2020/02/10
㊗️アカデミー賞! こんな日が来るとは夢にも思わなかった。監督のスピーチ泣けた。キム・ゴウンがSNSにお祝い投稿してて、さらに泣けた。
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おかわりしたらなに>>続きを読む
「仕事が忙しい」を理由に機嫌が悪くなる面倒な亭主の話(違います)。
チャゼルはもういいと言ってみたものの、Amazonプライムで配信されていたのでつい魔が差して観てしまいました。
犬と小鳥がわいわい>>続きを読む
いま『男はつらいよ』マラソン中なんですが、半世紀足らずで倫理観や社会的な行動規範が激変していて唖然としています。日本なんだけど日本じゃない世界。
なにが言いたいかと申しますと。数百年も前の王族という>>続きを読む
ローマ教皇は世界9億人のカトリック信者(≒臣民)を統べる国家元首だ。バチカン銀行にはカトリック世界の後ろ暗い資産が集まってくる。
だからローマ教皇は宗教的というよりもむしろ政治権力のキナ臭さをまとう存>>続きを読む
ジャケ写ミスリード作品。
このしどけない制服姿、床にベタ座り、その上「青い蜜」なんてサブタイトルつけちゃって、AVそのものじゃんか!(プンスカ)
中身はエロ要素強めの谷崎潤一郎だった。老いと若さの>>続きを読む
ジャケ写ミスリード作品。
『インディ・ジョーンズ』や『ハムナプトラ』なワクワク楽しい冒険活劇と思いきや、イギリスの階級社会の桎梏、ブリカス感全開の探検家稼業の後ろ暗さなど、なかなか重い物語だった。>>続きを読む
つい先日、エスカレーターで見かけた若い夫婦が抱っこしていた赤ちゃんのほっぺに両側からチューしてて、わたしはそのときちょうど真後ろに立っていたのだけど、あんまり美しい光景なので泣いてしまった(更年期で涙>>続きを読む
遥か銀河の彼方まで広げ過ぎた大風呂敷を力技で畳んだJJ・エイブラムス。彼の仕事は映画作家というよりは、大企業の雇われ社長に近い(すごい褒めてる)。
ご都合主義だとか大味だとかなんとか色々言われるだろ>>続きを読む
うちの父は昔からまとまりがない長話をする傾向があるのですが、70過ぎてそれが指数関数的に加速し(←これ言ってみたかっただけな)もう聞いてられないのでほぼ右から左へと流すのだけど、まさかスコセッシの映画>>続きを読む
非現実的なストーリーでありながらも、お父さんと夫に対するイラつきが我が身に現実感ありすぎて本気でピリピリ(苦笑)。
世の男性陣はなぜああも、妻の話が聞けないのだろうか。ジョーダン・ピールは男性監督なの>>続きを読む
キューブリックの『シャイニング』を原作者スティーブン・キングが嫌っているのは有名な話。作家が削られたくなかったであろう肝の部分をやり直した感のあるいわば『シャイニング2.0』だった。
そのぶん『ドク>>続きを読む
リドリー・スコットの『ブラック・レイン』の面影がちらちら。なにせ劇中でアリシア・ヴィキャンデルが日本語の勉強でこの映画を教材に使っている。舞台は1989年の日本、そして『ブラック・レイン』の公開年でも>>続きを読む
普通の子どもの反抗期でもかなり手を焼くのに、これじゃあもうとても大変ですよねーというお話。
ヒーローってそんないいもんじゃないぜ?な良作佳作が出揃いつつある今まさに旬な一作品でした。
『キング』でシャラメが演じたヘンリー5世の時代を遡ること約100年前、イングランドから独立をもぎとったスコットランド王ロバート一世(ありがとうWikipedia)の歴史フィクション。
ド派手な見せ場>>続きを読む
団塊世代の男性が昔語りすると、なぜか100%近い割合で学生運動に参加したことになっている。わたしはこれを団塊七不思議と呼んでいる。そんな不思議な現象を映画にしたような感じ(はて)。
画面の色合いとか>>続きを読む
自分仕様に美化された元カノとの思い出に浸るおっさんの気色の悪いことと言ったら、もう…。
そして彼を取り巻く女たちの、美しく強かであることよ。
リズ・アーメッドを愛でる映画。
彼はこういうちょっと裏ぶれた役をやると顔立ちの美しさが際立ちますなぁ…(はぁと)。
インテリも善人もサイコパスも小悪党もこなせる人だと思っているので、この先の活躍がと>>続きを読む
マイナス5億点つけたいところと、プラス5億点のところがたくさん。
よくも悪くも感情を限界まで攪拌されるような作品だった。今さら言うまでもないが、ホアキン・フェニックスが素晴らしい。
このジョーカーは彼>>続きを読む
当代随一の王子キャラ、ティモシー・シャラメを王子様役に据えてひたすら美しく撮ることに専念した、イメージフィルムのような作品。
…と見せかけといて、脚本はなにせデキる子ジョエル・エドガートンなもので、自>>続きを読む
『嵐が丘』を読む女性がビッチ(≒褒め言葉)だった時代に表現者として生きる苦痛。辛いな。
きれいな男女がイチャコラしながら宇宙の危機を救うバディムービー。まったく期待してなかったので、予想外に楽しかった!
ギズモみたいなクリーチャー、あの子の能力も含めて可愛い。
ヘイリー・スタインフェルドが上手いのでどうにか観れたが、思春期のこじらせで片付けるにはちと苦しいレベルにヒロインがひどくて心臓がキリキリした。
母親からも妹からも一家の大人の男役を押し付けられたお兄>>続きを読む
先日どこかの投稿コーナーで見かけたのが「夫の話を聞くという名も無き家事」みたいな川柳で、いたく感動したものですが、それを思い出しました。
ああ後味悪ぅ…。
高速移動中の神隠しミステリ。これが80年も前の作品とは思えないほどで、ヒッチコックすごいなの一言。
しかし、食堂車で出たゴミを窓からザーッと捨てるシーンにはびっくり。時代ですなあ。
そして貨車にはい>>続きを読む
コーマック・マッカーシー原作、ジェームズ・フランコ監督作品。
読んでいると映像が立ち上がってくるような錯覚を起こしてしまうマッカーシーの小説だけれど、実際に映像にするにはやはり相当の膂力が必要とみた>>続きを読む
いつの間にかこんな遠くへ来てしまった。
そもそも「ジェシー・ピンクマン」はホワイト先生を引き立てる道化役としてシーズン1で死ぬ予定だったそうな。
痩せっぽちで馬鹿でどうしようもないドジで、女性と子>>続きを読む
レディ・ガガに対する微妙な気持ちが、鈴木雅之や玉置浩二へのそれと同じだと分かった。
(歌は上手い。たしかに上手いんだ…)。
スティーブン・キングとジョー・ヒルの父子合作小説が原作。
あの教会の駐車場にいたホワイトトップの真っ赤なクラシックカー、あれ絶対に「クリスティーン」だったぞ!
というシーンでキングオタクとしてのテン>>続きを読む
「初めての自主製作映画」とでも言えばいいのか。
何もかも粗雑でチープなんだけど、超低予算映画ならではの熱さと後を引くウザさに引っ張られて最後まで飽きずに鑑賞。
こういうB級映画の珍品を見つけると嬉し>>続きを読む
うちにも白いふわもこ犬がいるので…。
色味は好きだしアンドリュー・ガーフィールドの佇まいはとても良い。ただあの長さと起伏の少なさを引っ張り続けてくれるものが足りなかった。
映画館で観たかった作品。
車を運転するシーンがもろもろに印象的。カメラ位置後部座席からの景色、そして飛ばし過ぎ。
タランティーノ、ただ今第一子の誕生間近だそうで、それはもちろん関係ないけどついそれもあのラストシーンに重ねて観>>続きを読む
ノオミ・ラパスとルーニー・マーラが「リスベット」というキャラクターに残した爪痕の深さをまざまざと感じた本作品。クレア・フォイがちと気の毒になった。彼女は彼女で、エリザベス二世(『ザ・クラウン』)のイメ>>続きを読む
家族のホラー。家族がホラー。
トニコレの顔圧と情緒不安定ぶりを200%出し切った感じ。
お兄ちゃんがムロツヨシに見えて仕方なかったんですが、皆さん(←誰コレ)いかがでした?