ギャスパー・ウリエルが2022年1月18日、スキー場で衝突事故に遭い、翌19日に死去。
37歳没。
そのニュースに悲しみながら最初に思い出したのが本作「たかが世界の終わり」。
劇場公開時、ギャスパー>>続きを読む
原作者・雨月さんのファンでYouTubeチャンネルや原作本も熱中しました。
雨月さんの世界は完成されているので、それを映画に求めてはいません。
映画版はキャスティングを見た時点でだいたい予想ができたつ>>続きを読む
前作『百合の雨音』に続き、快作。
金子修介監督には娯楽作がお似合い。ファンは満足です。
(ガメラゴジラ両作を撮った唯一のエンターテイナー。
監督処女作から追いかけていた。
是非、シン・ガメラは金子修介>>続きを読む
アンドリュー・ヘイ監督のリメイクが公開前に、
YouTube松竹シネマPLUSシアターが2週間限定無料公開。
松竹さん、太っ腹ですね。
劇場公開時初日、今はなき横浜松竹で観ました。
館内、ガラガラで>>続きを読む
『フランシス・ハ』や『プロミシング・ヤング・ウーマン』のように滑稽で、
『悪魔の毒々モンスター』よりも恐ろしく、
『キャリー』以上にショックだった。
バカップルのスットコドッコイ珍道中。
その一言に>>続きを読む
悲し過ぎる話。
こんな悲しい話を、単純にホラーと楽しめず。
毒母が毒子供を育てる話
とも読めるし、
キリスト教嫌悪・宗教無能
にも読めるし、
人にある内なる悪による悪魔の化身
にも見えるし。
牧師さん>>続きを読む
こんなにファックという言葉を聞いたことがあったか?
というくらい聞いてしまった印象。
汚い言葉に嫌悪するアメリカ人じゃなく、鈍感な日本人でよかった。
生きものは食欲性欲睡眠欲で生きているから犬達を擬>>続きを読む
久保田紗友さんの名まえとホラー映画というフレコミに興味。
監督宇賀那健一さんは、はじめましてです。
インディーズなのかという創りの印象。
でも有名俳優達がチョイ役で参加している豪華さ。
その不自然さ>>続きを読む
私は本作の原作人気コミックやTVアニメも全く見ていない。
本作公開時、普段映画館には来そうにない男性集団観客を見るたび
(人気の作品なんだ〜)
と圧倒されていた。
機会あって、やっと観ました。>>続きを読む
俳優達の演技を楽しみました。
土屋太鳳さんだったら犯人に消火器で対抗できるなぁ
とか、
幸薄い役は片岡礼子さんの専売特許だなぁ
とか、
杉本哲太さんの若い時の役者さん哲太さんのマンマ
とか、
斉藤由貴>>続きを読む
タイトルは残酷で、本作は本当に亡くなった人の苦しみを悲しんでいるのか、どうか不明です。
女性監督が男性嫌悪を描きたかった。
マウントを取り自分が上ではないと気がすまない女性特有の業を描きたかったのか。>>続きを読む
まずHDリマスター版をリリースしてくれた株式会社アネックさんに感謝します。
本作を制作配給したパラマウントは日本ではDVDさえ発売していないのでもうリリースはされないと諦めていた。
本作の魅力は可愛ら>>続きを読む
神戸市政100周年記念映画。1989年東宝。
角川映画、初の女性映画。
大森一樹監督、キスシーンもしっかり撮れるようになりました。
大森監督は『恋する女たち』『トットチャンネル』が傑作。
本作は話題>>続きを読む
実話を基にしている、ということらしいがセリフの中で
『ゲイやバイセクシャル等を排除したら軍隊は成り立たない』という興味深い話があった。
時代設定は2005年。
アメリカは既にその時点で、軍隊内のゲイや>>続きを読む
キアヌ・リーブス、老けたけどカッコいい。
アップでもロングでも。
『マイ・プライベート・アイダホ』から応援しているし、
『スピード』『恋愛適齢期』は自分の中で特別な作品である。
本作のアクションは無>>続きを読む
レア・セドゥ主演の女優映画。
父親の介護。
亡き夫の友人との不倫。
その止められない愛。
子育て、仕事、母や姉妹のやりとり。
これは女性にありがちな、不倫映画と観るか、
人生の、やむにもやまれぬ愛の>>続きを読む
セドリック・クラピッシュは『猫が行方不明』から追いかけている監督。
やはり雰囲気もいい。
らせん階段やアパルトマン、ベランダとパリの街並み。
夜を照らす街灯。
空気まで感じる。
セドリック>>続きを読む
冒頭からイジワルそうな女の子が映され
(北欧ロッタちゃん系の困ったチャン物かな)としか見ていなかったが、
『わたしは最悪。』の脚本家が監督した作品なので、
なにかある?
なにかある、なにかある、なにか>>続きを読む
ウディ・アレン新作、
観られるだけでファンはうれしい。
しかも撮影ヴィットリオ・ストラーロ、どの場面も美しい。
色がどの色も美しい。
自然光や照明、その光が色に艶をもたせる。
色という色すべてが美しい>>続きを読む
ヴィジュアルは最高。
オープニングのレタリングからエンドクレジットの画像まで統一された美意識。
カラーとモノクロのフィルムもこだわった記事を少し読んだが素晴らしかった。
観える画と音楽は素晴らしい。>>続きを読む
私はジョージ・ロイ・ヒル監督と相性がよくない。
ロバート・レッドフォードとのコラボは本作と
『明日に向かって撃て!』『華麗なるヒコーキ野郎』があるが、
すみません、どの作品もダメです。
主演がロバート>>続きを読む
まだビデオやDVDがない時代。
映画館が沢山あって2番館3番館と名画座も多く、映画ファンにはそんな映画館に行けることが幸せだった。
東京駅の近くにあった八重洲スター座という名画座は映画ファンには伝説。>>続きを読む
創り手の愛情とこだわり。
ストップモーションアニメの愛らしさ。
製作と声優、見事です。
なんだろう、心躍らなかったのは。
キャラクターが自分のこのみとは違ったのかもしれない。
貝を擬人化しているので>>続きを読む
タイトルより大きい宣伝コピー文字、
『本当に怖い吸血鬼伝説』。
ホンマかいな。
ちょうどホラーエンタメが観たかった。確かめてみよう。
観始めてユニバーサル映画のホラーリメイクだと思い出した。そのどれも>>続きを読む
アイザック・エスバン監督作を観るのは3作目。
DVDパッケージデザインに騙された、というのも3回目。
雰囲気や演出はユニーク、だけどトリックで観客を騙せない、というところも3作目。
単純なトリックで騙>>続きを読む
世界の映画祭での評価など知らず、なんとなく『gifted/ギフテッド』や『アイ・アム・サム』みたいな感じなのかなと鑑賞。
なんだ、筋がないじゃん。
ただ、なにか惹かれる。
なぜ気になるのか。 >>続きを読む
性欲を闘争心に替えたハイジ。
やはり得意技は股間攻め。
って下ネタが命かよ、この映画。
昔の洋画ピンク映画のような。
女囚ものベスト・キッドスター・ウォーズ既視感てんこ盛りで挙句ゾンビ。
でも何故か>>続きを読む
邦画界の成長株は阪元裕吾監督だとマジ信じています。
『ある用務員』から信じています。
できれば東映さんや日活さんあたりで大切に育ててあげてほしい。
本作は、映画研究会の延長のような創りだが後半カメラワ>>続きを読む
ディズニー映画のファンと話をしても、なかなか「ボルト」は出てこない。
こちらから話題にしても観ていない人も多いのだろう、反応が殆どない。
僕には『わんわん物語』同様、大切なディズニーアニメーションであ>>続きを読む
ディズニー&ピクサー作品群は名作の玉手箱。
「アーロと少年」はシンプルな友情と成長物語でも、
大切な思いが自然と自分に染みてくるような不思議な感覚に魅了される。
恐竜アーロとちっちゃくも逞しい少年スポ>>続きを読む
ヒッチコックの大ファンとしてはオリジナルの面白さが強烈でグレース・ケリーの美しさも記憶にあり続ける作品。
そのリメイクを公開当時劇場で観たがマイケル・ダグラス主演に有りがちな悪人映画だった。
今回DV>>続きを読む
ノーラ・エフロンは脚本『恋人たちの予感』が傑作で、本作はお気に入りになった。
DVDは発売日に購入して毎日観ていた。
当時メグ・ライアンがダイスキで、本作を観ているだけで幸せだった。
久しぶりにDV>>続きを読む
1994年度、アルゴ・ピクチャーズ作品。
(日本映画界の話題になった製作会社。
新宿に専用上映館もあって頑張っていた様子ではあったが、苦戦を強いられていた。
その後期にピンク映画界で有名な廣木隆一監督>>続きを読む
岡田将生さんはやはり、いい。
凄くいい。
清原果耶さん、今まで生意気な感じで勝気そうであまりすきではなかったが、素顔の演技が素晴らしい。
荒川良々さんまでよく見えた。
なんという映画。
神様のいたず>>続きを読む
今年最後の映画は、大林宣彦監督初劇場作品。
THE CRITERION COLLECTIONのBlu-rayで鑑賞。
(東宝からもBlu-rayはリリースされていますが、そちらの方は確認していません。>>続きを読む
ニール・ブロムカンプ監督がエンターテイメント性の高いハリウッド映画を完成させた。
ニール・ブロムカンプにあるアイロニーや独創性が本作からは見えない娯楽作だが、演出力は確か。
ゲームやカーアクションに興>>続きを読む