naoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

既視感満載だがよく作られていた。
緊迫感があり終始目が離せない。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

予想通りであり、予想と違った作品だった。よく出来たスコアと、ビルナイの演技に心を突かれる。レトロな雰囲気は最初だけ、撮影技法も割と近代的だが、4:3の画面は終始貫かれる。差し込む太陽光の暖かみが良かっ>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

4.0

選曲のセンスとライト監督らしい軽妙なテンポ感が抜群。色々突っ込みたくなるのも含め、味があって最高だった。コルネットやっと完結!

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.0

脚本が安っぽく、魅力的な登場人物たちを生かしきれていないと感じたが、夏に最適な安定作だと思う。ジャック•スパロウのスピンオフの余地を無くしたのは残念

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

監督は脇に差し置き、名作だと言われる理由は理解した気がした。デクレジェンドの構成以外は、SSの残虐行為から人種によらない様々な立場の描写、想像で運指をする癖など、細部から生まれる現実味が恐ろしかった。>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画は意外にも演劇のステージ上、語り部の登場で幕を開ける。そこで観客は初めて映画>演劇>アステロイド•シティという三重構造を知る。

ミリ単位で調節された、ストップモーションの如く支配的な(もしくはア
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パターソン(2016年製作の映画)

4.5

思ったより満足感のある良作。パターソンや周囲の人々の些細な真実を明らかにしながら日常のルーティンを捉える構成が秀逸だった。ジャームッシュは新たに気に入った監督。

「空白のページから、生まれる可能性が
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

4.5

手持ちの撮影がゴッホの精神状態をよく表した、芸術的で実験的な作品。最後がドライな代わりに、名言としての台詞の数々が良かった。伝記映画としての新鮮な切り口が最高。また観ると思う

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

2.0

傑出したスターを平凡な方法で描いた伝記映画。ラストのためだけに観る価値はある。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

前作より面白かった。博物館の錯視鏡の場面が特にかっこ良かった。何も考えずに観れた

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

2.0

Letterboxdでオッペンハイマーよりも話題になっていたので気になり鑑賞。安定のアマプラクオリティで、サーマンを米大統領に起用したのは天才。肝心のストーリーは”Enemies to lovers”>>続きを読む

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

視覚的に飽きない、ウェス監督の独特な美学がまたも光る作品だった。

一方で、ジャック(シュワルツマン)がインド人の乗務員の女性とその場限りの恋仲になったり、ピーター(ブロディー)が少年たちを川から救う
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

2.5

全く怖くない軽快なゾンビ映画。ジェシー•アイゼンバーグの早口はソーシャルネットワーク前からか

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

おしゃれ映画との見方もあるが、個人的には秀逸なコメディ作品だと思った。16mmの質感、黒の画面で区切られたワンカットのシーン構成も良かった。シュールというより、とても現実的で静かな笑いが絶妙だった。

ロスト・リバー(2014年製作の映画)

1.0

カメラワークが謎すぎて、シアーシャ登場前に断念してしまった。オマージュもあるのかもしれないが、表面的なものに留まっている気がする。映像がアートなのは良かった。ある意味で斬新。

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.0

Unextで観たが思ったよりシリアスだったので、”湿っぽさゼロの闘病コメディ”などと称して、売り方を間違えないで欲しいと少し思ってしまった。作品自体はレヴィットとローゲンの現実的な演技に支えられた、闘>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.0

主人公は時々最悪な選択を取る。でもそれは先が見えない人生には必然のことであり、自分の人生に置き換えればそんな選択をしていないとも言えない。

超近代的で解像度の高い作品だった

メインストリーム(2021年製作の映画)

1.0

アンドリュー最高、脚本最悪
(というより誇張されすぎて、彼らの主張とSNSの本質である自己承認の捻れが上手く扱えていなかった。)

カウントダウン(2019年製作の映画)

3.0

ハイテクな悪魔との古典的な戦い…予想よりは面白い。

ロブスター(2015年製作の映画)

2.5

ランティモスの導入として最高の映画。愛とは何かという屈折した物語でありながら、社会批判をしない人々への風刺にも取れる。だからこそラストが良かった。

パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.5

記憶よりよく構成されていた印象。現実的なハイジャックと言えばこの映画かもしれない。ただ主演2人の役の背景が浅かった。

8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.0

祖父の失踪を機に明らかになるカオスな騒動一家の真実。何だかんだ仲が良さそうではあるものの、乗り越えられぬ捻れを抱えているのは事実。ロバーツとストリープの名演が光る会話劇。

花様年華(2000年製作の映画)

4.5

純粋な恋愛なのに残酷な動機を説明する美しい撮影。赤を発明したかの様なアジアンビューティ。曲から盗撮的なショットまで、全てが巧みだった。

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

4.0

明らかなCGIだが臨場感があり良かった。配役と音楽のセンスも良い。しかしキリアンの扱いが酷いので4つ星。過小評価された作品

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

特に2万5千フィートからのHALOジャンプの一幕は、空中写真家クレイグ氏と、彼の体に縛られた巨大なIMAXカメラによる撮影で臨場感抜群。ルーサーのハントへの厚い(熱い)信頼を垣間見た回でもあり、シリー>>続きを読む