HKさんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.8

そうそうこの感じ。この時代の、刑事ものではなくて探偵もの。JAZZとタバコとウイスキー。久々にこれを味わいたくて観てきました。
監督・主演のエドワード・ノートンは原作が現代だったのを1950年代に置き
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

第二次大戦中のドイツの家庭が舞台と聞いて、珍しいなとちょっと気になり、しかもコメディ? アカデミー賞候補? 程度の前情報で予告も見ずに初日に鑑賞。これギャグ映画?と思いながら観始め・・・後半は涙。
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.3

正月早々大爆笑・・・したかったのに残念。そこそこ楽しめたが予告編で期待しすぎたようだ(予告編は『パラサイト』より上?)。チキン店が大繁盛するまでの前半は面白いが、後半伸び悩みギャグの小ネタに終始して大>>続きを読む

告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.5

おとくいの“謎の女”役を今回は超クール・ビューティのエヴァ・グリーンに譲り、エマニュエル・セリエは意外にも被害者役? 謎の隣人に追い詰められ系およびサイコファンによる監禁系はシチュエーションとしてもは>>続きを読む

毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.8

前作の『おとなのけんか』は4人芝居だったが今回は2人芝居。マチュー・アマルリックがポランスキーに似ているし、エマニュエル・セリエはポランスキーの実の奥さんだから、これはもう夫婦の芝居を観ている感覚。>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

実は90年代以降のウッディ・アレン作品はほとんど観てなくて本作も初見。多作のため、気づくと観てない作品の方がはるかに多くなっていた。
本作はアカデミー脚本賞受賞作なので捻ったマニアックな内容かと思った
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.2

ん? スイスの軍隊? 見始めてようやくタイトルがスイスアーミーナイフ(万能ナイフ)のモジりと気づいた。しかし・・・、変なものを見てしまった・・・。
下ネタばかりだが今までで一番陽気なポール・ダノを見た
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聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

3.0

これもかなり昔からタイトルが気になってて、昨年亡くなったルトガー・ハウアーの追悼も兼ねて観てみました。
ルトガー・ハウアーが人のいい普通の人間(?)やってるだけでも不思議ですが、もうお話全体が不思議で
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

前作『ボーダーライン』(2015)とは、監督スタッフは変わってますが、冒頭からのあの不安感をあおる重低音と不穏な緊張感は健在。ジョシュ・ブローリンもまたサンダル履きで登場します。今回エミリー・ブラント>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

前評判が良すぎると、つい警戒して引き気味に観てしまいます(去年は『ジョーカー』)。
が、とても面白かった。よくこんなストーリーを考えつくもんだと感心。
ただ、私の場合“感心”は上級ではあっても最上級で
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.8

この映画も昔からタイトルが気になってましたが初見です。まず主役の二人、どちらが悪玉でもおかしくないキャスティングです。今回はジェフ・ブリッジスが善玉っぽいけどまだ油断できません・・・。イヤ、やっぱり怪>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ヴィルヌーブ作品と知らずに今頃Amazon primeで鑑賞。降り続く雨、またはどんより曇り、もしくは夜。この映画には晴れのシーンが無い。ゆっくり寄るカメラ、不安をかきたてる音楽。この不吉な空気には確>>続きを読む

ワイルドガン(2015年製作の映画)

3.6

2016年の劇場未公開作品。西部劇は好きなのに、たいして話題にもならず安易な邦題のせいもあって今までスルーしてました(原題は“Forsaken”)。
ストーリーは、かつての凄腕ガンマンが銃を捨てて故郷
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.7

以前観た『幸せなひとりぼっち』(2015年)を思いだしました。どちらも妻に先立たれて孤独で偏屈な老人がある家族や他者との触れ合いの中で・・・という内容です。あちらはスウェーデン製、こちらはイギリス製。>>続きを読む

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.5

イーストウッド作品でこれは観ていませんでしたが、もうすぐ公開の新作『リチャード・ジュエル』と同じく冤罪の話と聞いたので観てみました。こちらは実話ではなく小説の映画化ですが。20年程前の作品で当時イース>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

今年からは劇場新作だけでなく過去作もレビューすることにしました。年明け1本目に観たのは一昨年の公開時から気になってたこの映画。ハリー・ディーン・スタントンといえば、これまで私が観てきた映画にまあたくさ>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.2

2020年の節目を迎える前に今年最後に観る映画と決めてました。私はシリーズ1作目から全て劇場公開時に観てきた世代です。約40年前に『帝国の逆襲』を観たときには、TVの連続ドラマじゃあるまいし、映画のく>>続きを読む

マーウェン(2018年製作の映画)

3.4

ゼメキスの新作ですら単館でひっそり公開という扱いで危うく見逃すところ。私も子供の時にGIジョーで遊んだクチです。ドイツ軍将校や野戦基地型のケースも持ってました(男なのでバービーは持ってませんでしたが)>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.1

油断してたら公開から早1カ月、なんと上映は1日にたった1回。しかもこれまでに不入りだの大赤字だの聞こえてきたので、終わらないうちにと慌てて観てきました。ところが、なんだ心配してたのに面白いじゃん。さす>>続きを読む

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.3

福岡のKBCシネマで観ました。実はこの手のホラーは苦手なんですが。限定1回上映と書かれてて気になって、しかも仕事帰りに観れる時間帯だったし、この映画のことも監督のこともほぼ知らなかったんですが発作的に>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.0

J・キャメロンばかり名前が出てましたが、監督はタランティーノとオタク仲間のロバート・ロドリゲス。彼はタランティーノより10年以上も早く『レジェンド・オブ・メキシコ』(原題 ワンス・アポン・ア・タイム・>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.5

今年の春に劇場で鑑賞して既に年末ですが、私の本年度ベストの座は未だ揺るぎません。イーストウッドは『グラントリノ』の頃はジイさんでも腕っぷしが強そうでしたが、さすがに本作ではアクションはもう無理そうです>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

誰だ!映画館で携帯を鳴らす不届き者は!と思ったら映画の中の着信音でした。数回ダマされました。バカですねー。
予告編を見て思っていた展開とは良い意味で違いました。主人公は電話の音声情報のみでどんな事件も
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.4

「グリーンブック」のアカデミー作品賞受賞の賛否の件があるので、こちらも観とかないと片手落ちになると思って観てきました。「グリーンブック」よりもっと重みのある硬派で緊張感のある作品かと期待したのですが、>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

アカデミー作品賞の受賞時は物議をかもしていたので構えて観に行きましたが、私は予想よりも楽しめました。コメディが得意な監督らしく、誰にでも受け入れられやすく、わかりやすい作品だったと思います。白人目線で>>続きを読む

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

金に目がくらんだアウトローたちの騙し合い、仲間割れといったドロドロの人間劇が繰り広げられる話かと思っていたら少し違った。銃声は大きいけど静かな印象の、意外な展開の西部劇だった。
最後、この殺し屋の兄弟
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

巷ではマーベルやDCの派手な特殊能力者たちが活躍する映画が大ヒットする中、シャマラン印のいまひとつ地味ですが妙にリアルな特殊能力の持ち主たちの競演。過去作品のメンバーが揃うだけでも嬉しい。ただ作品全体>>続きを読む

ゾンビ-日本初公開復元版-(1979年製作の映画)

3.3

久々にロメロ・ゾンビを劇場で観ました。やっぱりゾンビはこうでなくちゃ。昨今の走るゾンビは嫌いです。趣も何もあったもんじゃない。逃げ切れる自信無いし。
ゆっくりなのに逃げ場のないジワジワ迫りくる恐怖こそ
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

この題材・スタッフ・キャストで3時間半の大作。これは劇場で観とかないと、もう年だし体力的にも最後かも(自分のことです)と映画館へ。Netflix仕様だからかスクリーンがシネスコ比率じゃなくビスタサイズ>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

「トイストーリー」シリーズ(吹替版)の楽しみの一つは、脇を固める往年のベテラン声優陣でしたが、「3」の名古屋章氏(Mr.ポテトヘッド)に続き、「4」では永井一郎氏(スリンキー)や大塚周夫氏(ハム)も他>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

劇場で鑑賞。40年近く前に観た「クレイマー、クレイマー」を思い出した。時代の流れもあり、今回は夫婦双方を同じ比率で、よりリアルに現代的に描いている。でも時代は変われど、変わらない人の想いや表現手法があ>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

あの長い原作をうまくまとめてあり、映画版ともちゃんと繋げていた点に感心。「シャイニング」でもドック(先生)と呼ばれていたダニーが大人になって「ドクター・スリープ」になった話ですが、映画でもこのあたりが>>続きを読む

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.9

マカロニウエスタンではレオーネを選んだイーストウッドに対し、レイノルズがコルブッチ(同じセルジオ)を選んだのも選択ミスだったのだろうか? それでも「シティヒート」ではイーストウッドと堂々ダブル主演だっ>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

2.8

アン・リー監督に期待してIMAXで観ました。
若きウィル・スミスの映像技術は確かにスゴイ。アクションも。
でもそれだけか。
技術が追いつくのを何年も待ったそうですが、その間にもっと他にすることがあった
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

三谷作品は好きでずっと観てきましたが「清須会議」で腹が立ってきて「ギャラクシー街道」は初めてスルー。NHK大河「真田丸」は秀吉編までは面白かったんですが。最近は作り手が楽しむ方が優先されてて、観客のこ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

「タクシードライバー」や「キング・オブ・コメディ」の他に、「マシニスト」を思い出しました。
面白かったんですけど。まわりの評価がスゴすぎて、ちょっと置いていかれてます。