奇しくも、今のウクライナ情勢とつい重ねてしまうようなタイミングでの公開で、考えさせられるところあり。
全編モノクロで描かれる、監督の子供時代を描いた傑作といえば、「ROMA/ローマ」を彷彿とさせる。>>続きを読む
昨年の自分の年間ベスト映画、今泉力哉脚本ということで、かなりの期待値。そして、やはり自分は今泉節が大好きということが分かった。
監督は「街の上で」でも名前が登場する城定秀夫。「アルプススタンドのはし>>続きを読む
なんか「エモい」雰囲気だけの映画だったような印象。うーん。
冒頭コロナ禍の現在から話が始まるのはリアリティがあって、おっ、と思ったんだけど、正直現在から徐々に過去に遡り、毎年同じ1日だけを描く構造が>>続きを読む
久々に生涯ベスト級が来てしまった。ストレートな感動作にまだ自分の心が動いたことになんか安心した笑
予告編を見た時点では、感動押し売り系かなとあまり興味が湧かなかったんだけど、ここでもかなりの高評価で>>続きを読む
ザ・リドリー・スコットって感じ。レディー・ガガの存在感が凄い。
大巨匠なのに新作をバンバン出し続けるリドリー・スコット先生。自分は昔の作品はあまり追えてないけれど、重厚感のある映像とどこまでもゲスな>>続きを読む
アダム・マッケイは天才か。
キャストが全員主役級の超大スターばかりでビビる。
今まで実話ベースの皮肉たっぷりの映画ばかり作ってきたアダム・マッケイが、今回は完全フィクションの作品を手がけた。しかし、>>続きを読む
思ったよりガチホラーでびっくり。音楽と絵作り、そして主演2人のキャスティングだけで勝ってる。
「マリグナント」を観た時、今作の予告編が流れていたが、思った以上に展開が似てる。しかし恐ろしさでいえば本>>続きを読む
正直、ネタバレ厳禁!とか今年ベスト級!ってコメントにハードルが上がりすぎた感あり。個人的には怖いというより、普通に面白いホラー映画って感じ。(よく出来ているという意味です)
前情報を自分が勘違いして>>続きを読む
エリーが冒頭、モノローグで語るようにこれは恋愛映画ではない。もっと人と人とのさまざまな関係、色んな形の愛についての映画だと思った。
アメリカ青春映画が大好きな自分にとっては大好物のジャンルだけど、「>>続きを読む
まさに和製「スリービルボード」といったところ。観終わった直後より、時間が経った今の方がじわじわと色んな思いにさせられる映画。
皆が触れるであろう冒頭の事故シーン。あそこまで直接的な交通事故の瞬間を描>>続きを読む
黒木華に戦慄し、柄本佑に爆笑する映画。
マンガの中の世界と現実がシームレスに描かれて、これはフィクション?現実?と分からなくなるお話。とはいえ、明らかに女性漫画チックな展開から、あ、これは多分フィク>>続きを読む
愛聴してるTBSラジオ「アフター6ジャンクション」の森田芳光特集を聴いて鑑賞。
森田芳光監督作品を観るのは初めて。なんなら1980年代の日本映画を観るのもほぼほぼ初めてかもしれない。自分の生まれる遥>>続きを読む
※酷評です
久々に時間を返せと思った。
この映画観てる間に4歳も歳とっちゃったじゃねーか。
シャマランは数作しか観たことがないが、「ヴィジット」はわりと好き、でも一生懸命追いかけるような監督ではない>>続きを読む
アメコミヒーローものがあまり得意じゃない自分でも、すごい楽しめた!
デップーにしろスースクにしろ、バイオレンスとブラックコメディ要素が強いヒーロー映画は間違いないの法則。
まずは誰もが驚き&爆笑する>>続きを読む
これは面白い!
バトルロイヤル&バイオレンスアクションものとして純粋に楽しむもよし、強烈な社会風刺のブラックコメディとして笑いながら色々考えてみるもよしな作品。
まず冒頭からよくありがちなサバイバル>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
毒親映画。
ちょっと期待しすぎた感もあるが、ジャンル映画としては十分に楽しめる。
前作「search」は確かに斬新で面白かったけど、全編PC画面で話が進むっていう縛りが所々不自然さを生んでいて、そん>>続きを読む
スペイン発のシチュエーション・スリラー。グロ度&不愉快度がなかなかなので見る人を選ぶが、自分はアイデアになるほど…と感心してしまった。
シチュエーション・スリラーというと大概悪趣味な管理者があの手こ>>続きを読む
主人公がクズな男どもに制裁を加えていく痛快復讐エンターテイメント!みたいな娯楽性をもとめていくとかなり喰らう。特に大抵の男は何かしらの後ろ暗さを感じると思う。
映画の前半部はあくまでポップ。キャシー>>続きを読む
あの1作目の続編。絶対蛇足だろと誰もが思っただろうが、なかなか悪くない。
1作目、映画館の静かな環境を目一杯に活かしたアイデアが素晴らしかっただけあって、あれ以上の驚きがないだろ、と思っていたら、今>>続きを読む
ディズニーのヴィランものの中ではまぁいい方かなぁと。エマ・ストーンの魅力ありきなところあり。
もとの「101匹わんちゃん」を正直知らないから、クルエラがどんな人物かとか、いろんな小ネタとか分からなか>>続きを読む
決して誰にとっても他人事じゃない話だからどんなホラーより怖い。ミステリーとしてもよくできてる。
一般的によく知られている認知症の症状をミステリーの要素として使った脚本が上手くて、オスカー脚色賞受賞も>>続きを読む
8年生(日本では中3かな?)のリアル。
自分の中学時代とかを思い出してつらくなりすぎたけど、最後は愛おしい気持ちになった。
思春期こじらせものは数あれど、ここまでリアリティが高いのはケイラ演じるエル>>続きを読む
この映画の登場人物たちに共感できたらヤバいみたいな踏み絵的映画なのかな。自分は共感というか、ちょっといいなとさえ思ってしまった。
主人公テルコはマモちゃんのことが大好きで、明らかにうざがられてるのに>>続きを読む
最高だった。
何が起こるわけでもない映画だけど愛おしい。久しぶりに友達と喋ったり、これ恋愛になるのかならないのかってドギマギするムードを味わいたくなる。
まずは主人公の青(演じる若葉竜也)の魅力よ。>>続きを読む
オスカー最有力作。まあ番狂わせが起こらなければ、まずこの作品が取るであろうと。
アカデミー賞ってその時代、時世を反映した作品が選ばれがちだから、この作品が高い評価を受けるのも分かる。実際アメリカでこ>>続きを読む
とっても愛らしい映画。嫌いな人あんまりいないと思う。ただ思ったより目新しさはなかったかな。
タイムループものって、一定の面白さは保証されてる分、予定調和に終わりがちなところあるよね。その一定の面白さ>>続きを読む
面白かった!
最近洋画のラインナップが寂しいので、どうしても邦画寄りになってしまうけど、なかなかズシンとくる系の作品が続いてた中、ストレートにエンタメに振り切った作品で、いい意味で気楽に観られた。>>続きを読む
自分は男だし、上流階級の生まれでもないし、東京はおろか都会と呼ばれるようなところでの暮らしの経験もない。なのに他人事とは思えないのは、誰しもが生きている以上なんらかのコミュニティに属していて、息苦しさ>>続きを読む
うーん、ノリが合わなかったかなぁ…
実は映画と並ぶくらいハロプロがすきなハロヲタの自分としては他人事ではないこの題材。もちろん全然リアルタイムで全盛期を追えてた世代ではないんだけど、しっかりこの世代>>続きを読む
「すばらしき世界」というタイトルは皮肉が効いているような、三上が感じた素直な感情なような、どちらにもとれるよなぁ。
まずは圧倒的なリアル。世間の人々は罪を犯した人がどう裁かれるかは関心があっても、そ>>続きを読む
菅田将暉と有村架純主演の恋愛映画で、このタイトルにあのビジュアルアートにあの予告編。うーん、これだけの評判を聞かなければ間違いなく観にいかなかったであろう作品なので、まずはこの映画に関心を持たせてくれ>>続きを読む
これは良かった。
なによりエロい。
純愛だとか真実の愛だとかよく言われるが、この映画では周囲を振り回して、傷つけても相手を好きになってしまうどうしようもなさ、切実さがリアルに描かれている気がする。大>>続きを読む
予告を観た時から劇場公開を楽しみにしてたこの映画が配信限定なんて…悩んだ末ディズニープラスに登録してまで観た本作(初月無料だから続けるかは悩んでるけど笑)。観て思うのはやっぱりこれを劇場で公開しないで>>続きを読む
先に言っておくと、自分はこの映画もったいないなーこれさえなければ満点なのにと思う部分がいくつかあります。基本的に褒めたいので先にあげちゃいます。
・吹奏楽部の部長の件、カースト上位の苦しみを描きたかっ>>続きを読む
なるほど。こりゃ面白いぞ〜。
ただ自分の視聴環境があまり良くなかったのが悔やまれる。どんな映画もだろうけど、ホラーはできれば映画館で観るのが良い!気がする!
面接のくだりくらいまではわざわざ透明にな>>続きを読む
人生ベスト級に入るほど「勝手にふるえてろ」が大好きなのでだいぶ期待してたのだけど、ちょっとハマりきらなかったなぁ。
結婚しない人生、ひとりを楽しむ人生というのは今の時代珍しいことでもなく、その辺のあ>>続きを読む