今どきの時代劇アクション映画と比べると何もかも地味だが、その無駄に動かない、喚かない、得物を振り回さない所に一流の殺し屋としての貫禄を感じる。渋い。カッコいい。
激しい殺陣はなく、地味で静かな攻防がメ>>続きを読む
自身の命よりも任務優先。国のために殉じなければならないのがスパイ。覚悟の上とはいえ、スパイも人間。ロボットじゃない。この「理不尽」をすんなり飲み込めるわけがない。でも貴女のためにやってきた。
敵も味方>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ドウェイン・ジョンソンが最高にハマっている。説明不要の王道ヒーロー映画。暴れっぷりが気持ちが良い。
他のヒーロー達も、活躍は少なめだが「魅せ方」がとても素晴らしい。インパクト抜群。
ただ「破壊神」と>>続きを読む
いつものセガール映画。途中まで退屈だったがクライマックスのボスとの一騎打ちだけは文句なしにカッコいい。白と黒の対比もかなりオシャレ。
でもカッコいいだけでアクション自体はイマイチ。
「現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?」
このあらすじの通り、徹底的にリアルに「現代日本」を描いてるから見応えがある。防衛軍やGフォースなど架空の組織や他の怪獣が出てこなくも>>続きを読む
「すずめの戸締まり」これを見たことで俺の中の扉も開いてしまったのか、それとも前から開きっぱなしだったことに気付いたのか。よくわからないが心の中でミミズが暴れている。面白かったけどツラい。なんとも言えな>>続きを読む
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ヒーロー映画としての盛り上がりや爽快感はない。しかし喪失感にそっと寄り添ってくれるような、何も言わずただそばにいてくれるような優しい映画。
全て丸く収まったわけではないし、行き場のない怒りや悲しみが>>続きを読む
一流のプロフェッショナルの仕事と壮絶な攻防、緊張と緩和の絶妙なバランス、約3時間退屈しなかった。
クライムサスペンス要素だけでなく家族との確執や恋愛模様など個人的な部分も描かれている。それが蛇足に感>>続きを読む
他の隕石パニック映画と比べると死を受け入れる登場人物が多い気がする。
もう生き延びる方法がないとしたら、自分だったらどこで最期の瞬間を迎えるのか、それとも最後の最後まであがくのか色々妄想してしまう。
他のヒーロー映画みたいに魔法を使ったりレーザー撃ったり空を飛んだりはしないが、やっぱりカンフーニンジャアクションは面白い。
シュレッダーのスーツもかっこいい。絶妙なアレンジ。
エイリアンは少しか映らないし、巨大ロボットらしきものは立ってるだけで動かない。「統治者」とレジスタンスがドンパチするわけでもない。
レジスタンスグループが水面下で色々と工作するだけでものすごく地味、な>>続きを読む
隕石パニック映画と言えばこれ。
クライマックスのスイッチ押すシーンは王道で盛り上がる。
エアロスミスの「I Don't Want To Miss A Thing」もさらに気持ちを高めてくれる。
ブルー>>続きを読む
ロボコップ2の不気味さ、摘出手術とカプセルの中で浮いている脳と目玉のグロさが強烈。
ダークゴシックな世界観がきまってる。ケイト・ベッキンセイルもスタイリッシュでクール。
残念なのはそのかっこよさがアクションに活かされていないこと。ビジュアル面は洗練されているのにアクション面はもっさり>>続きを読む
レイバーが活躍するのは最後のほうで、大半は大人が地味で小難しい政治談議しているが全く退屈しない。
レイバーのアクションシーンを「動」とするならこの政治談議の応酬は「静」の闘い。話してるだけなのに引き込>>続きを読む
「茶の味」良いタイトルだと思う。
職場や学校、家庭など日常生活の中のちょっとしたスキマ時間にする空想や妄想を形にしたような映画。
だからシュールコメディなんだけど、現実離れしすぎていない。日常の風>>続きを読む
アクションが本当に素晴らしい。このメンバーでオリジナルアクション映画を作ったほうがいい。
あの「るろうに剣心」の実写と言われると、やっぱり納得いかない。
何故外印と戌亥番神が?あそこまでキャラを改>>続きを読む
王道ナイトメアファンタジー。
子供の頃に見た。詳しいストーリーは全く思い出せないが、大爆笑した記憶がある。尻にパイナップルを突っ込まれるシーンは覚えてる。
シリーズの中でセガール無双が一番堪能できるのがコレじゃないだろうか。
るろうに剣心を実写化するのはやはり無理があった。詰め込み過ぎ。
縦横無尽に飛び回る佐藤健と真剣佑のアクションとビジュアルは120満点だが、そのために他のキャラクターがかませ犬、引立て役になっているの>>続きを読む
前作同様、登場人物の危機管理意識が低すぎる。劇中でも主人公が強く抗議していたが、10年間もの準備を捨てて未知の惑星に行くのが信じられない。
大勢の人間の命を預かってるとは思えないほど軽率。無責任。>>続きを読む
映像が美しい。冒頭の滝や惑星の広大な大地など、神秘的な風景に心奪われる。ずっと見ていたい。
しかし最高のオープニングだったのに、登場人物が危機管理意識の低い迂闊な人間ばかりなのでその感動が薄れる。>>続きを読む
マイティ・ソーの魅力が存分に描かれている。
コミカルでポップなスター・ウォーズって感じ。
キャラクターはもちろん、宇宙船から衣装から小物までポップでカラフルな世界観が素晴らしい。
アクションもスタイリ>>続きを読む
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ラブ&サンダー&ポップという感じ。
神々の国に乗り込んでトップであるゼウスを襲い武器を強奪、というのは結構な重犯罪にも関わらず追手が来ない。
神々としてはストームブレイカーが敵に渡ったらマズイので>>続きを読む
社会人になって経済力と行動力がグンと上がるが今度は時間がない。友人と予定を合わせるのも難しく、中々会えない。
社会人あるあるだと思う。
だからこそ、1回、1回が貴重で尊いものなんだとしみじみ思う。
変>>続きを読む
30年という時の流れを感じさせる演出が染みる。
マーベリック達の表情ややり取りを見れば詳しい説明なんかなくとも、30年間のあれこれが、情景が浮かんでくる。つい先日、予習で初めて「トップガン」を見ただけ>>続きを読む
「トップガン マーベリック」の予習に。
カッコ良さに全振りしたような映画。実際、カッコいい。
今見ると良くも悪くも時代を感じてしまうけど、「Danger Zone」などの名曲が盛り上げてくれる。
リ>>続きを読む
善人悪人色んな人間の生き様が描かれている。余計なメッセージもテーマもない。シンプルに「もし地球最後の日が来たらどう過ごすか?」これだけ。
自分だったらどうするか?という妄想で頭が一杯になる。
群像劇>>続きを読む
愛のために生きるのもいいけど少しは冷静になれよと言わんばかりのシニカルなラストシーンが刺さる。
愛する人のためになりふり構わずやった結果、その愛を捨てることになる。ワイルドで情熱的なボンドを見てきたか>>続きを読む
ダニエル・クレイグを素っ裸にして、太いロープで股間をしばくマッツ・ミケルセン。このシーンのインパクトがすごい。さっきまでクールにポーカーで戦ってた二人とは思えない。
このレビューはネタバレを含みます
樋口真嗣と庵野秀明が作る「空想と浪漫の世界」はやっぱり最高である。期待通り。
予想外だったのは「長澤まさみ」。彼女をそういう風に見たことがなかった。
予告編を見た時は長澤まさみが出るんだなとしか思>>続きを読む
良い所
エイリアンが喋る。元人間だから当たり前だがジョークを言ったりしているのが可愛らしい。
悪い所
エイリアンがよく喋るから不気味さや怖さが全くない。初期は得体の知れない不気味さがあったが今作はヒ>>続きを読む
設定では宇宙人が地球全土を攻撃しているらしいが、本編で描かれているのはマンションからの逃走劇。しかも簡単には逃げられなので籠城が大半。
以外に地味で肩透かしを食らったが、エイリアンの不気味さ、脳みそを>>続きを読む
他者との繋がりが希薄で孤立してしまう。なんとかしようと藻掻いているうちに、どんどん独りよがりな考えに陥ってしまうという話は、SNSが普及して気軽に繋がれるようになった現代でも通じる。
シリアスだけど>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
実写版のヴェノムやモービウスには不足していたダークでマッドネスな要素が盛り込まれていて満足。実写版ワンダのほうが断然「最凶最悪」。
予習復習を済ませ、予告編は見ないようにしてたのでサプライズの連続で>>続きを読む