mさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

mさん

mさん

映画(516)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

良いところがあったけど、それと同じくらいモヤモヤもあってすげえ良かったとはならなかった。

その描写いる?とおもってしまったり、ストーリー構成にん?となってしまった。例えば、ダニーが死にかけてその瞬間
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 今までになかった新しさと、丁寧な描写による感動があった。不満もなくはないけど、満足感が上回った結果この点数に。
 まず新しかったのが、本作には明確な悪役がいないこと。普通、劇場版オリジナルのわかりや
>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

カメ止めから2年。大好きな邦画がまたやってきた。バックトゥザフューチャーを見たときのあのワクワク感。そしてしっかりとしたテーマへの帰結。そして何よりも与えられた制限下の中で少しでも作品を良いものにしよ>>続きを読む

クソみたいな映画(2019年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

クソみたいな映画
最初にバラエティみたいな演技、演出、ストーリーを見せられたからその後始まった第二部でSEがなかったり音楽がおとなしくなってグッと映画っぽくなったのは良かった。酷いものを見た後にマシに
>>続きを読む

ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

1つ印象的な演出があった。それは、裁判初日、最初の証人であるマグアイアー氏に対し、「あなたは真実だけを述べると神に誓いますか」と宣誓を求められるシーンにて、キャフィ中尉がドーソン上等兵に一瞬目をやり、>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版の方には良いどんでん返しや裏切り方があったんだけど、今作は「そこ嘘にしたら」もうなんでもありやん!と思ってしまうトリックだった。

リチャードとボクちゃんがあんまり活躍しないのが残念。

赤星
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今世の中ではフェミニズムがかなり議論されている。昔は女性は良い男性を見つけて、そこに尽くして行くのが女性にとって最高の幸せだと言われていた。そこから、女性は男性に従属するものではなく、男性と同じように>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今までダンケルクとか1917とか戦場の体験映画は見てきたけど、戦時中の人々の暮らしとかはあまり見てこなかったので、新鮮だった。
エンタメ度は高い。やっぱりタップダンスがふんだんに盛り込まれてるし、全体
>>続きを読む

超能力者(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

夜のシーンが暗すぎてわけわからん。
人の生死がかかってるのに笑わせてくるのが不謹慎。最後がとってつけたようなハッピーエンドでなんだか冷めちゃった。

ただ全体的なライティングとかはめちゃよくて、高級な
>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 アクション良い。久々にアメコミ映画を見たからか楽しかった。ハーレークイーンのようなすっとぼけキャラでしか成り立たないような戦闘シーンがあって良かった。例えばテーマパークでの戦い。他のヒーローがあの場>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 3作目だからこそのこの評価。「続きがある」と約束されているからこの評価。今作は絶望しかないし、急な展開に訳もわからず観客は混乱する。けどそれでいいと思える。シンジという事態を分かっていない人間を作っ>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

原作鍵泥棒のメソッドが大好きだったので本作も鑑賞。日本版の方が好き。

キャラクターを応援する気になれない…
まず殺し屋側。原作では努力家で好印象だったのにこっちでは形だけ借りてるだけで、全くいい人と
>>続きを読む

ラビット・ホラー3D(2011年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

何を伝えたかったのか最後で分からなくなった。
娘が自身が犯した過去のトラウマに向き合って決別して、成長するって話だと思ったら、最後普通に負けるから結局なんの話なのかわからない。単純に怖いだけの映画にな
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今の所キャラを愛してくれてる感じがするから好き。

別に萌え要素が好きなわけじゃないけど、嫉妬とか、料理作りとかキャラの人間味が増したからいい。とっつきやすくなった。あと旧作ではキャラ同士の交流がとこ
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

技術の進歩が凄い。作画はCGも取り入れてて、格段にレベルアップ。迫力も上がった。
お話はほとんど新要素なし。ただ旧作の終盤にわかるでっかい秘密とかはこの時点で出してくる。こちら側が知ってる秘密を新劇で
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

いい所
最後のダンスシーン
板谷 由夏さんの末期ガンの演技
作品の中の演技で一番好きだし、辛い現実と楽しかった過去とのギャップが1番自然に出てた気がする。
90年代の演出。美術やメイクや衣装を頑張って
>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

セブンシスターズ

まず主演女優の演技力が凄い。7人の姉妹を1人で演じ分けるだけでも凄いのに、感情的なシーンでは顔をぐしゃぐしゃにしながら振り切った演技を見せるし、アクションシーンもあるしで本作で彼女
>>続きを読む

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


これ程奇跡の物語というのにふさわしい作品は無いと思う。何故なら宝くじに当たるレベルの確率
でしか起きない出来事が起きて、結果主人公が右肩上がりに成功するわらしべ長者のようなお話だからだ。本作のポイン
>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ版の最終話で終わる方が好きだった。
この劇場版はエヴァンゲリオンではなく、庵野秀明がエヴァのキャラを私物化して描いた庵野秀明の物語だ。他者に作品を届けるクリエイターとして反面教師的に見習う部分が
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まず普通にワクワクしたし、面白かった。今まで積み重ねてきた安心感があるので余程お話が嫌いじゃなければ一定の満足度は保証してくれる。

良かった点
設定がワクワクする。あとミステリーが面白い。
ドラえも
>>続きを読む

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

パッドマン

 ノンフィクションサクセスストーリーであるが、他の作品と違うのは、ご都合主義を感じさせない、現実を強く感じる作りになっていること。いくら実話ベースでも、監督脚本家が、実際の出来事のどこに
>>続きを読む

ピラニア 3D(2010年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

たまにはこういうバカ映画も必要!!
ナイスバディとピラニアと人体破壊
もう悪趣味なブラックコメディ。
一度食べたチンコをまずそうに吐き出してるピラニアを見て、お前好き嫌いあるのかよ!てかまずかったんか
>>続きを読む

タグ(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

設定の時点で良作であることがある程度確定しちゃってる。子供の遊び鬼ごっこを全力投球で、大人の力でよりパワーアップさせ行う。この字面だけでワクワクするのに更にちゃんとストーリーもキャラもエンタメ性も演出>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

 戦争の悲しさ、人間の負の歴史が現代にも根深く悪影響を及ぼしていく。そういう作品は沢山あるが、今作が特殊なのはラストのどんでん返しやハラハラドキドキの緊張感があること。
 
 作品全体に漂う張り詰めた
>>続きを読む

ダブル・ミッション(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

久々にこんなファミリー映画を見た。場面転換の度にメカメカしいトランジションと盛り上げる10秒音楽、敵の小物感。
全てが子供っぽい。でもこれは完全に狙ってやってるから振り切ってる分いいと思う。
ジャッキ
>>続きを読む

亜人(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

あじん

アクションに全フリしてる。



不満点
特に亜人についての説明も殆どないので、IBMが重なって麻酔銃を身代わりになる奴も初見の人には不親切だと思う。あれ口で説明もされないし、いや映画は映像
>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 カメ止めのキャストが帰ってくるだけで嬉しいのに、コロナというこの状況下でよく作ったなと思う。カメ止めシリーズは全クリエイターの宿命である制約と制作の折り合いをテーマにしてる。前作は無理難題やハプニン>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

HDD2
前作から全てがパワーアップ。過去に戻るだけではなく、今度は別の世界線に紛れてしまう。お陰で前作の設定を何もかもぶち壊していける。悪役はいい人に、いい人は悪役にといった風にキャラ崩壊が容易。こ
>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

自分が最も大切なものを選び取る話。彼は地位も収入も恋人も捨て、最後にはパリを選ぶ。初めからパリに住みたいという想いは冒頭から一貫して最後まで変わらない。それではこの話はなんのためにあったのか。この映画>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノと相性が良くない人の意見なので
気にしなくても結構です。やっぱり芯の無いストーリーにどうしてもノっていけない。勝手にやってればって引いた目で見ちゃう。
あと毎回不謹慎や不道徳だよねこの人
>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作より好き。エンタメ作品としても見られるストーリーになっている。前作の時点で未来はどこか陰鬱な描き方だったが、30年経った本作はそこから更に進み、描き方はより退廃的に、文明はむしろ現代よりも衰退して>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

JMとかA.Iとかにあるサイバーパンクの原点。それまで希望として描かれていた「未来」が、ここでは陰のあるネガティヴなタッチで描かれる。その精神に基づいて設計された未来都市のビジュアルは素晴らしい。当時>>続きを読む

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

バカ映画万歳。ギラギラコッテリのアメリカナイズな画のトーン、そして馬鹿馬鹿しいセリフ、ストーリーもしっちゃかめっちゃか。こんな作品ばかりでは駄目だが、こんな作品が時折恋しくなるのも事実。名作ばかり見た>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ノンフィクション系の映画好きになりがちなのかな。本作も好き。エンタメは予測不可能であり予測可能であることが大切。本作では教会の悪事を暴くことが本作の目的でありキャラクターもそれに向かって行動する。目的>>続きを読む