lgKaoringさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ホーム・アローン3(1997年製作の映画)

3.2

このシリーズはマコーレー・カルキン君の印象が強くて、役が変わった3からは避けていたんだけど…

今回テレビ地上波だし、それも寺田心くんの吹き替えと知り(寺田心くんあまり好きではないですが)新しい感じだ
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

4.2

これは心揺さぶられた。

鬱々とした毎日を送っていた彼らが手に入れたピストル。
何も持たない彼らにとって、それは相当な自信になっただろう。
これで世界は変わる、と。

しかし、そこからの急転直下な展開
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

息を呑む2時間だった。

心に思っている事がある。
災害やら犯罪に巻き込まれた際、誰かを蹴落としてまで逃げる事はしまいと。

だけど、実際にこんな状況になった時、自分はどんな行動を取れるだろう。
そう
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.5

前もって分かってたけどSEXシーンてんこ盛り。
それも小さな映画館に10数名入っていたので、最初私は見知らぬ人達と一緒に何を見ているんだろうと、こっぱずかしい気持ちでいた。

だけど、それが気にならな
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

北川景子大好きだしストーリーも興味深かったので、結構期待して観た。

確かに面白かったけど、なんだかな。
スマホを落としただけ…にして欲しかった。
それだけで充分怖さは伝わったのに。
無駄なエピソード
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よこがお(2019年製作の映画)

4.0

ある女の復讐の物語。
ひとことで言うとそうなんだけど…

加害者と被害者は紙一重というのを、これだけ痛感した事はない。
最初から最後まで不穏なストーリー。
苦しかった。

女って怖い。私も女だけど。
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.0

なんともオシャレな音楽と映像。

あのベビーフェイスで犯罪を重ねて行くカルリートス。
まるで無垢な天使に思えて焦った。
ロレンソ・フェロでなければ、この映画は成り立たなかっただろう。

どこまでがノン
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まさに「ぼくのエリ」の再来。
ダークファンタジーでミステリーな異色作。
主人公の悲しき運命が切ない。

北欧特有のどんよりと暗い景色が、物語の哀しさを益々象徴している。

人間も同じで、同じ種であって
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.2

スパイものはハラハラさせられて心臓に悪い。
バレるかバレないか…
何度もある危機を乗り越え金正日に会うシーンは、こっちまでド緊張。

主人公を演じるファン・ジョンミンの「演技をする演技」もすごいが、イ
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命みじかし、恋せよ乙女(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

希林さんの出演はラスト近くのみだったけれど、存在感はさすが。
出て来ただけですすり泣くお客さんも多し。

それも含め、コレ海外では難しい内容かな、と。
原題でネタバラシしてるし、この死生観は日本ならで
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エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

4.0

元々の事件は知らないが、何度か映画化されているとの事。
今作は主にテロリスト側からの経緯が描かれている。

自分の行動が正しいのか葛藤するテロリスト達。
どうしても感情移入してしまう。

特にロザムン
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シンクロ・ダンディーズ!(2018年製作の映画)

3.5

なぜか今年は2本もシンクロものが公開。
どうしても比べてしまう。

設定はほぼ同じだけど、こちらは「シンク・オア・スイム」より、スポ根感が強めかな。

今作も面白くて良かったけど、私は「シンク・オア・
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なるほどカンヌで賛否両論起きたのは分かる。
確かに倫理的に許せない事だらけだし、直視出来ないシーンも沢山。
子供殺したりオッパイを××したり…
さすがにキツイよ。

だけど…
不快なのに笑えるシーン
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エリカ38(2018年製作の映画)

3.5

樹木希林が浅田美代子の為に本企画をした事には愛を感じる。
だからこそか、浅田美代子の新境地だと思われるシーンは沢山あった。
だけど代表作になるかと問われたら、少し疑問を感じるのも確か。

浅田美代子が
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.5

かなりの豪華キャストで、それぞれの演技力は言わずもがな。
そこに頑張って入って来た少女役の子も、存在感あって良かった。

特に映像が素晴らしい。
日本ならではの川の景色が美しく切り取られているし、人間
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

笑った!
スッキリした!
感動した!

デカプリオ、失礼ながらあまり好きではなかったけど、このデカプリオは素晴らしかった。
そして、ブラピは相変わらずカッコよかった。
何より、マーゴット・ロビーがキュ
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.6

ツッコミ所は沢山あるけど、スッキリ終わって面白かった!

ユ・ヘジン、以前から気になっていたけど、最高!
何だか癖になりそう。

本家「鍵泥棒のメソッド」も観てみようかな。

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.0

とても良かった。
久しぶりに何回も観たくなる作品に出会った。

読書会を軸として、ミステリーあり恋愛あり。
少しずつ本当の自分を見付けていく主人公の心の移ろいも、見事に描かれていた。

島の美しい風景
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

4.1

本家「殺人者の記憶法」を観てからの、やっとの鑑賞。
アマプラに感謝!

これ、好みは分かれると思うけど…
うまくまとまってたのが「殺人者の記憶法」。
そっちも好きだけど、こっちの結末の方がサスペンスっ
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透明人間(2018年製作の映画)

3.6

千と千尋からの流れで。

斬新で面白かった。
ラストも好き。

消火器はその役目か!
でも、消火器や服やバイクとかも見えないの?

ドッグマン(2018年製作の映画)

4.2

ワンコが沢山出て来て心温まるエピソードもあるが、バイオレンスな場面もあり、そのギャップが新鮮。

「いい人」のはずのマルチェロ。
悪友の思うままに操られ、その結果は…

想像の斜め上を行く事の顛末に、
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マイ・エンジェル(2018年製作の映画)

2.8

マリオン・コティヤールは大好きだけど、この役には全く共感できなかった。

言葉にする事は大事な事だと思っていたけど、この親は思い付いた時だけ言葉に出してる。

言葉では何とも言えるけど、子どもを愛して
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.5

夏にピッタリのストーリーで、ティモシー・シャラメも抜群に良かったんだけど、少々思ったのが主人公の浅はかさ。

設定は良くてドキドキしたのは確かだけれども、何故だか少し物足りない。

ティモシー・シャラ
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

4.2

ポール・ニューマンやジャック・ニコルソン、ジョージ・クルーニー、ブルース・ウィリス、ハリスン・フォード、ウェス・アンダーソン、レニー・クラヴィッツ、ジョン・F・ケネディ、ダイアナ妃、最近ではウィリアム>>続きを読む

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.9

静かに進むストーリー。

別々の任務に遂行しながらも、お互いを信じ合い求め合う2人。

個人的には大好きな映画でした。

スパイ、戦争、科学など様々な要素をバランス良く取り入れたのも新鮮。

心に残る
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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら、全く存じ上げてなかったヌレエフ。
この映画を観たのも、ただの興味本位だった。

しかし、傲慢でわがまま、でもなぜか憎めない彼にすっかり魅了された。

そして、クララ・サン、彼女にも興味
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ブレス あの波の向こうへ(2017年製作の映画)

4.0

サーフィンに興味がなくとも魅了される今作。
淡々としたストーリーだが、退屈しない。
むしろハリウッド的ではない運び方がいい。

ふと足を踏み入れた大人の恋愛、そして嫉妬。
少年時代の瑞々しさが溢れ出て
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幸福の罪(2011年製作の映画)

4.0

物語が進んで行く度に次々と主人公が変わって行く様な、興味深い映画。

で、最後に主人公になった彼女の気持ち。
私は女だから勿論分かる。
間違いないのは、女をこういう気持ちにさせるのは男のせいって事。
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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

3.8

あまり期待せずに観たんだけど…(スミマセン)これがなかなか面白かった!

5億円の人生…なるほど。
身近には起こらないと思うけど、あり得なくはない。

主人公が出会う人々にも色んな事情があり、ラストは
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.8

ただのウォーターボーイズおっさん版とは言い切れない魅力的な作品。

登場人物それぞれに抱えているものがある。
それぞれが大事な存在を糧にシンクロに没頭して行く。

シンクロだけに特化する事なく、それぞ
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

始まりからして不穏。
それからの鬱々とした展開にも、ドッと疲れた。

そこらに居そうな家族の話。
この家族なら、犯罪に手を染めるのは解る気もする。
そう考える自分もどうなんだろうと思うが、とにかくこれ
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マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.5

数日前に鑑賞。
彼の美しく苦しく儚い人生に圧倒されて、しばらく言葉が見付からなかった。

色んな意味で凄い映画を観た。

まずは、めくるめく色とりどりの映像に圧倒されるばかり。
美しいモノを見ると、心
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パピヨン(2017年製作の映画)

4.0

オリジナルは大ヒットした名作。
なのに恥ずかしながら未見。
それも実話がベースとは、今作で初めて知った。

無実の罪で収監されたなら、脱獄を企てるのは納得できる。
あの扱いは酷い。
だけど、どこまでが
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.9

父親が亡くなり、叔母を探しに殺処分直前の競走馬ピートと共に荒野に旅立つチャーリー。

旅先で、人の良心に助けられるロードムービーと思いきや、世間はそう甘くないという現実。

15歳なんてまだ子供なのに
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キュクロプス(2018年製作の映画)

3.8

池内万作以外知らない役者ばかりだったが、皆演技が上手く引き込まれた。
一癖も二癖もある役者が多く、興味深い。

中でも斎藤悠。斎藤洋介の息子らしいが、ルックスも演技も声もいい。
チェック!

確かに自
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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.7

ティーンエイジャー特有の、何がしたいか何になりたいか分からない気持ちがヒリヒリと伝わって来た。

ファッションや音楽もオシャレ。
そしてレオニー役のなんとハマり役な事か。

あれから彼女は自分を見付け
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