ユウトさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ユウト

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渇水(2023年製作の映画)

1.0

俳優さん達の演技だけを楽しみました。
あとは悪口を言うしかない自分が我慢できなくなるから、
そこまでにしたい。
俳優さん皆さんが素敵でした。

よくこんな脚本で映画にしようとKADOKAWAが動いたの
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

4.0

ほぼ何も知らなくて鑑賞。
(愛の不時着のヒョンビンを観ようかな、くらいのノリ。)

ところが、登場したダニエル・ヘニーが、
痩せている若い頃の大沢たかおに似ていて、
賢さと上品さを百倍にした田原俊彦に
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.0

創っている人達はみんな楽しんでノリノリなんだろうなぁ

そう思っていたら、終わっていた。
観客の私は途中まで真面目に観ていたが、コミカルなテイスト(演出)なので、真面目に観るモノではないとわかり、
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

確かに、
自分自身と話してみんしゃい
でした。

主人公に容赦無い内容でした。
主人公に味方するとか、アメリカ映画にありがちな甘チャンの展開ではなかった。
その意味はなぜか。

降霊すれば悪霊しか出て
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.5

ビジュアルは最高過ぎて文句なんかありません。
ストーリーにメリハリがあれば76分にひとときも飽きることはなかったと思われます。
ミュージカルパートの歌にもう少し魅力があれば見せ場の連続も可能でした。
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愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

5.0

シドニー・ポラック監督はアイザック・ディネーセン原作をドラマティックに描きたかったのだろう。
ロバート・レッドフォードをキャスティングした時点で、恋愛部分に情感が増すことは想定内である。
(『追憶』で
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ブルベイカー(1980年製作の映画)

4.0

4K DIGITAL TRANSFER フォックスプレミアムブルーレイで鑑賞。
ロバート・レッドフォードのファンなので、このブルーレイを購入。
もともとが泥色の刑務所映画なので本当にフォックスは4Kに
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シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

3.5

ロウ・イエ監督作品を観られる幸福。
この監督の、人間の欲望をさらけ出す様は今村昌平監督のようで、生々しく凄まじい。
ドスケベな人間の欲。
性別ではなく、人間の欲求があからさまになる。
見てはいけない部
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.5

ウェス・アンダーソンはクリエーターとしてダイスキで、本作もビジュアルは最高である。
色調、デザインされたかのような画面、文句はなにもない。
ただ、お話が、全く、乗れなかった。
つまらない。
最後の最後
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モンタナの風に抱かれて(1998年製作の映画)

5.0

ロバート・レッドフォードが主演監督した作品の中で最高傑作。
そう観るたびに実感する。
劇場で観たときはモンタナの大地をレッドフォードと共に馬に乗り、その風と鼓動を感じた。

本作はスクリーンサイズが途
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EO イーオー(2022年製作の映画)

4.0

時を戻せたら
愛おしい人が名を呼びながら撫でてくれた時へ
生まれたばかりの
まだなまえさえなかった頃へ
まだ区別される前へ
時を戻して

人間は野蛮だが、また美味しいものを食べ、簡単に笑うこともできる
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DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

2.5

何が起こっているのか判らない怖さ。
ただもう少し、もう少しでいいから状況を客観視できる視点があれば、もっと面白かったかも。
このアニーという女性が一番最強。
こんな状況でも生きている神経が凄い。
ある
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

4.0

高橋文哉さんはテレビでよく見る俳優さんでイケメンさんなのは知っていたが、
本作ではテレビ以上に様々な表情をするし、
どの表情も輝いているし、
ただのイケメンを超えて、俳優としても成長株なのがわかった。
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E.T.(1982年製作の映画)

5.0

4K ULTRA HDで鑑賞。
時々デジタルで撮影したかと思うほどのシャープな画質。
当時の特撮の違和感が無い、映像処理。
さすがスピルバーグのこだわり。

スピルバーグ監督、ジョン・ウイリアムズの音
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ナチュラル(1984年製作の映画)

5.0

4K ULTRA HD 35TH ANNIVERSARY EDITION鑑賞。
ロバート・レッドフォードの贔屓として「ナチュラル」は外せない作品。
だが主人公の年齢を考えると、撮影時のレッドフォードの
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中島みゆき 劇場版 夜会の軌跡 1989~2002(2023年製作の映画)

5.0

中島みゆきさんファンの私でさえ
(かなり昔に発売されているソフトをそのまま映画館にかける、しかも当日料金3,300円?)
と驚きは隠せず。
ただファンの哀しいところは、それでも初日に期待して足を運ぶ。
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.0

ブラムハウス版エクソシスト。
ハロウィンシリーズがそうだったように、本作もフリードキンの正統的な続編と言いつつ、それに続くことすら出来なかった。
(ブラムハウスは贔屓していますが、いくらなんでも本作は
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

3.5

ポール・シュレイダーは70年代から長く活躍されて、知名度や才も認められている。
自分は『アメリカン・ジゴロ』とリチャード・ギアの魅力をセットで覚えているくらいで正直苦手な映画人である。
光と影、陰、翳
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.0

アメリカらしい映画である。
2001 年 9 月 11 日アメリカ同時多発テロ発生後、
政府が被害者と遺族を救済するための補償基金プログラムを立ち上げ、その特別管理人を任されたのが
弁護士ケン・ファイ
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.5

お帰りなさいパトリス・ルコント。
もう映画を撮らないのかと、
『暮れ逢い』が最後になるのかと、どこかで心配していたから健在ぶりに安心した。

なぜメグレの話なのかと、
なぜこんなに淡々としていて、スリ
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美しい彼〜eternal〜(2023年製作の映画)

3.5

いつの間にTVドラマはBLばかりになっている、ように思う。
BLドラマを追いかけているわけではないが、作品数が多くて何が何だか訳が分からない。
せめて1話だけでも見て、見続けるかを判断している。
だが
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.0

女性主人公に同情しながら観ていたら、いつしか神代辰巳監督の70年代東宝作品(『アフリカの光』『青春の蹉跌』)を思い出した。
人にあるよそよそしさとささやかな思い。
そのすれ違い。

本作を観て、神代辰
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

1.0

冒頭のシーンから指摘(ツッコミ)というか、呆れるばかりだったが、
本シリーズは熱血スポ根医療ドラマだと理解せずに観た私は後悔しかなかった。
無神経な脚本。無神経な128分。
(そうだ。だからドラマ版は
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帰れない山(2022年製作の映画)

4.0

北イタリア山麓の小さな村に、都会育ちの少年と牛飼いの少年の友情と成長。
対照的でありながら、相手が自然と心に居る存在。
相手に対して嫉妬や怒りより、先に尊厳がある。
その点が惹きつけられた。

てっき
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オールドマン(2022年製作の映画)

3.5

『ドント・ブリーズ』で一躍有名になったスティーヴン・ラングのほぼ独り舞台。
会話劇は演技力がないと間が持たない。
カット数を多くして、テンポを早めても、演技に魅力がないと飽き飽きしてしまう。
その分、
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

4.0

イオンシネマ試写会にて。

反戦と、日本の罪を風化しない姿勢。
生命の尊さを忘れないこと。

毎年8月になるとTVドラマで本作のような話を量産していたイメージなので、
なぜクリスマスシーズンで浮かれた
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.5

宮沢賢治に家族の愛。
豊かな父性ありき。

役所広司さんの演技が暖かく、観ていて安心した。

感情のような撮影。
視えづらい手持ちカメラ、ドローンショット、斜め俯瞰、スローモーション。
東北の美しい風
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

3.0

川崎麻世さんがホラー映画に出演。
その点に興味をもち、実生活では離婚も成立されたということでお祝いも兼ねて鑑賞。
主要主役の3人(大倉空人さん・平野宏周さん・中村守里さん)は大手芸能事務所の俳優さんで
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.0

フランスは綺麗な女優さんが多い。
観ていて華やかでいい。
衣装もいい。
イザベル・ユペールのヘアスタイルが爆発している分、体が華奢で小さく見える。
(素晴らしい女優さんなので、御身体も大切にしてくださ
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

5.0

作家としても昔から多様性を自然に描く挑戦をしていた、
尊敬するフランスの映画監督、
フランソワ・オゾン。
気がつくと彼の新作情報を目にするほど、毎年精力的に作品を撮り続ける。

彼の作品は撮影や音楽、
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.5

貧困層の生活、家族、その軽犯罪を描くと是枝さん的な印象。
韓国映画だと是枝さん的な題材はフィットしているが、本作は本作なりの解答があったので安心した。
(いゃあ、是枝さんの映画みたいにお涙頂戴で終
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幻滅(2021年製作の映画)

3.5

撮影、衣装や美術、台詞が時々面白い。
昔から人が集まれば忖度や情報操作で成り立つ。
正義が真実なんて笑い草。
捏造や冤罪なんて、おフランスでも朝飯前。

悲劇は喜劇。
ウディ・アレンならば本作の長尺を
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.0

泣き笑いの人情噺でホロリとしました、
なんて言えません。
私が子供の時ならそう言えますが、これは
『本当は恐ろしいグリム童話』
ですね。
子供の頃ならグリム童話を童話として感動できますが、こんなに美化
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

これは民間人がゴジラに立ち向かう『プロジェクトX』。
国に蔑ろにされた多くの国民が立ち上がるテーマ。

子供の頃、東宝チャンピオンまつりを亡き父にせがんで観せてもらった記憶が今でも鮮明に残っている。
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Winny(2023年製作の映画)

3.5

エンドロールで金子勇さん御本人を初めて見た。
劇中の東出昌大さんが演じた(挙動不審者のような)金子勇さんではなく、会話やコミュニケーションも自然にできる人だった。

本作の金子勇さんを演じた東出昌大さ
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映画 ネメシス 黄金螺旋の謎(2023年製作の映画)

1.0

テレビバージョンを知らず全く興味もないが、ミステリーとして楽しめるかもと期待して鑑賞。
自分でも困ったのは5分すら集中できなかったこと。
話が全く面白くない。
役者さん皆さんも定番過ぎて、面白くない。
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