養護施設で働く主人公役は前川清の息子。
バケツこと知的障害を持っている役は演歌歌手。
意外な配役だったけど、2人の演技は素晴らしく、脇を固めた杉田かおるやダチョウ倶楽部のお陰もあってか重たいテーマだ>>続きを読む
ああ好きだなぁ、この映画。
パンク少年と異星人の出会い。
相容れない出会いが奇跡を起こす。
確かに恋をしたら相手が何者だとか、そんな事どうでもいいよね。
ストップモーションが素敵だった。
彼女>>続きを読む
昔立ち読みした本に、宇宙人に連れ去られた過去を持つ人の記憶が、どんどん自分に都合いい様に変わって行く事例が書かれていた。
この映画の主人公は、自分の青春時代の記憶を都合のいい様に塗り替えてしまってい>>続きを読む
真面目一辺倒に生きてきたクレール。
まるで何かに囚われていたかの様に。
そこに何十年ぶりかに訪ねて来た、血の繋がらない母ベアトリス。
その自由奔放さを迷惑に思いつつ、いつの間にかクレールの心が解き放>>続きを読む
すごく面白かった。
このテの映画は韓国のがずば抜けて面白い。
ソル・ギョング、韓国映画に詳しくない私でもちょくちょく見かける、色んな演技が出来る素晴らしい俳優。
今回もアルツハイマーの殺人鬼なんて、>>続きを読む
とにかく落ち着かない映画。
登場人物ひとりひとり、いちいち心をざわつかせる。
ジェフ・ミルズの映画音楽も、斬新なんだろうけど、突然のテクノ音にビビる。
橋本マナミも、残念ながらアキラ100%なみ>>続きを読む
素直に感動出来るいい映画だった。
久しぶりに2回も観てしまった。
興味をひくストーリー展開に、俳優達の素晴らしい演技。
叙情的な風景もいい。
しかし途中、人間の勝手な嫉妬により、あり得ない展開に。>>続きを読む
1992年と言えば、ごく最近の印象なのに、その時代に内戦やら起こっていた国があったのですね。
その国、グルジアでの瑞々しい少女2人の物語。
まだまだ少女なのに思いを寄せられていた男性に誘拐され、その>>続きを読む
漫画の映画化の難しさを改めて感じた今作。
いや、魚喃キリコの漫画の…か。
あの独特の作風と「間」は映像向きではない気がする。
臼田あさ美はツチダのイメージに近かったし良かったんだけど。
動物園に300人ものユダヤ人を匿った夫婦の実話。
恥ずかしながら、全く知らなかった。
シンドラーや杉原千畝…赤の他人を自らの危険も顧みず救おうとした人々。
その覚悟には敬意を表すしかない。
戦争映画>>続きを読む
夫のDVから逃れ、新しい街にやって来た母と息子。
しかし、母は仕事探しに苦労し、息子は友達も出来ずせっかく抱いた恋心も無惨な結果に終わる。
息子の孤独。
母にとっては暴力を振るうダメな夫でも、子ども>>続きを読む
アニメーションも盛り込まれていて、斬新なアート映画。
だけど、編み物にさほど興味のない私には…
人を選ぶ作品と思われる。
韓国のこの手の作品は重厚感があり大好物だが、何故かのりきれず。
題材は興味深いが、ストーリー展開がB級っぽく感じられた。
私の勉強不足だろうが、登場人物が知らない人ばかり。そのせいもあるのかも。
独特の世界観。
好き嫌いはあるだろう。
ともすれば、わざとらしいとも思われる映像。最初は戸惑った。
だが、いつのまにかその美しさに引き込まれて行った。
病気にも負けずこんな大作を撮った大林監督、やり>>続きを読む
キャッチコピーの通り、登場人物誰にも共感できない。
その中でもイケメン2人のクズっぷりは清々しいほど。
(お2人とも新境地では?)
なんとなくこういうオチかな〜と想像していたのにそれを上回る展開。>>続きを読む
驚いた。
まさしくゴッホの数々の名画が動いていた。
夢を見ている様だった。
あの糸杉や、独特の空模様。
兎にも角にも、大勢の油絵画家の方々が作り上げたこの信じられないほどの動く油絵に満点を付けるしか>>続きを読む
これぞハリウッド大作!
上手くまとまり過ぎている気もしたけれど、超大作だもの。
超豪華俳優陣のおかげで飽きさせない114分。
演技戦もだが、最近知ったセルゲイ・ポルーニンや、お年を召しても美しいミシ>>続きを読む
オープニングから度肝を抜かれた。
突き抜けたセンス。
色使い…映像美…全てがスタイリッシュ。
さすが、ファッション界を生き抜いて来たトム・フォードならでは。
〜元夫から送られて来た小説。
それ>>続きを読む
ある程度想像していたんだが、その想像以上にサイコだった。
予想の斜め上を行く展開。
怖いよっ!
だけどクセになる怖さ。
もう一度観たい!
見応えのある作品。
華麗なるどんでん返し、爽快!
彼女の信念はすごいけれど、代償となる孤独…
なんか、すごいもん観たな。
私は高知県の小さな町の出身だ。
その小さな町に、かつて原発が作られようとしていた。
町は賛成派と反対派に分裂し、小さな町を二分した。
その後、賛成派の町長への反対署名が集められ、日本で初めてリコールが>>続きを読む
下手したらイタイ女性と取られかねないマリオン・コティヤールの役柄。
そうならなかったのは、マリオンの気品ある美しさと演技力にあると思う。
閉鎖的な田舎に生まれ育った情熱的な性格のガブリエル。
時にエ>>続きを読む
イスタンブールの辺り一面に猫猫猫猫猫…
同じ猫でも性格は様々。
色んな猫が見れます。
私もダンナも猫好きなのですが、いかんせん2人とも猫アレルギー(-_-)
なので、わんこを飼ってますが、かまってあ>>続きを読む
かなりスピリチュアル寄りと思いきや、それだけではなく練られたストーリー。
曖昧なままちゃんと着地しているのがいい。
ナタリーの匂い立つ美しさと、リリー=ローズのある意味不器用なイノセントさ。
2人が>>続きを読む
想像していたストーリーとは全然違った。
この映画然り、日本の予告や宣伝文句って説明し過ぎて誤解をまねく気がする。
この映画はサスペンスなどではなく、元々は単純なラブストーリーだと思う。
そのストーリ>>続きを読む
久しぶりに映画に没頭した気がします。
クストリッツァ監督の映画は「ぶっとんでる」との噂で敬遠してたんですが…
確かに風変わりな所もあるしインパクトあるけど、そんなシュールさがすごく好み。
映像が綺>>続きを読む
沖縄の日本返還の一連の流れは知っていたつもりだったが、この映画を観たら知らない事だらけだった。
それも現在の沖縄の基地問題に繋がっているとは。
他人事だった自分が全くもって恥ずかしい。
カメジローさ>>続きを読む
練りこまれたストーリー。
田舎あるある。
タイトルからしてコメディの枠なんだろうが、巻き起こる出来事がシニカル過ぎて笑えない。
私にとっては「笑えない故郷」であった。
アントニオの妙なダンスにだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
障がい者をこういうテーマで描くのは新鮮で、評価されるべき映画だとは思う。
クマピー役のリリーさん上手かったし、清野菜名ちゃんもぶっ飛んだキャラクターに合っててむちゃくちゃ可愛かった。
だけど途中描>>続きを読む
勝手極まりないウイラードくん事件の直後からの続編。
ファミリーパニック映画というべきか…
それにしても、やはりホラーの域は出ていない。
人を襲うからね…。
それでもベンくん達ネズミが可愛く思えて来>>続きを読む
ヤラれた。
奇想天外なオナラだらけの物語に、こんなに感動させられるとは。
圧倒的迫力のオープニングから引き込まれ、エンディングでは涙が。
それはきっと「こうでなきゃいけない」という、がんじがらめな気>>続きを読む
先日「みかんの丘」という映画を観た。
素晴らしい作品で、これは高得点を付けねば、と。
こちらはそれとは少し違う、高得点を付けてしまう映画。
淡々とした毎日の生活が愛おしい。
普通って素晴らしい。>>続きを読む
ひと言で言えば、インテリジェンス溢れる変態映画。
イサベル・ユペール、御歳64であの潔さ。
この変態映画が成り立つのは、彼女(まさにELLE!)ならでは。
監督、やりたい事やりまくった感じで、うら>>続きを読む
アニマルパニック映画とは言え、ネズミが可愛く思える。
ウイラード何ちゅうやっちゃ。
だけど、なんだかウイラードもソクラテスもベンも可哀想。
若きソンドラ・ロックがお人形さんみたいだった。
カスパー・ハウザー、この興味深い人物。
一体彼の正体は何だったのか。
しかし映画は謎解きではなく、彼が暗闇から出てどうなっていったのかが淡々と描かれている。
カラスに餌をあげたり炎を初めて見て涙を>>続きを読む
アメリカにいるアン・ハサウェイと、韓国に現れた怪獣がシンクロする…それ聞いただけで興味津々。
相当期待しての鑑賞。
怪獣の登場シーンも大迫力。
ますます期待大。
が…
途中のシリアス路線から、ヒ>>続きを読む