マオ茶さんの映画レビュー・感想・評価

マオ茶

マオ茶

映画(132)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.5

明け方の若者たちありきの、アナザーストーリー。
物語の裏側を見たような気持ちで面白かった。

主人公に共感できる部分があるような気もしつつ…
この子は最後には青春のほろ苦い思い出としてスッキリと昇華で
>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

自分自身の年齢とこの映画の年代設定が近かったためひたすらに懐かしかった。
飲み会のノリから話し方、ファッションまで緻密に再現されており、当時の思い出を回顧できた。

一度沼ってしまうとそこから抜け出す
>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

久々にホラー映画を見てしっかりした恐怖を感じた。
テンポ良くいろいろな角度から怖さが伝わってきて、観ていて飽きのない映画だった。

最後の方の、呪文を延々と見せられた後に真っ白な画面が映されるシーンで
>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.3

映画に出てくる風景が懐かしかった。
変わってると言われるのが気持ちいい、そんな"イタい"ふたりを見るのはむず痒くもあり微笑ましくもあった。

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

男たちのアホさがぎゅっと詰まったような映画。面白かったです。

さとうきび畑の唄(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

小学生の頃学校で鑑賞し、約20年ぶりの再鑑賞。
明石家さんま演じるお父さんの、「私はこんな事をするために生まれてきたんじゃないんですよ」という言葉が印象的で、ずっと心に残っていました。
もう一つ記憶に
>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

ミッドサマーが面白かったので他の作品も気になり鑑賞。
期待を裏切らない不気味さ、怖さ。
ジャパニーズホラーのようなじわじわとした恐怖を随所に感じた。
ミッドサマーと本作を観ると、アリ・アスター監督の"
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

名門小学校の小学生たちにロックを教え込み、バンドバトルへの出場を果たす!
口のうまいデューイは、ちゃんとした授業をまったくやらない臨時講師に戸惑うクラスの子どもたちをうまくのせてバンドを作り、それぞれ
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

白人のトニーは単純でがさつ。悪気なく無礼をふりまき、暴力や軽犯罪くらいならさらっとやってのける。しかし人が良く口もうまいため、周りに自然と人が集まってくるタイプ。一時的に仕事を失ったためシャーリーの運>>続きを読む

哀憑歌 〜GUN-KYU〜(2009年製作の映画)

2.0

B級さが面白かった
グロいシーンは案外恐怖を感じました。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.5

金曜ロードショーで鑑賞。
佐藤健がかっこいいとさんざん騒がれていたるろ剣、事前情報通り本当にかっこよかった…!
第二弾、第三弾も観てみたくなりました。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.1

余韻がものすごかった。
映画が終わった瞬間に涙が滲みました。
終わってから泣いた映画は初めてです。
ひたすらに切ない。

潔く柔く(2013年製作の映画)

3.2

人気漫画の清く柔くを映画にした本作は、心の消えない傷と向き合っていく2人の男女のものがたり。
ところどころで設定に無理がある展開はありましたが、漫画が原作なので多少は仕方ないのかな。
キャストが魅力的
>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.3

実際にノルウェーで起こったテロ事件を題材にした作品。
72分間をワンカットで撮影することによって、物語の中と同じ時間を体感することができる。
また、カメラも実際に自分が島にいるかのような視点のため、か
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

訳の分からなさが、たまらない。
好きな感じの映画でした。

前半部分は、妻夫木聡の演技力が見所の妻夫木映画。(黒木華もよかった)
後半は訳の分からなさに拍車がかかったファンタジー映画といったところだろ
>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観たあとに心が重くなるような、後味の悪さがあった。
全編通じてどことなく漂う"嫌な雰囲気"を感じつつも、ハッピーエンドになればいいなと微かな期待を持って観ていましたが…。
不気味な映画が好きな方におす
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

見るべき名作と尋ねるとこの作品が一番に挙がることも多いのではないだろうか。そのくらい有名な本作をやっと鑑賞することができた。
中盤までは、刑務所のコミュニティのなかでポジションを獲得していくアンディを
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

人気の作品で、人から勧められたことも何度かありましたが、タイムトラベルという設定に惹かれないなぁ…と観るタイミングを失っていた本作。
しかし観てみたら印象が変わりました。いわゆるSF的な映画ではなく、
>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

見世物小屋が舞台の本作品は、実際に身体に障がいのある方々がキャストとして出演している。
このような貴重な作品を見ることができて良かったと思う。
現代では、差別に繋がるという観点からこのような作品は作ら
>>続きを読む

獣道(2017年製作の映画)

3.5

作業用として見始めたものの、わりと真剣に見てしまいました。
アングラなストーリーではあるものの映画の構成が軽いため、重苦しい気持ちにならずに見れてよかった。主演の伊藤沙莉さんの体当たり演技もとてもよく
>>続きを読む

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

殺害の現場をループすることで少しずつ記憶を取り戻していく、ループものの映画。
殺人をしてしまった側・された側の行動や感情、背景までもが浮き彫りになってくるので、映画が進むにつれて事件がクリアになってい
>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

自分が病気で死ぬということを分かっていながら、明るい口調で笑えない冗談を言ったり、あざとさの塊みたいな行動をしたりする桜良に、主人公と一緒になって心揺さぶられる映画前半。
桜良の病状が悪くなるにつれ、
>>続きを読む

閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

2.6

閉鎖病棟のわりに病棟内がやたら自由だったり、スタッフの目につかない場所が多すぎたり凶器になるようなものが普通に置いてあったりと、映画の設定が現実離れしているような気がした。
映画の内容よりも、どうして
>>続きを読む

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.6

市原悦子さんの演技が素晴らしかった。片手間で見ていた映画だったのですが、感動しました。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.4

映画の序盤ではさまざまなところで「嘘」が引き起こした事件や出来事が進んでいき、映画の後半に進んでいくにつれ徐々に繋がっていって物語が絡み合う…そんな映画です。
キャストも豪華で演出も賑やか。ところどこ
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.8

まったくタイプの違う兄弟と姉妹の物語。
この映画とまではいかないけれど、きょうだいって違う性格に育つことが多いと個人的には思うので、同性の兄弟姉妹がいる方は楽しめるのではないかと思います。
ニッチェの
>>続きを読む

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.1

可愛いことがなによりも大事だと考えている主人公のキリコ。そういう役柄だけあって配役が可愛くなければ意味がない作品になってしまうと思うのだが、主演の森川葵ちゃんはしっかり可愛く、目つきの生意気そうな感じ>>続きを読む

ミス・ワイフ(2015年製作の映画)

3.6

気軽に見れる、ほっこりファンタジー映画。
主人公のヨヌがどんどん母親の役に馴染んでいく姿が見ていて面白かった。

>|