Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.2

クリード3作目にして既に「ロッキー5」
に。Finalのように足掻くのか?
なんだろ、パンチがないと言うかハングリーさがないと言うか、そうそうドラマチックじゃないんだわ。

ロッキーにも心の葛藤はあっ
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野獣暁に死す(1968年製作の映画)

3.7

前半は出所したカイオワが復讐のため「荒野の7人」のように仲間を集めていく。
「5千ドルだ、仕事が済んだらもう5千」だけで、酒場の爺さん曰く有名どころのガンマンを集めていく。
悪党のボスに仲代達矢、ギラ
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ハード・パニッシャー(2013年製作の映画)

3.8

いいねぇ、こーゆーの大好き。弱い市民(羊)を怯えさせる輩(ハイエナ)を1人の兵士(狼)が成敗する、ハードボイルドアクション。
出演のダニー・ダイアにオーラがないのは残念なところではあるが、携帯のメッセ
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ブラックライト(2021年製作の映画)

2.9

リーアム好きとは言え、最近のお爺ちゃんアクション頑張る系は見るに耐えん。リーアム出演作も35作目にもなると、こっちも期待する反面、先が見えてしまう。

導入部分はキャラ設定といい、スモークマスタングと
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黄金の七人(1965年製作の映画)

4.8

これも前から見たかった一本で、Amazonで購入してやっと見れた。
もう、これは傑作でしょう。
あっという間の91分だし、ルパンの元ネタになったと言うのも納得。不二子ちゃんだわ。
最初から全開、ずっと
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警官の血(2022年製作の映画)

3.4

佐々木譲原作の警察官小説を映画化したもの。「笑う警官」が有名。
舞台を韓国に移し「笑う警官」同様、警察の腐敗をテーマにしたものだったが、内容が難解。
白でも黒でもない、グレーゾーンに立つことでしか解決
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スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー/ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー(2019年製作の映画)

2.7

イーサン・ホークが渋かっただけ。クリス・プラットはなぜこんな役でこの映画に出たのか不思議。
3つの正義の意味が分からん。原題の「The Kid」はビリー・ザ・キッドと思うはず。ガキンチョの意味もあった
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(1960年製作の映画)

4.3

これもどうしても見たかった映画だが、どこにもなかったのでAmazonで購入。

期待した通りの男臭い、信と義に溢れるフレンチノワール、余韻を残すなぁ。
最後のロランの言葉「哀れだな」に象徴される。
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

2.9

SFの傑作?B級から脱してないと思うんだけどなぁ。
どんな戦争映画よりも人の死に方がグロい反面、政府放送の軽さの対比は面白いけど、特殊な宇宙服なわけでもなく、ヘルメットだけで武器もほぼマシンガンだけ、
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誰が為に鐘は鳴る(1943年製作の映画)

3.4

原題の「For Whom The Bell Tolls」をしっかり直訳した内容であるものの、鐘が鳴る意味は特になし。強いて言うなら2人への鐘なんだろうが、、、
「ナバロン」的なストーリーながら特殊部隊
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチー映画にステイサムあり、5度目のタッグ。
内容は007のように諸国を巡り、チームで仕事をするMIのようでもある。オーソン・フォーチュンのあり方がジェームス・ボンドのように軟派じゃないし、イ
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廃墟の群盗(1948年製作の映画)

3.8

グレゴリー・ペックに悪党は似合わない。銀行強盗でもスマートなので悪党のリーダーにずっと違和感を感じる。
映像に遠景ショットを多用し、土地の広大さを感じれるし、馬の疾走感を感じる撮り方は上手い。

軍隊
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荒野の大活劇(1969年製作の映画)

3.6

西部劇アクションにコメディがプラスされた珍しいマカロニウエスタン。
西部開拓やインディアンとは無縁の明るくコミカルな正月映画のよう。
借金取りに追われるジュリアーノ・ジェンマの楽天的な兄貴が伯父の遺産
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バウンティー・ファイター(2010年製作の映画)

2.8

最初だけ少し笑えるコメディで中盤からドラマになって、最後にちょっと感動。
WWEのスーパースターと言う触れ込みだったのでロック様的な動けるプロレスラーかと思ったら、どっちかと言うと相撲レスラー。
体が
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

ハリポタのスピンオフと言いながら、まだ続くなぁ、彼が生きてる、今後どう繋いで行くのか。これまでの3作の中では1番好きかなぁ。
魔法の演出とは言え映像が凄い、けど街中であれだけの破壊があってもマグルには
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キング・ソロモン(1950年製作の映画)

3.1

「キング・ソロモン」(37)のリメイクで「ロマンシング・ストーン」(84)の元ネタ、そして「ザ・ロストシティ」(2022)へ。
ストーリーは別として1950年にアフリカロケを行い、大群の動物の疾走シー
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デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.3

米軍特殊部隊デルタフォースによるハイジャック事件の人質救助作戦。モトクロスバイクに乗るチャック・ノリスのいちいち決めポーズみたいなカットは逆に斬新。
このバイク、なんとミサイルが発射できる、それも前だ
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マクファーランド 栄光への疾走(2015年製作の映画)

4.1

起承転結な映画はやっぱり分かりやすい。メキシコ移民の子供たちに"無能な移民じゃない"ことを走ることで芽生えさせる。

「起」の部分はネガティヴから、「承」ではだんだん上手く行く、「転」で家族と自身に問
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バビロン(2021年製作の映画)

2.8

長い、面白くない、飽きる。その原因はバカ騒ぎのパーティー、その度に早送った。
結果、何が言いたいのか分からないまま終了。
1932年頃から1952年までは何だったん?
もう一度見ようとも思わないけど、
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レッド・スネイク(2019年製作の映画)

3.2

2014はそんなに遠くない過去。日本では知られていないISと戦った女性だけの戦闘集団"蛇の旅団"の実話。
ISに恐れられる理由が女性に殺されると天国に行けないと信じていることを逆手に取った作戦の一つ。
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暁の出撃(1954年製作の映画)

3.8

ジャケットと邦題に惚れて購入した1本。
実話を元に戦時の功績を称えるもの。
この作戦成功でドイツの軍事力が低下したのは間違いないと言えるのでは。
戦争映画にありがちな激しい戦闘とサバイバルを描くのでは
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軍用列車(1975年製作の映画)

4.2

チャールス・ブロンソンの魅力爆発、激渋の一本。よく練られたプロットはさすがアリステア・マクリーンが脚本なだけはある。
初見でも面白かったが、いろいろと後半に繋がる仕掛けが散りばめられており、見返すとも
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.9

渋谷駅前を爆破するとかでわざわざ栃木に本物そっくりにセットを作ったことが話題になったやつ。
俳優陣もそれなりに揃えて大掛かりな爆破シーン(今時の日本では珍しい)までやったのに、この盛り上がりのなさ。
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.2

実話は忠実に再現するほど平凡なものになる傾向にあるが、上手く脚色することで感動的な映画に仕上がっている。
1番の脚色は動物園付きの家を買ったら、スカヨハとエル・ファニングが付いてきたことなんでは?そり
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ハンズ・オブ・ストーン(2016年製作の映画)

3.6

パナマの英雄ロベルト・デュランの半生。
アメリカ領土運河地区と言うスラムで育ったことがその後の成功と挫折、復活に影響を与えたことを描いたものなので、ボクシングシーンより人間ドラマを強調した作り。
パナ
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.5

てっきり「毒戦Believer」は続編だと思ってたので、最後まで出演、助演とも死なないだろうとタカを括っていたら死ぬ、死ぬ、全員死んでしまった。
韓国のがリメイクだったとは、アジア人は似てるよな〜。そ
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Gメン(1935年製作の映画)

3.0

FBIの精神「情熱と不屈の精神」を新人教育として"映画"を見せて伝わるのか?
そもそもの疑問から始まってオチはなしと言う、、、
州を跨いでギャングを逃がさないためにFBIが設立され、「目には目を」精神
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私は殺される(1948年製作の映画)

3.7

「深夜の告白」に続き、連続バーバラ・スタンウィック主演作を、バート・ランカスター共演で。
何でも金で言うことを聞くと思ってる我儘社長令嬢の歪んだ愛情の表現は憎たらしいけど、名演だった。
ヒッチコック風
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深夜の告白(1944年製作の映画)

4.4

ビリー・ワイルダーとレイモンド・チャンドラーが組んだサスペンスだけあって非常に見応えあった。
ストーリーが進むにつれ、ネフの心情の変化とともに、追い込まれていく様や家族の状況、キーズの勘、娘ローラとニ
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

ジブリからの独立して制作した本作の映像はジブリへの尊敬からか、それとも単なるパクリか。ジブリのいろんな場面が満載。
見ながら、これはラピュタ、これは魔女宅、これはトトロだったり、もののけだったり、そっ
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アベンジャーズ・オブ・ジャスティス ~フォース・ウォーズ~(2018年製作の映画)

1.5

ひょっとしたら少しは面白いかと、、、ちょっとでも期待したのが失敗の元。これは、やっちまったなぁ。
超低予算パロディ物で映画と言っていいのか?と言うか学芸会レベル。
すげー早送った。

スーパーマンとバ
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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂(2010年製作の映画)

3.5

ムキムキロン毛のジェイクも悪くない。パルクールばりのアクション、暗殺集団との戦いも次から次と言う感じで、見どころあるし、評価ほど悪くないと思うんだが、、、
確かに、悪者が即分かる安易さと最後の締め方が
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ラスト・コマンドー(2019年製作の映画)

3.4

フランスの植民地からの独立をインドシナ、アルジェリアでの戦争を通じて、戦争の無意味さを表現したかったのか、フランスを悪く描くことで謝罪を伝えたかったのか、とにかく殺し合いの無意味さは伝わった。

イン
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.6

また発見。「アイ・アム・ナンバー4」「マックス・スティール」に続いて次があっても良さそうなのにない第3弾。
ゴレンジャーをハリウッドが作ったらこうなりましたバージョン。
しっかり5人の個性も出せてたし
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香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

3.3

ジャッキー50歳にしてのアクションは若い頃と変わらない頑張りぶりは認めるが、大掛かりな演出がやり過ぎでは?
シリアスかと思えばジャッキー以外がコメディだったり、恋愛を折り込んだり、アンバランス感の方が
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.1

これは原作があるんだろうか?よく考えられた展開な上に、見せ方が上手い。
ほぼ森の中と小屋だけのほぼワンシチュエーションだし、エンドロールで登場人物確認したらたったの8人、でもそのほとんどが4人で成り立
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