「競争と殺戮はアメリカの文化。暴力のどこが悪い?」、てな台詞が示す、アメリカに対する悪意がたっぷりな作品。大陸横断 殺人カーレースが娯楽となっているディストピア世界を描く。
走行中に人を殺せばポイン>>続きを読む
若くて美しい女性が腐敗していく過程を、静かに丁寧に描写。人間の孤独感やらも描かれていて、切ない作品でしたね。
彼女がゾンビになってからのゾンビパニックを見たい気持ちもあったけど、まぁこの作品に関して>>続きを読む
超絶クソ野郎のテレビ局の社長・フランクが、3人のゴーストの登場により心に変化が生じていく。
フランクを演じるビル・マーレイのすっとぼけた感じがやっぱ最高やね。ゴーストと共に過去〜未来のビジョンを見て>>続きを読む
核兵器を積んだ軍用機がスペインのどこかに墜落。人々はそれを大いに笑ったそうな、という語りとカスタネット、そしてフラメンコ。アバンタイトルが強烈。
シリアスなプロットながら驚くほどコメディテイスト。そ>>続きを読む
うん、あまり印象に残らんだ。
自らのルールで悪に容赦なく制裁を食らわす主人公刑事にキアヌ。役柄と合ってる気がするけど、なんかパンチがねぇ。
脚本はジェイムズ・エルロイが担当ということで、腐敗した警察>>続きを読む
頭空っぽで観るには最高のエンタメ映画。
呆れるほどのオーバーなアクションにスカッとして、キュートでセクシーなコスプレにうっとり、ダンサブルなナンバーでノリノリに。『フルスロットル』はイマイチやけど、>>続きを読む
あるボクサーと向かいに住む美女をメインに展開。フィルム・ノワール、ってなところかな。
内容は正直オモロない。ただ、キューブリック監督の素晴らしい画のセンスに魅了され、そのおかげで楽しめた。多角度から>>続きを読む
現実逃避したくなると、つい観たくなるリンチワールド。本作も、何ともいかがわしい。
生と死の狭間に存在する意識世界を繋ぐかのような、漆黒の中をドライヴィンするカットや小屋の爆発・炎上を逆再生させる映像>>続きを読む
アメリカ文学史協会のメンバーが襲撃され、1人生き残った男(コードネーム:コンドル)が命を狙われることに。
雨に濡れた路面に浮かぶ人影、襲撃者がぞろぞろと集結して凶行に及ぶまでの流れは、緊張感を掻き立>>続きを読む
お祭り度がパワーアップしとって、オモロないわけがない。
アベンジャーズの内部分裂を描いていて、内容はかなりシリアス。その中で、相変わらず異質な存在感を放つヴィジョンさんとアントマンが、ベリーファニー>>続きを読む
これ前から観たかったんだよなぁ。大好きな作家、チャールズ・ブコウスキーの半自伝的小説「勝手に生きろ」の映画化作品。仕事が長続きしない自称作家・チナスキーの日常を淡々と描く。
まず、愛すべきロクデナシ・>>続きを読む
うん、想定内の面白くなさ。
暇つぶしで地球征服を仕掛ける悪の皇帝・ミンに、フラッシュ・ゴードンが立ち向かう。
フワフワした物語展開で、口ポカーン、とはなるものの、奇抜で色彩豊かな衣装やセットには見惚>>続きを読む
久々に鑑賞。「激突!」系の映画。悪ノリが祟って、ある兄弟と女の子が、残忍なネチっこいトラッカーに追い回される。
無線機から鳴り響く、トラッカーの低音ボイスが不気味だぜ。リリー・ソビエスキーが良いわ。>>続きを読む
戦争の影で暗躍する、反ナチ・レジスタンス組織の活動家たちを描く。
盛り上がる場面は皆無ながら、緊張感や重厚感はたっぷりで見応え十分。メルヴィル監督らしくフィルム・ノワール調でぐっちょ。レジスタンス活>>続きを読む
愉快、痛快なハチャメチャ学園コメディ。ラモーンズの大ファンの女の子が、ロックを悪とみなす校長とバトルする。
80年代らしさ全開ですね。
ラモーンズの演奏シーンが盛りだくさんで、“I Just Wan>>続きを読む
やっと観れたぜ。世界中で一大センセーションを巻き起こした問題作。勧善懲悪の単純なストーリーながら、喜劇と怪奇の両要素を併せ持つ魅力的な作品。
フリークスと呼ばれる人々を、「恐怖の対象」という括りだけ>>続きを読む
ブラックスプロイテーション映画。ハーレムを舞台に、ギラギラしたロン・オニール演じるプリーストが、ヤクの売人から足を洗おうと奔走する。
カーティス・メイフィールドがサウンド面を担当していて、バックで流>>続きを読む
「感情の氷河期 三部作」の二作目。
開始早々に映し出される、ハネケ監督の威力絶大なジャブで軽く放心状態に。とりあえず、巻き戻しはやめてくれへんか、ってなる。何を考えているのか分からない少年を主人公に>>続きを読む
落雷を受けた最新鋭の無人ステルス戦闘機が、大暴走するお話。
荒々しく雑な脚本による、ツッコミどころ満載のお馬鹿ムービーなので、能天気に観ないとホント馬鹿らしくなる。やっぱり最後は、誇らしげに映る星条>>続きを読む
清々しい気持ちにさせてくれる素敵な映画。
かつて、夢よりも愛を選択した主人公。今はパッとしない生活を送る。色々あって、彼は十代の頃の姿に戻るんやけど、過去に遡るのではなく現在進行形、という設定が お>>続きを読む
「海に行けばよかった‥。」
このキャッチコピーだけでも、フフフってなってたのに、劇中の台詞で登場すんのかい、クソワロタわ。雪山を舞台にした、ノルウェー産ゾンビスプラッター+なんやかんやコメディ。
あ>>続きを読む
久々に鑑賞。
「容疑者、ホアキン・フェニックス」を観てからのコレ。ホアキンの振り幅ね。それはそれは可愛いルーニー・マーラと別れちゃいそうで、傷心いっぱいのホアキンが、OSに恋をする。
OS相手に街中>>続きを読む
前から気になってた作品。
2008年、突然俳優引退宣言をし、ラッパーに転身したホアキン・フェニックスの2年間に迫る、アホなモキュメンタリー。
髪もヒゲもモジャモジャで、デップリした だらしのない体型>>続きを読む
邪魔者なら殺人もいとわない、横暴な土地開発業者にブチ切れたP・フォンダの復讐劇。76年作品ということで、コレも反体制的な色がしっかりと出てますね。
シンプルな筋書きで単調ながら、そこら辺のものをドカ>>続きを読む
ナインハーフしちゃった。K・ベイシンガーがニヤけ顏のイケメン、M・ロークにビビビッときて、、。官能的な大人のラブ・ストーリー。
ベイシンガーの恍惚の表情や美しい女体が艶かしく、色気が濃厚。目隠し+氷>>続きを読む
オリジナルは未見。隣に越してきたのが吸血鬼だった、てなお話。ほんで吸血鬼と闘う。コリン・ファレルが吸血鬼ってのは、うん、ハマりが悪いな。テンポはいいけれど、内容としては超平凡。
まぁ、この映画の良い>>続きを読む
何でコレを劇場で観たんだろうか。さっぱり わがんねーっすな。じいさんとばあさんが宇宙で鬼退治をするお話。
始終ユルユル。そのユルいとは関係ないけど、鑑賞中リアルにう○こ漏らしそうになって戦慄したのを>>続きを読む
「人斬り以蔵」として恐れられた、幕末の四大人斬りの一人、岡田以蔵。彼の怨念が時空間を飛び越え、あらゆる時代で問答無用に人間達を切る、切る、KILLするだけの映画。行く先々で忌み嫌わせ、蔑まれるIZOが>>続きを読む
久々に鑑賞。
太陽滅亡=人類滅亡、ということでイカロス2号の8人の乗組員が、核弾頭で弱った太陽を活性化させようと宇宙を彷徨う。
使い古された題材、そして宇宙を舞台にした映画でよくある場面が登場。歯切>>続きを読む
久々に鑑賞。
カッコいい画を追求したガンアクション、コッテリした個性的な役者陣を楽しむマリアッチ最終章。真面目に見たら負けな、スカッと痛快な映画。スピーディなカット割りでスラスラと進むテンポがいいねぇ>>続きを読む
俳優のビル・パクストン監督作品。ある惨殺事件の容疑者を知るマコノヒー演じる男の回顧を軸に展開。神から授かった使命「悪魔退治」という名の、聖なる罪を犯す親子の姿が描かれる。
なんともダークな映画。「少>>続きを読む
脇を固める俳優まで豪華な社会派エンタメ。故トニー・スコット監督、ジェリー・ブラッカイマー製作。
ということで勧善懲悪の爽快感がすこぶる気持ち良い作品。今でこそ当たり前のもんだけど、公開当時はコレ見て>>続きを読む
これ案外好きよ。色んな作品のオマージュが散見できるボディスナッチャーなSF学園ホラー。
未知の寄生生物の人類侵略を阻止しようとするのがマイノリティな人物中心だったり、青春時代のティーンの複雑な心情も>>続きを読む
「トレーニング デイ」や「アメリカン・ギャングスター」に次ぐ、泣く子も黙る、デンゼルおじさんがガチで恐い作品の1つ。パッケージのドスの効いた流し目からしてやびゃい。
CIAの隠れ家に拘束された、36>>続きを読む
夏になると無性に観たくなって、DVDのラックから引っ張り出して観ちまう、ハートウォーミングなホラー。ワクワク感でいっぱいの夏休みを前に、小学生たちが取り壊し予定の旧校舎に閉じ込められ、お化け達に襲われ>>続きを読む
主人公は「ダイアリー〜」でちょいと顔を出した州兵で、意見が対立する2つの家族が牛耳る、閉鎖的な島が舞台。
監督曰く「西部劇のスタイルを使った」とのこと。馬に跨り疾走する女ゾンビや、カウボーイ然の男が>>続きを読む