きみどりさんのドラマレビュー・感想・評価 - 3ページ目

名探偵ポワロ シーズン7(2000年製作のドラマ)

4.5

叙述トリックの名作と言われ、確か発表時には批判や論争のネタにもなった『アクロイド殺人事件』、こんなふうに映像化したんかーと感心。

ていうか、やっぱり私は内容を綺麗さっぱり忘れている。お陰で毎回新鮮に
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名探偵ポワロ シーズン6(2000年製作のドラマ)

4.5

ただいまポワロ・マラソン中なんですが、シーズン5あたりからクオリティがどんどん上がってきてて、片手間に観るのがもったいない感じ。
そして2000年製作のシーズン6ともなると、のちのち出世を果たす俳優が
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30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2020年製作のドラマ)

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このGW中、ずっと着物の直しをしてたんですよ。
ひたすら真っ直ぐ縫っては失敗して解いてまた縫い直しを繰り返して、たぶん総距離15mくらいちくちく縫ってたので、お供のドラマ鑑賞が捗ることよ。←やっと言い
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恋するイエカツ(2021年製作のドラマ)

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ソウルの過酷な住宅事情がベースのロマンティックコメディ。

主人公のお相手が青年社長というところまでは王道の韓国ドラマなれど、彼は貧乏な生まれから不動産業で成り上がり、仕事に邁進しすぎて恋愛経験ゼロな
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ユーフォリア/EUPHORIA シーズン1(2019年製作のドラマ)

4.5

わあ、えらいもん観ちゃった。
これは…何世代もあとになってから「あの時代を代表するドラマ」って言われるようになる傑作なのでは。

ゼンデイヤの圧倒的存在感の前ではどうしても霞んでしまうけど、シドニー・
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ディスカバリー・オブ・ウィッチズ ~第1章 魔女の目覚め~(2018年製作のドラマ)

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マシュー・グードが吸血鬼で黒髪の王子様役で、可愛いテリーサ・パーマーとイチャコラするお話(違います)。
吸血鬼、デーモン、魔女とそれぞれの派閥が数百年ごしの仁義なき戦いを繰り広げている中、ラスボスの魔
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ザ・サーペント(2021年製作のドラマ)

4.0

『預言者』でいきなり世に出たタハール・ラヒム、そういや最近どうしてる?と思ってたら、Netflixでこんなおっかない犯罪ドラマに出てました。

「台詞はぜーんぶフィクションですからね!」と念押ししてあ
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その年、私たちは(2021年製作のドラマ)

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自他ともに認める韓国恋愛ドラマヲタであるところの夫(あり得ない数を観てる)をして、「ここ数年で最高のドラマ」と言わしめた本作。

んまー、まーまーまー(はぁと)キム・ダミとチェ・ウシクの可愛いこととい
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片恋グルメ日記(2020年製作のドラマ)

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なんとなく清純派女優の群れに埋没していたような本仮屋ユイカが、いつの間にかチャーミングなコメディエンヌになっていた。食べっぷりも良いし、片想い中の男性との妄想に耽る表情が素なんじゃないかと思うくらい。>>続きを読む

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高慢と偏見(1995年製作のドラマ)

5.0

BBC製作の文芸ものに基本はずれはないけれど、Mr.ダーシーにコリン・ファースをキャスティングしたことで、本シリーズは半永久的に傑作になったと思います。
当時のイギリスで、このドラマの放送日に通りから
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ノット・オーケー(2020年製作のドラマ)

4.0

おお、とっても楽しかった!
Netflixってときどきこういう、地味な快作をこそっと投入してきますよね…。

血まみれのソフィア・リリスが、キャミソールワンピース姿で夜の街をよろよろと歩くオープニング
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ホームカミング(2018年製作のドラマ)

4.5

SNSを見ていると、「退役軍人デー」なるものをお祝いする投稿を見かけることがある。アメリカ社会で軍人および退役軍人が敬意を払われる存在であることが垣間見える。…のですけど、帰還兵の精神疾患や依存症、D>>続きを読む

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ヤング・ロイヤルズ シーズン1(2021年製作のドラマ)

4.0

*タイトルミスリード案件

素行不良で寄宿学校に入れられた次男坊の王子様が、移民のクラスメイト男子と恋に落ちて…。

えー、このタイトルならもっとチャラい軽いお話かと思ったのに! 良い意味で裏切られた
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ビカミング・ア・ゴッド(2019年製作のドラマ)

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あーーーーー!
あーーーーー!
スカルスガルドお兄ちゃんがーーーーーー! 
あーもーびっくりしたよー。

アメリカっちゅう国の掲げる自由とか成功とかと、宗教との親和性の高さよ…。触れるものすべて黄金に
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地獄が呼んでいる(2021年製作のドラマ)

4.0

MMFR並みのスピードでどんどこお話が転がる。せっかちなデジタル配信の民を飽きさせず、なんなら半日のビンジウォッチで最終話まで辿りけます。
「再生ボタン押したけど途中で観るのやめたビッグデータ」の蓄積
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ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編-(2013年製作のドラマ)

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各キャラクター、やあやあ遠からん者は音にも聞け(ドヤさ)とばかりに大見得を切ったそばから、性欲の暴走に身を任せて責任を放棄しがち。
一見できる風に見えて、実は上司にしたくない人がいっぱい出てくる。とく
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刑事ヴァランダー シーズン1(年製作のドラマ)

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北欧ミステリをイギリスBBCがドラマ化してるので言葉は英語なんだが、PC画面の文字はスウェーデン語という妙なカオスだった。そんな無理せんでも。

ロキ様になる前のトム・ヒドルストンの姿が初々しいったら
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僕の姉ちゃん(2021年製作のドラマ)

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益田ミリの漫画からいつも微量の「めんどくささ」を感じるのですが、それが黒木華というバッファのおかげでシャレオツなドラマになっていた。

わたしもホワイトロリータの一気食いしたい!

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チェスナットマン(2021年製作のドラマ)

4.0

原作が大傑作『ザ ・キリング』と同じ作家の作品と後から知って、ハタと膝を打立てました。

『ザ ・キリング』のもの悲しさや完成度にはとうてい敵わない。けれど、仕事に打ち込み過ぎて家庭がお留守になる人物
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真夜中のミサ(2021年製作のドラマ)

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アメリカの田舎社会におけるキリスト教の存在の重さは、部外者には図りかねるものだと改めて実感。
一神教って大変だなあ。フラナガンをしてこんなこねくり回したドラマを作らしめるとは…。

縁切り担当からおト
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クリックベイト(2021年製作のドラマ)

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*教訓:デジタルガジェットの管理は厳重にしましょう。

ミステリといえば古式ゆかしいアガサ・クリスティの大ファンなので、スマホとネットで話が進む現代の謎解き物語は趣きが足らんなんて斜に構えておりました
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サブリナ:ダーク・アドベンチャー シーズン1(2018年製作のドラマ)

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魔女役がミランダ・オットーなので思わず再生ボタンを押してしまった。内容はティーン向けと言いつつ、現代的な解釈を織り込んだダークファンタジー。混血の彼女を認めない魔女の世界でもトラブルはあるし、人間とし>>続きを読む

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ザ・フォロイング<ファースト・シーズン>(2013年製作のドラマ)

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せかせかちゃっちゃか、息もつけないこの展開、何かを思い出す…そう『24』に似てる。と思ったら、同じFOX製作のドラマでした。

製作当時、ケヴィン・ベーコンは50代半ばのはずなんですが、どう見ても四十
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ミスター・メルセデス シーズン3(2019年製作のドラマ)

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キングの作品群において、「亀」は邪悪な存在を最後のところで食い止め、世界の崩壊を防ぐ賢者であり聖者という位置付けです(『ダークタワー』ほか)。
だからホッジスの裏庭に犬じゃなくてリクガメのフレッドがい
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ミスター・メルセデス シーズン2(2017年製作のドラマ)

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シーズン1で扱いの雑だったお隣の後家さんアイダに彼氏ができてたのが良かった。彼女ずいぶん損な役回りだったので。

そしてジェローム、あんなキラキラと希望に溢れた子だったのに、田舎の貧乏な家からハーバー
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ミスター・メルセデス シーズン1(2017年製作のドラマ)

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ブレンダン・グリーソンは好きだけれど、このモテモテ設定はいささか無理があるだろう。わたしがルッキズムに囚われているのか…。いやでもさ、お隣の綺麗な未亡人に迫られ、一回り以上年下の美女と難なく男女の関係>>続きを読む

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ル・シャレー 離された13人(2018年製作のドラマ)

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アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』を思わせるミステリ作品。
わりと早い段階から、怪しい人の目星はつくものの、過去の惨事の動機や、キーパーソンの登場は最後まで上手に隠されていた。お前、あいつか
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イントゥ・ザ・ナイト シーズン1(2020年製作のドラマ)

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ジェット機に乗ってお天道様から逃げ続けなければ死ぬという、飛行機嫌いにはその方がよっぽど死にたい設定のドラマ。

とにかくスピーディに話が転がるので、物語の綻びを立ち止まって考える隙を与えてくれない。
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大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)

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「別れた夫と今でも仲良し」っつーのはハリウッドスターの広報発表であって、なかなか現実では難しいのでは。佐久間良子なんて離婚会見で平幹二朗からの握手を拒絶してるし(話が古いなオイ)。

とはいえ卓球のご
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ブロードチャーチ ~殺意の町~ シーズン1(2013年製作のドラマ)

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オリヴィア・コールマンが抜群に上手い。

そしてミステリの謎解きにめっぽう弱いわたしは、まったく犯人の見当がつかず、最終エピソードで大いに驚いたのでありました。

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ザ・ストレンジャー(2020年製作のドラマ)

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「妊娠してる状態が好き。席を譲られたりドアを開けてもらったりチヤホヤされるから」という、ある登場人物の台詞を聞いて、妊婦にあんまり優しくない日本で少子化が進むのはもうどうしようもないな…とお話とまった>>続きを読む

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カトラ(2021年製作のドラマ)

4.5

ドイツの傑作ドラマ『ダーク』+スティーブン・キングの『ペット・セマタリー』を思わせる暗いSFミステリ作品。

氷河があって火山があって、それが噴火して火山灰が降り積むという、「寒くて暗い桜島」のような
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女医フォスター 夫の情事、私の決断 シリーズ1(2015年製作のドラマ)

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BBCといえば格調高い文芸ものばかり作っているイメージがあったのに、なんじゃこの韓流ドラマみたいなドロドロの不倫劇は…と思ったら韓国でリメイクされてるらしいです。

主人公を始め、出てくる登場人物がど
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HANNIBAL/ハンニバル3(2015年製作のドラマ)

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ウィルとハンニバルのイチャコラをエンドレスに観せられるだけのBLドラマだった(褒めている)。
そう、これはブロマンスでもなくて、あくまでボーイズラブです!

シーズン1ではボサボサ頭に眼鏡っ子だったウ
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HANNIBAL/ハンニバル2(2015年製作のドラマ)

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本邦においては、ファンタジー小説『鹿男あおによし』がヒットし、なおかつ「せんとくん」という角の生えた大仏のゆるキャラを愛でる文化があるため、シーズン2の目玉である鹿男がちっとも怖くなかったです。
むし
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HANNIBAL/ハンニバル(2013年製作のドラマ)

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マッツが上等なスーツ着てお料理する姿を愛でるためのドラマ。

ウィル・グレアムが拾った犬たちに囲まれて隠者のように暮らす様子に和む。
わたしも人間との同居に倦んだので、生き物たちと山奥に引きこもりたい
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