naoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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マイ・インターン(2015年製作の映画)

5.0

シーンのどこを切り取っても笑顔になれる大好きな映画!!!

ベンは皮のケースを持ち歩き、服装規定が無いのに毎日スーツで出社。しかしそのように古風ではあるけれど新しい考えや物を受け入れ、自分の中に取り入
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

5.0

監視カメラの延長線と考えるとこの作品の世界観は現実味に溢れていて少し怖い。大義のためには個人を犠牲にして良いのかという正義の問題でもある。犯罪予知で先に犯人を捕らえてしまう話。実現すれば犯罪発生率は限>>続きを読む

ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

3.5

おとぎ話の「ジャックと豆の木」を壮大なスケールで描いた作品。空の上に巨人が住んでいるのは良くも悪くも夢がある。ユアン•マクレガーの騎士隊長役が恰好良い。

ジャンパー(2008年製作の映画)

3.0

メース•ウィドウとアナキンの決闘が観れたのは嬉しい。ジャンプという特殊能力は悪用されやすい。主人公も例外ではなく、銀行強盗をして世界中を旅している。だからジャンパー狩りの言い分も分からなくはないところ>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

今まで観た映画で一番好きな映画!終始笑顔になれてスピード感も抜群。マーティ×ドクはやはり名コンビ。若かりし頃のロレインが可愛い。冒頭からドクが撃たれるのは衝撃の一幕。タイムスリップで文化の差異が如実に>>続きを読む

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

5.0

本当に心が軽くなる最高な映画!
大学に提出したビデオがトリッキーで面白い。恋心を有効に活用してハーバードまで上り詰めるとは凄く真っ直ぐな人だとも思う。最後の判例もエルらしさ満開で、教授に仕返しできたの
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Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

4.5

ドラァグクイーンを夢見る男子高校生ジェイミーの実話を、ミュージカルで脚色した本作。冒頭から爽やかなビートで引き込まれる。父親はジェイミーを受け入れず離婚までしてしまい、それは最後まで変わらない。その代>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

5.0

本史を異なる視点から見つめる、新鮮な描き方に感動した。スターウォーズ作品の中でも最高傑作だ。

スピンオフ作品ながら傑作と言われるのは今までにスポットライトが当てられていなかった、「影の立役者」が活躍
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

答えが劇中で明快に示されているので「メメント」よりは観やすい印象。しかし難解。面白い。“名もなき男”が来る第3次世界大戦を止めるため、逆行と順行の狭間で奔走する話。この映画の全てが完璧。極限までリアリ>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

5.0

妻を殺されたレナードの復讐劇。展開が予測不能。ノーラン監督作品はいつもラストで考えさせられる

記憶喪失を題材にしているのに、ありがちにしないところがノーラン節の効きどころ。さりげなく逆再生が使われて
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

2.0

近未来感のある映画。全てが時間で統制されているという設定は新しい。逆にそのような社会構造に至るまでの過程が気になった。しかし時間の配分だけでは根本的な解決策にはなっていない。ラストに少し引っ掛かりを覚>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

5.0

青春の1ページを切り取った作品。3人の仲が深まるほど、歳の差を思い出して悔しくなってしまう。とにかくサムが可愛くて恰好良かった。

精神病、友達の自殺など青春と呼ぶには苦すぎる事実に直面させられた。そ
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アロハ(2015年製作の映画)

4.5

ハワイの美しい景色を背景に、ブライアンの再起を描いている。
ブライアンとウッディのコミュニケーションはツボだった。パソコンに貼ってあるシールの由来は最悪だが、終始透明感のある青い目に引き込まれてしまう
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

4.0

マーク•ストロングの長髪が新鮮。
極限まで追い込まれたとき、犯人に共感が芽生える心理状態は不可思議。といってもイーサン•ホーク演じるラースは、割と穏やかな手法で人質に接するので、感化される気持ちが分か
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

5.0

衝撃的だった。未来から送られる標的を殺すルーパーであるジョーを、ジョセフが演じている。殺しだけでなく憎しみもループする。まさにタイトルに全てが込められた映画。シドの演技力は大人を凌駕するほどで圧倒され>>続きを読む

アジャストメント(2011年製作の映画)

5.0

大好きな2人が出ているだけで大満足!
ディックの原作も併せて楽しめる作品。
議長が誰かは気になるところ。アンソニー•マッキーも最後まで不思議な雰囲気を醸し出していて、素敵な役どころだった。

“運命の
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

1.5

ゆっくりとしたサスペンス。意外性は少ないが、エミリー•ブラントを筆頭とする”被害者側”の俳優陣の演技力がとてつもない。後味は良くない。小説も読んでみようと思う

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全員ジョンな映画。そう考えるとポスターデザインも絶妙すぎる。本当に伏線回収の連続で面白い。先の展開も予測不可能。今までにない新しい形の話に惹かれる。若いジョンを演じたサラ•スヌークの演技力に脱帽。やっ>>続きを読む

砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

5.0

とても素敵な映画!!明るくてとにかく元気をもらえた。
一見能天気にも思える、イエメンでの鮭養殖計画の背後には、深刻な政治的思惑が隠されている。そうとは知らずに主人公の2人は協力してこの計画を成功させよ
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映像と音楽が美しく、それだけでも見る価値のある作品。個人的にはジェニファーのファンだったので大満足。サントラはリピートもの。

ストーリーは指摘したい部分が満載ではある。しかし確かに極限状態=孤独に追
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

5.0

一族の個性が強め。最後まで誰が犯人だか分からない。ダニエル•クレイグの探偵役はハマり役。マルタの嘘をつけない性格はどこに起因するものなのかが気になる。アップテンポ、コメディあり、このライアン•ジョンソ>>続きを読む

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

5.0

冒頭のシークエンスから目を奪われる。『ベイビー•ドライバー』のオープニングを彷彿とさせる軽やかかつ流れるようなマークの動きに心奪われる。それもそのはず、彼は『ウエスト•サイド•ストーリー』ジェッツの一>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

シアーシャ•ローナンのファンとして観た作品。映像が綺麗で圧倒的だった。

高校生という時期は難しい。取るに足らないことで悩んだり、周囲の人々の気遣いをも超えて、自分のことしか見えていなかったりする。こ
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

5.0

大好きな作品!久しぶりに心が温かくなった。実際に外見が変わらなくても、自分に自信を持つことが大切なんだと教えてくれた作品。ピンクのスーツを着て、オフィスで踊りながら歩くシーンが最高すぎる。

レネーは
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.0

オーウェン•ウィルソンが父親役というだけで高評価。原作ファンだったため批判的な目で観てしまったが、それでも大満足な一作。各登場人物の視点から描かれるため、あとで明らかになる事実など、答え合わせがあるの>>続きを読む

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

4.0

イヤホンを無くし音無しで鑑賞したことを後悔。しかしそれでも緊迫感が伝わってくる画面作りに感動した。基本2人の飛行シーンが続く。彼らの表情はもちろん、高度が上がるにつれての気温や環境の変化が如実に現れる>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

5.0

冒頭から心掴まれる。派手に装飾の効いた60年代テイストのロゴから2時間39分、まるでジェットコースターに乗ったかのようにあっという間に過ぎていく。とにかく目まぐるしくて、圧倒的な映画だった。

「ロッ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

圧巻としか言いようのない作品。冒頭、主人公エリーが自作のドレスを着て踊るシーンがある。この時点で既にその色彩感や構図がいかに効果的か驚かされた。もう一つ注目すべきは鏡にエリーしか見ることのできない、彼>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

5.0

ケネス•ブラナー監督による自伝的作品。冒頭カラーの都市の俯瞰と、1969年、白黒のベルファストが対照的。主役のジュードの素直さは役柄の上だけでなく、実際に住人から愛されているのが伝わってくる。宗教対立>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

5.0

ブロードウェイミュージカル「RENT」の作曲家としてよく知られているジョナサン•ラーソンの知られざる苦悩と、彼の30歳へのカウントダウンを描く映画。もちろんミュージカル調。

一言で言うと、感動した。
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大迫力だった。予告編と本編との間に、差を全く感じなかった映画。過大宣伝はされておらず、むしろ広告の方が弱い。それ位圧倒される映画。

移民の街•ワシントンハイツを舞台に4人の若者が夢を追う姿を描く。人
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

全編を通して静かな映画だが、盛り上がりに欠けるわけではない。むしろ分かりやすい構成で起伏を狙わない、原作に忠実な描き方に感動した。何よりエイミー•アダムスの演技に惹かれる。
音楽も良い。主張しすぎない
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

チャゼル監督3作目の作品。女優志望のミアとジャズピアニストのセブの恋をミュージカルで描く。
ライアン•ゴズリング演じるセブことセバスチャンは1950年代以前に生まれた黄金時代のジャズに固執するピアニス
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