myjstyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

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凶々しい雰囲気は全編に漂っていました。無理くり驚かすという場面はないので、普通に集中して見れました。途中で、筋書きはわかってしまいますね。個人的にはハマらなかったですが、ミッキー・ロークの得難い魅力は>>続きを読む

切腹(1962年製作の映画)

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これは文句なしの傑作。物語が進むたびに奥行きを増す脚本は見事だし、何より仲代達也ですね。彼が出ていると画面の緊張感が半端ない、ピリピリします。こんな名優だとは知りませんでした。岩下志麻目当てで見たら、>>続きを読む

彼が二度愛したS(2008年製作の映画)

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サスペンス。セレブが過ごすニューヨークの夜のホテルライフを垣間見させてくれます。ヒュー・ジャックマンの達者な演技と可憐なミッシェル・ウィリアムズに惹かれました。

悪魔のような女(1996年製作の映画)

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ゲス夫を妻と愛人で殺すところから始まりますが、中々死なないし、死んでも処置に手こずる。人殺しは楽じゃない。ホッとする暇なく脅迫状が届いて、誰が脅すのか、息詰まるサスペンスでした。シャロン・ストーンの悪>>続きを読む

追いつめられて(1987年製作の映画)

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中盤から絶体絶命のピンチになり、スリルがあって面白くなりました。前半は、美男美女のイチャイチャ場面が続き、羨ましくも絵になるって見とれていました。でも、全ては自分から仕掛けていったことだと思うと複雑。>>続きを読む

エリザベス∞エクスペリメント(2018年製作の映画)

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冒頭、助手席に乗って空を見上げているヒロインが人形のように美しい。どこか人間でないような、アンドロイドでは?と思わせるような無機質の肌感があります。抜群のスタイルを惜しげもなく晒すオールヌードのシーン>>続きを読む

今日、キミに会えたら(2011年製作の映画)

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孫子曰く「激水の疾(と)くして石を漂(ただよ)わすに至るは、勢なり」「鷙鳥(しちょう)の撃ちて毀折(きせつ)に至るは、節なり」ものごとを成すには、勢いとタイミングが大切とは孫子先生のおっしゃるところで>>続きを読む

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

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ゆるめのアクションコメディ。アメリカには週末にカップルが集まって夜通しゲームをして過ごす文化があるようです。賭け事にもせず、微笑ましいパーティですが、露骨に無視され呼ばれないお隣さんが最後にハッピーエ>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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凝った作りを愉しみました。こういうオチはまさにオリエント急行殺人事件のように意表を突いています。久しぶりにオリガキュルレンコを見れたのもマル。おそらく、原作本では9人の翻訳家のキャラはしっかり作られて>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

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ここに正義はない。確かに、少女は悲惨な目に遭わされて殺されてしまったけど、この組織を潰しても同じような組織が生まれるだけ、ランボーは復讐しか考えていない。100倍返しの死闘を見せられても爽快感はなかっ>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

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稀有な才能があって生涯に一作だけ映画制作が許されるなら、と夢想して、頭に浮かぶ作品は、「オペラ座の怪人」とこの「アメリ」です。感性の結晶のような煌めきに見とれているうちに見終わってしまいます。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

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原作を読んでいるのですが、別ものですね。周りにゾンビがわらわらと群がり、立てこもる洋館に侵入しようとしているのに、その緊迫感がなく、別世界で謎解きゲームをしています。このコメディへの徹しぶりが素晴らし>>続きを読む

鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

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冒頭の人力車が走る場面で、すでに役者の表情がよく、制作現場のパッションを感じました。タイトルがあまりにも有名な本作ですが、てっきり鬼龍院花子とはヒロイン夏目雅子のことだと思っていました。でも、ヒロイン>>続きを読む

ダブル・ジョパディー(1999年製作の映画)

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保険金目当ての夫殺しで、子供も名誉も財産も、全てを失い服役中の若妻アシュレイ・ジャッドは、ある日、全て夫が仕組んだ罠にハマったことを知ります。タイトルは同じ罪で2度裁かれることはないという意味。妻は、>>続きを読む

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

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2Dで見ましたが、軽妙でテンポが速くとても楽しめました。峰子ちゃんの色っぽさが足りない気がしました。レティイシアも可愛くて満足です。the first とあるのは続くってことでしょうか?

リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

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ロバート・レッドフォード監督の情熱と意気込みが伝わる語りだしです。モンタナの山間を流れる川を横糸に、父と子、兄弟の絆を縦糸に織り上げた懐かしく味わいのある物語でした。奔放な次男を演じるブラッドピットが>>続きを読む

読まれなかった小説(2018年製作の映画)

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舞台はトルコ、トロイ遺跡の近くにある寒村。大学を卒業し実家に帰ったシナンは父を軽蔑しています。子供の頃、教師の父を敬愛していましたが、博打で身を持ち崩し卑屈になった今の姿を認められないのです。でも、ま>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

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邦題に騙されました。ライトなコメディと思ったら、思いっきり組織の非情さを見せつけられました。結局、組織に弱みを握られたり、脅されたりで働き詰め。大金があっても、優雅な暮らしはおろか使う暇さえない。アメ>>続きを読む

コーマ(1978年製作の映画)

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大都市を代表する総合病院で若くて重症でもない患者が一年間に12件も昏睡状態に陥っている。4年目の若き研修女医がこの事実に気づき、執拗に調べていくと、やがて、巨悪の存在が。大病院の組織の中で孤立し、恋人>>続きを読む

天国でまた会おう(2017年製作の映画)

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見応えがありました。第一次世界大戦末期の凄惨な戦いから復興景気に湧くパリの高級ホテルでのパーティシーンまで映画ならではの臨場感があります。顔面を戦傷で破壊された芸術家の青年は多彩なマスクを作ってはかぶ>>続きを読む

フランティック(1988年製作の映画)

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外から電話がかかってきて、シャワー中の夫に妻が声をかけるが、夫は聞こえないとジェスチャー。妻は出かけ、そのまま失踪する。この導入が鮮やか!空港でのスーツケースの取り違えで起こる巻き込まれ型のサスペンス>>続きを読む

ナイト&デイ(2010年製作の映画)

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さすがトム・クルーズ、派手なアクションシーンが立て続けにありますが、その間をぬって、ラブとコメディがしっかりあるのが本作の魅力です。2大俳優が駆け巡って世界中を舞台にするのも贅沢です。デビュー2年目の>>続きを読む

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

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ソフィー・マルソーの青春恋愛ものと思ったら違ってました。三世代の恋愛事情が平行して進みます。まずは、プロのハープ奏者のおばあちゃんがかっこよくて魅力的。そして、ブリジット・フォッセーがお美しい。ソフィ>>続きを読む

⽩雪姫〜あなたが知らないグリム童話〜(2019年製作の映画)

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雪のように白い肌をしたクレアは閉ざされた村に来て、自らを解放させます。それは支配的なまでの義母からの束縛から解放されたせいでしょう。それにしても、村の男たちは炎に群がる蛾のように次々と集まりますね。義>>続きを読む

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

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中国版と韓国版を見ました。中国版は組織に無駄がなくキビキビしている。韓国版はチーム長に振り回されている。チーム長と警察に確保された男については描写が全く違う。中国版はどちらもキャラが立って行動するたび>>続きを読む

クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち(2011年製作の映画)

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世界一のセクシーショーを自負するパリのクレージーホースのすべて。洗練され女性も魅了するエロスを追求しています。ホームシアターの大画面で体感するラグジュアリーな大人のナイトタイムでした。

若草の頃(1944年製作の映画)

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セントルイスの人たちは万博を控えて気分が高揚しています。一番びっくりしたのはパーティでタキシードをピシッと着こなすおじいちゃんのダンディぶり。だって、冒頭見たのは、バスルームでキャップをかぶり髭を剃る>>続きを読む

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

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夏休みのある日、オランダの離島に暮らす12才の女の子にはお父さんと出会う秘めた計画があります。家族でバカンスに来た11才の男の子は末っ子のため一人生き残る恐怖があって、孤独に耐える訓練をしています。こ>>続きを読む

野良犬(1949年製作の映画)

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新米刑事が混み合うバス内で所持するコルトをすられることからドラマは始まる。自責の念に駆られ、焦燥し、執念で犯人を追う新米刑事を、俳優になって2年目の三船が熱演します。でも、このドラマ、志村喬演じる先輩>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

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ギターを弾いている姿が福山雅治として美しい。石田ゆり子もしっとりといい女を演じています。大人のラブストーリーなのでベッドシーンは必然かと思いますが、全くなかったですね。福山のセリフは気取っていてクサい>>続きを読む

ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

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英国の文学者フォースターの「ハワーズ・エンド」がアンソニーホプキンスなど名優を揃えて格調高く映画化されています。実業家のウィルコックス家とドイツ系のシュレーゲル家という資産階級と雇用されて生計を立てる>>続きを読む

仮面の男(1998年製作の映画)

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そういえば「鉄仮面」とか「三銃士」とかフランス文学にありましたね。文豪デュマです。それを映画化した作品で、若き日のディカプリオがルイ14世を演じています。日本にも家康は二人いたという小説がありましたが>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

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相変わらずの透明感、可愛くて、お美しい。三十路女子のおひとり様の内面を見せて頂きました。なにかとエンジョイしているようでいて、生きづらさが内面の葛藤で知らされます。(内面葛藤の演技って、なんだか難しそ>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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ストーリーはありきたり、アクションシーンにも手に汗を握りません。世界中の人にWWが呼びかけて欲望を捨てさせるというのも子どもだましみたいで感動できません。なんだろう、期待が大きすぎたせいなのか、それと>>続きを読む

狂った野獣(1976年製作の映画)

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いや〜、めっちゃ面白い♪ 銀行強盗がバスジャックして逃走するも、乗客の中にも宝石強盗が乗り合わせていたり、不倫カップルなど乗客も訳ありで、バス運転手は心筋梗塞の恐れありとパニック要素やトラブル要素が満>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

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マ・ドンソクはいつもながらの存在感ですが、今回は、中国からきた朝鮮族のはみ出し者が怖すぎる。ハンマーで手は潰すし、斧で戦ってくる。この手加減の無さが中国人のごろつきの特徴でしょうか。戦いに次ぐ戦いでお>>続きを読む