まっどしーがるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

まっどしーがる

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悪魔の墓場(1974年製作の映画)

3.8

過去にビデオで観たものと思っていたが、観ていなかった様だ。

イタリアとスペインの共同製作による『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のリメイクだが、舞台はイギリスのマンチェスターだ。
ストーリーもかな
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

-

中国資本がガッツリ投入されたハリウッド映画。これからのハリウッド映画の多くが、この形になって行くのだろうか?

中国資本の映画にしては、珍しく日本人が良い人に描かれていた。
アサイラムのおバカサメ映画
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.6

『死霊館』ユニバースのエピソードゼロ的外伝。個人的には恐怖度で言えば、多分今までで一番怖く無かった。

タイトルは『死霊館』となっているが、実は霊では無く『悪魔』との闘いのストーリーである。修道院の地
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.8

相変わらずの適当っぷりとくだらなさ。これでこそ銀魂だ!今回も見事にふざけ切ってくれた。

オープニングの自虐ネタから映画泥棒へ、そしてクロージングの見覚えのある映像とエンディングテーマ曲まで。果たして
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.3

劇場公開を見逃してしまった映画。怪優香川照之の強烈な個性が爆発する。

じわじわと正体を現して行く隣人の不気味さは、良く出ていた。そしてムスメの不可解な行動。ちょっと警察官の無用心の点は気になったがそ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.2

アベンジャーズの中でもコメディリリーフの役割りの本作。どちらかと言えば『デッドプール』的な雰囲気がある。

今回はミクロの世界だけでなく巨大化したり、ナノサイズの世界にまで世界が広がり前作よりも派手に
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グリース(1978年製作の映画)

3.8

オリビア・ニュートン・ジョンとジョン・トラボルタが高校生役なのはキツイが、多分他の同級生役の人達もみんなイイ歳になってると思う。
ミュージカル映画としてもよく出来ていて楽しかった。

ティーンエイジャ
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.6

川島雄三監督の代表作で、日本映画のオールタイムベストの一本と言われる作品。

佐平次と言う男がひょんなことから『トラブルシューター』となり、様々な出来事を上手い立ち回りで解決して行くさまと佐平次の周り
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白鯨(1956年製作の映画)

4.0

ハーマン・メルヴィの小説『白鯨』の映画化。監督はジョン・ヒューストン、主演はグレゴリー・ペック。いつもは端正な2枚目役の彼が演じた、荒々しい漢は珍しい。

敬虔なキリスト教徒ながら、過去に自分の足を奪
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(1990年製作の映画)

3.4

黒澤明のオムニバス・ファンタジー。スティーブン・スピルバーグの協力により製作された作品。晩年の黒澤作品は、この作品や、『影武者』のジョージ・ルーカス&フランシス・コッポラの様に彼を敬愛するハリウッドの>>続きを読む

渚にて(1959年製作の映画)

3.7

この作品の中では、既に第三次世界大戦は起こった後で、放射能の汚染が日に日に広がって行くという救いの無い世界が描かれている。

物語の大半はオーストラリア、若しくは潜水艦の中で進んで行く。
北半球は、既
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オフサイド7(1979年製作の映画)

3.7

第二次大戦のさなか、ギリシャを舞台にナチスドイツとレジスタンスの戦いを描いた戦争アクションエンターテイメント。

出演者もロジャー・ムーア、デビッド・ニーブン、テリー・サバラスと中々豪華なメンバーを揃
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.6

自分の記憶していた物とはだいぶ違っていたが、考えてみたら、リメイク版と、テレビドラマ版と本作の記憶が全てゴッチャになっているようだ。

ツッコミどころも満載です。自衛隊にあんなロン毛とかいないし、女性
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おさな妻(1970年製作の映画)

3.2

日本映画専門チャンネルの『関根恵子特集』の時に録画していました。

この作品出演当時の高橋恵子は、15歳、撮影時期によっては14歳くらいだと思う。それにしてはかなり大人っぽくてステキな女性だ。
でも時
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アラン・ドロンのゾロ(1974年製作の映画)

4.1

バンデラス版の『ゾロ』は観たこと無いです。この作品のイメージが強すぎて、あちらを観る気にならなかった。

痛快無比のエンターテイメント冒険活劇。アラン・ドロン作品としては、かなりコメディ色が強い。邦題
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レッズ(1981年製作の映画)

3.8

昔からこの映画は知っていたが、全く観る機会が無かった。

ロシア革命とその時の記録を後に出版したアメリカ人ジャーナリスト、ジャック・リードとその妻で女性解放運動家のパイオニアでもあるルイーズ・ブライア
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

4.2

フランシス・フォード・コッポラがブラム・ストーカーの原作に忠実に、オールスター・キャストで描き出したゴシック・ロマンス・ホラー大作。

今年のアカデミー主演男優賞にも輝いたゲイリー・オールドマンは、や
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映画 けいおん!(2011年製作の映画)

4.1

一応テレビシリーズも観ていたが、それほど熱心なファンと言う訳では無い。

映画は、彼女達の高校卒業前のロンドン旅行と後輩あずにゃんに送る歌がメインのおはなし。

基本的にはテレビシリーズのキャラクター
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THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

3.2

ディザスタームービーとしては珍しく、ハリウッドではなく、北欧産の映画。

津波の到達するシーンなどはまあまあリアリティもあり、恐ろしかったが、災害シーンの迫力は、やはりハリウッド作品には敵わないものが
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ブルークリスマス(1978年製作の映画)

3.6

監督岡本喜八で、脚本家は倉本聰、撮影は木村大作と言うある意味豪華なスタッフで製作されている。

内容としてはSFに分類されるのだろうが、人種差別や偏見について描かれた物語とも言える。

更に自分の愛す
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チェリー2000(1986年製作の映画)

3.2

タイトルになってるのに『チェリー2000』の影が薄いです。

キャストもメラニー・グリフィスが出ているのにこの安っぽさ‥。

いわゆる未来のラブドールを求めての冒険譚だが、未来と言っても2017年と既
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.7

出てくるオトナが全員間抜け!

好奇心でクルマを盗むガキは、いつ何処の国だろうがいるけれど、まずは死体を捨てに来て、鍵付けたまま車を、置いてる警官ってのがダメ!www

こういうダメな悪党の役とかやら
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俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.7

録画していたが未見のままでした。安田顕という俳優に上手くハマってる役です。観ていて彼の素を覗き見しているような雰囲気になる。

演技でもプライベートでも女性との絡みが何故か上手くいかない人なのは、まる
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初体験/リッジモント・ハイ(1982年製作の映画)

3.8

この映画大好きです。
80年代の高校生の青春映画。

ショーン・ペンもめちゃ若いし、なんと言ってもフィビー・ケイツのほぼ意味の無いヌードシーンは最高に可愛いです。

ジャッジ・ラインホールドもまだ若い
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ベン(1972年製作の映画)

3.8

テレビ放送時のタイトルは『続・ネズミの襲う日/ベン』だったと思う。オリジナル版『ウィラード』の続編。昔はよくテレビ放映でやっていた。

小学生の頃何度かテレビで観たので、同世代の人なら『ウィラード』と
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

2.8

正直、あまり入り込めなかった。

タイトルから、もう少しポップな感じのものをしたていたのだが、全然違う。

主人公達の悲惨な幼少期の体験は、わかるが、全ての謎が解けてからの展開はあまり、面白くなかった
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あん(2015年製作の映画)

4.5

日本ではハンセン病を扱った映画やドラマなどは、ほぼタブーに等しい。『砂の器』の主人公の父親は、『病気』としてボンヤリと表現していたが、あれも原作では『ハンセン病』となっていると聞いた事がある。

本作
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ヒーローショー(2010年製作の映画)

3.3

正直、全く内容を知らずに観賞した。

一時期、井筒監督が映画館で自腹で映画鑑して、辛口批評する番組をよく観ていた。当時監督は、タランティーノ作品などを観てめちゃくちゃ批判していたのだが、特にバイオレン
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莫逆家族 バクギャクファミーリア(2012年製作の映画)

3.1

ヤングマガジンの連載を途中まで読んでいたが、週刊誌の購読を止めてしまったので、最後までは読んで無かった。

大人になれない元不良少年達が、ちょっとしたきっかけから過去の仲間と家族を作り街の中で勢力を拡
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君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)

3.4

福山雅治×ジョン・ウーの『マン・ハント』のオリジナル作品。

高倉健の主演の現代劇のアクション映画というのは実はそれほど数は多くはない。

それにしてもツッコミどころ満載です!新宿の人混みで、いきなり
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

やっと観ました!K'sシネマ新宿に行く予定にしていたのだが、連日満席完売と言う事でチケットが買えなかったので、拡大公開を待っていました。
平日朝9時20分からのモーニングショーだと言うのに、評判を聞い
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.2

深作欣二の実質的な遺作となった作品。

その後の映画などに多大な影響を与えている。

柴咲コウと栗山千明は、この映画で脚光を浴びて、タランティーノは2人を『キル・ビル』に抜擢、ただし、柴咲コウはスケジ
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里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.2

角川映画に最も勢いがあった当時のスペクタクル大作。脚本家は、深作欣二と『男女7人夏物語』の鎌田敏夫が担当している。それにしても物語のテンポがイマイチでちょっとイラッとしてしまう。

当時、角川映画を毛
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.5

多分、初めて映画館に観に行った時代劇がこの作品。何故か急に観たくなり劇場に向かった。今観てもオールスターキャストの豪華なエンターテイメント時代劇。

この時期、ジャンルに関係無くなんでも観ていたので、
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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

4.0

実は今まで一度も観たことが無かった。やっと観ました!

今日まで夏目雅子が鬼龍院花子なんだと思っていた。映画が始まってすぐに、その過ちに気がついたが、しばらく花子は登場しなかったので、(生まれてない)
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八点鐘が鳴るとき(1971年製作の映画)

3.3

アリステア・マクリーン原作の小説の映画化。若き日のアンソニー・ホプキンスが主演している、

007シリーズに対抗する様に映画化された様だが、今日の評価からするとマイナーな作品に終わった様だ。でも内容は
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