kuutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)

2.5

スコットランドの小さな島で実際に起こった、ウイスキーをめぐる騒動を描いた可愛い映画。

「カレンダーガールズ」「フルモンティ」「ブラス!」みたいな、田舎の人たちが立ち上がって頑張る系イギリス映画から、
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

オープニングシークエンスからいきなりガッと持っていかれるカッコ良さ!

劇場でお芝居見たような感覚を味わえる正統派ミュージカル映画だけど、当然「映画だからできる」ダンスシークエンスやカメラワークも盛り
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

たまたま読んでいた「国境なき医師団」についての本の内容ともリンクして、とても響いた一本。

舞台は紛争直後の混乱真っ只中のバルカン半島。清潔な水を確保するため井戸の水を浄化しようとしているNGO。地雷
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永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

2.5

ナチスドイツに迫害されたジプシー出身のミュージシャン、ジャンゴが戦時中にナチスに狙われ、追われた実話の映画化。
ユダヤ人ばかりにスポットがあたるけれど、ナチスに迫害されていた人たちにはジプシー(ロマ人
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.5

見たあと必ず誰かと語りたくなる映画。俳優の演技がすごいし、脚本がとにかくよくできてる。
キャストの存在感とリアリティ。3人がそれぞれに背負うヒリヒリする現実の痛み。誤解と理解。そして、観客の予想を確実
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

人種差別をブラックコメディに昇華したホラー、という異色作。

だいたいのあらすじは知った上で見たので中盤の驚きは無かったけれど、後半に「ええー!」という驚きの畳み掛けが。しかも案外笑えないというかあり
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羊の木(2018年製作の映画)

3.0

狂気に見えたものがそうでなかったり、その場所では普通に行われていることが実は異様だったり、人の社会のズレみたいなもの。

普通の日常の中にじわじわと気持ち悪さが滲み出てくる感じと、(どんどん巻き込まれ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.5

とある組織からの思わぬ襲撃で壊滅的なダメージを負ったキングスマンが、アメリカの兄弟組織ステイツマンの助けを借りて敵の組織に乗り込んで行く。

前作が「期待した割には途中からいまひとつ」と感じたので今回
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.5

ゴッホが死ぬ前に書いた手紙を手にした郵便配達の息子が、ゴッホの最期の日の真相を追うミステリー仕立ての物語。
実写の映像をもとに、125名の画家によってゴッホの筆致で再現された映像がすごい!ゴッホの絵が
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.5

自分と違う者を見た目で判断したり、よそ者を差別すること。それを、理解と愛情で乗り越えて行くこと。
1のときから変わらないそのテーマは、クマのかたちを借りた移民問題へのメッセージに感じるし、今この時代に
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.0

子供の頃から怪我ばかりして九死に一生を得ているルイ。彼はなぜ危ない目にばかり会うのか?
これは、とても怖い話。ルイの秘密は想像の範疇で結末に驚きはないのだが、点と点のつなぎ方が上手くて最後までドキドキ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.0

女性テニスプレーヤーが男性に比べて賞金が低く差別されていた時代に権利を求めて立ち上がった女性たちの実話。それを逆手にとり炎上商法のようなことをする男性が出てきて戦うことに。
テニスを舞台にしつつ、男女
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.5

ホラーの建てつけにはなっているけど、実は自分と向き合い苦手を克服していく子供たちの成長を描く良作。『スタンドバイミー』『グーニーズ』や『SUPER8/スーパーエイト』など、スピルバーグ作品を引き合いに>>続きを読む

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