myjstyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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空に住む(2020年製作の映画)

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生活感がなくて全て嘘っぽい。「空に住む」っていえるタワマンライフを見せてあげるよ、というだけの作品。多部未華子がいなければ見れたもんじゃない。彼女にも早く代表作といえる作品に出会ってもらいたい。

渚の恋人たち(2016年製作の映画)

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捨てられたカセットテープケースを誰も拾わず、みんなして蹴っていくシーンが嫌い。小太り4人組おじさんが出すぎ。せめてカメオ出演にして欲しい。ずっとすれ違い続けている2組のカップルを見させ続けられるのもし>>続きを読む

白髪魔女記(2020年製作の映画)

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洪水の被害に苦しむ江湖の民の膏血を搾り取る悪宦官と戦う妖女と侠客のラブストーリー。詰め込んでいる断片からは伝えたかったことがたくさんあるのがわかるけど、みんな消化できていない。こういうジャンルは好きな>>続きを読む

マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

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彼女の歌声を聴いて恋情を感じるなら死んでしまうという、永遠に結ばれることのないふたり。大人のメルヘンです。鮮やかな色彩とおしゃれな映像。このいかにもフランス映画って感じ、いいですね。マーメイドがとても>>続きを読む

斬る(1962年製作の映画)

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凄腕の使い手である高倉信吾は出生に秘密を持ち数奇な運命をたどる。淡々と描かれるが20歳半ばにしてようやく会えた実の父との対面。非情にも突き放されるのは残酷。虚無的に生きる信吾が大目付に殉死し、水戸で果>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

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チビ・デブの女子高生が登場し、ボルチモア愛にあふれた歌を、起きてから学校に行くまで熱唱します。ミュージカルですね。これがとても上手くてつかみはOKです。でも、冒頭に黒人の新聞少年が届けた朝刊に「ボルチ>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

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殺し合いのライブのライブを見せるサイトは無責任無自覚なビューアーたちで大盛り上がり。ラドクリフも、ビューアーのひとりで、憂さ晴らしに毒づいていると突然拉致され、目覚めると両手にガンがボルト付けされ競技>>続きを読む

逆境ナイン(2005年製作の映画)

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玉山鉄二も青木崇高も高校生に見えない。おっさんです。その分、堀北真希はホンモノの女子高生。制服姿もマネージャー姿もチャーミングこの上ありません。脚本は福田雄一でギャグ全開ですが、一度も勝ったことのない>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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羨むような豪邸に住み、レスリングのエリート選手で学園のマドンナを彼女にする、タイラーは全てを持った高校生として登場します。奨学金を受けての大学進学も目前に控えたとき、肩に重大な故障が生じ、彼女からは妊>>続きを読む

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

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インド製のジェネリックである白血病の抗がん剤の密輸販売を始めた動機は不純でも、目の前のがん患者の切実な状況を知るうち、男は義賊になっていました。なぜなら、スイス製の認可薬の値段は法外で、会社は暴利を貪>>続きを読む

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2019/2020 ロイヤル・バレエ 「ザ・チェリスト/ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」(2019年製作の映画)

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早逝の天才チェリスト デュ・プレをヒロインとする「ザ・チェリスト」は、脚本・振付・演出とあらゆる要素が見事な感動作です。デュ・プレがチェロに出会う喜び、バレンボイムと恋して世界が広がっていく感じ、そし>>続きを読む

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

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相変わらず、アルコールに溺れくたびれた中年男が様になるリーアムです。こういうのを“子を思う心の闇”というのですね。父と息子の絆の物語ですが、明らかに「96時間」をなぞっています。面白いけど想定内。そろ>>続きを読む

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

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広大な敷地に建つ重厚な洋館。スーパーリッチな名家ル・ドマス家に嫁ぐグレースが純白のウェディングドレスも恥じらう美貌でガーデンウェディングに臨む場面から始まります。一転する夜は惨劇に次ぐ惨劇。スプラッタ>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

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女優さんはもちろん綺麗な人づくしの世界ですが、その中に入っても埋没しない、透明感というか独特の雰囲気を合わせ持つ美少女ですね。高校生のヒロインがひと夏で経験したは多く、また一歩大人になりました。でも、>>続きを読む

ノンストップ(2019年製作の映画)

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すごくドタバタしたアクションコメディですが、時おり鼻につく韓国ギャグは抑え、たっぷりと笑わせた後はスカッとさせてくれます。
よくできました💮

2番目のキス(2005年製作の映画)

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原題は「熱狂」で、主人公の男は異常なまでのレッドソックスファンです。オフシーズンに出会ったヒロイン(ドリュー・バリモア)はこのことを甘く考えますが、シーズンが近づくとその異常ぶりに振り回されます。70>>続きを読む

甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

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結婚はしてこなかったアラフィフOLの一年半ほどの日記は、なにが起こるわけではありませんが、もの悲しい。これは人が人生を生き続けることのもの悲しさですね。でも、そこはシナリオなので2回りも年下のボーイフ>>続きを読む

RED/レッド(2010年製作の映画)

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若いものには負けられないと元諜報機関の腕利きのエージェントたちが我が身を襲う魔手を迎撃します。おびただしい重火器のバトルが見ものです。おまけにブルースウィルスは若い独身女性の愛までゲット♪ まさにシニ>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

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現代版ロビンソン・クルーソーですね。ココナッツの汁を飲むのって、あんなに大変なんですね。火を起こしたり、筏を組み立てたりとサバイバル能力が高くて感心しました。トム・ハンクスはこの役を演じるにあたって2>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

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醒めた目でみると、働く努力もせず、好きなロックだけを自分が目立つようにやりたいという男が真面目な小学生まで巻き込んで授業を受けさせずロックするというお話。結果、パフォーマンスは大盛況で父兄にも大ウケと>>続きを読む

Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

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オリジナルはまだ観ていませんが、先に韓国版から。スアの「大丈夫 きっとうまくいく」「そう決まってるの」のセリフが良かった。ラストを見てタイトルの意味をわからせる技がニクイ。本当に好きなパートナーと2度>>続きを読む

悦楽の貴婦人(1977年製作の映画)

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夫を妻の様子が窺える向かい建物の一室に閉じ込めて、歩けないと思っていた妻が外に出て自由を得て情熱的な女性に変わっていく日々を見つめることしかできずに悶々とさせる設定に興奮します。乱歩か川端にある変態小>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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社会人になってからの友達よりも大学時代の友達、さらには高校時代の友達と若い頃からの友達ほど距離が近い。高校時代だと、久しぶりに会った時でも、いきなりふところまで入ってきたりして。それに「お前なら大丈夫>>続きを読む

METライブビューイング2019-20 マスネ「マノン」(2019年製作の映画)

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ご本人もインタビューで答えておられるようにマノンを歌うのに旬のタイミング。歌もお顔もお美しい。目まぐるしく激動するマノンの人生。15歳で登場して、流刑が決まった時は幾つだったのでしょう。第3幕のマノン>>続きを読む

パートタイム・スパイ(2017年製作の映画)

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非正規の35歳のヒロインが正規職になるため、振り込み詐欺グループの本拠地に潜入して奪われた50万ドルの奪還を目指すコメディ。同じく潜入捜査を行なっている女刑事との敵対から友情への物語が同時進行して、あ>>続きを読む

ハッシュ!(2001年製作の映画)

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ゲイのカップルは普段、視界から遠ざけていましたが、これは生々しい場面をカットして上手く見せています。でも、ダメですけど。これに結婚したくはないけど子供は欲しいという女が絡みます。世の中の多様性でしょう>>続きを読む

エイミー(1997年製作の映画)

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父の死とともに言葉を無くしてしまったエイミー。人間の心と体の関係は精妙です。身近に心理学者がいなかったらどうなったことやら。貧民地区のご近所さんが皆クセツヨで大丈夫って心配したけど、みんないい人でした>>続きを読む

フィッシュタンク〜ミア、15歳の物語(2009年製作の映画)

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低所得者用住宅に母親と妹と暮らす15才のヒロインは学校には通わず、酒とタバコとダンスの日々。周りには毒を吐き続け、母親と身の回りに向ける狂犬のような怒りが凄まじい。母親が付き合っている男が優しくて身を>>続きを読む

宮本武蔵(1961年製作の映画)

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中村錦之助主演「宮本武蔵」全5部作の第一回作品。宮本武蔵はまだ武蔵(たけぞう)といわれた宮本村の農家の倅で、ちょうど関ヶ原の戦いに加わって西軍敗残兵で逃げ回る場面から始まります。とにかく、ワイルドでケ>>続きを読む

リメンバー・ミー(2010年製作の映画)

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衝撃のラストシーン。この手を使うのは卑怯なり〜。感動してしまうやん。と思いましたが、ちゃんと伏線は貼っていましたね。ヒロインがデザートは先に食べます。「いつ死ぬかわからないから」。このことは、冒頭の衝>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

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主人公が俳優だけにモテモテで、キレイなお姉さんと親密な時を過ごすシーンは多々ありますが、振り返って心に残るのは全て愛娘クレア(エル・ファニング)と共に過ごした場面です。娘は11歳、小6ですね。一緒にゲ>>続きを読む

宮本武蔵 二刀流開眼(1963年製作の映画)

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「輝く日の宮」の本文中で激賞されていた中村錦之助主演作「宮本武蔵」全5部作。まず、レンタル可能だった第3作から。宮本武蔵役はもちろん中村錦之助ですが、ライバルの佐々木小次郎役をなんと若き日の高倉健が演>>続きを読む

大阪物語(1999年製作の映画)

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父親(沢田研二)が大好きな14歳若菜(池脇千鶴)は親の離婚⇒別居までは受け止めても、失踪は受け入れられない。家出同然に家を出て父を探します。父と縁のあった人を訪ねたり、同級生で気になる男の子が一緒に探>>続きを読む

最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

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適切な距離感がマナーと思ってきたので、パーソナルな領域にまでずけずけと入り込んで大声でまくし立てる人をこんなにたくさん見ると憎めないとか可愛らしいとかは全く思えません。嫌悪感があります。主人公はグダグ>>続きを読む

異端の鳥(2019年製作の映画)

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これは「愛が地球を救う」と歌う日本人には作れないし、想像さえできない世界です。ペンキを塗られた鳥が放たれ仲間の元に向かいますが、仲間は異物と見做して集団で攻撃し殺してしまいます。ショッキングです。でも>>続きを読む

ある女優の不在(2018年製作の映画)

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要するに、イスラムの社会では女性の人権が男性に比べて大きく軽視され、それは教義であるとして改められないのですね。女性の人権侵害はタリバンで問題にされるけど、別にタリバンでなくてもイスラム社会では程度の>>続きを読む