー。

それは、どこか夢のような、冒険だった。

欲を言うならば、もっともっとこの世界で冒険がしたかった。これからの彼ら
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.2

家族のなんとも言えない絶妙な距離感が最高でした。

作家を目指すが、堕落した暮らしを送る、良多(阿部寛)。
ある日、台風の上陸により、別れた妻と子ども、そして母親と過ごすことに。

その一晩の様子がな
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.3

SNSで生活の全てを世界中で共有することになったら??という切り口は面白そうだったので序盤はワクワクして観れた。

エマ・ワトソンもとても綺麗になっていて、良かった。

ただ、話の展開が予測できてしま
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.8

知的障がいのある息子・トジュンはひょんなことから殺人犯として疑われ身柄を拘束される。

母親はありとあらゆる手を尽くして自ら息子の無罪を証明しようとする。

この"ありとあらゆる手"の中に様々なメッセ
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.4

スチームパンクな世界観と移動する都市という設定は最高。

序盤から、都市が一瞬で移動形態に変形するシーンなんかはワクワクが止まらなかった。

映像も美しく、ラストの夕焼けのシーンも素晴らしい。

ただ
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

ジョン・ウィック無双

ひたすら爽快なアクションシーン。
ジョン・ウィックのガンアクションが大好きなので、今回も見事に魅せてくれました。

フェス(?)で大勢の観客の中から、敵だけを瞬時に見分けて殺し
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.8

地球温暖化を止めるために人間が行った行為により、地上は極寒の地となり、生物は絶滅した。

そして、列車は生き残った人々を乗せて走り続けている。

その中で社会システムを構築し、生き続ける人類を描いた作
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

戦時中の人々の何気ない暮らしぶりを描いたアニメーション作品。

どんな時にもささやかな幸せはたしかにある。

そんなことを感じた。

そして、平和がいつまでも続くように。


【グッときたシーン】
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

テーマは『格差社会』。
現代社会の現実を突きつけられ、
観終えた後の心のモヤモヤがすごい。

小難しいテーマのようだけど、展開の面白さが秀逸なので、引き込まれます。

至るところに繋がりが隠されている
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

3.5

弱虫なバイキングのヒックがトゥースと出会い、絆を深めることで、ドラゴン使いとしての才能を開花させていく。

その中で、ドラゴンたちは生きるためにバイキングの村を襲っているのだということを知る。

その
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

数学の超人的な才能を持つメアリー(マッケンナ・グレイス)。

数学も大好きなんだけど、育ててくれた叔父のフランクと隣人ロバータとの何気ない暮らしも大好き。

一方、育ての親である叔父のフランク(クリス
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.6

リメイク版に向けて鑑賞。

ホラー展開までが結構長い。
焦らされた割には怖くなかった。

好きなのは色々教えてくれるいいゴースト。

ゴーストとなった我が子を手にかける瞬間は切なさがある。
ラストのキ
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キャッツ(2019年製作の映画)

4.5

最近疲れていて、久々に休んでしまった。
そんな日にふと観に行った。

舞台未鑑賞。
映画で初めて『Cats』という作品を観た。
ネットでは色々と言われてるみたいだけど、僕がどう思うかが大事だから、自分
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.2

岩井俊二監督作品、初鑑賞。

世界観が大好き。現代日本の中に、スラムやアヘン街などが共存しており、イェンタウンの荒廃ぶりが際立つ。

そして、クセのあるキャラも素晴らしい。リョウ・リャンキ(江口洋介)
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

ゾンビ×ヒューマンドラマ。
韓国映画は初めての鑑賞。

マドンソクが最強という噂を聞いていたが、本当に最強だし、かっこいい。

主人公たちを感染者と決めつけ、隔離しようとする人々の描かれ方がなんとも残
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メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

3.8

『メン・イン・キャット』のタイトル通り、男が猫の中に入る。

家庭を顧みず、仕事一筋の男がひょんなことから猫になってしまい、家族との時間を過ごすことで、本当に大切なことに気づいていくほっこりハートフル
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.8

仕事ばかりが人生じゃない。

自分の命は自分だけのものではない。

疲れ切ったアオヤマが実家に帰った時の両親の言葉が良かった。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

今日を死ぬ気で生きよう。

そんな風にも思わせてくれるような、斬新なタイムリープサスペンス。

殺されたら、再び同じ1日がはじまる。
主人公ツリーがイケイケのビッチだったのではじめは感情移入できるのか
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マニュアル人間で全てが普通。なんの取り柄も特徴もないエメットが、ひょんなことから、ヒーローになり‥。
クリエイティブな世界をどう取り戻すのか。

という映画かと思っていたら、話の結末が素敵。

クリエ
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M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

3.6

朝鮮戦争時の軍医たちの生活の様をブラックユーモアをたっぷりに見せてくれる作品。
戦争モノをコメディタッチで描いた映画は初めて観たので、衝撃と違和感たっぷりの空気感が、コメディなのにどこか狂気を感じさせ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.9

アントマンはMCU作品の中でも、コメディ要素やパロディ要素が多め。

今作もなかなかコメディ要素多めで、楽しく観れた。

量子世界に閉じ込められたピム博士のパートナー、ジャネットを救うべく、アントマン
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.0

成長しすぎた文明が滅び、腐海に蝕まれつつある世界を風の谷のナウシカが救う。

ナウシカは強さの中に優しさを持った少女。水と風、そして人の優しさが世界を救うのではないか。
戦うことでは、世界は救われない
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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

3.5

少年がかいじゅうたちとともに笑い・悩み・考えて居場所を作っていくお話。

好きなシーン
ふくろうのボブとテリーにマックスが悩みを相談するシーン。

ボブとテリーには3つの言葉で簡潔に伝えないと、伝わら
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

何の知識もなく鑑賞。静かなで美しく、厳しいウインドリバーで起こる一件の殺人事件をハンターであるジェレミー・レナーとFBI捜査官エリザベス・オルセンのタッグが解決していく。

すっきりと観れた。けど、ど
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