オマ内藤さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オマ内藤

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

シリーズの集大成。今まで積み重ねてきた全てを注ぎ込んだ最終作。

出自もバックボーンも種族も価値観も何もかも違う寄せ集め集団。ネビュラがブチ切れるのも納得などうしようもないポンコツな奴らがありのままを
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ロボコップ3(1992年製作の映画)

3.8

ロボコップ1、2、とは全くテイストが違う。ハリウッド版メタルヒーロー映画。

人間そっくりなニンジャロボット「オートモ」、空飛ぶロボコップ、無法集団のリハッブ隊等、シリーズの世界観が乱れてしまっている
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.8

スーパーマンがたった1人で、しかも簡単にステッペンウルフを倒してしまうのがガッカリ。他のメンバーとの連携も少ない。
スーパーマンがいなくなったからやってくるステッペンウルフも小物感があり、ゾッド将軍や
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.0

スーパーマンとバットマンが対立する経緯が雑。スーパーマンの話を一切聞こうとしないブルースに違和感。世論がスーパーマン排除に傾くのは納得できるが何故ブルースまで?彼はそんな短絡的な人物だったか。

お互
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

タイトル通り。誰もが知るあの「スーパーマリオシリーズ」の世界観を見事に映画化している。詳しい説明は不要。

こんなにも見事に映画化されるとアイツもコイツも出してほしくなる。

スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.7

当時小学生。レンタルビデオだったか、録画したものだったか覚えていないが、何回も何回も見るくらいハマっていた。あのスーパーマリオの実写版だと気付くのは何年も後のこと。

本家とは全く違うダークでジメッと
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シティーハンター(1993年製作の映画)

3.5

シティハンターを知らなかった小学生の頃は本作を何回も何回もレンタルして見るくらい大ハマリしていた。

ジャッキー・チェンと言えば、コミカルカンフーアクションだが本作は特にコミカルさが炸裂していて、皆は
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ドランク・モンキー/酔拳(1978年製作の映画)

3.5

40年も前のカンフー映画だから、最近のリアリティ重視のアクション映画と比べるとどうしても・・・なんてことはない。コミカルなキャラクターと演出、そしてなんといっても多種多様なカンフーアクションに心が踊る>>続きを読む

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.0

グリッドマンとダイナゼノンのクロスオーバー同人誌のようなカオスでお祭りな感じが心地良い。ずっと見ていたい。

しかし、物事には期限があって終わる時が必ずくる。それぞれ進むべき道があるでしょと優しく背中
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.8

王道冒険ファンタジー。金曜ロードショーなどで放送してそうな懐かしさも感じる。
マイ・ベスト・オブ、ミシェル・ロドリゲスは「ホルガ」。素晴らしい。

ヨンガシ 変種増殖(2012年製作の映画)

3.5

突然変異したハリガネムシがモンスターとなって人間を襲う、ではなくハリガネムシの虫の生態はそのままな所が生理的嫌悪感をバンバン刺激する。すごく気持ち悪い。

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

2.8

色々と物足りない。

前作のように兄弟姉妹全員参加して、よりパワーアップしたバトルを見られるかと思ったが、ほぼビリーだけなのが残念。ルーシー・リューもドラゴンに乗ってるだけでなのがもったいない。

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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

監督の強いこだわり、愛、敬意を感じる。ゴジラやウルトラマンの時よりも「濃い」。濃すぎて好き嫌いが分かれる
のも納得。

監督のシン解釈が今作も炸裂している。特にショッカー。「世界征服」の手段として「個
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」本当にこのタイトル通りの映画。遊園地のアトラクションやパレードを全部一遍に体験したかのような情報量で頭がパンク寸前。

マルチバースが舞台の作品は色
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

5.0

シン・ゴジラは「現実対虚構」だったが、平成ガメラシリーズは現実と虚構のを高いレベルで融合させている。特に今作ガメラ2。
ファタジー過ぎてリアリティが破綻することも、リアル過ぎてファンタジーが薄まること
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

能力スバトル+バイオレンスマシマシスタイリッシュアクション、そしてなんといってもキム・ダミの「狂演」が凄まじい。本当に美しく、恐ろしい。まさに「魔女」。
ピンチに覚醒して敵を蹴散らすという展開は定番だ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.0

・良かった
キャシーが可愛い。

ヒーローであり、一人娘を想う父親でもあるスコット・ラングの今まで以上に熱く、愛情深い所が見れて感動。ボスと一対一で殴り合いボコボコにされるが立ち上がり続ける姿はまさに
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RRR(2022年製作の映画)

4.7

ツッコミ所満載の無茶苦茶なアクション映画だが、その無茶を成立させるために話の展開、人物造形などが丁寧に作られているから破綻していない。
アクションも音楽も構図もセリフも演技も全てが格好良い。最初から最
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バビロン(2021年製作の映画)

4.7

映画業界の盛者必衰を通して、美しく純粋で情熱的で、愚かで醜くクソ汚い「人間の営み」を描いた強烈な群像劇。
クセが強く、露悪的すぎてウンザリする人がいるのもわかる。

ド派手なお祭り騒ぎのような前半と、
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.0

巨獣達の暴れっぷりが気持ちいい。物足りないくらい。

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.0

怪獣映画の起承転結が完璧。キャラクターも現代の日本という設定も良い。
ガメラとギャオスが素晴らしいのはもちろん、人間側のドラマも良い。怪獣が登場しなくても退屈しない。無駄なシーンがなく、テンポ良く進む
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.5

香港カンフー映画のために文字通り命をかけた武師達の功績には敬服するが、ケガするのが前提だったり、亡くなったり大怪我などで名もなき武師が大勢静かに消えていったという話を聞くとやはりドン引きしてしまう。

ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ステイサムといえばワイルド、スタイリッシュ、セクシーだが今作のステイサムはしょぼくれてる。このしょぼくれてるステイサムが絶妙。
ストーリーはなんやかんやあってステイサムが悪党をなぎ倒すとい
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

今までの事件を全て仕組んていた黒幕が登場するが今までの敵役に比べてインパクトが弱い。

敵のアジトで捕まったボンドが頭にドリルで穴を開けられるが、とくに支障もなく動けるのは何故?
それに簡単に脱出して
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ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

2.0

テンポ、バランスが悪い。起承転結の「起」が無駄に長い。「ファンタスティック・フォー」の活躍が見たいのに学園ドラマがダラダラ続く。キャラクターも見た目はカッコいいのに中身がない。
「インクレディブル・ハ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的映像美。最先端の映像技術と視覚効果に脱帽。壮大な大自然の風景を見た時に畏敬の念を抱くことがあるが、CGなのに同じものを感じた。これが「エイワ」だろうか。
美しい動植物だけでなく、メカニック描写に
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必殺!主水死す(1996年製作の映画)

3.5

今どきの時代劇アクション映画と比べると何もかも地味だが、その無駄に動かない、喚かない、得物を振り回さない所に一流の殺し屋としての貫禄を感じる。渋い。カッコいい。
激しい殺陣はなく、地味で静かな攻防がメ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

自身の命よりも任務優先。国のために殉じなければならないのがスパイ。覚悟の上とはいえ、スパイも人間。ロボットじゃない。この「理不尽」をすんなり飲み込めるわけがない。でも貴女のためにやってきた。
敵も味方
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドウェイン・ジョンソンが最高にハマっている。説明不要の王道ヒーロー映画。暴れっぷりが気持ちが良い。
他のヒーロー達も、活躍は少なめだが「魅せ方」がとても素晴らしい。インパクト抜群。

ただ「破壊神」と
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ICHIGEKI 一撃(2004年製作の映画)

2.5

いつものセガール映画。途中まで退屈だったがクライマックスのボスとの一騎打ちだけは文句なしにカッコいい。白と黒の対比もかなりオシャレ。
でもカッコいいだけでアクション自体はイマイチ。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

「現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?」
このあらすじの通り、徹底的にリアルに「現代日本」を描いてるから見応えがある。防衛軍やGフォースなど架空の組織や他の怪獣が出てこなくも
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

「すずめの戸締まり」これを見たことで俺の中の扉も開いてしまったのか、それとも前から開きっぱなしだったことに気付いたのか。よくわからないが心の中でミミズが暴れている。面白かったけどツラい。なんとも言えな>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒーロー映画としての盛り上がりや爽快感はない。しかし喪失感にそっと寄り添ってくれるような、何も言わずただそばにいてくれるような優しい映画。

全て丸く収まったわけではないし、行き場のない怒りや悲しみが
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ヒート(1995年製作の映画)

3.8

一流のプロフェッショナルの仕事と壮絶な攻防、緊張と緩和の絶妙なバランス、約3時間退屈しなかった。

クライムサスペンス要素だけでなく家族との確執や恋愛模様など個人的な部分も描かれている。それが蛇足に感
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.5

他の隕石パニック映画と比べると死を受け入れる登場人物が多い気がする。
もう生き延びる方法がないとしたら、自分だったらどこで最期の瞬間を迎えるのか、それとも最後の最後まであがくのか色々妄想してしまう。