schemixさんの映画レビュー・感想・評価

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EXIT(2019年製作の映画)

4.2

やられた。実はいまこんなド直球な映画は、韓国でしか作れないかも。最後の最後まで映像による説明が丁寧で、非常に見やすかった。

ニキータ(1990年製作の映画)

3.8

リュック・ベッソンの暴力性と、ストーリー性の無さが極限まで冴えている一作。(褒めてます)チェッキー・カリョやジャンレノなどお馴染みの面子も怪演。またこういう映画をヨーロッパ・コープでなく、ゴーモンで撮>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

すごい…映画的至福に溢れている。縦横無尽に動き続け、語り続けるカメラ。端役に至るまで素人が1人も写っていない。エイリアンも出てこなければ未来の話でもない…しかし見ていてなぜこんなに気持ちいいのか。「レ>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

劇場で初回鑑賞時、冒頭から意味不明な涙が流れ、号泣のあまり後半はまともに見れなかった。未だに2度目は観れていないけど…そろそろ挑戦してみるかな。

映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝(2008年製作の映画)

3.6

びよよんと動く作画や、植物世界の設定の細かさが気持ち良い。劇ドラには珍しくハードなストーリーで、あと少しでいつもの日常が失われしまうところまで行く緊張感が新鮮。後から知ったが公開当時、かなり賛否両論だ>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.5

もう世間はザック・スナイダーに追いついてしまって、なんの真新しさも感じないんだなと確信させられた1本。ただノーラン的なアプローチでは撮れなかったんだろうなと思うと、このあたりの出来で十分合格点。「ジャ>>続きを読む

ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.1

ただただ映像が素晴らしく、なんとなく垂れ流しでかけてしまう円盤ベスト1。原作ファンからは不評な脚本は確かに良くない。しかし、それを補って余りあるほどのビジュアルの素晴らしさ。思えばこのあたりがザック・>>続きを読む

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.6

スーパー戦隊の第1・2話あたりを『ブレックファースト・クラブ』仕立てで5人が団結するまでを丁寧に見せてくれるあたりは好感。ただ、メガゾードの合体プロセスが省略されているのは個人的に大変致命的なマイナス>>続きを読む

メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

3.1

驚くべき中国資本のヨーロッパ・コープ印コメディ映画。ソネンフェルド監督お得意のドタバタ感は見事なんだけど、社長の椅子を狙う泥沼の争いがベースのお話なので、ネコ好きでなければかなり見るに堪えない1作。カ>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.6

「キングスマン」のマシュー・ヴォーンにも感じた「俺は007が撮りたいんだぁー」アピールが半端なかった。しかもまさかの盟友であるヴォーンの父(実際は違ったそうだけど)ロバート・ボーンが60年代に出演した>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

3.5

オープニングかっけー!!ノーランもこの映画を見てベイン役をトムハに決めたと言われる一作。実話ベースだけに、レフィン映画の中でも異彩を放っている。この映画の様に世界の偉人達をレフィンに料理してもらいたい>>続きを読む

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.6

カンヌで上映の一報から、非常に楽しみにしてきた一本だったけど、レフィンお決まりの「撮りたい場面をただ撮った」映画。確かに、画は突出してかっこいいので好きだけど、映画として語り足りてない気が。「ドライブ>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

無謀なことに「セッション」も見ずに初日に駆け込んだ。カラフルな絵作りとエマ・ストーンの大きな瞳に惹き込まれっぱなしの2時間。楽曲も素晴らしいのだが、監督が大衆受けを狙った結果なのか、往年のミュージカル>>続きを読む

おばあちゃんの思い出(2000年製作の映画)

4.0

「生きてる。歩いてる!」の場面を再現しているというだけで星4つ。自分がおばあちゃん子だったら星5つなのだが。

映画かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち(2015年製作の映画)

3.1

ゾロリがフラれるお約束の展開。おならパワー恐るべし。もうちょっと怪獣との戦いに重きを置いて欲しかったなぁ。

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.8


鑑賞直後はかなりの満足度だったが、高橋ヨシキ氏の商売目的でのディズニーSWとの決別宣言が頭から離れず、「フォースの覚醒」同様、評価に困っている。実際、「フォ…」に関しては、あれはやはりSWとは呼べな
>>続きを読む

小さき勇者たち 〜ガメラ〜(2006年製作の映画)

3.9

名古屋駅の映画館で観て、外に出てからクライマックスの舞台を目のあたりにし感無量。平成ライダーでお馴染みの田崎監督演出でかなりハードルが上がっていたけど、予想以上の出来。脚本も少年の成長物語が軸にあり、>>続きを読む

ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.9

特撮!操演!ミニチュア!手造りの映像が、ここまでの感動を呼ぶとは。しょこたんにここまで泣かされるとは思わなかった。園子温ワールド炸裂の最高傑作!と言いたいところだが「愛のむきだし」には及ばず。長谷川博>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

「風立ちぬ」の興行収入を超えたあたりで急遽鑑賞。安藤雅司の作画という事で、宮崎作品と比べながら観てしまったが、オッパイネタ以下やけにあざといギャグや、季節の移り変わりと共に挿入される美麗な景色もストー>>続きを読む

プレデターズ(2010年製作の映画)

1.8

リブートとも続編とも取れる中途半端なプロットに対して、製作段階からイライラが募ったが、完成版を見てイライラは最高潮に。こんな誰得な映画を見て傷つくのは、他の誰でもなくシリーズのファン達。鼻の起用はトド>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.7

地上波で気楽に鑑賞。原作は未読だが、映画はガチで実写版FPS。我々ファミコン世代には懐かしい1機死ぬ→コンテニューの展開がまたヤバい。魔界村、泣く泣くリセットボタン押したなぁ〜。小屋で1晩明かしたなら>>続きを読む

X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.8

既見だったが、改めて見直して人物描写の深さに涙。エリックとチャールズ、2人の男たちの魂は深い所で繋がっている。それを映像で説明してしまうアンテナのシーンは、胸がグッと熱くなる。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.3

長いよ。(笑)まずは再び日本でゴジラ映画を企画してくれた東宝に感謝。さらに特撮の未来を鑑み、庵野氏に製作を依頼してくれた事にまた感謝。おかげでこんなに多くの人が熱狂し、様々な場で様々な手段で語っている>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

前作からしてやはり高すぎるハードルだったのか…???なオープニングから中途半端なカーアクション、理解不能な動機のオーベルハウザー、なぜか帰倫するラストと、首をかしげながらの2時間半。それでも前作から続>>続きを読む

ラビリンス/魔王の迷宮(1986年製作の映画)

3.8

初見はゴールデン洋画劇場にて。ジェニファー:喜多嶋舞の声が20うん年経っても頭から離れず…OPのCGフクロウも語り草だが、やはりデヴィット・ボウイの魔王とヘンソン印のパペット達の共演が今見ても素晴らし>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.7

デヴィット・エアー脚本だったんだなーと今さら納得。映画史上これほど怖い新人1日目があっただろうか?しかし、この映画ではまだ正義感に燃えていたイーサン・ホークも…と思って「クロッシング」を見ると、感慨深>>続きを読む

デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.4

80年代バカ大作請負人メナハム・ゴーランが、ミスターB級アクションことチャック・ノリスと手を組んだ!…中身はあまり覚えてないがラストに意味もなくギリギリに飛行機に飛び乗るノリス親父の勇姿と、テレビ番組>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.9

もともと続編のつもりもなくこの1本で語り切って作られているだけに、シリーズ中最も映画として好きだし、タトゥーインの夕陽など、好きなシーンも多い。だが、多くの人がそう言う様に、忌まわしきは「特別編」の存>>続きを読む

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

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未見なのだが、ユアン・マクレガーとユエン・ブレムナーが「トレインスポッティング」以来の共演、さらにユアン・マクレガーの叔父にあたるデニス・ローソン(SW・EP4〜6のウェッジ・アンティリーズ役!)が出>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.8

公開時、映画館で見てあまりピンと来なくて、Blu-rayも買わずだったけど、地上波放送でそのズバ抜けた映像の美しさを再確認。確かにアデルの主題歌までで5億点出てる(笑)
ピンと来なかった理由として、
>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.6

テレビ愛知「午後1時の名画座」にて初鑑賞。ただただフェイ・ダナウェイの美しさに吸い込まれる。近年の彼女の姿しか見ていなかった事に愕然とさせられる。クライドの不能な様は何を意味しているのか…

キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

「キック・アス」の時も感じたが、度を超えた表現で作品全体の雰囲気がガラリと変わってしまう事に多少の難はある…ものの…ものの…その2シーンの破壊力があまりにも強力過ぎて、「ま、いっか」とさえ思わせてくれ>>続きを読む

北京原人 Who are you?(1997年製作の映画)

2.5

いろんな意味で奇跡のような映画なんだけど、それってやっぱり大手映画会社の会議室から産まれてくる企画の成れの果てかなって思うと悲しい気持ちになる。…思い出すのはメス原人と片岡礼子のおっぱい、あと本田博太>>続きを読む

DOOR(1988年製作の映画)

3.5

小学生の頃、金曜ロードショーで見て痛さの伝わってくるような描写でトラウマになった映画。今思えばあの頃はこんな内容でも地上波で放送できたんだなぁ。

ザ・デプス(1989年製作の映画)

2.8

やっぱり「リバイアサン」より印象が薄い。覚えているのはカブトガニみたいな深海生物と、減圧が待てなくて死ぬホセ・ファーラーの息子。あ、2本とも「ロボコップ」とキャストかぶりだ。

リバイアサン(1989年製作の映画)

3.3

「ザ・デプス」とほぼ同時期の公開のためどうしても比較されがちだけど、クリーチャーのグロテスクさとか、ピーター《ロボコップ》ウェラー以下ただただエロいアマンダ・ペイズやトラウトマン大佐やホーム・アローン>>続きを読む

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