なつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.5

原作未読だとちょっと辛いかも。
私は上巻しか読んでないんですが、それでも「読んでて良かったぁ」と観ながら思った(笑)

簡単に言ってしまうと、ひとつひとつのエピソードがショートカットで全体のストーリー
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

3.6

物が無くなるということは、それに付随する思い出も関係性も失うということ。
そう考えると、要らないものなんて何も無い気がしてくる。
普段は特に意識していなかった大切なものも見えてくる。

濱田岳が最後の
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

3.8

内容はとてもシンプルだけど、優しくてあたたかい気持ちになれる作品。

猫が幸運を連れてきたのではなく、猫をきっかけに、彼が変わっていった。
私もそうでしたが、動物を飼うと、自然と世間との関わり方や、視
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.2

ないわー、絶対ないわー、イケメンで、ヒモではなく、料理が上手くて、下心もないなんて…恋愛映画だと思うと、色々突っ込んでしまいそうなので、これはファンタジーだと思って観たら結構楽しかったですw

前半は
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ランス・アームストロング ツール・ド・フランス7冠の真実(2013年製作の映画)

3.4

「疑惑のチャンピオン」を観て、本人の言葉が聞きたくなり鑑賞。
そして、彼のインタビューを聞けば聞くほど、背筋が冷たくなった。

勝つ事が全て。
ドーピングも、それを隠すことにも罪悪感は感じられない。バ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.8

ありきたりな感想ですが、涙が溢れて止まりませんでした。
すべて分かってから観ると尚のこと。

前半の、3人が纏う慎ましくも温かな空気感がたまらなく愛しいです。
フラットに接してくれるマルコの学校の先生
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.3

時々無性に観たくなるエヴァ。
今日も壱話からガッツリ観てしまいました。
やっぱり新劇場版ではなく、テレビシリーズなんです。今作でようやくテレビシリーズが完結、何度映画館に行ったことか。

対使徒ではな
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.5

ミニオンズ観たら、やっぱりグルーと一緒のミニオンが観たくなったw

今作は悪党の欠片も見当たらない、家族想いのグルーが素敵。ちょっと惚れるw
敵もおマヌケで誰も傷つかない、楽しく愉快なファミリー映画。
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.3

新作観れそうもないのでこちらを。
グルーと出会うまでのミニオン達の物語。
でもストーリー的な事はいいんです。
とにかくミニオンが可愛いので!w

終始何を言ってるか分からないミニオン語ですが、それも含
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

ピーター可愛い!!
青くて素直で勢いがあって…というか勢いが先走りすぎ(笑)でもそんなポンコツ感がまた良い!

アクションシーンは、戦い慣れていないピーターの不器用な感じが見え隠れしつつも、スピード感
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劇場版ポケットモンスター キミにきめた!(2017年製作の映画)

3.6

オープニング曲の懐かしさで、もう掴まれました。やっぱこれだよねー。

ストーリーとしてはベタ中のベタですが、それでいいんです!
泣きましたよ、ピカチュウにやられましたよ。

ポケモンとの出会いはアニメ
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.1

ラブコメと言うよりは、女の友情のお話。
そして、ローレライはマリリン・モンローじゃなかったら、成り立たないと思わせてくれるハマり役でした。

序盤、ドロシーは何故ローレライみたいなバカ女と友達をやめな
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ショウほど素敵な商売はない(1954年製作の映画)

3.0

ショービジネスの世界で生きる一家の物語。

マリリンが想像以上に脇役で、しかもあんまり魅力的ではなくて残念…。
3人の子供たちの成長を描いているのですが、意外に重い展開!でも、最後の一瞬でぜんぶ丸く収
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イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

3.7

事故により魂が離脱してしまったミアの目線で描かれるファンタジー。
病院のシーンと、回想シーンがバランスよく映し出される。
病室でのおじいちゃんの言葉には涙が溢れてしまいました。

ユーモアに溢れた温か
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ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)

3.4

わずかな娯楽や学びを求めてホールに集まる貧しい町の人々。
そのささやかな楽しみを抑圧し、排除しようとする一部の権力者。それも卑怯な手ばかり使って。

小さなコミュニティの小さな出来事かもしれないけど、
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

1500本目は、これって決めてました。
1500と言っても、スコアだけでレビュー書けてないものもあるんですが(^_^;)

映画を愛し、楽しむという事の、原点を教えてくれた作品かもしれない。

トトは
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DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.5

テンション高めの青春ものかと思ったんですが、違いました。
華やかさも高いテンションもないけど(笑)彼らの会話や、転がっていく流れが楽しくて、これはこれで良かったです。

地道で真面目に進学を目指す主人
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.6

ブルース〜、切ないよー。

長い孤独の中で、PCの向こうのblueだけが僅かな希望。
でも、そんな静かな生活も、一瞬のミスで崩壊する。

変身しないために、心拍数を管理してるのが健気。愛する女性も抱け
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銀魂(2017年製作の映画)

4.0

こんなに好き勝手やって、関係各所大丈夫ですか?(笑)最高でしたけど(笑)

絶妙な間とか、アニメっぽい言い回しとか、ギリギリのネタとか、全てが世界観にハマってました。
でも戦う時はちゃんとカッコ良かっ
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.3

前半はストーリーはゆるゆる、主人公にイライラ…。
後半はちょっと間違えたら、主人公が病んでると思ってしまいそうですが、ギリギリのラインでおとぎ話であり、児童文学的でもありました。
いろんな親子の、優し
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オートマタ(2014年製作の映画)

3.3

思ってたよりも深い話でした。
評価が割れるのも分かる気がしますが、私は好きでした。

ジャックが自分の知らないところで追い詰められていくのが、ある意味いちばん怖かった。怖いのは愚かさ、愚かなのは人間。
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.2

メガネ男子が好きなんですが、前半だけでした…僕明日の福士くんも最初だけだったな…じゃなくて(笑)

なんでもかんでもリバイバルする訳じゃないところが好感持てました。ラストも懲りすぎず、分かりやすくスト
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.7

ちょっと大人びたオリバーと、子供のようなヴィンセント。この分かりやすいコンビが可愛くて前半はただただ楽しい!

やさぐれダメジジイだけど、言葉では説明出来ない色んな事を教えてくれる。
本人に教えてる自
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チェ 39歳 別れの手紙(2008年製作の映画)

3.3

ボリビア編。
やはり、淡々と出来事だけを描いていて、説明や心理描写などが全くないので、頑張らないと付いていけない…。

前作とは逆で、何もかも上手くいかない、心も身体も消耗するばかりの長い戦い。
馬が
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チェ 28歳の革命(2008年製作の映画)

3.0

淡々と静かに進んでいくストーリー、更に私は歴史に弱いので、なかなか内容が頭に入ってこなかった…。

バティスタ政権がどんなものだったのか、当時のキューバと米国の関係…もっとちゃんと予習してから観るべき
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.0

やっぱバルボッサ好きだー!
すいません、どうしても叫びたかったw

最高に楽しい時間でした!
今回はちょっとジーンとくるシーンもあったりして、ワクワクドキドキと、笑いと、迫力の映像を詰め込んだ、文句無
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.7

うわぁ、そういう復讐か!
こんなの、一生心にモヤモヤが残るわ。
うっかり拍手をしそうになりましたw
後味は良くないですが、好きな脚本です。

彼を責められないのは、サイモンが大人になってもやっぱりクズ
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デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

3.7

こんな事件や裁判があったなんて、知りませんでした。

警察の捜査も、やる気のない判事の裁判も、本当にいい加減!
全てにおいて何の裏付けもない。
「犯人探し」ではなく「犯人作り」の過程を見せられてる気分
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.6

「個」の象徴であるクイーンと、チームの絆で戦う千早達の対比がメインに描かれた下の句。

上の句から、さらに絆が深まったチームは、観ていて「ひとりじゃない」っていいなぁ。と思わせてくれる。
自分の青春時
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

3.8

青春だー!
ありきたりな感想だけど、個々がひとつのチームになっていく過程が好き。
意外性は無いけど、それを超えるくらいの瑞々しさがある。

大江さん可愛いし、机くんの表情が段々輝いていくのが嬉しくなる
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エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.7

マイケルのくるくる変わる表情、巧妙な、それでいて吐露するような語り口。どこまでが嘘でどこからが真実なのか、考えている時点で、もう会話劇に引っ張りこまれてる。

マイケルにとっての象、そしてチョコ。全て
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.9

綺麗で純粋で健気で切なくて。
澄んだ朝の空気みたいな作品。

イスは、まさにヒロイン!でした。
外見の美しさはもちろん、前向きでチャーミングで賢くて、とても魅力的。
毎日姿が変わる相手と付き合うなんて
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疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.4

ドーピングだけで7連覇も出来るんだろうか。と、素朴な疑問を持った。

実話ですが、レースへの夢が壊れるとかよりも、そこまで徹底すると、もはやドーピングもトレーニングも労力的には同じに見えます。もっと別
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.8

もっと「私の絵を返しなさい!」って、マリアがガンガン闘いに行く話かと思ってたのですが、違いました。

オーストリアでの楽しかった思い出と、辛く悲しい出来事と、全てがあの絵に重なっていく。
回想シーンと
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.6

40年住み続けた部屋を売りに出し、新居を探し、近くの橋でテロ騒ぎが起き、愛犬が入院し…という怒涛の数日間の物語。

なんて素敵な夫婦(*´꒳`*)
互いを思い合い、認め合い、尊重し合う。こんな素敵なパ
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.5

今回のメインは敵とのバトルより、兄弟ですな!

牢で見せた幻覚じゃないロキの姿に、ちょっときゅんとしましたw
そして牢から出た時のハシャギっぷりは、嬉しくて兄にくっついて歩く「弟」って感じで、微笑まし
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