ななちんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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この夏の先には(2021年製作の映画)

2.8

隠されたテーマに気付けるかどうかで評価も変わる。
主演のふたりにはあまりハマれなかったが、夏の情景と音楽が心に残った。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

2.8

立場が変われば見方も変わる。
複雑な恋愛模様がコメディタッチでオシャレに描かれている。

X エックス(2022年製作の映画)

3.0

キャスティングの演出を知ってるか知らないかで面白さが全く変わってくる。
なるほど三部作なのね…

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.0

ハートフルコメディ。
吹替版で鑑賞。山寺宏一の七色の声色はさすが。
家族で楽しめる映画なのにかなり際どい下ネタが満載だったのは残念。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

北の強制収容所の実態に驚愕。
そして人間の尊厳と希望を持って生き抜くことがどれほど難しくて大切なことか。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

音楽をベースにした素晴らしいロードムービーでした。
実話に基づいているそうですが、教養も品格もあるドクは想像以上の辛い思いをしてきたことでしょう。どんな扱いを受けてもプライドを保ち毅然とした態度を取り
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FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

3.3

パンデミックものはさすが韓国、最後まで惹き付けられた。
だけど長年連れ添った夫婦や恋人ならともかく、会ったばかりの母娘にあそこまで命懸けで守ることってできるのかな。
政府の人を人と思わない扱いに身震い
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

2.8

日本統治時代の作品は観ていてどれも複雑な気持ちになる。
韓国人のマルモイへの信念もそうだが、この映画に対する信念も伝わってきた。

その怪物(2014年製作の映画)

3.0

何だかすごい映画だった。
ストーリーはハチャメチャなんだけど、この監督きっと才能あるんだろうな。

キム・ゴウン、普段の演技はナチュラルすぎてあまり感じないけど、こういった役柄だと演技力が光る。
イ・
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

とても良い映画だった。
実話ベースなのもなおさら良い。
境遇も障害も人種も関係なく本音でぶつかり合って友情を育んでいく。
ふたりでいる時の空気感がとても心地よかった。

わたしたち(2016年製作の映画)

3.8

子供たちの演技があまりにも自然でドキュメンタリーを観ているようだった。
小4あるあるでとてもリアル。身につまされる話だった。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

仕事を頑張っている女性を見ると元気をもらえる。
世代を超えた友人はかけがえのない宝物。

男と女(2016年製作の映画)

2.8

設定やストーリー展開が安易。
異国の舞台や叙情的な音楽で美しい関係を描こうとしているようだが結局はただの不倫。
せっかくのコン・ユ×チョン・ドヨンのキャスティングが生かされていない。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

2.5

聴覚障害者のケイコがボクシングを通じて人と心を通わせていく様を岸井ゆきのが全身で表現していた。
ストーリーが月並みなのが残念。

別れる決心(2022年製作の映画)

2.8

恋愛ドラマとしてもミステリーとしても見応えあり。
言葉の裏を読み取る必要があるので難解な部分も。

カメラワークやカット割り、映像美は目を見張るものがあった。
カンヌ映画祭の監督賞受賞も頷ける。

TENET テネット(2020年製作の映画)

-

噂にたがわず難解でした。
とても緻密に考え抜かれたすごいストーリーであることには間違いなく、完全に理解できたらめちゃくちゃ面白いんだろうなぁ。
スコアを付けられない作品は初めて。もどかしい。

弁護人(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

終盤のソン・ガンホの迫真の演技に心が打たれた。孤立無援の弁護に思われたが、結果として多くの人々の心を動かしたことに救われた。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.0

欲に目がくらんだ人々がたどり着く先は身から出た錆。

これ、各章を入れ替えると時系列になるのかな?
なかなか練り込まれたストーリー。原作読んでみたくなった。

演技派揃いの役者陣は皆ハマり役。

渇き(2009年製作の映画)

2.8

常軌を逸した世界観についていけず。
しかしながらさすがのパク・チャヌク監督。独特のカメラワークとカット割り、色使いはセンスに溢れていた。

アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

4.0

当時日本で公開されなかったのには頷ける。が、観るべき映画。
韓国映画お得意の前半と後半のトーンの切り替えが絶妙。

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.3

内容は薄めだが終始緊迫感があった。
ウィ・ハジュンはハマり役。

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.5

チョン・ドヨン×ソル・ギョングは安定の演技力。
しかしながらチョン・ドヨンのアクションにキレがなく凄腕の殺し屋には見えなかった。

スタイリッシュな音楽と映像によって人間の内面の機微がよく描かれていた
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.3

オチは予想外で驚きなのだがそこに至るまでが長く少々退屈。
人種差別の根深さは伝わった。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

憎むべきは宗教ではなくテロ。
テロの真の目的が映画内では明示されていないように思われたがそこは大事なところではないか。

命懸けで客を守ったホテルマン達には頭が下がるが極限状態でそこまでプロに徹せられ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

テーマが重すぎる。
私たちには何もできないのが歯がゆい。
ラストシーンで少しばかりは救われたかも。

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

4.0

脚本が秀逸。
だけれどあんなにうまくペイトンの思い通りにコトが運ぶだろうか。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.5

1作目から30年近く経つのにCG技術があまり進歩していないように思われる。
恐竜もセットもおもちゃに見えた。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

2.8

トランスジェンダーの生きづらさは痛いほど伝わってきたが、凪沙の顛末はあまりにも安易な展開。
服部樹咲はバレエスキル重視でキャスティングされたのだろうが、どうしても演技の拙さが気になった。

君の誕生日(2018年製作の映画)

4.3

物語が進むにつれて明らかになっていく悲しい真実。
遺族のやり場のない気持ちが痛いほど伝わってきて苦しくなった。
実話ベースであるからなおさら。
俳優陣は圧巻の演技だった。

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.3

アクションも頭脳戦も回を追うごとにアップデートされている。
ボーンシリーズで1番好きな作品。

ベテラン(2015年製作の映画)

2.3

豪華スター競演。
ファン・ジョンミンとユ・アインのイカレっぷり対決が見もの。

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.0

ストーリーの大半を占める逃亡シーンは臨場感たっぷりで迫力あり。
ボーンとパメラの関係性が良い。

アザーズ(2001年製作の映画)

4.8

映画を観て鳥肌が立ったのは本作と、オチが似ているあの作品。
何ひとつムダな描写がなく伏線回収があざやか。
ニコール・キッドマンの気高さが際立つ。