馮美梅さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.5

原作未読。OPの東京大空襲のシーンは丁寧に作られているなと思いました。
石油に関して、わからないことは多くて、単に掘ったものを精製したらいいと思っていたけれど、それだけではなくて、いろんなことをしてよ
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

なんかね、最初、勘違いしててん。というか、いつも混乱すんねん。「未来世紀ブラジル」と「ブラジルから来た少年(これもエグい作品やけど)」(笑)

で、これも一番最初観た時、日曜の昼間のローカルチャンネル
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春との旅(2009年製作の映画)

4.0

オープニング、唐突に始まる。
一体何があったのか分からずに…

気まずい2人のぎくしゃくした理由は、孫の春が勤めていた給食の会社が学校廃校の為、仕事がなくなってしまうことで、東京に働きに行こうと思って
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マギー・チャンの ストーリー・ローズ/恋を追いかけて(1986年製作の映画)

5.0

ヨン・ファン監督の作品の中でも大好きな1本。
両親を亡くし、今は兄と住んでいる主人公ローズ。ローズがいろんな愛を経験し成長していく物語。

無邪気な女学生時代、しかし思春期になり、とても優秀で優しい兄
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いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.5

チンピラのアンディと弟分のジャッキー。特に一花咲かせたいと思う弟分のジャッキーの無鉄砲さにいつも振り回されているアンディ。しかし自分を慕うジャッキーを無下にもできず、今日も明日も傷だらけの毎日。

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クロッシング(2008年製作の映画)

5.0

時々、隠し撮りしたものを、TV番組などで見ることがあっても実際、北朝鮮の人たちが、どんな日常生活を送っているのか誰も知らない。

今日も明日も、北朝鮮から流れる放送は、ピョンヤンの町で沢山の人々が遊園
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.5

今のCG全盛期から見ると、この作品は「チープ」極まりないのかもしれないけれど、逆に今ではなかなかできない、ハイセンスな作品ともいえるし、1970年代にこんなことが出来たと思えばすごいと思うのです。>>続きを読む

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

4.5

初めて見たのはもう子供の頃だったかも?その後も何度となく観ている作品。

ダスティン・ホフマンの出演作の中でも好きな1本でもあります。
ジョン・ボイドが自信満々で男娼になろうとするけど結局さっぱりで、
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マイ・バック・ページ(2011年製作の映画)

5.0

まだ本編が始まる前から、すでに映画は始まってて、安田講堂陥落のニュースの声がスポンサーなどの紹介の時から流れているのは印象的でした。

主人公含め、出演者たちが、それぞれの立場の変化により、衣装など
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クローズド・ノート(2007年製作の映画)

1.0

2008年の9月視聴、録画していたものを観ていたが、途中見るに堪えず、お口直しに、夜にも関わらずほかの映画を観に行ってしまった。

思わずこれじゃ、沢尻エリカさんが舞台あいさつで「別に…」と思わず言い
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

4.0

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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.9

ドラマ版とはまた違って、小さい頃のすずが18歳になって、おっとりしたまま北條家に嫁いでいきます。あまりののんびりやさんがかわいいやら…でもだからこそ、つらいことがよりつらく感じるし、戦争の不条理さを思>>続きを読む

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.8

幼児誘拐・殺人の罪で13年の罪を受けたイ・クムジャ。
囚人仲間からは「親切なクムジャさん」と呼ばれていた。
なぜ彼女は殺人を犯したのか?

実は彼女はペク・ハンサンという英語教師に自分の子供を盾に殺人
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ニンジャ・アサシン(2009年製作の映画)

4.0

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僕達急行 A列車で行こう(2011年製作の映画)

3.5

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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.0

物語としての派手さはないけれど、小さい頃の出来事が関係して、吃音障害を持つジョージ6世が、ライオネルというスピーチ矯正の専門医(実は医師免許も何も持っていない男だったのだが)の元で、色々ぶつかり合いな>>続きを読む

春を背負って(2014年製作の映画)

4.0

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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.0

いかにも太宰という作品。
自分を、生きている価値のない人間だという夫、そんなことを言いながらも酒と女に溺れる日々。

そんな夫を変わらない気持ちで接し続ける妻。
ある意味、登場人物それぞれが、一見弱い
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源氏物語 千年の謎(2011年製作の映画)

2.0

平安の雅感はよく表現されていたように感じましたし、紫式部を主人公にする事も別に悪くはないんだけど、なんだか盛り込まれたエピソードが自分的には残念だったかもしれない。

もっといろんな女性とのエピソード
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さよならドビュッシー(2013年製作の映画)

3.0

ミステリー大賞を受賞した原作を映画化されているようですが、原作は未読です。

ミステリー映画が好きな人にとっては物足りなさを感じるかもしれませんが、音楽映画としてはクオリティが高いと思います。

悲劇
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.3

映画の主人公であるマーク・ザッカーバーグが、作品についてどう思っているのかわからないので、何とも言えないけれど、彼は自分のしていることは確信犯でしていることだったから、訴訟を受けても、それがどういう意>>続きを読む

丘を越えて(2008年製作の映画)

2.0

他の作品を見に行った時に丁度、予告編を見てから気になっていた作品です。

大正・昭和初期のモダンな雰囲気大好きな人はファッションやインテリアなどだけでもなんだか満足しちゃいます(笑)

口紅も高価なも
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大阪ハムレット(2008年製作の映画)

3.0

3人兄弟、ある日父親が突然死んでしまう。
そしてそんな時にある1人の男が家にやってきたが、そのまま何の違和感もなく住み着いてしまう。

子どもたちは当然「なんで?」と思うんだけど、母親は動じることもな
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清須会議(2013年製作の映画)

3.8

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テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.0

1の最後から続くのかと思いきや、それには全く触れることなく、作品は始まりますが、自分的には1よりも面白さがパワーアップしていたように感じ、声を出して笑い、突っ込んでしまいました(汗)

ルシウスのリア
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はやぶさ/HAYABUSA(2011年製作の映画)

3.0

2010年、いろんな苦難に遭遇しながらも、未知の惑星から、7年の時間を経て戻ってきた「はやぶさ」と、そのプロジェクトにかかわった人たちの物語。

日本人の凄さって、逆境の中でも、単に悲観するばかりでは
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キャタピラー(2010年製作の映画)

3.0

スタッフロールが、オープニングに流れるという、珍しいオープニングはかなり斬新だなと思いました。(あれ?今始まったばかりなのにもう終わり?なんてフィルム間違ってないかと思う人もいたかも?って私だけか?)>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.0

痛みの快感でしか、生きている実感を感じられないなんて、悲しすぎるし、最初はカッコいいとか、憧れとかあったとしても、ふとした瞬間、我に戻った時に「いったい自分は何をしてるんだろう…」と気づき、後悔しても>>続きを読む

受難(2013年製作の映画)

2.5

フランチェス子、あんたって子はどこまで寛容なんや。

どないな展開になるんやと思ったけど、コガさん誰?なんか聞いたことある声と思っていたら、古舘寛治さんやってんね。

ゆるくて、どないなると思っていた
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I am ICHIHASHI 逮捕されるまで(2013年製作の映画)

2.0

キモイ。
とにかく、捕まりたくなくてひたすら、逃げる。

でも、そこには何にもない。
なんで、この作品を作ろうと思ったのかねぇ。おディーン様もなんでこの作品を撮ろうと思ったのかねぇ。

BUDDHA2 手塚治虫のブッダ 終わりなき旅(2014年製作の映画)

4.0

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アンネの追憶(2009年製作の映画)

2.5

物語はアンネの同級生で親友のハンネリ(映画では「ハネリ」)とアンネの父、オットー・フランクの目線で物語が進行していきます。

全体の半分ちょっとは収容所が中心に物語が進んでいきます。
率直な感想として
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2046(2004年製作の映画)

3.0

期待通り良かった。チョット偉仔の、髭面でニヒルな笑いが、スケベおやじっぽかったけど(笑)相変わらず目からフェロモン光線を発しておりました。キムタクは予想以上に良かった、と私は思う。出演シーンも本当に、>>続きを読む

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

3.5

もう笑いまくりましたぁ(笑)映画が始まって星爺(主演の周星馳の愛称)の名前が出てくるんだけど、英語名がどうもおかしくて、それだけで噴出してしまうんです(爆)どうも、違和感があるねんなぁ・・・李連杰(リ>>続きを読む

流星(1999年製作の映画)

3.5

ストーリーはさて置いても(苦笑)観ていてとにかく微笑ましく感じる映画だったかな?

でも、終盤、呉家麗演じるランの死ぬシーンはとても切なくて涙してしまった。思わずレスリーの事を思い出してしまった。この
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.8

映画自体は単純明快で特にストーリー性が良いとかそういうのものでは無いんだけど、私がこの映画で気に入っているのはなんと言っても映像と音楽。特に音楽についてはかなり良い感じです。

因に劇中で人気歌手とし
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