YuukiImazuさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

YuukiImazu

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Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.2

久々に鑑賞。
CIAエージェントの2人が1人の女性を巡り争奪戦を繰り広げる映画。

『ラブ』、『コメディ』、『アクション』、とそれぞれのジャンル要素が程よく楽しめる。ラブコメが苦手な人もいけるんとちゃ
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美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

3.2

久々に鑑賞。
幼少期から幼馴染の美魔女2人が、互いの息子と相思相愛の関係になってしまうアブノーマルなお話。

親友の息子とはいえ、イケメンの若い男とええ感じになりゃあ、あーなっちまうか、禁断の果実をつ
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.3

『老い』という普遍的なテーマを扱ったバックステージもの。それなりに歳を重ねた大女優マートル・ゴードンは老いに抗い、若さに執着する。

幻影を見るまでに精神を擦り減らし、ヒステリックになる女優にジーナ・
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クリープショー(1982年製作の映画)

2.0

久々に鑑賞。監督ロメロ・脚本キング・特殊メイクにサビィーニの豪華製作陣による5つの短編オムニバスホラー。コミック調の演出が特徴。

第1話、死んでもなおケーキを欲しがる爺さんが復活、手作りケーキを作る
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父の祈りを(1993年製作の映画)

4.0

実話を基にした社会派ドラマ。ロンドンのパブ爆破事件の犯人として、無実の罪で投獄されたアイルランド人の親子を描く。

劇中の司法界や警察などの国家権力には、ホントはらわた煮え繰りかえりまっせ。そこには人
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刑事(1959年製作の映画)

3.6

ある殺人事件の地道な捜査を丁寧に描き、その過程で、事件関係者と思しき人物が次から次へと登場する。王道的なミステリー作品。

舞台はイタリア・ローマ。謎を紐解いていくのがもちろん物語の根幹やけども、そこ
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M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

3.8

久々に鑑賞。
タイトルの『MASH』とは移動米軍外科病院の略。戦争の悲惨な側面は物語の蚊帳の外。話の筋というものはなく、ただ非常識なジョークやアホらしい いたずらに溢れたベリーファニーな作品。

主要
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顔のない眼(1959年製作の映画)

3.7

病院や外科手術を取り入れたホラーとして、本作は元祖らしい。59年の古い作品ながら、女性の顔面にメスを入れ、皮膚と内側の接着面を削ぎながら、顔を剥ぎ取る場面のクオリティの高さには驚かされる。なかなかに過>>続きを読む

60セカンズ(2000年製作の映画)

3.3

久々に鑑賞。凄腕の盗み屋が1日で高級車を50台盗むお話。気楽に見れて良いね。

特に車好きにはたまらんだろうな、豪華なカッチョいい車がわんさか登場するもの。
華麗な窃盗シーンや終盤のカーチェイスは期待
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.9

久々に鑑賞。

冷酷で暴力的、狡猾な狂犬デンゼルの凄みはアカデミー賞主演男優賞を取っただけあってヤベェな。さらに、黒人やラテン系の超危険コミュニティを点々と地獄巡りするもんだから、そら目が離せないわな
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ゲットバック(2012年製作の映画)

2.2

映画館スタッフ時代に、無料で劇場で観た映画。1800円はろてたらキャッシュバックしてほしくなる凡作。

アクションは目新しさ皆無。なんのひねりも無い綺麗純白な展開。かつての銀行強盗仲間に娘を誘拐され身
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フェイシズ(1968年製作の映画)

4.2

『フェイシズ』というタイトルなだけあって、クローズアップを多用し、通常なら見逃してしまいそうな、人々の微細な表情の変化を捉えていく。内に秘めた心の機微がありありと顔に滲み出し、そこに全てが物語られる。>>続きを読む

HICK ルリ13歳の旅(2011年製作の映画)

2.7

久々に鑑賞。
キュートな作品かと思えば、まさかのハードなスリラー色濃いめ。死人まででる恐怖のロードムービー。お話は不遇な家庭環境で育つ女の子が拳銃片手にラスベガスへ向かうというもの。

とにかく『エデ
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.8

テレビからの情報に流される現代人や消費文化を風刺したB級SF映画。上流階級と労働階級との明確な線引きが示された物語世界で、資本主義社会を巧みに利用した宇宙人が電波を介して地球を侵略するお話。

利益の
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ブコウスキー:オールドパンク(2002年製作の映画)

3.8

アメリカのアル中不良作家チャールズ・ブコウスキーのドキュメンタリー。詩の朗読会、壇上で暗い照明に浮かび上がるブコウスキー。出だしから彼の魅力がビンビン。

彼の作品ではお馴染みの酒や女、競馬についての
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

2.2

出だしから駄目や泣。ちゃうのレンタルしたら良かったで、盛大にやらかしたで泣泣。
本作は一作目のラストからスタート。伝説の殺人一家ソーヤー一族の面々が、突然ゾロゾロ登場してきて、「このごく普通の親父たち
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セルピコ(1973年製作の映画)

3.7

久々に鑑賞。
最初に救急病院に運び込まれるセルピコの痛々しい姿を提示した後、時間が遡って展開。汚職が蔓延する警察組織内で、内部告発に踏み切ろうとする主人公の姿を描く。

主人公が辿る最悪の顛末を冒頭で
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.7

久々に鑑賞。
物語の舞台は未来にして、リボルバー銃や年季の入ったダイナーにしろ、映画世界にドンと腰を構えるオールドな雰囲気がたまんない。なので、SF的な世界を期待すると肩透かしをくらう作品で、未来的な
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劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス(2014年製作の映画)

3.2

以前、連れられて劇場で観た映画。
ムーミン一家がムーミン谷を飛び出し、リゾート地のリヴィエラにバカンスで訪れるお話。まぁ、とにかく色彩豊かで観ていて楽しい気分になるな。

騒ぎの種なのに、飄々としてい
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ヘルレイザー/ゲート・オブ・インフェルノ(2000年製作の映画)

3.2

主人公が救いようのない悪徳刑事で、彼がお馴染みのパズルによって地獄の門を開き現実と地獄を彷徨う羽目に‥‥。

シリーズと比較すると、毛色の違う作品て感じで、ハードボイルド風味のサイコホラーてな感じ。こ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.3

久々に鑑賞。
放浪の旅に出て、己に向き合い、肉体・精神的に突き詰められるブルース・ウェイン。今までのシリーズとは一線を画したリアル志向のバットマン誕生秘話。
改めてC.ベールは、ストイックなノーラン版
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

3.7

久々に鑑賞。
シェールガスの採掘権を得るために奔走する主人公を描いた作品。注目される次世代エネルギーが及ぼす環境破壊などの社会問題に、ごりごりに言及する作品ではなく、あくまでもこれはヒューマン・ドラマ
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ソドムの市(1975年製作の映画)

3.1

ドイツの鬼畜権力者たちが若い男女を集めて究極の変態行為を行い、自らの性癖を満たそうとする。『地獄の門』をはじめ、『変態地獄』、『糞尿地獄』、『血の地獄』の4つにカテゴライズされて展開。
『糞尿地獄』、
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ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

3.9

夢を見続ける男を主人公にした作品。

モデルの動きをカメラで撮影したものに、アニメーションを被せる、『ロトスコープ』という手法を使っているそうな。この映画、画面がゆらゆらと揺れ動くから、観てるとクラク
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.6

『単独潜入』、『テロリスト鎮圧』‥‥、ステルスゲーム『メタルギアソリッド』のモデルとなった作品。
導入部の物語背景を語る映像と音楽は、TVゲームを彷彿とさせ、一気に引き込まれましたね。

主人公は、元
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インモータルズ -神々の戦い-(2011年製作の映画)

3.2

久々に鑑賞。
アクション映画の泥臭いどつき合いってのは新鮮味はなく単調なんやけども、『300』の製作スタッフが携わる本作の、運動速度を自由自在に操る肉弾戦ってのは興奮するね。ただ、その斬新なアクション
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.7

裕福な娘と労働者の若者の純愛劇を、ある老人が語る物語の作中作というスタイルで見せるのが秀逸。すぐに展開は読めるけど、この手法は終盤を盛り上げますね。

若い男女の燃えるような恋は、あらゆる障害を乗り越
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.7

SFはどーも苦手で、その手のジャンル映画はあんまり観てないかな。なので、劇中に溢れるSF映画のパロディも拾いきれず、分かっても、スタートレックやXファイルっぽいネタ、トータルリコールの3つのおっぱいぐ>>続きを読む

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

4.0

久々に鑑賞。アメリカン・ニューシネマ。

冒頭、主人公コワルスキーが乗る車と黒い車とがすれ違う。その後、彼が乗るダッジ・チャレンジャーが画面から消失する場面はマジカルで、不思議な演出が印象深い。それか
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.0

久々に鑑賞。
見直してとりあえず、R.マクアダムスが激キャワやな。あの容姿で大好きな前髪パッツンとか堪らんわ。かわいすぎて何か辛なってきたんやで。

評判のええ作品やけど、自分の思い通りにいかず失敗し
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.4

久々に鑑賞。ナンセンスなB級映画の珍作。

地球に襲来した、脳みその馬鹿でかい、不細工な二足歩行のエイリアン達を見てるだけで楽しく、キモかわいい。
滑稽なんやけども、冷酷無比、凶暴な奴らで、あのレー
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ノロイ(2005年製作の映画)

3.4

久々に鑑賞。
ドキュメントタッチのジャパニーズホラー。演出過多な部分に目をつぶれば、そこそこにリアルで不気味や。

奇怪な現象を取材する怪奇実話作家の小林雅文が残した記録映像や超常現象を扱うフェイク番
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.2

久々に鑑賞。
前作のラストからのスタートなので、1本の映画として観ると、かなり物足りない。そして、007、ボンド“らしさ”があまり感じられない作風。

復讐という個人的な感情で動く、スパイらしからぬボ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.5

何回観てもおもろいな、これは。
まず、16㎜フィルムのザラつきが効いていて、「ドキュメントじゃないの」、と錯覚してまうほどの生々しさ。その時代の空気をしっかりと記録してる感じ。あとは、ロングショット多
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ザ・ロード(2009年製作の映画)

3.3

文明が崩壊した終末世界で、父と子が暖かい地を求め歩み続ける、ロードムービー的作品。

死んでしまった、荒廃した世界では、人間性を捨て去ることが生き残る術のようや。生存のためとは言え、殺人を繰り返し、タ
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.3

クロエ・モレッツを楽しむ映画やな。
オタクがリア充になってもうたから、主人公の魅力半減やな。逆にクロエ・モレッツの魅力は遺憾なく発揮されてたな、前作以上に。女子のお泊まり会でアイドルグループのPV見て
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