これは面白くない。全くもって現実世界に根ざした何かでなく前作の上に成り立たせるために無理やり作った脚本にしか思えない。ヒットガールがハブられてキック・アスの家に来た時の彼は完全に観客の視点である、おか>>続きを読む
これは、、、行動的に見えるもの聞こえるものの純粋な受動を否定してるんでしょうか。映像をデクパージュでカットするようにつなぐのでなくディゾルブして一つのショットのように振舞わせ想念が浮かび上がるようなモ>>続きを読む
舞台挨拶付きで裏側を知れたというか制作過程を知れたから言及できる部分ではあるけど、シネマプロジェクトで無名の役者を集めワークショップを通してコミュニケーションをとりながら人を選び役・脚本を作り上げたと>>続きを読む
オマージュというのか、非常に初期ゴダール的やり方で、ヴィアゼムスキーの自伝小説を映画化した作品でゴダールのメガネ映画。
壁に文字を書くとか独白。本のタイトルを言葉として扱うのは女は女であるに見られる。>>続きを読む
主人公最初ブサイクでなんであんな美人と懇ろになっとんねん!!って印象から血も滴るいい男に転身しちまってる!
という側面もあるがヒットガールが全てをさらっていく。ワンダーウーマンやるぞなったのはこれがあ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
再見
この難解さというのか不可思議さは、うまく解釈させないところにあると思う。ラストで彼は自分の死に向かって行った。その映像が過去の一部であった。しかし彼はそれが死に向かっていくことだとは全く思ってい>>続きを読む
監督自身はこの映画のテーマを追放と語っている。まぁその辺にはあまり踏み込むつもりはなくて、とにかくあの長回しでのトラッキング、パン、ズームとか撮影が本当に感動的。全体的にセリフは少なく会話のシーンで人>>続きを読む
これが金獅子賞なのかぁ。原作既読。言いたいことは「自由に翻案」と断っていてもファウストかと言われるとファウストには思えないからもういっそのことタイトル変えた方が良かったんじゃないかってこと。
そんなこ>>続きを読む
モレク神、牡牛座レーニンの肖像からのこれ、まぁ似てるっちゃ似てる。栄枯盛衰、虚無。
ヒトラーは遠慮されちゃう的な、レーニンはさびしき死に際、そして昭和天皇は"ヒト"でないという形式。そうであるがゆえに>>続きを読む
なんだかんだ初ペドロコスタ。本でも言ってたように監督はフィクションとドキュメンタリーを分けてないんだろうけど、これもドキュメンタリーによっているようで正直どちらともつかない。そして室外というものは存在>>続きを読む
非常にとらえどころがなく、あてどもなく日が沈みかけた浜辺を彷徨っていた感じ。
ホン・サンスの映画お決まりというのか居酒屋とかで飯を食いながら焼酎を飲む場面は、酔っ払った設定なのかキム・ミニ(ヨンヒ)>>続きを読む
これ考えてみると4人しか喋ってない。左に女、右に男という構図。左に男女、右に女という構図。この2つの構図でできている。会話の内容はどうってことはない。重要なのはその響きとカメラの動きじゃないでしょうか>>続きを読む
どの役者もちょーいいっすねこれ。
誰も知らないのときも思ったこととしてやはり子どもの力。そして、金銭による繋がり。松岡茉優は直接的に語るし池松壮亮しかり樹木希林しかり安藤サクラしかり事故後の選択しかり>>続きを読む
どこにも向かっていないようでどこかに向かっているようでいて、うーんやっぱりどっかに向かってたのかなって感じに遊んでて緊迫感みたいなのを感じない笑 OUT1をみてから私はジュリエット・ベルトが好きでござ>>続きを読む
赤紫色した歴史の授業のラスト
ティーチイン付き、楽しかった。監督の経験に基づいた部分が多く、特に主人公の対象との距離感は足が地についてる感があってよかった、バランス感、そしてラジオやてぬぐいのディテール。
ただこのゆっくりとした流>>続きを読む
投げ銭帽子で「ハッハッハ, ブレッソンですかい〜」と思ってたら、役者はブレッソンがいうモデルだし、ショットも断片的だし、点滴?のシーンなんかはもう身じろぎする暇もなく釘付けにされた。そして感情を見せ>>続きを読む
音声英語がちょうど良い。楽しめた。どことなく日本らしく現実感がなくユーモラスな世界。アタリの人間性がテキトーというのか非常に単純化されてるよね、というか余りキャラクター的深みはない、なのに映画的記述と>>続きを読む
うーん、今ひとつ。モレク神に続いてみたが、全体の色調は似ている。でもこっちは人間的性質を失ったレーニンの姿に見られる倦怠と絶望がひたすら続く感じで見ている側としては退屈だった。ソクーロフの自国に対する>>続きを読む
露出オーバーなんですかこれ、でもフィルムの質感も合間って全体に統一感をもたらしてるとしか思えなかった。冒頭の霧の中ですらっと立っているエバのショットにはびびった。別に特段何かが起こるわけじゃないけど、>>続きを読む
タイトル勝ちな部分は否めない。霊的ボリシェヴィキだぞ?霊的ボリシェヴィキッ!!!この強度。
それに比べて語りの部分は若干弱い。突然音が鳴り出して天井とかをズーム(カット)ズーム(カット)ズーム(カット>>続きを読む
背景が謎brightで美しい。はい、英語勉強します。
P.S. シャーネレクキャストもやるのねぇ。
たった38分でファンタジックな設定もあるのに没入感があり深みも感じられる。エンドロールの短さからも制作費用がほぼかかっていないと考えられる。こんなの撮れちゃうんだなぁ。。。
ハッピーアワーでは演技を>>続きを読む
ダンサー・イン・ザ・ダークの監督、話の流れとかからも一目瞭然。
スコットランドの景色、ロケ撮影が綺麗だ。全体的に画面の色彩は一様的だがフィルム的味わいがある。手持ちカメラにドキュメンタリー調である一方>>続きを読む
最初は身体を洗っていたんですね。部屋で落ち着かなくなりつつも座ってる固定ショットはものすごい息が詰まった。動きほぼなしのロングラストショットにはもう唖然というか言葉を失った。筆舌に尽くしがたいってやつ>>続きを読む
passion, 情熱と受難。
この会話は、音は、どっから発されているんだ、映像と合わない、じゃあ今見ているものはなんだ。sonとimage。どちらかが他方に従属することなくsonが物語り、image>>続きを読む
普通に見惚れるわ、長回し、横移動、引きの画面、ラストショットはもうね、満足。
ジャンルとしてはサイコサスペンスと言えるが、催眠術という間接性が展開を収縮させるでなく、間宮を追いかけ迫るも藁を掴むように>>続きを読む
通常の映画とは時間感覚を異にする映画。もし近いものがあるとすれば、濱口竜介監督のハッピーアワーかと。演劇の練習は(即興なのかな)どこに向かうかさっぱりわからないままそのシークエンスが丸々カメラに記録さ>>続きを読む
部屋の排水溝から溢れる水の上を歩く音、雨音、夜とクライムからくるじめじめとした陰鬱で感覚が満たされ退廃に包まれる。孤独で人工的な光の中を刹那的に駆けずり回る彼らは青春の腐臭を発していた。
恐怖分子っ>>続きを読む
思ったのはカメラと対象の距離感が上手いなぁってこと。でも正直それ以上はこの映画について何を言及しようとも思わない。物語はあらすじの通りで起承転結が見事に機能するような特別な出来事は起きないが132分の>>続きを読む
日本、時にはアフリカの映像が連想的に配列されている。この映画自体がマルケルの記憶か。彼の言葉により相対化され、日本人でも日本がエキゾチックなものに映る、つまり自分は日本を再発見した気がする。この映画を>>続きを読む
それは存在しているのか。存在の不確かさあたりがテーマでしょうか。
反物語なのに常に何かが起こりそうな期待感で不思議と退屈することはない。主人公演じる写真家は途中で撮った写真の中に何かを見出すわけだが、>>続きを読む
カメラはなかなか引かない。限られた部分を見せるフレーミング。カットの割り方といい音楽からセリフは詩的でその調和が取れたリズムに気持ちよく持っていかれる。物語的な配慮がありつつもやはり音と断片的映像の配>>続きを読む
一つの現代、モダンが感じ取れる。
汚れた血へのオマージュ、右から左は違うけどドアのバタンまで一緒とは。
勝手にふるえてろのヨシカとは性格は正反対だけどすくなからず共通する部分を感じる。理想と現実の乖離>>続きを読む
これは何が面白いのかわからんけど面白い。韓国のゴダールと言われるホン・サンスだけど、この会話劇枯らしてロメールの方が近いように思われる。あとはミンソン(?)の足を舐めてるっぽいあれは海辺のポーリーヌを>>続きを読む