オマ内藤さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

オマ内藤

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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

4.0

怪獣映画の起承転結が完璧。キャラクターも現代の日本という設定も良い。
ガメラとギャオスが素晴らしいのはもちろん、人間側のドラマも良い。怪獣が登場しなくても退屈しない。無駄なシーンがなく、テンポ良く進む
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.5

香港カンフー映画のために文字通り命をかけた武師達の功績には敬服するが、ケガするのが前提だったり、亡くなったり大怪我などで名もなき武師が大勢静かに消えていったという話を聞くとやはりドン引きしてしまう。

ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.5

ジェイソン・ステイサムといえばワイルド、スタイリッシュ、セクシーだが今作のステイサムはしょぼくれてる。このしょぼくれてるステイサムが絶妙。
ストーリーはなんやかんやあってステイサムが悪党をなぎ倒すとい
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

今までの事件を全て仕組んていた黒幕が登場するが今までの敵役に比べてインパクトが弱い。

敵のアジトで捕まったボンドが頭にドリルで穴を開けられるが、とくに支障もなく動けるのは何故?
それに簡単に脱出して
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ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

2.0

テンポ、バランスが悪い。起承転結の「起」が無駄に長い。「ファンタスティック・フォー」の活躍が見たいのに学園ドラマがダラダラ続く。キャラクターも見た目はカッコいいのに中身がない。
「インクレディブル・ハ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的映像美。最先端の映像技術と視覚効果に脱帽。壮大な大自然の風景を見た時に畏敬の念を抱くことがあるが、CGなのに同じものを感じた。これが「エイワ」だろうか。
美しい動植物だけでなく、メカニック描写に
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必殺!主水死す(1996年製作の映画)

3.5

今どきの時代劇アクション映画と比べると何もかも地味だが、その無駄に動かない、喚かない、得物を振り回さない所に一流の殺し屋としての貫禄を感じる。渋い。カッコいい。
激しい殺陣はなく、地味で静かな攻防がメ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

自身の命よりも任務優先。国のために殉じなければならないのがスパイ。覚悟の上とはいえ、スパイも人間。ロボットじゃない。この「理不尽」をすんなり飲み込めるわけがない。でも貴女のためにやってきた。
敵も味方
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドウェイン・ジョンソンが最高にハマっている。説明不要の王道ヒーロー映画。暴れっぷりが気持ちが良い。
他のヒーロー達も、活躍は少なめだが「魅せ方」がとても素晴らしい。インパクト抜群。

ただ「破壊神」と
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ICHIGEKI 一撃(2004年製作の映画)

2.5

いつものセガール映画。途中まで退屈だったがクライマックスのボスとの一騎打ちだけは文句なしにカッコいい。白と黒の対比もかなりオシャレ。
でもカッコいいだけでアクション自体はイマイチ。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

「現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?」
このあらすじの通り、徹底的にリアルに「現代日本」を描いてるから見応えがある。防衛軍やGフォースなど架空の組織や他の怪獣が出てこなくも
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

「すずめの戸締まり」これを見たことで俺の中の扉も開いてしまったのか、それとも前から開きっぱなしだったことに気付いたのか。よくわからないが心の中でミミズが暴れている。面白かったけどツラい。なんとも言えな>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒーロー映画としての盛り上がりや爽快感はない。しかし喪失感にそっと寄り添ってくれるような、何も言わずただそばにいてくれるような優しい映画。

全て丸く収まったわけではないし、行き場のない怒りや悲しみが
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ヒート(1995年製作の映画)

3.8

一流のプロフェッショナルの仕事と壮絶な攻防、緊張と緩和の絶妙なバランス、約3時間退屈しなかった。

クライムサスペンス要素だけでなく家族との確執や恋愛模様など個人的な部分も描かれている。それが蛇足に感
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.5

他の隕石パニック映画と比べると死を受け入れる登場人物が多い気がする。
もう生き延びる方法がないとしたら、自分だったらどこで最期の瞬間を迎えるのか、それとも最後の最後まであがくのか色々妄想してしまう。

ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

3.5

他のヒーロー映画みたいに魔法を使ったりレーザー撃ったり空を飛んだりはしないが、やっぱりカンフーニンジャアクションは面白い。
シュレッダーのスーツもかっこいい。絶妙なアレンジ。

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.7

エイリアンは少しか映らないし、巨大ロボットらしきものは立ってるだけで動かない。「統治者」とレジスタンスがドンパチするわけでもない。
レジスタンスグループが水面下で色々と工作するだけでものすごく地味、な
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.5

隕石パニック映画と言えばこれ。
クライマックスのスイッチ押すシーンは王道で盛り上がる。
エアロスミスの「I Don't Want To Miss A Thing」もさらに気持ちを高めてくれる。
ブルー
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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.8

ロボコップ2の不気味さ、摘出手術とカプセルの中で浮いている脳と目玉のグロさが強烈。

アンダーワールド(2003年製作の映画)

2.8

ダークゴシックな世界観がきまってる。ケイト・ベッキンセイルもスタイリッシュでクール。
残念なのはそのかっこよさがアクションに活かされていないこと。ビジュアル面は洗練されているのにアクション面はもっさり
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.5

レイバーが活躍するのは最後のほうで、大半は大人が地味で小難しい政治談議しているが全く退屈しない。
レイバーのアクションシーンを「動」とするならこの政治談議の応酬は「静」の闘い。話してるだけなのに引き込
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茶の味(2003年製作の映画)

4.0

「茶の味」良いタイトルだと思う。

職場や学校、家庭など日常生活の中のちょっとしたスキマ時間にする空想や妄想を形にしたような映画。

だからシュールコメディなんだけど、現実離れしすぎていない。日常の風
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

2.5

アクションが本当に素晴らしい。このメンバーでオリジナルアクション映画を作ったほうがいい。

あの「るろうに剣心」の実写と言われると、やっぱり納得いかない。

何故外印と戌亥番神が?あそこまでキャラを改
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モンキーボーン(2001年製作の映画)

4.0

王道ナイトメアファンタジー。
子供の頃に見た。詳しいストーリーは全く思い出せないが、大爆笑した記憶がある。尻にパイナップルを突っ込まれるシーンは覚えてる。

沈黙シリーズ第3弾/暴走特急(1995年製作の映画)

3.6

シリーズの中でセガール無双が一番堪能できるのがコレじゃないだろうか。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.0

るろうに剣心を実写化するのはやはり無理があった。詰め込み過ぎ。

縦横無尽に飛び回る佐藤健と真剣佑のアクションとビジュアルは120満点だが、そのために他のキャラクターがかませ犬、引立て役になっているの
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.5

前作同様、登場人物の危機管理意識が低すぎる。劇中でも主人公が強く抗議していたが、10年間もの準備を捨てて未知の惑星に行くのが信じられない。
大勢の人間の命を預かってるとは思えないほど軽率。無責任。
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.0

映像が美しい。冒頭の滝や惑星の広大な大地など、神秘的な風景に心奪われる。ずっと見ていたい。
しかし最高のオープニングだったのに、登場人物が危機管理意識の低い迂闊な人間ばかりなのでその感動が薄れる。
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.8

マイティ・ソーの魅力が存分に描かれている。
コミカルでポップなスター・ウォーズって感じ。
キャラクターはもちろん、宇宙船から衣装から小物までポップでカラフルな世界観が素晴らしい。
アクションもスタイリ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ラブ&サンダー&ポップという感じ。


神々の国に乗り込んでトップであるゼウスを襲い武器を強奪、というのは結構な重犯罪にも関わらず追手が来ない。
神々としてはストームブレイカーが敵に渡ったらマズイので
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.7

社会人になって経済力と行動力がグンと上がるが今度は時間がない。友人と予定を合わせるのも難しく、中々会えない。
社会人あるあるだと思う。
だからこそ、1回、1回が貴重で尊いものなんだとしみじみ思う。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

30年という時の流れを感じさせる演出が染みる。
マーベリック達の表情ややり取りを見れば詳しい説明なんかなくとも、30年間のあれこれが、情景が浮かんでくる。つい先日、予習で初めて「トップガン」を見ただけ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

「トップガン マーベリック」の予習に。

カッコ良さに全振りしたような映画。実際、カッコいい。
今見ると良くも悪くも時代を感じてしまうけど、「Danger Zone」などの名曲が盛り上げてくれる。
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.7

善人悪人色んな人間の生き様が描かれている。余計なメッセージもテーマもない。シンプルに「もし地球最後の日が来たらどう過ごすか?」これだけ。
自分だったらどうするか?という妄想で頭が一杯になる。

群像劇
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.7

愛のために生きるのもいいけど少しは冷静になれよと言わんばかりのシニカルなラストシーンが刺さる。
愛する人のためになりふり構わずやった結果、その愛を捨てることになる。ワイルドで情熱的なボンドを見てきたか
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