「子ども×超能力×団地」の世界観。大友克洋からインスピレーションを受けていると小耳に挟み、書棚で日に焼けた「童夢」を読んでから映画館に向かう(なんと、童夢の内容はほとんど忘れていた…)。
子どもって>>続きを読む
ザリガニってホントに鳴くの?とか、実はウチダザリガニは美味しいんだよ?でもノースカロライナの湿地に生息するぐらいだから、やっぱりこの沼で鳴くのはアメリカザリガニかしらね?
なんて、ミステリーってそん>>続きを読む
少々期待しすぎてしまったかしら。「ドロステのはてで僕ら」にあったほんの少しのヒリヒリ感もなく、貴船が見せる様々な景色が美しいからか、特段心が動くこともなく。でもなんか旅に行きたくなった。ああいう旅館っ>>続きを読む
なんて言うことだ。怖いの嫌いって明言しておきながら、A24ホラーの「X エックス」や「Pearl」を観て調子に乗っちゃったんだろうね。アリ・アスターは一応「ミッドサマー」を観て平気だったし、自分のホラ>>続きを読む
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「Pearl」は「X」の前日譚?ふーん、じゃあ公開前に一応前作もチェックしておくか。ぐらいの温度感で臨んだ本作。大事なことだから先に言う。「Pearl」を観るつもりなら、事前に「X」は抑える必要がある>>続きを読む
なんか深夜にやってた映画をたまたまズルズル観ちゃった系作品。三連休だとこうやって時間を贅沢に使って生きれるなーっていう感動がある。昔はこう言う時間があったなー。深夜に流れてきたナイン・ハーフとかこっそ>>続きを読む
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ふんわりと「Pearl」を観たいと思ったのだが、前日譚があるらしいと知る。それを無視してよいのはスターウォーズ EP.4ぐらいなものだろう。事前に観ることにはしたのだけれど、ホラーはあまり好きじゃない>>続きを読む
もうそろそろこの作品も上映が終わるね、というタイミングでサックス奏者・馬場智章氏の演奏を(妻が)テレビで聴き、急いで映画館に向かった次第。いや、間に合ってよかった。
漫画では音が出ない。
実写化した>>続きを読む
分かるー!
なんて言えるはずもなく、クローネンバーグの世界にゆらゆらと揺られ続ける。ディズニーランドのアトラクションに乗って小さな世界を進むかのように、自らの意思とは関係なく、考えることも辞めて何か>>続きを読む
ピッツバーグへの風評被害が心配になる。
CIVIC TVのTシャツが欲しい。
花火大会後に「あの尺玉が」とか「親星の色がどうの」なんていう言論は無粋だと思う。キレイだったね。楽しかったね。また来年>>続きを読む
坂元裕二は好きなのに、なんだか気が乗らずに未見だった作品。他人の色恋沙汰に2時間というのはやはり冗長な感じがしたけども、愛だ恋だのストーリーにしっかり彼の節が効く。まあたまにはこんな週末もよかろうと思>>続きを読む
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いくら仲がよくてもだ。痴話喧嘩の片一方を聞いて、それがどんなに酷い話でもその場でどちらかの味方にならないようにしている。コレは私が昔から持つ小さなポリシーで、その場で共感が薄いものだから逆に怒られたり>>続きを読む
ブラックコメディの娯楽作品としては最高峰かも。政治、経済による社会の分断、過度な情報化と、現代社会の闇の部分をしっかり描きながらも、夢と希望もほんの少しだけひと混ぜされている感じ。
どれが夢で何が希>>続きを読む
「Kajillionaire」が原題らしいので、まずは「さよなら、私のロンリー」というどうしようもなく詰まらなそうな邦題を記憶からさよならしようか。
ちなみにこの「Kajillionaire」自体が>>続きを読む
昭和の後半に流行ったゲームブックという文化。ファミコンを買い渋った家庭の哀れな子においては、ある種娯楽の最高峰にあった。コンセントに繋ぐことなく、ゲームは一日一時間などという制限もなく、ひたすらに非日>>続きを読む
誰にも分け隔てなく慈悲の心を持って対するちひろさんはまるでボーディ・サットヴァ、つまり菩薩。こんな風に人と向き合えたら、どんなに素晴らしいことだろう。しかし、そんな風に生きるしかなかったのであろう彼女>>続きを読む
ジョニー・デップが禿げてると、ああ禿げててもカッコいいなと将来の不安が拭われるし、デル・トロの腹が出てれば、今晩はラーメンを大盛りで頼もうかと思うよね。
トランクいっぱいのドラッグに塗れ、ラウルもゴ>>続きを読む
マーゴット・ロビーを観るための作品。ハーレイ・クインを楽しむための作品。
あとは映画風に仕立てて、なんか強い女性を描いた戦隊モノです。あ、ホントだ5人いる。
なんと言っても戦場となるブービー・トラ>>続きを読む
犯人が悪人になった理由を追うと、様々な景色が見えてくる。
世の中を騒がした歴史的な犯罪者の多くは、生まれた時から悪人だった訳ではないと言う。彼らの闇に見え隠れする風景は、目を覆うほどに理不尽だったり>>続きを読む
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え?何の話し?
あー、あれか。違うんだよ。
ほら、俺らガキだったしさ。みんな似たようなことやってたじゃん。遊びじゃんか。本気じゃなかったんだよ…。
つーか、俺じゃないし!やってたのアイツだし!俺>>続きを読む
伊坂幸太郎という素材をバターで揚げたものにピーナッツバターを塗して、豆腐と和えて酢飯と海苔で巻いた上に、そいつを輪切りにしてピザの具にしちゃったような作品。
過剰に彩られた合成着色料と、違和感を感じ>>続きを読む
もう数えられないほど観たパルプ・フィクションを、映画館で観る贅沢。土曜日のクエンティン・タランティーノ生誕祭は見る限り満席で、幕が上がる前から興奮してしまう。
内容について今さらどうこう言うつもりは>>続きを読む
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マルクス主義者のアメリカ人船長と大富豪のロシア人が、他人の言葉を借りてポリティカルに盛り上がる。周囲の不安やゲロやうんこに塗れた阿鼻叫喚なんて気にすることなく、酒に酔い思想に酔う。
そんな地獄絵図な>>続きを読む
エブエブを観て、オスカー受賞インタビューを観て、キー・ホイ・クァンの子役時代、データに会いにやってきた。
昔観て夢中になったグーニーズ。子ども達が海賊の宝を探して洞窟へ…。怖いおばさんに襲われて…。>>続きを読む
なかなか言語化が難しい。「面白かった!」「すごかった!」「笑笑」というような感想が塊になって襲ってきたよう。いい意味で疲れた。
マルチバースなんてカタカナはおじさんには馴染みがなく、マルチバース×カ>>続きを読む
それでは聴いていただきましょう、The Jon Spencer Blues Explosionで…Bellbottoms!!
突如はじまったジョンスペの名曲と青天の霹靂な銀行強盗の相性が最高すぎて、>>続きを読む
中学生の時にマイケル・キートンのバットマンを映画館で観て以来のゴッサム・シティ体験。その世界観を思い出せないまま進むからか、途中で瞼が重くなる…。画面の暗さもその一助となる。
そしてドンパチはじまっ>>続きを読む
人間の嫌な部分を現代社会に寄せてしっかりとアップデートして描くから、もの凄く沁みる。みんな嫌いだし、こういう風にはなりたくないし、こうなってはいないかと不安にもなる。
特に大きなクライマックスもなく>>続きを読む
前作を体験しておよそ10日経って王の凱旋を観る。10日のブランクがあるのだが、冗長に前作を振り返ることもなく相変わらずの勢いで話が進む。
その人間関係を思い出しながら、ストーリーに振り落とされないよ>>続きを読む
なるほど、名作。雨に打たれて歌うシーンしか知らなかったけど、こんなお話しだったのですね。
バビロン観覧後、翌々日に復習。しかしこの作品を知ってからバビロンを観たら、140%ぐらい評価が変わっただろう>>続きを読む
困った。感想が難しい。スジ張ってゴリゴリに硬い何かの肉を、その正体も分からずに腹一杯食わされた感じがする。ひたすらに食った。188分食い続けた。
お陰様で消化に時間がかかる予感がする。明日の朝は象よ>>続きを読む
RRRで印度の世界観にハマり、ラージャマウリ 監督作品のバーフバリを観る。吹替版はアマプラにあったんだけど、やはり字幕版が観たいなとレンタル。159分か。RRRを飽きることなく観れたから大丈夫だろう。>>続きを読む
漫画でありアニメであり、御伽噺でもあって、そしてもう神話ですらある。ただひたすらに力強く、豪快で美しい。これはもうエンタメ爆弾。恋も愛も友情も大爆発だ。
金かけてまっせ!とヒシヒシ伝わるCG満載な映>>続きを読む
前作を観終え、そのままPART IIに移行する荒業!200分なんて分刻みで言えば誤魔化せると思いなさんな。3時間20分。前作と合わせて6時間17分。シチリア塗れの一日です。
ファミリーが大きくなるに>>続きを読む
5類に移行するというタイミングでコロナに罹り、下界からシャットアウトされたタイミングで遂に手を出してみた。ドン・コルレオーネの手の甲にキスする日がやって来たのだ。
光と笑顔に溢れるファミリーの結婚式>>続きを読む
幸宏さんが逝ってしまった。
来週の仕事が音響ハウスでおこなわれることになり、二つの思いで観ることにした。純粋な憧れと、純粋な好奇心。偉大すぎる諸先輩方への憧れと、その場へ降り立つことへの好奇心。>>続きを読む