創造物としての神・教祖。紛い物という頭ではじめても続けるとその気になってしまう摂理。主演の萩原聖人は若いが、ビートたけし、下條正巳、玉置浩二あたりはいい味を出していた。ビートたけしはパワーワード連発。
最後の最後はそうなるのかと思いつつ、落ち着くところに落ち着いた。なによりキャスティングが抜群によかった。不勉強ながら初横浜流星だったが、2回ぐらいトランスフォームしたけど全然印象が変わって新鮮だった。>>続きを読む
おもしろかった。単純にひょんなことからクーデター直後のウガンダに行き、ひょんなことから独裁者と関係を深めてしまった男の物語としても楽しめるし、なんとなくそれっぽいアミン像が描かれているのも、見ていてお>>続きを読む
コーラ好きとしておもしろく視聴したが、マーケティングや大衆社会論への関心から見る方が正当だろう。
期待したほどではなかったが、最後まで見ればなにか見たなと思わせる2時間半の作品である。演技の良さに比して各所の安っぽさが際立つ。独善的に振る舞ってなにも得られないどころか命を失いそうになる主人公であっ>>続きを読む
本当のワンシチュエーションもの。ブレンダン・フレイザーとホン・チャウの演技が素晴らしかった。
ヒューマニスティックな作品と聞き、またそのつもりで見たが、官僚制の逆機能の方が際立った作品だった。前者に関しては、キャラの味付けが濃すぎてあまりスッと入ってこなかった。志村喬は好き。
アナ・デ・アルマス目当てで見てみたが、突然トップレスが映るシーンでこちらもびっくりして声が出た。タイ・シェリダンの演技は見ているだけで怖くなるぐらい上手かった。しかしなぜ「ナイト・クラーク」が「ナイト>>続きを読む
歴史的名作、予言的、難解などとイメージが先行し、実際に見たことはなかった。55年も前に制作されたことを考えると、これを作り出すのにどれだけの時間やお金、労力がかかったのだろうと感嘆する。また、音楽が場>>続きを読む
「ファミリー⭐︎ウォーズ」を見てから避けてきた阪元監督作品だが、2が公開されたタイミングで見てみると、意外と悪くなかった。ほとばしるサブカル臭やノリが受け入れられるかどうかで、人によって大きく好みが分>>続きを読む
遅ればせながら視聴。初岸井ゆきの、初三宅唱作品だったが、とてもよかった。ケイコがあくまで「普通」に描写されていることが印象的だった。
久々に見た池脇千鶴の38歳主婦役は素晴らしかったが、それ以外は特に見るべきところはなく、ただ長い作品だった。
温かいような物悲しいような、不思議な感覚に包まれる作品だった。演技は皆よかった。基本的にキャラ付けが濃かったが、高良健吾と池松壮亮の2人の会話などは喋り方や間のとり方が妙にリアルでとてもよかった。吉高>>続きを読む
なんとなく見ていなかったが、期待以上におもしろかった。Jホラーっぽい雰囲気を漂わせつつ、ゾンビホラーにも展開。秋元康らしさも感じ、三池崇史らしさも感じた。ラストも安易に落ち着かず、よかった。ただし、後>>続きを読む
四国=死国というダジャレを引き伸ばしたお遍路ホラーコメディ。栗山千明に鯖折られたいという願望はあります。
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ジャズは普段聴かないが上原ひろみは別。ということで上原ひろみ目当てで見にいったが、非常によいものを見た。わかりやすく熱い展開で、事故というのは若干冷めたものの、主要キャラ3人+アキコのいずれにも感情移>>続きを読む
魔女ホラー。ホラーらしいホラーは後半になるが、不穏さや気持ち悪さは前半から醸し出され、さらに家族関係も入ってきて、引き込まれた。そこからラストの壮大さには笑ってしまった。
仲代達矢はやはりかっこいい。三國連太郎もいい味を出していた。今日ではここまで「おもしろい」ネタはなかなか難しい。
ようやくナートゥを存じ上げました。ストーリーにそれほど特筆すべきものがあるわけではないが、3時間まったく飽きなかったのはど迫力のアクション、CG、音楽によるところが大きいだろう。映画館で見た方がよいと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2023/3/28 二度目視聴
一度目は事前情報なしで見にいったが、監督やキャストへのインタビューをたくさん見て再び劇場へ。家族関係が強調されるが、描写がまったく説教くさくなく、バカバカしく、そして視>>続きを読む
U-NEXTに入ったと知って視聴。テレビ放送以来だったのでいろいろ忘れていたが、やはりひなたがかわいい。それだけでよい。67分と短い時間ではあるが、不足は感じなかった。そして慄然のオチ。
ブルース・リーのモノマネは山ほど見てきたけど、本物は見たことがなかった。身のこなしが鮮やかでかっこよかった。鏡の部屋の演出はいまいちピンとこなかった。