myjstyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

myjstyle

myjstyle

映画(917)
ドラマ(129)
アニメ(0)

犯罪都市(2017年製作の映画)

-

マ・ドンソクはいつもながらの存在感ですが、今回は、中国からきた朝鮮族のはみ出し者が怖すぎる。ハンマーで手は潰すし、斧で戦ってくる。この手加減の無さが中国人のごろつきの特徴でしょうか。戦いに次ぐ戦いでお>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

-

壮大な宇宙間戦争とヒロインの成長物語、そして、ロボットとの間に育まれた友情物語。3つのテーマが見事に絡まって、すべてがうまくいく。こんな楽天的な作品を作るのはアメリカの得意技です。見ていて楽しく、気持>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

-

フラジャイルー強く掴むと壊れてしまいそうな世界を描いて見せるのは日本映画のおはこですね。民宿、ラーメン屋、映画館、銭湯と軒並み店じまいするのが、コロナ禍で世界の先進国に比べるとあまりにポンコツな日本の>>続きを読む

デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

-

セットにお金をかけず、脚本と演技で勝負する作品です。どんでん返しに次ぐどんでん返しに最後まで翻弄されました。妻のマイラがかわいそう。マイケル・ケインの冷酷さとクリストファー・リーヴの異常性は真に迫る演>>続きを読む

マイ・スパイ(2020年製作の映画)

-

冒頭とラストを除くと、だいたいホームコメディドラマのような微笑ましい展開です。この作品を支えているのは、小学四年生のキュートな女の子です。母娘のシングルマザー世帯なので淋しくってという理由は可愛らしい>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

-

20年以上前の作品だけど、観るのは初めて。斬新な映像もストーリーも全く色あせない。ノックアウト!まさに傑作です。

ドミノ(2005年製作の映画)

-

スタイリッシュな映像が空回りして、自己満で痛い感じがしました。フラッシュバックやカット割りもごちゃごちゃして、アクション映画なのに達成感が感じられない。せっかく、キーラ・ナイトレイが頑張っているのに新>>続きを読む

バッド・スパイ(2018年製作の映画)

-

巻き込まれ型のスパイアクションコメディ。2人の女同士の友情が熱い。面白かったけど、ミラ・クルスがもっと決めてくれると、メリハリが出たと思います。少し、クドめのギャグとちょっともたついた感じがが惜しい。

ミスタア・ロバーツ(1955年製作の映画)

-

太平洋戦争中の米軍輸送船ー愛称"バケツ"が舞台。久々に上陸許可がおりると、ハイになるのでしょうが、度が過ぎます。他人のパーティに乱入しては、器物を壊し、ケガ人を出し、婦人6人が行方不明とはやり過ぎでし>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

-

15年共に暮らしてきたパートナーとの生活。これが"安定"と思っていたところに1通のメールが届いて... 人生を妥協と惰性で過ごしていると、振り返った時にあなたの人生には何も残ってないよというメッセー>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

-

チョンユンファもレスリーチャンも若い。植木鉢に銃を忍ばせる襲撃シーンは覚えていました。男同士の絆、弟を思う愛、まさに男の美学。今はなき、香港ノワールでした。

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

-

見れば見るほど切ない。竹内結子ロスの気持ちが高まります。姫川玲子はハマり役でした。また、共演の大沢たかおが素晴らしくて、余韻のある作品に仕上がっています。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

-

家族に顔面奇形の男の子がいて、ずっとお母さんがホームティーチャーで教えてきたけど、小学5年生の時に両親が決断して、学校に入れてサバイブさせる物語。姉弟の主人公2人だけじゃなくて、友人たちも章立てがあっ>>続きを読む

恋するモンテカルロ(2011年製作の映画)

-

テキサスしか知らない田舎娘3人がパリ旅行に出かけるドタバタラブコメディ。初めは弾丸バスツアーでパリ見物を始めたので、日本人だけじゃないんだって親近感を感じましたが、せっかくのパリがこれじゃ夢がありませ>>続きを読む

夕陽のあと(2019年製作の映画)

-

いや〜、切ない。生みの親か、育ての親か、親権の争奪をめぐるドラマ。茜は日常的にDVを振う男に出産と同時に失踪され、孤独と極度の貧困の中で子供を手放します。やがて更生し、我が子を迎えに行きますが、子供が>>続きを読む

徳川セックス禁止令 色情大名(1972年製作の映画)

-

徳川家斉の娘を妻として受け入れた田舎大名に起こるドタバタ喜劇。外国人女性(サンドラ・ジュリアン)がセックスを指南するアイデアも意表を突いています。山城新伍も大活躍。全てが、バカバカしくて面白く、エロと>>続きを読む

霧の中の少女(2017年製作の映画)

-

少女が失踪し、本署から敏腕警部がやってきてやる気のない地元警察のお尻を叩き、巧みに捜査要員を増員し、マスコミの力も借りて捜査を進める。でも、この警部クセが強く、でっち上げも厭わないところから、何を見て>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

-

マ・ドンスは相変わらずの迫力、不死身です。それに引き換え、刑事はチンピラ感が拭えません。どう見ても同格じゃないでしょう。底知れぬ恐ろしさを見せるシリアルキラーですが、背景を描き込みません。邦画なら触れ>>続きを読む

ドミノ 復讐の咆哮(2019年製作の映画)

-

これだけ起伏がないとドラマと言えないのではないでしょうか。同僚を殺された刑事と同僚と不倫関係にあった女刑事が殺人犯を追います。でも、刑事は自宅に拳銃を忘れてしまったことが同僚を殺される原因であり、ポン>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

-

学園の女王だったヒロインも、今やバツイチで,
ライターの仕事も打ち切られてしまう37才。目にクマ、アルコール依存のメンヘラで、今でも、元カレが妻子を捨てて自分と暮らしてくれると妄想するという、痛い役ど
>>続きを読む

星屑の町(2020年製作の映画)

-

のんちゃん目当てですが、期待に応える可憐さ美しさ。冒頭のグダグダさえ我慢すれば、あとは楽しい昭和ムード歌謡にどっぷり浸かれます。のんちゃんの歌う、「恋の季節」とオリジナル曲「シャボン玉」は最高です。あ>>続きを読む

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

-

初監督作品だけあって、他国の人にどう受け止められるかまでは考えていないようです。唾を吐く、車中喫煙や車中嘔吐、極め付けの犬鍋まで、これが韓国の日常風景でしょうか?嫌悪感を覚えるシーンが続きます。犬殺し>>続きを読む

アリスの恋(1974年製作の映画)

-

冒頭、ものすごいパワハラ夫がいると思ったら、あっさり死んで、シングルマザーになったアリスが小学生の息子を連れ歌手を目指してモントレイに向かうというロードムービー。気づかされることが結構ありました。例え>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

-

ラストで主人公が亡くなった妻の愛やウィットに気づく大切な場面があります。タイトルにもなってるフレーズですが、それがミスリードを誘っているのは由々しき問題です。車のサンバイザーに貼られた付箋を静止画で読>>続きを読む

明日、君がいない(2006年製作の映画)

-

ある日の高校。一見、なんの問題もなさそうに過ごしている高校生たちにも人生に関わるような悩みを抱えてその日をサバイブしていたりします。親にも相談できず、教師もサインに気づかない日常はもはや監獄にいるかの>>続きを読む

アンフィニッシュ・ライフ(2005年製作の映画)

-

ジーンはDVに耐えかね、娘を連れワイオミングに暮らす義父の元に逃れてきます。でも、義父はかつて息子を彼女の運転で死なせたことが許せず剣呑な雰囲気です。孫にあたる娘がいい感じで祖父に溶けこみます。子は鎹>>続きを読む

あの日のオルガン(2019年製作の映画)

-

太平洋戦争末期、東京空襲を契機に53名の児童の命を守るため、埼玉の山奥に保育所ごと疎開した保母さん達の実話。脚本も演者も悪くありませんが、チープで手軽な演出では、銃後が再現されません。子供たちは血色が>>続きを読む

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

-

早々にゴズリングが退場し、あららと思ったら、次はクーパーの物語、最後にネクストゼネレーションの出会いと3部構成になっていました。世間は狭く、2世代にわたる宿命の話です。あの日あの時、ゴズリングが彼女を>>続きを読む

ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

-

イギリスの地方都市に暮らす一家は、夫婦と2人の息子、ひとりの娘でプロレス興行をファミリーで営んでいます。ある日、オーディションに合格した娘は単身渡米し、メジャープロレス団体にトライアル入団。見事、女子>>続きを読む

オスカーとルシンダ(1997年製作の映画)

-

キャスト名が水面に揺れ、教会が岸辺に見えたと思うと、動いていて、何と教会は船で移動しているではありませんか。キャッチーな幕開けです。人から変わってると言われ、ギャンブルにハマる男と女がロンドンで出会い>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

-

反ナチとか反戦思想映画と見ると違うんじゃないでしょうか。もちろん、ナチズムを風刺していますが、この作品は、ジョジョという男の子が現実社会と直面することで、子供から大人に向かう通過儀礼を描いています。瞠>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

-

のっけから少女を見せないというのは悪魔的な超絶技巧です。怪しいのはいっぱい出てくるし、お陰で、信じるものが誰一人いなくなってしまいました。また、犯人がわかってからも、サイコな攻防戦が続き、最後の最後ま>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

-

4人の学生仲間がバラバラで互いの胸の内も見えず友情のかけらも感じられない。ヒロインのボーイフレンドにも愛は感じられず、この5人が一緒にスウェーデンに行くのは居心地の悪い感じでした。かといって、カルト集>>続きを読む

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

-

田舎と都会、セレブと最貧困、ストレートとLGBT、過去と現在、この作品は意図的に対立項を並べたてます。フラッシュバックのように見せるジョーの過去は気になりますね。親に見放され、溺愛してくれた祖母からも>>続きを読む

シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)

-

グローブ座が焼失したシェイクスピアは49歳で筆を置く。20年ぶりに帰った故郷では、妻や二人の娘たちとの間には大きて深い溝が生まれていた。娘たちの醜聞を乗り越え、夭折した息子の真実を受け止め、家族の絆を>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

-

ただただ、圧倒されるのはケイト・ブランシェットの非凡な演技力です。当然、「欲望という名の電車」でアカデミー主演女優賞を獲得したビビアン・リーを意識したでしょうが、板についたセレブ妻から精神を病んでいく>>続きを読む