myjstyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

myjstyle

myjstyle

映画(916)
ドラマ(126)
アニメ(0)

ある娼婦の贖罪(2019年製作の映画)

-

ヒロインはスタイルが良く、美脚が際だつ美人ですが、騙されて売春組織に組み込まれ、上がりを組織に入れ、また、実家いる7歳になる娘は透析で医療費を仕送りしています。強度の鎮痛剤を常用し、薬代も嵩みます。命>>続きを読む

ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

-

偶然にマフィアの秘密を聞いてしまった少年はマフィアに追われ、検事からは証言を迫られるサスペンス。マフィアは勿論怖いけど、人権を無視し、脅して証言を迫る検事も怖い。少年に依頼され巻き込まれる形で少年を守>>続きを読む

ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)

-

アジア人が白人に檻に入れられて犬のように飼われているという設定が不快過ぎます。やるなら同じ白人どおしでやってください。これって根っこに差別感情がありますよね。ジェット・リーはがたいが良くて表情に哀愁が>>続きを読む

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

-

改めて見るとユアン・マクレガー演じる主人公の独善や執着心にゾッとしました。オーナーは多額の借金をして大きな劇場を作り、大勢のキャストやスタッフが力を合わせ上演に向けて奮闘しているのに、開幕を目前にして>>続きを読む

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

-

神が信じられないと嘆く牧師。
「自分の望みが分からない」と泣きじゃくる中年男。
シャガールの絵のように空中で寄り添う恋人たちが見下ろすのは、
かつて2人が過ごした街並みが戦火で荒廃した姿でしょうか。
>>続きを読む

スポンティニアス(2020年製作の映画)

-

なかなか面白い。ある日の授業中、ヒロインの前席に座るクラスメイトが突然跡形もなく自然爆発します。そして、この自然爆発は、その後、そのクラスだけに次々と起こりますが、原因は分かりません。FBIがクラス全>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

-

ハーレイクインの戦い方が楽しい。拳銃を使わない、よく動く武闘派で、足を狙って締めてしまう。見ていて飽きない。テーマは女子の自立でしょうか?無敵の彼氏と付き合っていた時は、やりたい放題、でも誰も襲ってこ>>続きを読む

コロンバス(2017年製作の映画)

-

小さなコロンバスの町、モダニズムの建物や景色が同じ構図で繰り返され、物語は会話で構成され、耳を澄まして聴くことを強いられます。無駄口はなくて、知的な応酬。でも、そこに気取りは一切無くて、真摯な向き合い>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

-

読友さんに、「テイク・ディス・ワルツ」繋がりで紹介していただいた一作。
現実によくある話ですが、やっぱり見ていて辛い。ただ、この映画、恋愛と結婚は別という映画ではなくて、衝動で結婚すると破局のリスクが
>>続きを読む

キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー(2008年製作の映画)

-

ファミリー向けですが、大人の鑑賞に耐える作品です。大恐慌に突入し、失業者が溢れ、家族が危機に瀕する世相を10歳の少女の目線で捉えています。「貧しいのは怠け者だから」とクラスメイトの困窮を嘲るのは親の口>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

-

リアルな雨の描写、細密な東京の街並み。クオリティの高い映像は、いつもながらの新海作品です。無理くりに大人社会から切り離した少年少女のピュアな恋愛は、ピュアであるほど、スーパーナチュラルな力を借りるほど>>続きを読む

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

-

洋館と日本家屋、洋装と和装のコントラストはわかりやすい。盲人男女3人組の遊芸者は主人公の乱れた異性感を示すメタファーですが、障害者をコミカルに扱っているところはいただけない。夢や妄想と現実を交錯させ、>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

-

暗数とは統計に現れない(統計数字を超える)実数だそうです。現在のコロナ感染者数とかがそうですね。暗数殺人とは未解決事件以前に、殺されているとされず、失踪や事故だと処理されているものです。日本でも結構な>>続きを読む

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

-

売れない脚本家と糟糠の妻の物語。妻が身を粉にして働いて生活を支えているのに、夫は執筆も家事もいい加減、性根が座ってなくて妻に依存しています。だから、妻はいつもキレまくりです。氷川あさみの演技が凄いって>>続きを読む

雨の訪問者(1970年製作の映画)

-

見くびっていました。非常によくできたサスペンスです。チャールズ・ブロンソンには男らしいだけでなく優しさもあり、ヒロインは頭がよくてショートヘアが似合います。2人の駆け引きが楽しい。また、脚本がいいので>>続きを読む

エル・シド(1961年製作の映画)

-

11世紀のスペインを舞台にした歴史超大作。レコンキスタや英雄エル・シドなど歴史のお勉強になりました。イスラム軍との戦いに大活躍するエルシドですが、国王からは何度となく過酷な目に遭わせられます。救国の英>>続きを読む

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

-

これは凄い映画ですね。戦場が生々しく再現されていて臨場感があります。RPGランチャーの威力は凄まじく、わらわらと押し寄せる武装した民衆とか、ひたすら恐ろしい地獄絵の世界です。しかしながら、1993年の>>続きを読む

Gガール 破壊的な彼女(2006年製作の映画)

-

結構、面白いって思いますが、そうでもないってレビューもありますね。それはともかく、ちらっとみせるユマ・サーマンの圧倒的なスタイルの良さには、のけぞりました。

バンディッツ(2001年製作の映画)

-

肩の凝らないサスペンスコメディ。息のあった2人組の銀行強盗も、美女がひとり加わると緊張感が走ります。当時32才のケイト・ブランシェットが2人の男を翻弄します。彼女の登場シーンはぶっ飛びのクッキングで、>>続きを読む

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

-

かわいいわが子が失踪し、もう6年もの間、藁をもつかむ思いで行方を探し続けている夫婦の前に、自分の欲を満たすことしか考えない人間が次々と現れます。見るものをして、ヘドが出る思いにさせます。目を背けたくな>>続きを読む

ウクライナ・クライシス(2019年製作の映画)

-

「超限戦」を見ることができると期待しましたが、残念ながら、取り上げていませんでした。目線が一兵士・一市民レベルだったので、ウクライナ人とロシア系ウクライナ人の対立感情が少しわかりました。ドラマの大半は>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

-

あれから3年。3連覇を続ける学生王者アカペラ女子グループのべラーズ、学生生活最後の年は世界大会を目指します。エンタメの本場アメリカですね。日本だと地味なアカペラもショーアップして見応えがあります。今回>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

-

青春音楽映画。DJになりたいけど、父親から1年は大学生活をするようにと言われたヒロインはアカペラクラブに入ります。アカペラの甲子園みたいなのがあって、各州を勝ち抜いたチームは決戦の地リンカーンセンター>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

-

物心ついた時から両親は熱心な新興宗教の信者。それは病弱だったヒロインを守るための入信でした。ヒロインは中3。その宗教に怪しさがあることも世間の目が冷たいことも気づく年頃です。姉は16の時に家出しました>>続きを読む

バッド・ガールズ(1994年製作の映画)

-

四人組の美女が活躍する西部劇かと期待しました。でも、肝心なところで馬に乗れず捕まったり、悪党にボコられたりで冴えません。淫売と罵られて言い返せないのもガッカリです。ところが、ラストシーンで悪者の根城に>>続きを読む

あ・うん(1989年製作の映画)

-

友情と愛情。微妙で危うい三角関係ですね。ほとばしるような思いを胸に押さえ込んで自制する高倉健の気持ちはわかりますが、妻への強すぎる好意を知って交友を続ける坂東英二の心情はよくわかりません。2人に愛され>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

-

キム・ジヨンが感じる出口のない閉塞感を鈍感な男性にもわかるように具体的に掘り下げています。子供時代から、社会人になっても、結婚しても、常に負わされる女性のハンディキャップ。出口を探しても、制度や待遇、>>続きを読む

輝ける人生(2017年製作の映画)

-

熟年離婚、アルツハイマーで夫がわからなくなった妻、末期がんとシニア世代に起こるリスクが当たり前のように発生します。シニア世代なら当たり前に起こるリスクを覚悟して、後悔のないように生きようというメッセー>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

-

理屈抜きで楽しめる冒険活劇。海が裂けるシーンもプロジェクターの大画面で見れたので大満足です。ラストは、またもや続きがある終わり方。ヒットしてるし、忘れた頃に、また、登場するんでしょうね。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

-

これはもう傑作です!完全に見逃していたのにwowowに入っていてよかった〜。肩に力が入ってなく、超低予算映画なのに、これほど気持ちが揺さぶられるのは、リアルな高校生の内面をすくいとっているから。無駄な>>続きを読む

花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

-

登場人物の関係性の歪さが見どころ。病のため布団に寝たきりの少年吉良の布団に潜り込んで(性的な)遊びをする幼なじみの千歳。戦争未亡人の圭子と義妹美那とのレズ的シーンや裸になって一匹の馬に一緒に乗って疾走>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

-

ホラーが苦手で「シャイニング」は見ていません。前作を見ずに言うのも何ですが、後日談とするにはちょっとホテルの扱いが雑な印象です。ボビーのその後の人生、ホテルでの惨劇のトラウマなど、丁寧に描いていません>>続きを読む

21世紀の資本(2017年製作の映画)

-

資本の蓄積と分配の問題を資本収益率及び産出と所得の成長率からなる膨大なデータから読み解き、1970年以降の所得格差の拡大を検証したのが同名著作ですが、この結論を踏まえて、現在進行中の格差問題を説明する>>続きを読む

マイ・バッハ 不屈のピアニスト(2017年製作の映画)

-

ブラジルに実在するピアニスト マルティンスの半生。幼い時から驚異的な暗譜能力と超絶技巧の持ち主であった彼はデビューとともに世界の寵児になりますが、事故と病気のため右手が麻痺し、引退を余儀なくされます。>>続きを読む

ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

-

なかなかの名作です。ヒロインは自己中で性悪で、そして、幼い子どもふたりの育児を母親に丸投げして、いまだ青春気分です。故郷グラスゴーを出て、カントリーの聖地ナッシュビルで成功することしか考えていません。>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

-

作り物めいた印象で凡作です。個人的には福本莉子演じるキャラクターが苦手で好感が持てません。でも、両思いでも、親が結婚したら、諦めるしかないのか?は考えさせられます。浜辺美波は自然な演技でマル。