misoniさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

3.3

羽左間道夫さんの米寿のお祝いも兼ねて他のベテラン声優陣も加え40年ぶりに新録吹き替え版としてBSテレ東で放送された。粋な事するなぁ。
ジョーズをやっつけるまでが長いしパニックになる若者たちが少々うるさ
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.6

大金を巡る血みどろのサスペンス。
非常に容赦なく血なまぐさい所は韓国映画らしい。
おばあちゃんが何気にすごいw
欲にまみれた人間達がバタバタ死んでいくのを尻目におばあちゃんが何気なく息子に言う台
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.8

実際の登山は好きではないが山岳アクションって本当に面白い。
逃げ場がなく容赦なく自然が襲って来る。
ガイドのロブ凄いな… 無茶な事を言われそのせいで遭難する羽目になったが最後まで誠実だった。
あの状態
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光州5・18(2007年製作の映画)

2.6

同じテーマを描いたタクシー運転手の方が好きかな。

エスター(2009年製作の映画)

3.9

なかなか良く出来た作品だった。エスター役のイザベル・ファーマンが可愛いのに気味悪く、彼女をキャスティングした時点でこの映画は既に成功だったのだろう。
時々宮○エマが過った。似てるよな。
マックスが可愛
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真犯人(2019年製作の映画)

4.2

いやほんとに真犯人分からなくて最後まで見入っちゃった。
時系列が前後してミスリードしてくる。作り方上手いなー!
少ないキャストながらも演技が上手いからこっちは騙されちゃって…!
ユソンさん凄すぎて好き
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異端の鳥(2019年製作の映画)

3.9

異質なものを排除する人間の心理と残虐性を描いている。 映画ではホロコーストを逃れた少年がその対象になっているが自分に置き換えて考えたとき、自分とは異なる相容れないものに遭遇したとき、はてどんな反応をし>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

グザヴィエ・ドラン、、  すごい人だ。
切なさ辛さを含めた恋の醍醐味(の部分か少ないが)を描いている。
とっくに自分の想いに気付いてるのにその自分の気持ちに向き合えないもどかしさ。
イライラがピークに
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詩人の恋(2017年製作の映画)

4.0

すごい名作じゃん……!!!!!
全く期待せず見始めたのに全く予想しない展開に転がってく。 コメディのノリかと思ってた自分が馬鹿だった。 こんなに魂ぶつけ合う話だったとは…… みんなお芝居も真剣。
最後
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

2.8

画面から伝わる閉塞感。見える範囲が狭く画面が暗い。
基本ながら見なので話がよく分からないまま一応完走。
無表情ではないが真顔のシーンが多く、笑うとか喜ぶといったプラスの感情や表情が少ないのでなんかすご
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21グラム(2003年製作の映画)

3.4

なんてこった…!って感想しか出ない、、
バラバラだった3人の人生がこう絡んで来るのか。脚本が凄すぎる。
デルトロの役の人生…… どん底から全く這い上がれないずっとどん底の人生、、、救いが無い。

心臓
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.0

ジェームズは戦場の極限状態の中でしか生きる実感が無いのか、、
ドキュメンタリー風に撮ってるせいか画面がグラグラ動いてる事が多くて酔った。
爆弾のシーンも冷や冷やするが、日が傾くまでじっと同じ場所で敵を
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.2

二回繰り返して見た。
こういうありのままの映像なんてそうそう撮れないだろう。
ビンはもともと映像を撮るセンスが良かったんだろうな。
後から繋ぎ合わせても何の違和感も無いのがすごい。
誰もが少なからず近
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潔白(2020年製作の映画)

3.5

同級生の協力者はいたもののほぼ弁護士役の女性ひとりの闘い。これ邦画だったらこの協力者の友達もイケメンの人気俳優とか使ってついでに恋愛も匂わせたりしそうだけどさすが韓国映画はそんな野暮なことはしない。>>続きを読む

そして、私たちは愛に帰る(2007年製作の映画)

3.4

フリッツ・ホンカの監督。
トルコとドイツの関係など背景情報も知らない事が多く難しい内容にも思えたが、見た映像をありのままに受け止めれば良い作品だったと思う。
トルコの刑務所だか単なる収容施設なのか分か
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.0

ファン・ジョンミン氏じゃないか! やっぱりいい役者だなぁこの方。
少しフォレスト・ガンプを思い出すようなストーリーだったな。
朝鮮戦争の時こんな別離が幾つもあったのか、、
別れ際、父親から家族のことを
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.6

糾弾されるべきドイツの法律の「穴」を過去と現代を行き来しながら上手く見せていくサスペンス。

たった一文が加えられただけで、或いは変えただけでこんなにも人の人生が狂ってしまうとは恐ろしい。その重さを伝
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.2

えっっ、あのボブ、ホンモノのボブなの??(見た後に知った)!!!!!
!!!!!めちゃんこ可愛いやんけ!!!!!!!
こりゃあ万人が彼に虜になってしまうわ、、、
猫だから演技なんてしないのだが、とにか
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.6

面白かったな。たったこれだけのキャストでもこういう作品が作れるんだな。
あの異様な子どものなりを見て、なんとなく最後の展開が見えてしまった所はあるが。

絶妙にイヤ~な所、心理を突いてくる作品だ。
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ある女優の不在(2018年製作の映画)

3.5

初っぱな自撮りの映像から始まる。
自分も騙されたわ~  さすが女優志望。
迫真の演技でまんまと騙されたのはこの映画の主人公と同じ。
だがここまでしないと何も変わらないとアクションを起こした気持ちもすご
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ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

2.9

話がサクサク進み暇つぶしに見るにはちょうど良い長さ。
ただ結末はあれでいいのか…?
あの結末に加えて娘のナレーションで綺麗に終わったようになってるがあれ丸く収まってないよな…って非常にモヤる。
なんか
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はちどり(2018年製作の映画)

3.3

家の中が地獄、とまでは言えないけど原題みたいに自由で快活に飛び回れるはずなのに籠の中に閉じ込められてる鳥のようなイメージの映画だった。
自分を慕ってくれる後輩だったり好き合ってる彼氏がいるけど、家に帰
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

マッドマックス、昔のは見た記憶あるけどこんなにシリーズ化されて進化してたとは。
沢山のバリエーションのカーバトル、よく思い付くな。
才能のある大人達が力と金を結集させてIQ3位のカーバトルアクション映
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.7

何十年ぶりかに見たけど子どもの時はもっと怖く感じたな~。
B級っぽいのにこの面白さ。普通はあまり「物体X」の姿を見せなかったり出し惜しみして恐怖を煽ると思うのにこの映画は初っぱなからガンガン見せつけて
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ポネット(1996年製作の映画)

3.4

あまりにも子どもたちの演技が自然過ぎるので脚本はあってないような撮り方なんだろうかと考えてしまったがそんなわけないよな… どうやって撮ってるんだろう。
子どもたちの会話が面白い。大人の話を断片的に聞き
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

3.4

キム・ヘスが最善策を提案するにも関わらず難癖付けられ、はたまた女だからと軽視され悉く無視され続ける展開にはイラッとした。
一方で単なる金融コンサルタントの様にこの危機を見越して財を成す人間もいる。いち
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.3

ララの微笑みはとても美しいが自分の気持ちを分かりやすく言葉にしない、表現しないララの心の内を覆い隠す微笑みのような気がして不安になる。
自分はララ本人じゃないから彼女が抱えてる痛みや苦しみが芯から理解
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マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

3.5

絵本を1ページずつ捲っていくような感覚のアニメだった。
幻想的な雰囲気と物語の全体を覆う切ない死の雰囲気。
マロナの回想のモノローグでストーリーが展開する。
このモノローグではマロナの気持ちと犬という
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.1

ハラハラしました。
過酷な旅だったのが伝わってきた。見てる間極寒の中を一緒に旅している感覚で気付いたらものすごく力んで見ていた。
隅から隅まで見たくなる。光と影の描写や色彩が素晴らしい。
無駄な場面が
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

二時間弱があっという間だった。構成の上手さだろうか。過剰すぎる演出はなく淡々と描いているように思った
実行犯がまだ少年だなんてショッキングだ、、
しかしあまりにも恐ろしすぎる。相手に立ち向かう武器なん
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ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.3

マイケルクライトン監督脚本作品だったか、、面白いはずだ。
中世、ローマ時代のポンペイ、西部開拓時代のアメリカに旅行できる。面白い設定だな。
台詞が極端に少なくひたすらロボットのユルブリンナーにひたすら
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ホワイトナイツ/白夜(1985年製作の映画)

3.8

ラスト30分手に汗握った~~~!!!
ラスト1分は緊張マックス状態ですよ、、
それまでが結構長かったけど、ちょうど飽きる頃差し挟まれるダンス。バレエとタップ、違うジャンルのダンスが入るから飽きない。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ドクがなぜ必要以上に品良く振る舞うのか、天才ピアニストで孤高の存在という理由を差し引いてもなぜか彼から感じる壁のようなものは何か…… 
見ていくと次第に理由が分かってくる。
ドクとトニーが南部を巡るに
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.7

出会った頃の初々しさと四年を経て別れる寸前の、互いにすれ違って疲れてる雰囲気の演じ分けがすごい。
しかし菅田将暉と有村架純、メインカルチャーの担い手の2人がサブカルネタを話してても説得力に欠ける。粋な
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モクソリ(2018年製作の映画)

2.0

退屈過ぎて何度か居眠りした。
真っ暗過ぎてよく見えない。
怖い霊?みたいなのもだいたい一瞬か数秒しか映らなくて怖くない。どこかで不快な音がしている。
期待はずれだった。