ベタな展開、無茶苦茶な不死身人間、ワイヤーアクション、人数の圧など面白要素てんこ盛りで実際楽しいが、次第に思想の強さが見えてくるのがノイズになって乗り切れなかった。
海を臨むロケーションが、どのシーンも画になる絶景最高。犬とロバ可愛すぎて悶える。
主張の受け入れられなさを自傷で表明する偏屈頑固野郎コルムの感情が怖すぎて当初は共感できなかったが、将来を悲観せずこの>>続きを読む
眼前に広がる雄大な大地に「おー・・・」とため息が漏れる瞬間が何度もある。もっと首がポンポン飛ぶような残酷活劇を勝手に期待していましたが、復讐のために生き、結局最後までその呪いから逃れられなかった主人公>>続きを読む
深刻な状況にもかかわらず、淡々と話の進む様で全然深刻に見えず笑ってしまう。ショートショートSFのような話。『恐怖のセンセイ』同様、この監督の演出好きだな。オリジナルとクローンのアクション対決を期待させ>>続きを読む
士官学校で起きる猟奇殺人。重厚な雰囲気とこれぞミステリーというツイストがたまらない。犯人による「自白など求めない。死だけを望む。」という言葉は悲しいが共感する。ポーを演じたハリー・メリングは、クリスチ>>続きを読む
ラスト30秒、最後の最後まで翻弄される濃密ミステリー。ミスリードにヤられる憎たらしさも、二転三転何転するんだよという執拗さもありますが、『ロスト・ボディ』の頃から一貫して頭を掻き乱してくれるオリオル・>>続きを読む
楽しい楽しいクライマックスで補填するには足りないくらい前半がつまらなすぎる。デス・プルーフは笑った。
救いが無くひたすら地獄が続く。僅かな希望も鼻で笑われるかのように握りつぶされ呆然とするラスト。悪意の胸焼け。
アート。ジャンプスケアしつけーうるせー。アニメーションが入ってくる辺りからどうでもよくなった。
発色が良すぎる緑の木々が不気味。男全員死ね。ラスト、怒涛のクリーチャーキショすぎる。話が観念的なので、『アナイアレイション』で見たような常軌を逸したわかりやすいビジュアルがもっと見たかった。
シェフとコックの関係をさながら教祖と信奉者のように描いたカルト宗教映画だった。料理は愛情。ブラックユーモアがあまり合わず、最後のメニューが一際スベっていましたが、ニコラス・ホルトの憎たらしくヤな感じや>>続きを読む
後半もうヌルっとタイムリープするの面白い。私もカラスのしょんべん煮を作るぞ!
"静かな映画だろうな"くらいに思って見始めただけに、オープニングクレジットでのダンスは意表を突かれた。最高。
映像が繊細でずっと綺麗。断片的に再生されるヤンのメモリが、どれも温かい視線で記録されてい>>続きを読む
前評判の良さだけ耳にして、あらすじシャットアウトして見始めましたが別にでした。言われている程とりわけ構成が斬新とは思えない。連作短編の群像劇。
頭が切れる人達がサクサクと謎解きを進めていくのでストレスがまるで無い。前作よりも展開がスピーディーで、なんかやってるなーと考えている間に置いていかれるテンポ感。それもまた一興。
もっと不条理な展開を期待してしまいましたが、狐につままれたような不思議な後味。
能天気でポップな導入にマーカス・ダンスタンどうした???と眉間にシワが寄ってしまうが、暫くしていつもの調子に戻る。終始テンポが悪くモヤモヤするが、意外なツイストで少し盛り返す。が、やっぱりダラダラとテ>>続きを読む
早々に、体中に電飾を纏ったビジュアルで深刻さが窺えるシチュエーションが良い。
話の雑さ、ことごとくギャグのはまらなさから、大丈夫かこれ…と思っていたが、最後の仕掛けが判って以降、エンドクレジットが出るまでずっと泣いた。
派手さはないが、不気味なオブジェが出てくるあたりから俄然面白くなる。錯視のような映像も好きだった。
過ちを認められず地獄へと続く道と解っていながら突き進んでしまう事あるある~ 団地でけー
異様にスムーズでどうやって撮ってるかわからないカメラワークにビビる冒頭10分の長回し。そして、タイトルバック。>>続きを読む
様々な要素を詰め込みすぎてストーリーがガチャガチャ忙しないし、スケールも小さいんだか大きいんだかですが、なんか楽しいのがずっと続く。唐突な"Can't take my eyes off of you">>続きを読む
タイトルがネタバレになっているような気もしますが、着地点は少し違った。その場しのぎを繰り返して八方塞がりに陥っていく滑稽さをだんだん笑っていられなくなる地獄。杖を持ったお婆ちゃん刑事が良かった。
野ションしてるシーンあったけど、有吉がもう何百回と話してるエピソード思い出すから笑っちゃうんだよなー。泳ぐ幽霊めずらし。屋敷女以降現在まで凡作続き、しっかりしてくれ〜
絶体絶命の空中戦のスリリングさに呼吸を忘れた。憎まれ役のハングマン激アツ。
クライマックスの画、面白すぎる。監督の前作『アス』は鼻につく要素が多くて全然ピンと来ませんでしたが、本作はポジティブな意味で、何だこの変な映画は?と感じる部分が多く楽しむことが出来た。猿のエピソードも>>続きを読む
自身の過去作からの引用をふんだんに盛り込んだ白石晃士キャリア集大成のような豪勢さがずっと楽しかった。ヒリヒリするキチガイの描き方、江野くんの強さ、監督のヘタレさが懐かしく愛おしい。大迫さんのポジション>>続きを読む