桃龍さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.0

2021-04-12記。
178cmで肩に手術痕があり、やらずに後悔するよりもやって後悔しろが座右の銘という大山先輩は、私とまったく同じ。
なので、オリジナルの映画『オーロラの彼方へ』からの関連作品す
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.0

2011-08-28記。
サイエンス・ファンタジー。
宇宙での大戦争や超能力者の大盤振舞など全面的にありえない設定ではなく、ちょっとだけ現実と違うSFが好き。
『サトラレ』とか『月に囚われた男』とか。
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.5

2017-02-25記。
韓国映画のハリウッドリメイクって、なんか多くない?
少なくとも日本映画よりは多いと思う。
ということはつまり、ストーリーテリングでは日本は韓国に負けてるってこと。
Jホラーや
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イルマーレ(2001年製作の映画)

3.5

2017-02-25記。
原題の「時越愛」のままにすれば良かったのに。
ハリウッド版と区別もつくし。
残念と言うか腹が立つ邦題は、他にもたくさんある。
美しい言葉は大切にしてもらいたい。

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

2.5

『ブラック・スワン』や『ザ・ホエール』の監督の自主制作映画。さらに4Kリマスタだというので見てみたけど…。
う〜ん。脚本も自分でやったのか。
数学がテーマなのに、フィボナッチ数列とか黄金比からの黄金螺
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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.5

2018-02-04記。
原題は「21」というブラックジャックの数字。
それだけじゃ知らない人は分からないから、このチョイダサ邦題は適切かな。
ギャンブルはよくないかもしれないけど、人生の岐路にはギャ
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.0

2019-05-01記。
リーマン多様体でノーベル 賞のようだが、会社勤めの人はメタボもいればガリガリもいるってことだろうか。
たぶん違うな。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

2.0

2019-02-04記。
ポスターの順は、ロビン・ ウィリアムズ、マット・デイモンになっている。
この2人は確かにいいんだけど、それ以外は…。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

2018-06-17記。
劇場公開を見落としてた。
毎週のように映画館に行くけど、『キャプテン・アメリカ』などの大作ばかりに踊らされ、こんないい作品に気づかなかった俺。
たまたま招待券みたいなのが手に
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僕のピアノコンチェルト(2006年製作の映画)

3.0

2019-05-05記。
『gifted/ギフテッド』という、同じように天才児がテーマの作品と見比べると面白いよ。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

2019-10-05記。
我が息子がピアノを弾けるようになった時、生のクラシックとは無縁だった九州男子の私としては、なんか不思議で、彼が"あっち側"に行ってしまったような感じがしたっけ。
そんな"あっ
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.5

2019-08-18記。
私の知ってる調律師は「乾燥剤をたくさん売り付けて儲ける」とか「有閑マダームによく誘われる」とか言っていたので、ちょっと偏見があった。
この作品は、そういう下世話なところを排除
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マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

4.0

2020-09-15記。
サッカー王国ブラジルは、こんな天才も生んでいたのか。
その人生を体験できる、素晴らしい作品。
バッハの知識は不要。
映画館の音響で見れて良かった。
音は全て本人の演奏を使って
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

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『オスカー・ピーターソン/オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児』から来た。ドキュメンタリではなく再現。
盲目ながら、ブルース、ジャズ、リズム&ブルース、ゴスペルを融合して「ソウルミュージック」を創
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オスカー・ピーターソン/オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児(2020年製作の映画)

4.0

"鍵盤の皇帝"と呼ばれていることすら知らずに観賞。
オバマ大統領の就任式で子供たちの合唱団が歌った「自由への賛歌」が有名なオスカー・ピーターソンのドキュメンタリ。
要所要所でビリー・ジョエルが出てきて
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リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング(2023年製作の映画)

3.5

リトル・リチャードは、ビートルズやプレスリーより前の時代に活躍し、ロックンロールを創った1人と言われていることすら知らずに、ここのスコアがいいので劇場へ。
なるほどなぁ、皆がよく知る白人のスーパースタ
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フォエバー・フレンズ(1988年製作の映画)

3.5

黒髪のお嬢様と茶髪のお転婆の、30年におよぶ愛と友情。
2023年の韓国映画『ソウルメイト』では茶髪のお転婆がジャニス・ジョプリンに憧れるが、この作品ではそのジャニス・ジョプリンを演じた『ローズ』が代
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.0

木曜21:00の回だというのに、けっこう客が入ってる。見ようかどうか迷ってるうち最終上映日になった俺と同じような人たちかも。
リメイク元『ソウルメイト/七月と安生』の内容は、ほぼ忘れてた。
こんなに無
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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

4.0

2018-12-09記。
原題は「決戦天下」なのに、なぜこんなに邦題は長いの?
せっかく同じ漢字を使ってるんだから、レッドクリフじゃなく「赤壁」だろ。
それはともかく、よくぞここまでスペクタクルな映画
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レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

4.0

2018-12-09記。
漫画「蒼天航路」全36巻で、観賞前に三国志を予習。
面白いけど長いね。
これほど長い話を、よくぞジョン・ウーはうまいことアクション映画にしてると思う。
Part2も楽しみ。

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.5

2020-12-15記。
福田雄一やムロツヨシが好きな人って、けっこういるのかな。
そうでない人にはオススメしません。
特に前半は、これだけ金かけてセリフ回しで笑かすだけ?って感じ。
橋本環奈の登場で
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パリピ孔明 Road to Summer Sonia(2024年製作の映画)

4.0

原作の電子コミック3巻まで無料があと1日で、読んでから鑑賞。TV実写ドラマは未見。
アニメ化されたのは4巻の途中までらしく、クライマックスは劇場で初見したかったのでちょうど良かった。
アニメのTVシリ
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稲村ジェーン(1990年製作の映画)

3.0

2021-06-25記。
ボードを積んだミゼットのミニカー欲しさにブルーレイ予約したのに、いそいそと限定上映にも出かけてしまった。
30年たって初めて円盤が出たので、封切当時に劇場で見逃した俺は、忘れ
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.5

2011-05-29記。
静かに進む物語。
淡々とした日常であるがゆえに、ちょっとした変化がドラマチックに感じられる。
それを飽きさせずに見せる手腕は素晴らしい。

3-4x10月(1990年製作の映画)

3.5

2011-05-28記。
石田ゆり子がいい。
映画には美しいヒロインが必要という、それだけの理由で出てると思う。
さすが世界のキタノ。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.5

2011-05-28記。
世界のキタノの始まり。
未熟な感じもあるけど、この先を期待させる出来。

姐御 あねご(1988年製作の映画)

4.0

冒頭、たけちゃんが松方さんに斬り込み、その刃を止める黒木瞳。
松方さんは殺られなかったけど、俺は黒木瞳に殺られた。
真鯉と緋鯉を背負った松方さんと黒木さんの美しさは、これまで見たベッドシーンで一番かも
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コミック雑誌なんかいらない!(1986年製作の映画)

3.0

2020-06-21記。
I can't speak fuckin' Japanese!に字幕がなかったのはワザとかな。
テレビで放送されたとき、当時つきあってた女性から、今なんて言ったのって電話かか
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森と湖のまつり(1958年製作の映画)

3.0

『ゴールデンカムイ』で興味を持ち、アイヌ関連作を検索したがこの作品はヒットせず、内田吐夢監督の過去作を調べていて発見。
なんか大作のようで、タイトルからは想像できないが、後半は漁船が爆破されようとした
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虚栄は地獄(1925年製作の映画)

3.5

カツベン付き無声映画上映会in名古屋ミッドランドスクエアシネマで観賞。弁士:山内菜々子、ピアノ:上屋安由美。

のちに大監督になる内田吐夢の、カツベンにぴったりの短編。
しかしヒロインあんなに白塗りす
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浮草(1959年製作の映画)

3.5

2019-01-10記。
『浮草物語』のセルフリメイク。
リメイク元は無声映画でモノクロだったから、スコア0.5マイナスあるいはそれ以上のハンデがあった。客観的な評価をするには仕方ない。
この作品は小
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浮草物語(1934年製作の映画)

3.5

カツベン付き無声映画上映会in名古屋ミッドランドスクエアシネマで観賞。弁士:片岡一郎、ピアノ:上屋安由美。

セルフリメイク『浮草』は見ていたが、すでに本作で完成品。小津が31歳のときに撮っていたこと
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ヘブンズ・ドア(2009年製作の映画)

3.0

ほぼリメイク元どおりのストーリー。
ただし片方が女子中学生なので売春宿ではなくホストクラブで二宮和也が出る。
ジャニーズ映画は昔から嫌いだった。ここにチラシの写真がないのもジャニーズ事務所が許さないか
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.5

Filmarks 90’sでの劇場公開に感謝。
この話をムサ苦しい男2人でやるのが、ドイツ流なんだろうね。
日本リメイクは長瀬智也と中学生の福田麻由子で、泣かせるなら普通そういう設定になると思う。
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.5

外の世界と隔絶された村。というか長老たちがそうしている村。
村の外には怪物が…と子供たちに教えているシガニー・ウィーバーは適役だね。エイリアンじゃなくてプレデターって言ってるけど。
もちろんネタバレ厳
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.5

マシュー・ヴォーン、やりやがったな!
ファンタジックかつドラマチックなスパイ映画のラブコメ添え。
宣伝が地味だけど、猫好きも喜ぶ大傑作。
あそこは「にゃんぱらり!」と字幕を入れてほしかった。

IMA
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