schemixさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.8

祝ポン・ジュノ、ハリウッド進出!…と思いきや、皮を被った完全な韓国映画。前半の血生臭いバイオレンス〜バトルはテンポ良くアイデアに溢れていた。原作があるため世界観や設定は完成されているが、オチはもう少し>>続きを読む

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.0

相変わらずシリーズファンへの情が厚く、「あの場所が…」や「あのアイテムが…」など随所に散りばめられていて最高。かと思いきや各見せ場のシークエンスも神演出というか、特に裂け谷からの脱出シーンではそのサー>>続きを読む

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.6

ズラ頭のチャンベイルをはじめとする豪華俳優陣の競演だけでも十分見る価値あり。しかし内容の方がイマイチピンとこず、消化不良だった。選曲や映画自体の構成など、スコセッシをかなり意識して撮った様に見受けられ>>続きを読む

ゴースト/血のシャワー(1980年製作の映画)

2.2

小学生の頃、ゴールデン洋画劇場で見た。それほどの見せ場でもない血のシャワーの場面が、サブタイにまでフィーチャーされているインチキ臭さが絶妙。そういえばトラウトマン大佐が出てたんだなぁ。

大脱出(2013年製作の映画)

3.5

宇多丸氏の評を聴いた後での鑑賞で、中年2人のイチャつき合いにしか見えなかったし、予告編もガッツリチェックしていたので例のネタバレも承知していたが、それでも十二分に楽しめたし、クライマックスの80年代ア>>続きを読む

アイム・ソー・エキサイテッド!(2013年製作の映画)

2.9

正直笑えなかった。アルモドバルの映画を見るたびにカルチャーギャップを感じずにはいられないのだけど、今回は輪をかけて強烈。とにかくスペイン人てのは、性に対して貪欲で、快楽のためならタブーも軽がると乗り越>>続きを読む

ゴジラ2000 ミレニアム(1999年製作の映画)

1.5

監督・大河原孝夫、脚本・三村渉、柏原寛司という布陣で、ナゼこの出来!?余りにガッカリさせられた為にその後のミレニアムシリーズは劇場未見。今となってはもう少し温めてから復活して欲しかった。

劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

2.8

前編のダイジェストもあるので、今から見るなら後編だけで十分。非常に難解な本編の内容に関しては、あまり語りたくありません。初見でわからなかった方は、ノベライズやまとめサイトで確認してみて下さい。サノモト>>続きを読む

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

2.6

堤氏のドラマ映画化でいつも気になる事なのですが、ドラマでのテンポの良さが著しくそこなわれてしまい、途中で飽きてしまいます。そこだけなんとかしてもらいたいものです。佐藤健と夏帆が素朴でいい味出してました>>続きを読む

ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

3.7

前半の神々しい美しさとコトが起きてからの不気味な雰囲気のギャップが印象的。ストーリーテリングが半端でモヤモヤが残りますが、それにより一層不気味さを増しています。リメイクすると、きっともっと分かりやすく>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

4.0

2013年に見た邦画の中ではぶっちぎり。辞書づくりの行程が分かりやすくかつリアルに描かれている。主演二人の自然な演技もさることながら、登場人物すべてが好きになれてしまう、そんな映画。ネコ映画としても特>>続きを読む

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.9

多勢の才能に溢れたスタッフが、何年もの寝不足の日々を乗り越えて作ったのだろうなと思うと、1フレームも見逃せない…そんな拝みたくなってしまう程の有難い1作。…だけにもう少し楽な気持ちで見れる「風立ちぬ」>>続きを読む

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.2

くせ者キャスト揃いで、見ていて痛快。特にトム・ハーディ演じる長男が、なぜか不死身でカッコイイ。ガイ・ピアースの悪役(?)ぶりも最高。ストーリーにはそれほどの深みはありません(笑)

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.6

もう少しサスペンスタッチかと思いきや、拍子抜け。ただジェフリー・ラッシュの演技は本当に素晴らしく、凄腕鑑定士にしか見えない。多くの伏線が張られているが、1回目はあまり勘ぐらず、素直に見てみると…切ない>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

現在の映像技術の最先端!しょっぱなから長回しでグイグイ引き込まれる!登場人物が2人だけだけど意外とお話はしっかりしていてクライマックスも熱いし、ジョージがまたニクい役どころで涙を誘う。何はともあれとに>>続きを読む

アート・オブ・ウォー(2000年製作の映画)

3.2

ウェズ×デュゲイが贈る正統派スパイ映画の殻を被った中二アクション巨篇…と割り切りって見ておけば大丈夫。マイケル・ビーンも出てますよ!

ドーバー海峡殺人事件(1984年製作の映画)

3.7

ドナルド・サザーランドと流れる音楽の渋さに、子供ながらに釘付けで見てた記憶があります。また見返してみなきゃ。

トイズ(1992年製作の映画)

3.9

お話は少し幼稚な感じだけど、なんと言っても映像!まさにおもちゃ箱をひっくり返した様な楽しさ。CGもなくアナログのみの画づくりに学ぶところが多いですね。

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.3

まだこの頃キャリーがあんなに素敵なそばかすちゃんに成長するとは思っても見ませんでした。P・サースガードをはじめA・モリーナ、O・ウイリアムズなど脇が固いキャスティングで、安心して見れました。誰でも背伸>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.6

半神とハーマイオニーと残酷な松潤の青春ストーリー。キラキラと輝いていた日々は誰にでもあるのだなぁと共感出来ましたが、イマイチ乗りきれず終わった感。学校制度や恋愛感の違いが原因か?あちらは告白→付き合う>>続きを読む

ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.6

原作を未読だったのが幸いしたか、思ったより楽しめた。なんと言っても映像が美しい。日本のスタッフではここまでは難しいだろう。ただ引っかかるのが性表現について。セリフが露骨過ぎて現実味を損ねている。いかが>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

3.7

低予算と思いきや、見応えある映像でビックリ!ストーリーも泣かせるしフッテージ映像スタイルも面白いアイデア。高校生が超能力使えたら真っ先に考える事あるでしょ!と「超能力学園Z」な展開を期待しつつも非行、>>続きを読む

清須会議(2013年製作の映画)

3.2

三谷監督の新作という事もあり前作、前々作の流れでコメディを期待して劇場へ足を運び肩透かしをくらった方も少なくないのでは?いつもの「さぁ、笑って下さい」的ギャグも控え目。今回は柴田勝家と藤吉郎の駆け引き>>続きを読む

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.5

エイリアン侵略物ということで同時期の公開だった「スカイライン」と比べがちですが、こちらは圧倒的なリアリティとなんと言ってもハービー・デントことアーロン・エッカートの男気溢れるリーダーシップ!ラストがあ>>続きを読む

スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火(1989年製作の映画)

2.6

トビーフーパー×ブラッド・ダーリフというだけでかなり期待してたのですが、消化不良に終わってしまった残念な1作。まぁ笑えるシーンもいくつかありました。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.0

全作に比べるとかなりのパワーダウン。二番煎じ感が否めませんでした。チョイ役ゲストも多くてそれなりに楽しめましたけどね。中でもジョン・クリースにはツボりました。ブルース・ウイリスとデミ・ムーアという元夫>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.8

ブラボー!アクション、カンフー、ビキニと男の求めるものが全て詰まっている!と言うと過言ですが、ポップで振り切れた何かを感じました。当時、スパイダーマンのパンツで場内失笑(間違った使い方での)でした。

ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

2.8

ブルース・ウイリスのダンスと、殴られて死ぬ男と、ウェイアンズ兄弟は誰が誰かわからないという事しか印象に残っていない1作。

アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.6

テレビでやってるとついつい見てしまう。アメリカでは同時期公開だった「ディープ・インパクト」と比較されがちだけど、こっちの方が底抜けに明るくてアメリカ的で、好き。作品的には見せ場てんこ盛りで後半コントの>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.5

ショーン・コネリーとエド・ハリスという2大ベテランの名演に隠れて、当時はまだその後のブロックバスターメイカーとしての活躍は予想もしなかった。当時からかなり粗く何が起きてるかよくわからないアクション演出>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

劇場で鑑賞直後「90年代の時計じかけのオレンジや!」と叫びましたが、冷静に考えても、未だこの映画をしのぐ勢いのある映画は、あまり見た事がないな、と。反社会的なストーリーなので賞レースには全く引っかから>>続きを読む

レッドブル(1988年製作の映画)

3.7

今度のシュワは◯◯だ!…ミリツィア篇。今度の相棒は◯◯だ!的バディ物でもありウォルター・ヒルが男臭く仕上げました。悪役商会海外支部所属のエド・オロスも好演のワルぶり。ウォッカを飲みながらの見ると…潰れ>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.8

SF風なフィーチャーとテンポの良さもさることながら、実は自らのルーツを探るお話でもある。大人になってからそんな違う見方をさせてくれた、奥深い作品。中学のころよくクリスピン・グローバーの笑い方をマネした>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.7

今は亡きかの今野雄二先生も「近所のおばさん達がウザいが、それを除けば傑作」とおっしゃっておりましたが、同感でございます。ティム・バートン独特のダークさがファンタジーへと昇華した傑作。

溺れる魚(2000年製作の映画)

3.1

女装に目覚めてしまう窪塚洋介を見ると、「こんな頃もあったのね…」と。クライマックスがたまげました。痛快。

自虐の詩(2007年製作の映画)

3.6

阿部寛のパンチでとにかく引っ張る2時間。カルーセル麻紀って大阪の下町に似合うなぁ。食べ物を粗末にしてはいけません。笑っちゃうけど。