序盤のドラマはかったるいなと思っていたが、鳥が本気を出してからは緊張と興奮が一気に高まる。鳥という身近な主題を用い、発動条件がわかるようなわからないような形で、事象としてはめちゃくちゃかもしれないが現>>続きを読む
ホラーというよりもバトル映画の趣きがあった。亡くしたものへの思いが生むモンスターとの闘い。原作は未読だが、もともとはなにかの民話にでも基づいているのだろうか。わからないけど、背景に関する説明が不足して>>続きを読む
はじめてのロマン・ポランスキー監督作品。原題はRepulsionで、「反撥」のほかに撃退、拒絶、嫌悪などの意味。それらの方がしっくりくるだろう。パラノイア的、男性嫌悪的な性質がどんどん進行し、現実と夢>>続きを読む
劇場予告で見てから期待していたが、結構楽しめた。やはり印象に残るのは山川真里果さん。「オカルトの森へようこそ」以来に見たが、めちゃくちゃよかった。逆に言うとそこぐらいしか怖いところはなかった。マキタス>>続きを読む
日教組企画・製作。逆コースが進む1953年公開。戦後の教室からはじまり、原爆症の被害、原爆被害者への差別、その裏で進む反動の動き、そして戦時中の広島に飛んでピカドン。それ以後は、登場人物の1人が言って>>続きを読む
12歳の女子のフリをしてSNSをやってみたドキュメンタリー。そこに広がるのは局部開示がノーマルな世界。顔写真を載せると瞬時に大量のメッセージ。決して遠くの世界の話ではない。1点気になったのは、こうして>>続きを読む
ScreenXで鑑賞。本作それ自体というよりもScreenXを体験したいという動機で本作を見にいったが、なんとなく予想していたものの、いまいちだった。没入感や迫力よりも気が散るという方が強かったように>>続きを読む
仕事終わりで疲れていたこともあり眠気との戦いだったが、終盤のなんかわからんけどはちゃめちゃな展開と描写は楽しかった。
IMAXレーザーGTで鑑賞。これまでジブリにもファンタジー作品にも馴染みがなく、ジブリ作品を劇場で見るのもはじめて。原作ではないと知りつつも、吉野源三郎『君たちはどう生きるか』を読んで見にいった。関連>>続きを読む
舞台挨拶回にて。ナカモト監督らしさが溢れる作品だった。若者3人組はいずれも初見だったが、黒崎レイナさんは立ち居振る舞いからギャルっぽくてよかった。
抑圧された環境の中で育ち、解放のために刺して抜く。自意識とコンプレックスが肥大化し、気狂いが止まらない。昨晩に前作を見てからの公開日視聴だったが、言うならばやや平板だった前作に対し、今作はパールという>>続きを読む
衝動的に「Pearl パール」を見にいくことにしたので、予習として視聴。立ち上がりが遅く、あまり跳ねなかった。老夫婦の行動原理と、老婆とマキシーンの共通性という2つのポイントがあるが、前者はまあなるほ>>続きを読む
久しぶりにきたりえの若いころが見られて懐かしさを覚えた。ボーッとながら見するなら気楽に見れる作品ではないか。
作中で行われていることの激しさの割に落ち着いた印象も受ける作品だった。コンプレックスが最後まで貫徹されて安心した(?)。さすがにここまでバレないのはリアリティないでしょうとか思ったけど、実話ベースとい>>続きを読む
おもしろかった!ロボットが暴走して人間に刃を向けるという基本設定は古典的だし、基本的に都合がいい作品ではあるが、本作はやはりまずはミーガンの造形か。絶妙な自然さと不自然さのバランスが不気味さを生むのは>>続きを読む
時間的にちょうどよかったので公開初日に視聴。ホラー描写はそれほどなく、あまりホラー感はなかった。キャラや演者に魅力が乏しく、ストーリーも何がなんだか。リンちゃんが唯一の救いだった。めちゃくちゃかわいか>>続きを読む
忌怪島を見にいくことにしたので、予習的に。村シリーズ、というか呪怨以外の清水崇作品はほとんどはじめてかもしれない。口減らしの話なんだけど、途中から何を見ているのかよくわからなくなったな。別に怖くはなか>>続きを読む
チェチェンで迫害されるLGBTの人々を助ける活動が、映像的インパクトをもって表現される。アムネスティだったかの映像でも見たことがあったと思うが、壮絶である。カディロフ(やチェチェン)については真野森作>>続きを読む
単純におもしろかった。富田の動機はいまいちわからなかったが、彼が持つ鬱屈した歪んだ感情は理解はできる。すっかり記憶の彼方にあった金大中を久しぶりに思い出し、この事件についても学びたくなった。
グッチの話のようでグッチの話ではなく、ビジネスの話のようでひたすらにポリティクスの話だった。これが実話ベースで、グッチの協力も得ているというのだから驚く。主要キャストは皆よかったが、マウリツィオ役のア>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
サークルクラッシャーならぬファミリークラッシャーな少女。ホラーのつもりで見たが、どちらかといえばサスペンスだった。サスペンスとして見ればエスターは超人的である(ラストの裏切りを考慮しても)。そもそも死>>続きを読む
もっと世界残酷物語みたいな感じかと思っていたが、意外にちゃんとストーリーがあった。楽しかった。音楽がよかった。
基本的にはワンアイデアをぐーっと引き伸ばしたものなので、Twitterにも投稿された予告編が一番おもしろく、あとはだいたい余剰とも言える。
「究極のファンムービー」との感想を持った。多くの人が作品についてなにかしらを知っているからこその作り。逆にそれが制約にもなりえるが、その結果としてのこの構成と理解した。なによりもまずアニメーションが、>>続きを読む
ブルックリンを救ってはじめて親や周囲に認められる兄弟の話。というのはさておき、あのゲームが映画化(物語化)されるとこうなるんだなあと思った。こういうタイプのCGアニメーション作品はあまり見ないので新鮮>>続きを読む
なんとなく見てこなかったジブリ作品を見てみよう第1弾。もののけ姫については本当に米良美一の歌ぐらいしか知らなかった。要素が多く、一度見ただけでは十分整理できなかったが(しかも結構適当に見てしまった)、>>続きを読む