空衣さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

4.5

どこかで聴いた気がする「銀座カンカン娘」。日本のミュージカルというとこうなるのか。捨ててくるよう言われた犬がきっかけで映画出演、銀座での仕事獲得。最後に映ったポチの顔が可愛すぎる。68分で登場人物もれ>>続きを読む

ジュリアン(2017年製作の映画)

2.8

演技上手。クソ親父に共同親権が渡るとろくでもない、銃撃されかねない。

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

3.3

女帝のようにたち誇るニーナ・シモンの歌声と歌詞が圧倒的。報道されなかった、黒人の歴史。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.1

NY舞台で、なんかスペイン語っぽい?という疑問が既に偏見だったな。ラテン系移民のプライドが存分に歌い上げられていて感動。
ウサナビの名前の由来がU.S.NAVYなのは強く印象に残る。ダンスパーティでの
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ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)

1.2

いまいちノれなくて、流し見。ジェットコースターさながらの流れるような映像は迫力ある。車掌が子供たち一人ひとりを見抜いて切符を切るのはすごい。

ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

-

北斗くん観たかっただけ。恋愛での盛り上がるところないまま付き合ったり別れ騒動あって。役者さんが突っ立ったまま喋るのも気になってしまう。烏丸くんは好青年な分、二人の関係性を「気持ち悪い」は効くね

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

灯台のテッペンを目指す殺人鬼さながらの眼。辿り着いた光景は、『グイン・サーガ』の古代機械のようだった。

オールド(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

友達になった少年が悪いやつかと思いきや、救世主だった。
海辺で年老いていく設定は面白いのだけど、作品そのものへの興味は薄め

帰り道(2019年製作の映画)

3.5

戦時中の男の繊細さも、愛も、よう10分で詰まってるなあ。濃い。

2度目の鑑賞は、泣いた。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.7

アウシュヴィッツがすぐ浮かぶだけで北朝鮮の強制収容の実態は知らなかった。自殺したらその分家族が悲惨な目に逢うので死ぬ自由すらない。アニメーションだが痛みがぞくっと伝わる

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.1

フランス語の罵倒語シルクのように美しく聴こえましたね。

トムとジェリー(2021年製作の映画)

4.0

Catch Me If You Canっぽい。一流ホテル勤務者になりきれる才能よ。昔はジェリー好きだったけど、今ではトムに同情しつつ応援する。

マスタング・アイランド(2017年製作の映画)

4.1

ゆるっと良い好い酔い。
男女が遊びで他の人と関わるうちに、本当に過ごしたかった相手とはすれ違ってしまうしょうもなさ(しかも男は弟が目をつけていた女を奪ったかたち?)。
おっさんのビルが強がって車内で一
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his(2020年製作の映画)

3.3

休み休み鑑賞。
裁判における男性同性愛蔑視が酷いね、アンタのような差別者がいるから子どもの幸せが守られなくなるんだって言い返したい。

夫がゲイだと隠されたまま(疑似)結婚に至る異性愛女性も不運なんだ
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.3

トランスジェンダーの早期治療に向き合った作品、“初恋”が登場しないため同性愛の物語と混合されないのはむしろ珍しい?

母親は自分のせいで子どもが……と抱え込むが、パリの医師は「お母さんは子どもにとって
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

1.4

マックスの男らしさの葛藤について探りたかったけれど、映画としては爆発しまくってたら終わってた。へえふうん。

461個のおべんとう(2020年製作の映画)

2.6

父・井ノ原が、息子・道枝に毎日お弁当を作り続けるおいしい映画。

パパ・ママ呼び続けたり、困ったらママのお店へ行けたり、こんなに捻りのない思春期などあるか?と理解不能なくらい純粋なティーン役を、道枝さ
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.7

普段聴かないタイプの歌声なのだけど、門脇麦さん小松菜奈さんの組み合わせが後に残って、流れ出す。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

今まで認知症の外側しか知らなくて、当事者視点で見える世界はホラーのようだった。時間軸は歪み、誰を信じていいのかわからない。家と病室だけで映像が進む。それが世界の全てで当たり前に成り立っているので、閉塞>>続きを読む

記憶屋 あなたを忘れない(2020年製作の映画)

2.0

芳根京子の演技が良かった反面、いや記憶屋の能力を自己利益のために使ったら感動物語にはならんじゃろ

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.1

発売直後に原作読んだのに、劇中劇だってこと忘れてた。中島裕翔に完璧なファッション合わせて、菅田将暉の怪演があってとても良い2人を見れた。
もっと良くなりそうなテーマと構成なのに、なんだか惜しいと感じる
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

1.2

うーん?小さい体になったら資源がこのままでも生きやすいのでは、という発想は面白いけど特に活かしてない。
恋仲になるのがベトナム人女性だった点が珍しいくらい。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.7

映画という擬似体験を存分に活用した作品。どうやって撮影したんだろう。

難聴になったルーベンだが、手話が主流の聾者コミュニティに最初は馴染めずにいる。このへんは当事者がごく自然に明るく生活を送れている
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カパエマフの魔法石(2020年製作の映画)

3.0

黄オレンジが印象的な短編。
いきなり「700年後」と出てきてびっくりした。時代を問わず昔から男女二元論にハマらない人がいたということ、歴史を忘れてしまったらその価値はわからないということ。インドのヒジ
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クリスマスに降る雪は(2019年製作の映画)

3.6

クリスマスだからといって特別を求めるタイプではないのだけど、一日で色々起こるオムニバス映画としては気に入った。雪降る列車で芸能人と出くわしてまっさらな世界に乗り出してみたいじゃん。
レズビアン的な人が
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

最上検事(キムタク)が犯人だとすぐわかった

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.2

感想は長くなりそう

ミカエルの父親と妹は本当にいいやつ。よく見かける宣伝写真、妹がミカエルを描いているシーンのものだったのか。イラストなんとも可愛いです。私はハッピーエンドだとは思えませんでした。レ
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パーティーの終わり(2018年製作の映画)

2.6

後にも先にもこんなに汚い便器は見たくない。パーティー会場の裏側ってこうだよな。原題“so was von da”なので邦題はずいぶん説明的。
ラストシーンで一列に並ぶ、ゴッホも愛した(依存した)アブサ
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くれなずめ(2021年製作の映画)

1.0

あまり関わりたくない男同士の内輪ノリを1時間半見せられた。赤フンがどーした。

カミングアウト(2014年製作の映画)

2.3

2014年作品なのでまだLGBTQの国内認知度は控えめだったはず。ゲイ男子学生の終始言葉を溜め込んだような表情はくどいほどだけど、実際それくらい緊張するのだと思う。
カミングアウト後の「まだ子供だから
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.2

顔洗いたいだろうなとか服着替えたいだろうなと思ってしまう現実の私を捨て置いて、すごくイイ2人の旅路だった。

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.0

ドラえもんの中の1物語だからこそ感動できますわ。

・おばあちゃんとしずかちゃんの察知能力、神格化。
・しずかちゃんは自身が自立して優秀だからこそのび太と共に生きていくという選択が可能だったんだろうな
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14の夜(2016年製作の映画)

3.5

エロいことしか頭にない、おっぱい揉みたい、しょーもない14の夜。犬飼さん演技うまい。

Red(2020年製作の映画)

4.4

「一緒にいても一人で生きてる感じする」
幸薄そうな男女の最後の本気。

旦那は自分の中の秩序を守り抜いて、最後まで善い人やってたな。やっていることはお門違いのマザコンなんですけどね。食事シーンで苦手な
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