泣いたな~
クリードjrじゃなくてドラゴjrに。
全体的に良くも悪くも祭りだった。
リンダハミルトンが出てきそうなニューメキシコの「虎の穴」とか(個人的にはロシアの雪山でトレーニングしてほしかったけ>>続きを読む
ママの状態が「ちょっと変わり者」レベルというには生活に支障ありすぎで、マチルドの健気さが辛かった。フクロウ(そういえば特に名前はついてなかったな)の言葉は、マチルドの潜在的な気持ちが言わせているのかと>>続きを読む
あら、みなさんスコア低い。
確かにもっとエグいの(アイツ以外は)を想像していたので思ったのと違った感はあったけど、これはこれで私は結構好み。
実話に着想を得たというのが怖いけど、実際移民として生きて>>続きを読む
移民問題もそうだけど、北欧のみならず日本でも起きていたある問題が焦点となる、シリーズの中でいちばん「あり得る」話。(ちなみにサイトやフライヤーに書かれているあらすじは、原作から引っ張ってきているらしく>>続きを読む
ギレルモ・デル・トロによるハリウッドリメイクが決定した、というだけの理由で鑑賞。(よくよく調べてみたら製作がデルトロで、監督はオリジナルのデミアン・ラグナ)
とにかく劇伴が大げさ!
そんなに弦楽をか>>続きを読む
難民たちの乗るボートが海上に揺れている。その波のように寄せては返す眠気…
国境に阻まれた彼らの劣悪な環境がニュース映像になることは少ないし、世界にこれだけの数の難民がいるということを「知る」ためには>>続きを読む
前作は音の悪さに辟易しつつも監督本人が醸し出す笑いは嫌いじゃなかった。今作は「ここで笑え」ポイントが全くと言っていいほど笑えない(場内にやたら大声出して笑うおじさんがいたのも不運だった)。
このまま話>>続きを読む
事前情報は極力入れずに観に行く方針なのだけど、あらすじはともかく、今作は元になっている事件は知ってから行くべきだった。
正直途中までは「長いな……」という感じだったし、犬の吠え声の大きさにびびりまくり>>続きを読む
北と南については、フィクション/ノンフィクション問わず今までいろいろな描かれ方をしてきたけれど、こんなアプローチの仕方もあるのかと驚いた。
1972年、初の南北首脳会談をシミュレーションするために、ソ>>続きを読む
ゴリゴリの大英帝国階級社会の価値観を持つ親から生まれた若者たちが古い壁をぶち破り、新たなカルチャーが爆発した60年代。
ロックバンドが次々と生まれ、マリークワントによってスカートはどんどん短くなり、ビ>>続きを読む
前作「マジカル・ガール」は未鑑賞。
表舞台から忽然と姿を消した人気歌手リラ・カッセンと彼女が好きすぎて、歌も踊りも完コピのヴィオレタ。
てっきり歌も地位も乗っ取り系ホラーサスペンスかと思ってたのだけ>>続きを読む
フタを開けたら意外とメジャーな俳優陣。
でもねえ、画面が暗すぎて誰が誰やら全然見えないのよ!
問題児5人が放り込まれた寄宿学校はまるで森の古城のようで、すでに怪しさ100%(親もグルじゃないのか?と>>続きを読む
たぶん160人中150人ぐらいのおじ(い)さんたちに囲まれた今日のシネマヴェーラ。
これはめちゃくちゃ面白かった!
密室で展開されるスリリングな場面の連続はもちろん、エッジの効いた会話がとにかくいい>>続きを読む
物語としては終盤まではやや単調に感じたものの、ただのケチなスリかと思ったリチャード・ウィドマークがかっこよくて魅入ってしまった。なぜ彼がスリになったのかは明かされなかったけれど、情報屋モーも含めてそう>>続きを読む
2019年の劇場鑑賞は、毎年恒例の未体験ゾーンからスタート。
今年は何本ヒットが出るかしら。
ハリウッドで活躍している造形クリエイター片桐裕司初監督作品。
東京コミコン2016での初上映以来、地道な>>続きを読む
溜まっていたレビューを片付けて、ようやく今年ラストの劇場鑑賞作品を。
読みづらい文体で少々苦労したので細かいところはあまり覚えてないのだけど、一応原作既読。
大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した原作>>続きを読む
ところどころに好みじゃない演出があった。
特に同窓会のくだりは村上淳が大根役者になってしまうほどお寒い。安定の安藤サクラもぐんにゃりした動きと聞き取りずらいセリフまわしが今回はあまり合わないような。>>続きを読む
リトアニアから来た女優志望ダイガ、ジャズバイオリニストのテオ、テオの弟でゲイバーで働くカミーユ、移民の集まる街でそれぞれの交差しそうでしない人生が描かれる。
実際にあった事件を背景にして、幸福感の無さ>>続きを読む
カトリーヌ・ドヌーヴが美しすぎて、彼女に「美人ね」って言われたら「嫌味かよ!」と私がエマニュエル・ドゥヴォスなら叫んでる。
実業家との3回目の結婚を控えたノラ。息子を預けている自分の父親の末期ガンを>>続きを読む
アラバマ州立総合養護施設AIDBを舞台にした四部作のうち盲学校を撮影したもの。
小さいジェイソンが階段使って行って戻るシークエンスは、まるで冒険譚を見ているようでついつい息を詰めてしまう。ジョン・デ>>続きを読む
悪の帝国ソ連を威嚇するべく、米国が当時主力兵器としていたICBM。そのミサイル発射の操作担当官養成プログラムの現場を映したドキュメンタリー。
へー見せちゃうんだーと思ったけど、発射訓練の様子は今も普>>続きを読む
「操行ゼロにするぞ」の意味がいまいち分からないのだけど、要は評価0点つけるぞってことかしら。
いかにも革命の国フランス、ガキンチョたちも寮監の縛り付けや教師のセクハラまがいには黙っちゃいない。羽毛舞>>続きを読む
これまた遊び心に溢れた短編ドキュメンタリー。
逆回転、スローモーションに、無音の水中の泡が美しい。
ラストがニクいぜ。
そんなに激しく飛び込んだら脱げちまうんじゃないの⁈ゆるゆる海パンにドキドキ。
ニースの街と人々を上から下から遠くから近くから映しまくるドキュメンタリー、、というには編集に遊び心がありすぎる。プラス音楽のかっこよさ!ラストのピアノが最高だった。
豊かさと享楽の間に一瞬だけ映る貧>>続きを読む
フランス人っぽい無邪気さと極端さに笑ったりハラハラドキドキしたり、想像以上にアトラクション映画だった。
アゴはないけど情はある、ゆる〜〜いタトゥーがナイスなおやっさんと猫まつりでさらにスコアがアップ>>続きを読む
原題は「最後のスーツ」
邦題のほうが好き。
アルゼンチンに住むユダヤ人アブラハムが、友との約束を果たすべく片道切符で踏み出した人生最後の旅は「ドイツ」と「ポーランド」という単語を使わず、ドイツの土も>>続きを読む
スリラーやホラーのお約束の詰め合わせ。定番のお味が揃ってるのでどなたにも喜ばれると思いますよ〜と言われて食べてみたら、うん、知ってる味だけど、なんか食べ応えあってすごく美味しい、みたいな作品。
クワ>>続きを読む
控えめなお胸に見覚えがあると思ったら、「若い女」のポーラちゃんじゃないの。
これはなかなか面白かった。
「DVの元夫から娘たちを守る母親vs娘たちに会いたくて強引につきまとう男」という構図かと思い>>続きを読む
なんで先行上映が秋田なの?と思ったら、オール秋田ロケだそうで。
ビュースポットとしての風力発電を売りにしたい秋田としては、これはかなりの宣伝効果になったと思う。
冷たさや厳しさを感じるときもあれば、自>>続きを読む
初・清水宏作品。
「有りがたうさん」といういかにも実直そうなニックネームに対して、上原謙の色気がダダ洩れすぎている。冒頭、寝転がってタバコを吸う姿なんて完全に悪い男にしか見えなかった(笑)「有りがた>>続きを読む
ダミアン・マニヴェルがぜひこの特集に、と推薦した作品。
今作の監督はゴシック演劇出身とのことでセリフの発し方に特徴があるという。中でも特に他とは言い回しが違うセリフがあるらしく、そのセリフの前には「>>続きを読む
「泳ぎすぎた夜」の前年に撮られたダミアン・マニヴェルの長編。
公園で初デートの初々しい高校生カップル。最初のぎこちなさから徐々に距離が縮まる感じはなんだなんだ青春だなオイ、とヤジを飛ばしたくなる光景>>続きを読む
「イギリスめっちゃ攻めてきてるんですけど!フランスこのままじゃヤバいんですけど!」と幼少期から思い悩むジャネット=ジャンヌダルクに、神さまは沈黙、修道女はヘドバンからの連獅子で「神さまが与えた試練は黙>>続きを読む
長回しのカメラワークが生み出す映像美にウットリ。モノクロの世界が静けさと不穏さと切なさをもたらしている。
時代背景からもっと酷な内容かと思ってたけど、想像以上に人の暖かさに満ちていた。子どもたちやそ>>続きを読む
2018年も残り僅かなこのタイミングで、確実に上位になりそうな作品。
面白かったー!はもちろんだけど、これ好きー!って感じ。
とにかく観て!とフォロワーさんから散々言われた理由がよくわかる。
なんで私>>続きを読む
気づいたらbunkamuraでの上映が終わっていて、さほどの動揺もなく諦めかけていたらアンコール上映しかも夜の回(いや今まで夜回がないこと自体ありえないのだけど)でやってくれた。
なるほど、評判通り>>続きを読む