mさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.2

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ノンフィクション系の映画好きになりがちなのかな。本作も好き。エンタメは予測不可能であり予測可能であることが大切。本作では教会の悪事を暴くことが本作の目的でありキャラクターもそれに向かって行動する。目的>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

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好きなテンポ感。話もいいが演技。ルーシーやブラックウィドウ、超人役でしかみたことなかったスカーレットヨハンソンが本作ではどこまでも人間臭い演技を自然にする。ヒーロー映画では常に凛としていて芯が通った演>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.4

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描かれる人生が至って普通の人間の普通の人生であること、タイム要素が出てくるのはクライマックスの10分ほどで、彼の人生を追うことに重点が置かれてる物語構成が凄い。もし彼が生まれてこなかったらのパートを序>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.8

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エンタメ性において素晴らしい。ミュージカル映画において、主人公は俳優だけでなくダンサーであることが絶対条件なのだろうか。素晴らしいダンスが長回しで目まぐるしく展開する。最高。一方ストーリーはまずい。ト>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.5

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当時他にも戦闘機系映画は色々あったのだろうけど、本作は突出してスケール感や迫力がある。今見てもそう思える。長回しの飛行シーンや、奥から手前に抜けていく戦闘機などの撮影が本作の迫力に起因している。自信家>>続きを読む

カツベン!(2019年製作の映画)

2.9

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映画という文化がより好きになる。まだ映画が無声だった1900年、日本では活動弁士と呼ばれる喋りの達人がスクリーン横に立ち、全登場人物に声をあて映画を見せていた。主人公俊太郎は売れない劇場で活動弁士とし>>続きを読む

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

2.8

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タイトルが秀逸。小学生の正男は夏休みに母に会いに行こうと旅に出る。しかし1人では困難なためチンピラで中年の菊次郎が連れて行くことになる。菊次郎による荒々しい手段ながらも2人は確実に目的地に近づいていく>>続きを読む

スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.5

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人生で最も好きな邦画カメラを止めるな!の監督最新作なので観ないわけがなかった。結論から言えばカメ止めの方が好きだが、本作も脚本が良い。上田監督はわかりやすく映画のテーマを伝えることに長けてる。二項対立>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

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ポイントポイントでは実際めちゃくちゃ面白い。しかし全体を見るとという感じ。

イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

2.2

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前作カメ止めはどんでん返し、観客の予想を裏切る展開、ロジック自体がとても無理なく挿入されてた。しかし今回はどんでん返しを狙いすぎて、ストーリーやテーマや笑いさえも犠牲にしてしまった。

金持ちが見世物
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.1

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この監督は大好き。持つ視点や思考が好き。毎回映画で描かれるテーマを初めは俯瞰した目線から時にニヒルに描くんだけど、最終的にはそれを肯定して受け入れていくという流れが好き。今回の場合はミュージカル。姿勢>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

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前作君の名はで描かれた東京は、三葉にとって田舎から抜け出す憧れの場所としてでしか描かれなかった。その為割とビル群を写したり、都会が美しく映るように配慮したロングショットな描き方をしていた。田舎と都会と>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

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ギャビーギャビーの話がめちゃくちゃ良かった。特に迷子の子供が大人に話しかけようと一歩踏み出すシーン。ギャビーギャビーを抱きしめながら。あのシーンで泣いた。本作は子供がおもちゃに支えられて勇気を出し一歩>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.4

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相変わらず人の興味を持続させる手腕はピカイチ。演出が凄い。ただそれって小技な気がしてきた。必然性がないというか、とってつけた感じというか。終盤の姉が鏡を克服するシーンが雑だったり、そもそも鏡を見ない設>>続きを読む

ゴシカ(2003年製作の映画)

3.3

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ツッコミどころは確かにあるけど、後半しっかり話がつかめたから良かった。何が何だかわからない怪奇現象は確かに怖いけど、それをずっと見せられたらなにも話としては進展がないなと思っちゃうから。でも後半それな>>続きを読む

ハプニング(2008年製作の映画)

3.0

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ラストとかえ?終わり?ってなるんだろうけど。実際ダレないし、しっかりとエンタメのツボを押さえてることも事実。緊張感が続くし、やめてくれーって目を覆いたくなるほどには演出が巧み。これで終わりかよ、スッキ>>続きを読む

PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.5

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ラストシーンがなかったらもっと低かった。過去と現在が1つになる。それを曲に乗せて表現するのはまさに映画でしか出来ない技。最高にエモーショナルで、それまで離れていた心もグッと引きつけられる。
過去のティ
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YAMAKASI ヤマカシ(2001年製作の映画)

2.3

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アルティメットより数段スケールもパルクールも劣る。ちょっと期待しすぎた…まだ発展途上な感じがある。けどこれがあったからこそアルティメットに繋がったと考えると意義深い一作なきがする。あとヤマカシ集団をそ>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.1

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エンドゲーム初日感想

映画で三回泣いたのは初めて。
1970年のシーンと全員復活のシーン
トニーの死。瞬間風速は間違いなく過去最高。ただ全体で見た場合結構言いたいことが出てきちゃう。まずソーとハルク
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.0

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Jエドガーとかを見た気分。
うぉおおおもしれええって言うような
シーンはなく、淡々と静かに進む印象。
そういう演出ってある部分では効果的だけど、一方であんまり記憶に残らないっていう部分もある。どちらか
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

2.9

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前作が大好きだった。だからこそこんな感じになっちゃった。多分本作から入る人はもっと評価高いとおもう。ちゃんとファンタジーや夢溢れる感じで音楽とともに楽しくなれる。けど今作はラストのある一箇所で究極に好>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

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まず設定が良い。予告編から見てーってなったくらいに設定が好き。展開も早いし
ドキドキが続いて飽きない。

だがしかし。あのバアンの演出で少しモヤモヤがあった。バアン演出とはシーンの前後で音量の大きさに
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.3

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モンスター描写など
監督の趣味が出てる。そこのせいで
リアリティがなくなってる。
けど面白かった。

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

4.0

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青春や若いパワーを感じる。
たしかに話はありきたりで予定調和でラスト含め全体的にあっさりしていて、深みがないかもしれない。出てくる人間もみんないい人でリアリティに欠けるかもしれない。けど俺は断然風立ち
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マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.1

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この人の監督の中では1番好き。下ネタが少なめだし、1番ギャグ感が強いから。ぶっ飛んだ設定をまじめに演じてるのってシリアスな笑いに見えると誰かが言ってたけど、この映画はまさにそんな感じ。ただやっぱり不条>>続きを読む

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.7

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顔芸映画って言ってる人いて
言い過ぎだと思ってたけど
これは顔芸映画
ディシイズイット
顔芸しない最初はちょっと退屈だけど
あるきっかけで一気に顔芸炸裂!
最後がミッションインポッシブル並みに凄い展開
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