umiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.7

朝の支度から始まる映画、大好き!

「(言葉の意味が)通じないまま話すのも良いものね」「好都合だ」って、フランス語とヒンディー語それぞれの母国語で会話するところとてもロマンチックだ〜。自分の世界が広が
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呪詛(2022年製作の映画)

3.7

やっていいことと悪いことがあるだろ!!!

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ぶっ飛ばして、全部覆すには、エネルギーが足りなさすぎるのよね。

「歳を取った父親が骨董品や日本刀を収集しだした」という話のなんとも言えないしんどさは、説明無しでどれくらいの人に伝わるんだろう!

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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.2

最初はア〜なんか違うかも、と思ったけどどんどん引き込まれていったなあ 1:1の正方形に切り取られる画面のなかにこそ感じる、青春の儚さみたいなものあるよねえ ちょっとだけ高校生の頃の自分を思い出した

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

SFというジャンルだけでは語れない、でも結末まで含めて完璧なSF映画だ………

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

スクリーンXにて鑑賞。大迫力の映像、トムクルーズの圧倒的存在感、シンプルな王道ストーリーだからこそ際立つ人間一人一人の奥深さ、すべてが相まって最高〜〜〜!2022年といえど、前作へのリスペクトと愛のこ>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

2.8

登場人物全員、カンストしそうなくらい自己肯定感高そう。大人のことを好きになった女子中学生が、告白したあとに「そういう目で見られてないの分かってるし、てか見てたら気持ち悪いし」って言うの面白い。

マザー!(2017年製作の映画)

3.3

キリスト教について比喩的に描写しているんだろうけど、無宗教な自分自身に落とし込むと、他者と関わるとき「良い人」でいるために受ける不条理を表してるんだと思った。価値観が違いすぎる人と関わるときって、頭の>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

3.8

圧倒的な脚本力よ…… 観終わったとき心臓の鼓動すごかった… 「犯人は悪魔じゃない、ただの人間だ」って台詞も、犯人の名前も、サマセットと重なる部分も、悪は人間それぞれに本質的に存在していることを改めて気>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.0

ティーンの恋愛映画だと思って観始めたら、男性と大人の都合によって傷付けられた女の子がトラウマを乗り越える話だった…… 最後の伏線回収にはニッコリしちゃった

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

渡辺直美と小池栄子のテンション良〜池田エライザ可愛すぎる。あと演出が大根仁監督っぽさ満載で観ててたのしかった!

ストーリーはご都合主義で大雑把なので、劇中の諸問題は観た人それぞれの良心に委ねられるか
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来る(2018年製作の映画)

3.8

ホラー映画を普段観ないのだけど、これはおもしろかった!多少怖いけど観て良かった〜!

「身体が感じる痛みだけが生きることそのもの、痛みを受け入れなさい」みたいな霊媒師さんの台詞がふと刺さった。

あと
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.3

前半は間延びしている気がして少し退屈だったけど、後半へ向けたのんのひとり芝居が凄すぎる。ただ感情大爆発シーンはね、最高。

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.0

どの年代の森山未來とも付き合いたいな〜!そしてオザケンは時を越えて最高〜!90年代ファッションも素敵〜!

という気持ちもあるけど、演出とカット割の多さが気になったり、商業感が強すぎたり、一番最後の1
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

あ〜〜〜良いものを観た、という充実感でいっぱいになるような映画だった。

主演の二人はもちろん、他のキャスティングも全てが良かった。1分くらいしか出てこないようなちょい役たちも、みんな劇中で意味を持っ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

2.8

この作品を観ても、自分自身の真実の愛とはなにか全く分からなくて悲しくなった ラストは期待を裏切られたというか少し失望に近い感情が湧きました。

2019年に、若草物語をリメイクするのであればラストの結
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.5

ヨーロッパの言語(フランス、イタリア)にもう少し理解があれば台詞のニュアンスがわかってもっと楽しめるんだろうな〜と思った。

あと、主人公はダメ人間だしわたしは嘘つきがとてもきらいなのだけど、そういう
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

ウェス・アンダーソンの映画は一度観ただけで作品全体を理解できなくても、その映像美を楽しむことさえできれば良いと思っている。ずっと画角がお洒落だな〜って空気感だけで贅沢すぎる。土曜日の夜、家でゆっくり紅>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.8

英国紳士のスーツの着こなし方、本当にかっこいいな〜。作品としてはもっと過激さが欲しいとも思った。あとヤギはかわいい🐐

さがす(2022年製作の映画)

4.0

完成披露試写会にて鑑賞
/// 公開日になったので感想を追記

清水尋也くんの正気のない眼、本当に殺人犯にしか見えなくてゾッとする程でした。『ソロモンの偽証』から思っていたことだけど、彼はキラキラ王子
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.5

文学的な会話劇によるコント。「世界は偶然に溢れている」というキャッチコピーのように、3作品とも、想像を越えた出来事とはいえ、あり得ない話じゃないと思った。

劇場で笑いが起こっていたセリフに対して特に
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作よりヴェノムの可愛さが増してた!
主人公サイドと敵サイドの弱点が同じというところ、単純だけれども面白い演出になっていた!IMAXで観られた感動も大きい!

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

ベイビーかっこいい〜〜〜!これぞ爆音映画祭で観るべき作品。豪快な音楽とアクションシーンの組み合わせ大好き。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

登場人物全員愛おしい!映画に出てくるプールのシーンって大体良い!

でもジェンダーとか多様性を強調するレビューや宣伝を目にしていたから、余計その点が気になってしまった。主人公がレズビアンだからってそれ
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空白(2021年製作の映画)

4.8

不運の連鎖、でも誰も悪くない。みんながみんな自分の人生に精一杯で、時になにかを蔑ろにしてしまったことによる後悔や不幸が訪れるきっかけがある。ただそれだけなのだけど、そんな時、私たちはどんな行動をするの>>続きを読む

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

2011年に製作されたこの映画を、いま、劇場公開に踏み切ってくれたことにまず感謝したい…!この10年でジェンダーに関する世の中の意識もだいぶ変わってきたことも改めて感じさせられた。

主人公はまだ子ど
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DIVOC-12(2021年製作の映画)

3.5

12作品、12色、それぞれの色があって、着いていくのにはそれなりにエネルギーも使う気がしますが、それもまた良しと思わせてくれる映画。


『名もなき一篇・アンナ』私たち一人一人を肯定してくれるような優
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