minceさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

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手羽先屋くらいから何故か冷や汗が止まらず体調がおかしくなった。気持ち悪くなり初めて映像酔いだと気づいた。目を閉じて話を追ったが耐えられずリタイア。その後一週間近く時折フラッシュバックのように悪寒、頭が>>続きを読む

スターダスト(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

1971年スペースオデッセイ以降鳴かず飛ばずのボウイ。アメリカでのプロモーションが全くうまく行かない。受け入れられない原因に精神を病んだ家族を重ね自身がそうなるのではと益々気が滅入ってゆく。渡米中の体>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.9

最近よくある実話事実を元にと言いながらほとんど作り話みたいな感じがない。実際の出来事にスタイリッシュエンタメ感もギリギリのバランスで残しながら。真田広之は男前すぎて何をしても真田広之なのでどうかと思っ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

映画とテレビシリーズも見ていたのでタイトルだけで観劇。話しが進まないからもしかしてと思っていたらやっぱり第一部完続きをお楽しみにだった。こういう作品は一度に観たかった。

竜二(1983年製作の映画)

3.9

金の工面が遠因でカタギの妻子を捨てたヤクザ。顔だけで飯が喰えるようになりついには金に飽いたと家族の元へ戻ろうとしたお話「竜二」塚口2。終盤、妻が遊びに来た弟分のヤクザ然としたスーツ姿を見てカッコよいよ>>続きを読む

トムボーイ(2011年製作の映画)

3.8

男の子になりたい女の子のお話し。最初から最後まで主役視点でお話が進んだのがよかった。終わり方も好き。主人公の感情が泡立って感情移入してもすぐ回収解消してくれるので見ていての辛さでズキズキするのは最小限>>続きを読む

新選組(1969年製作の映画)

3.0

近藤勇というより三船敏郎が新撰組に居たらみたいな作品だった。映画としていろいろ雑というか豪快と言うべきか。
BS141録画。
20211021.

素晴らしき、きのこの世界(2019年製作の映画)

3.5

思ってたより一万倍ヤバかった。菌類の歴史や地球での役割を語る前半。脳の進化への影響からの霊芝が出てきてこれはと思ったらそこからマジックマッシュルーム満載だった”素晴らしき、きのこの世界”このタイトルは>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これぞ娯楽映画って感じですごくおもしろかった。
ラスト近くのシーンに脳内で「ルパンVS複製人間」のラストシーンで流れる”ルパン音頭”が鳴り止まずちょっと笑って観ていた。
20211006西宮OS

サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

3.7

塚口で観た”エクソシスト2”ホラーだから目はそらし気味で薄目で観てたから冒頭のキーになる殺しのシーンをちゃんと観ていなかった。実はサイコな推理サスペンス。天知茂の明智小五郎観てる気分。”Mr.Boo”>>続きを読む

科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

3.9

あの世界観がまるまる映画館に。映画化に向けての過剰な演出を抑えたのが良かった。相棒よりずっとしっくりスクリーンに収まる。たぶん製作側は最初で最後的な同窓会的な意味合いもあったと思うがぜひまた一作作って>>続きを読む

魔界転生(1981年製作の映画)

3.9

テレビで一度見た記憶が。漫画版を読んでいたので今回かなり脳内でストーリーや場面に違和感なく飲み込めた。ガラシャと家綱のシーンは確実に愛のコリーダ。若い忍び役の真田広之の相手役、菊地優子さんがとてもきれ>>続きを読む

ヒルコ/妖怪ハンター レストア&リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

間違い探し的な鑑賞をしてしまったりホラー映画に出るかわいい女優さんのプロモーションへのフォロー的な場面にニコニコしたりして楽しかった。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.7

当日、アニメ版から実写版と続けてみた。それぞれ味があって良い。後世のSF映画のモチーフになっているシーンなど見つけて興奮した。

真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.8

結婚式の場面で歳の差婚に昔の欧米芸能界の悪い面を見た気になり少し嫌な気分だったがその歳の差が何から来たのかがストーリーに盛り込まれていて感動した。具体的には触れないがロマンスが見える場面。タイトルに反>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

”Drive My Car”て村上春樹またBeatles。裸にセックス・オナニー・天声人語。中二病こじらして日本が嫌なら関わらなきゃいいのにと思いながら三浦透子が気になり観た”ドライブ・マイ・カー”。>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

伊澤彩織を愛でに。
女子校生殺し屋コンビ。組織から卒業後は副業を持つよう指導される。コミュ障なまひろと要領の良いちさと。殺したり甘えたりケンカしたり二人暮らしを満喫。殺しの報復を発端にイカれたヤクザ父
>>続きを読む

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.0

元祖スペースオペラ最後の小節を借りてヨハン・ヨハンソンの音楽と時代性を麻痺させる視覚芸術を背景に20億年ものはるか未来からのメッセージをスクリーンから直接受信する「最後にして最初の人類」CLK1。本編>>続きを読む

Billie ビリー(2019年製作の映画)

3.5

ビリーホリディの死後、彼女の伝記を書き溜めていた女性新聞記者の投身自殺。記者の家族に思い当たる動機はない。残された未公開インタビューカセットテープを元に彼女が夢中になったビリーホリディ。その破滅的とい>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

ほぼほぼ憂いなくガンガン進む少し不思議なストーリー。文化祭直前、高校映画部の大立ち回り。夏服が爽やかなのにどこか暑苦しくも絶対的な明るさで突っ走るど青春ムービー!「サマーフィルムにのって」シアタス心斎>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

耳どころか心まで押し潰す霧笛の音。パンフ見た後すぐに本物を調べた。その低音がすべての時空までも歪ませ亀裂を生じさせる。さらなるエフェクトによるものかそれとも映画館音響のリアルか「ライトハウス」CLK1>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

4.0

映画「いとみち」最終日間に合った。津軽三味線弾くメイドの映画程度の前知識、完全ジャケ観。めっちゃよかった。パンフに監督の作品「ウルトラミラクルラブストーリー」「俳優 亀岡拓次」二本とも観てた。主演の駒>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.8

朝の静寂の中でオーボエの女の子はブラバンの朝練のため友達を待っている。靴音!彼女の事が大好きだからそれだけで区別がつくのさ「リズと青い鳥」塚口4。「響け! ユーフォニアム」物語のひとつ。静寂上映の試み>>続きを読む

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.8

近年のよしもとに嫌悪感を持っているので眼中になかった。
大竹しのぶのラジオを聴いて興味を持って観に行った。
芸人色が少なかったのでよかった。
ただエンドロールで芸人名見て白けてしまった。
作品自体はお
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

めっちゃおもしろかった。某西部劇と同じタイトルが安易そうで行く気がしなかった。でもこれは。平凡な暮らしに耐えられなくなった男の暴発劇。ある男ある意味新しい。よく比較されていた”ジョン・ウィック”より好>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

初めてみた。カテゴリー的には”ロシュフォールの恋人たち”など色と構図で訴える映画だと思った。原作のホラー性に隠されてはいるけれど。女性は特に大好きな気がする。原作の不気味さを薄めた理由がわかる気がする>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

正義を快感に転化し人を吊るし上げてる奴らが見たら憤死しそう。
フォロワー数こそ大義。インフルエンサの背中にはためくはスポンサーロゴという錦の御旗。正義だらけのネット社会の閉塞感を”U”で表現「竜とそば
>>続きを読む

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

3.9

まだカジノ・ド・三宮が三劇の前にあった時代。子供だけで初めて映画館に行って見た映画。青年向け漫画雑誌で連載。大人も子供も楽しめる内容で人気に。漫才ブーム真っ只中で声優のほとんどをよしもと芸人が。おかげ>>続きを読む

愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

昭和時代。料亭の旦那と女中の淫行物語。食事も忘れ憑かれたように情を交わす。情愛の極みを第七芸術として問うた作品。きわどさすら突貫したそのものに清らかな愛おしみの形を観た「愛のコリーダ」CL神戸3。松田>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.5

家でひとりでいる12歳の少女に扮した女優がスカイプで連絡してきた大人に応対するとどうなるか。スクリーンに映るのは露出、わいせつ物頒布、執拗な脱衣強制、恫喝、「SNS 少女たちの10日間」CL梅田。ビク>>続きを読む