LEONさんの映画レビュー・感想・評価

LEON

LEON

映画(155)
ドラマ(1)
アニメ(0)

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.6

個人的には続プラダを着た悪魔的位置付けの映画。
プラダを着た悪魔は、キャリアアップを目指す女性のジレンマとサスセスストーリーが描かれており、本作では一見輝かしいバリキャリ女性の苦悩が描かれている。
>>続きを読む

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

2.4

若かりし頃のレオ様がイケメン過ぎる。ただそれだけの映画。
お騒がせチンピラたちが、原作のポエミーなセリフで感傷に浸っているのが違和感ありまくりでした。

エスター(2009年製作の映画)

3.4

子どもが演じているのに、どこか子供らしくない不気味さがクセになる。終盤なんてエスターが本当に30代の大人の女性にしか見えなかった。
ストーリーも見れば見るほど先が気になって面白かった。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.0

建築の構造、背景・小物の色使いが、「ああ、ウェスアンダーソンだ」と思わせてくれる作品。
まるでウェスアンダーソンの個展を見に行っているかのような感覚になる。
それくらい一つ一つのカットが画になっている
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

日本人にも馴染みあるブランドの裏側にあるストーリーを知ることができて面白かった。
「一族経営のほとんどはいつか破綻する」における代表例の一つだと思った。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

社会から見放された者の逆襲劇。恐ろしいけど起こりうる。というか悲しいけれど起こってる。
全てを失った人、何も失う物がない人は「何でも出来てしまう」というのは正にこの事。
やっぱり誰だって何処かに自分の
>>続きを読む

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

3.0

珍しく邦画。もともとGReeeeNの愛唄が大好きだったので気になっていた。

冷静な目で観るとツッコミどころが多いけど、それも目を瞑って見られるくらい大筋の流れは良かったし、個人的には結構感動した。
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

最近観た中で最も衝撃的な作品だった。
カメラワークや間の取り方というのかな、まるで私自身もサンディーやエリーと一体化したかのような没入感があった。すごく不思議な感覚だった。
ダブル主演のお二人非常に絶
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.3

巨匠が手がける不朽の名作遂に鑑賞してきた。
原作は観たことはあったものの取り分け思い入れのある作品というわけでもなく、今回のリメイク版も正直ものすごく期待してたわけではなかった。

けれど蘇る懐かしい
>>続きを読む

コンタクト(1997年製作の映画)

3.8

「科学と宗教の違いはあれど、目指すものが真理の追求という点においては同じだ」私の心の中にストンと落ちて来た台詞です。

人なら誰しもが考えたことがあるであろう「自分は何故、何のためにこうして地球に生ま
>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

2.7

個人的な感想ですが、やっぱりオムニバスは苦手。
メインの登場人物が5〜6人くらいいて、あの人の話やこの人の話やその人の話を行ったり来たりっていうのが繰り返されるのでストーリーにあまり集中できなかった。
>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.3

かなりの序盤から展開とオチは見えてたけど、最後まで楽しめた。
ゆっくりほっと息つきたい夜に観るのがおすすめ。ノスタルジックな雰囲気でちょっぴり甘酸っぱく、でも温かい気持ちになれる王道だけど美しいストー
>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.5

久々にアナ雪鑑賞。テーマは姉妹愛。ストーリーは至ってシンプルだしキャッチーな曲が多いので、アナ雪2と違ってテーマの深さがあまり理解できない子どもでもそれなりに楽しめちゃう。 

個人的にストーリーとし
>>続きを読む

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.3

すごく辛くて悲しいけれど、とても心が温まる美しいストーリーでした。

最初はこの作品におけるタイムトラベルがどういうギミックなのか分からなくて混乱したけど、途中から「この映画はそういう難しいこと考えな
>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.2

他の人とは違う観点かもしれないけど、
映画のセリフって魔法掛かっててロマンチックだな。そう思わせてくれる素敵な映画だった。
「映画には主人公とその親友が必ずいる。君は主人公なのに親友役を演じてしまって
>>続きを読む

メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.1

言い方悪いけど下品なのにクスッと笑って許せてしまえるのは何故だろう?(笑)
ぶっ飛びすぎてあまりにも現実離れしてるからかもしれないけど。
とりあえずメリーのストーカーは何人いるんだ(笑)

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.4

もうすぐクリスマスだからという単純な理由であまり期待せずに観たけれど、思った以上にハートフルなストーリーで感動させられました。
他の方のレビューにもありますが、”Last Christmas“の曲って
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.5

後味は良くない映画だけれど、やっぱりノーランの着想は面白いと思った。記憶と記録。
人間の記憶なんて曖昧なもので、記憶を自分の都合のいいように創り上げる生き物だというのは、正しくその通りだと思う。
あま
>>続きを読む

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.5

本作品あらすじの説明よ...(笑)
頭使った後、ホラーによる心労には、こういう何も考えずに観て楽しめる映画がいい!

私が子どもの頃からたびたび地上波でも放送されてますが何度観てもいいね。でも「豆板醤
>>続きを読む

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

2.0

制作費を抑えた割には、リアリティがあったのはホラーとして評価できる。ただリアリティの裏返しなのかあまり起伏がないのも事実で、途中で飽きが来てしまう。何とも言えない緊張感がだらだらと続いて結局何がしたか>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.4

ノーラン監督の映画はやっぱり初見で脳みそ爆発しますね(笑)

一瞬でも気を抜くとストーリーに着いて行けなくなります。インセプションも複雑だったけれど、テネットは時系列が混乱しやすい。鑑賞中に何度も「え
>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.7

ズバリ物事の真理に迫った映画だと思った。
もともと何事にも後ろ向きだった主人公が、ポジティブな人生を送るために、イエスマンに生まれ変わる。これって消極的な人が積極的になるための初期段階の荒治療として有
>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.8

高度監視社会というテーマは面白いのに、行き過ぎててthe circleという企業自体がまるでカルト団体のよう。世を牽引する大企業の経営陣なのに、そんなにみんな頭イかれてるわけないじゃんと思ってしまった>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.1

ユーモアは楽しく豊かな人生を送るための鍵。改めてそう思わせてくれるような映画だった。

お父さんが語るストーリーはいつも完全なる実話でなく、 かといって完全なるフィクションでもない。あくまでも実話をベ
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.0

物語の中盤から結末が見えてはいたけれど、それでもラストには衝撃を受けた。何だろうな、ラスト予想出来てたのに感じるこの裏切られた感は...。人間 vs AI(ロボット)なんてよく見かける構図だけれど、劇>>続きを読む

ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

3.2

3作目も知性溢れる素敵な作品だっけれど、やっぱり1作目が1番良かった。シリーズとしては1作目だけでも十分楽しめる作品だと思います。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.2

ハッピーエンドでもバットエンドでもない結末がアメリカ映画ぽくなくて独特。何となく哀愁漂う感じがフランス映画ぽい気がする。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.3

悲しいストーリーだけど、後味は全く悪くない。
エマとデックス、お互いに想いを寄せながら他の人と付き合ったりとかなり遠回りしたけれど、ある意味最初から最後までずっとピュアな関係だったな。まさに恋愛を超越
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

人によって好みが別れそうな作品。物理学者監修の元制作されたゴリッゴリのSF映画なだけあって、一見ありえないと思えるようなシーンでも論理的に破綻していないっていうのがすごい。論理が破綻しないレベルの最高>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.4

埼玉ディスりもすごかったけれど、群馬・千葉・茨城ディスりも相当酷かった(笑)
この作品書いた方天才だと思う。地域同士の小競り合いってよくある話なのに、それをネタにした映画って今までなかったので斬新で面
>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.6

前作が子供でも楽しく観られる分かりやすい作品だとしたら、今作はどちらかと言うと大人向けかもしれない。

まず前作に比べてキャッチーな曲が減った。前作はエルサのコンプレックスをLet it goという明
>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.0

これでもかというくらいアジアン(チャイニーズ)に「執着」してる作品。
私にはシンガポール人とか中国人の友達が結構いて中国留学の経験もあるのだけれど、そんなにデリカシーない人さすがに見たことないよ(苦笑
>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.8

胸キュン的なロマンチックラブストーリーでなく、
列車で偶然出会った男女が意気投合して、ただただ一緒に見知らぬ地を歩き回りながらたわいの無い会話をし、ウィーンに来たからと言って派手な事はせず、限られた時
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

何ヶ月も前からずっと観たかった映画。
実話に基づくアメリカ史という感じ。
しかし期待を裏切らないハイクオリティ作品だったなあ。

この映画を高評価したい理由が3つある。
1.こういったジャンルの映画っ
>>続きを読む

92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

4.4

「高齢者にとっての真の幸せとは何か」2025年にかけて本格的に高齢化社会に突入する日本にとっても人ごとではない。
娘、息子たち家族からしたら母親には無理してでもできる限り長生きして欲しいと望むのは当然
>>続きを読む